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    さんだる

    🍊みかん好きのオルカ

    DONEメモ: ベアフットサンダルはサンダルではない


    足元を死守した探偵リーズニングと彼にサンダルを贈るスヴェンガリさんの話。


    最大のネタバレ↓

    ハピエン!

    ベアフットサンダル、調べてみてください!!アレがエッチに見える目を持ってしまった私は…一体……同志いないかな…?
    靴下に関するアレコレって最高にスケベですよね…いやぁ…活かしていきたい。何にとは言わないけど…!
    メモ: ベアフットサンダルはサンダルではない「先生」
    「………」
    「先生?」
    「………」
    「リーズニングセーンセ?」
    「黙れ」
    「やっとこっち向いた」
    「………」
    「ああ、残念」

     ぱき、と筆の先が折れる。これで何本目だ。深呼吸をして引き出しからストックを取り出す仕草は慣れてしまった。
     スヴェンガリは探偵を職業とするリーズニングの事務所によく来る。といっても依頼があったのは最初の一回だけ。それ以降は多忙のリーズニングにちょっかいを掛ける為だけに顔を出すのだ。

    「先生はつれない男ですね。つまらない」
    「なら来ないでくれないか」
    「貴方が入れたのに」
    「入れなければドアを壊して好きに出入りしてやると脅したのはお前だ」
    「そうですが?ああ、先生。私は寂しくて死にそうだ」
    「此処以外で好きに死ぬといい」
    3262

    akdew_rs

    MAIKING愛しているものがあったら、自由にしてあげなさい。
    もし帰ってくればあなたのもの。
    帰ってこなければ、はじめからあなたのものではなかったのだ。

    ルシフェルは自由にさせようとして実は出来ず、サンダルフォンは自由に出来るけど帰ってこないと思い込んでいる。そんな恋愛話を書きたかったのですが長くなったので、とりあえず《前編》
    空の世界は、島ごとに独自の文化を持つ。
     それは進化を見守っていたルシフェルも勿論知っている。そして、彼の心を惹くもののひとつであった。サンダルフォンをはじめ、多くの人々の尽力によって復活を果たした当初、その好奇心は役割の為にプログラムされたものかと思っていたものだが。どうやらそれは、ルシフェル自身が持つ気質の一つであると今は理解していた。

     知らないもの、新しいものを知りたい、体験したいという欲。

     特異点に誘われれば二つ返事でついていき。独特な文化や経験をしていたと聞いた団員にはルシフェル自ら話を聞きに行く。
     サンダルフォンに対しての情とは異なるけれども、自発的に行動をとるほどにはその感情は大きい。まるで幼子のようですよ、と。いつだったかサンダルフォンが楽しげに笑ったものだが、正直相違ないだろうとルシフェル自身、思っている。
     再顕現を果たしてからというもの、何もかもが目映く、新鮮だった。

     特にサンダルフォンとふたりで何かをするという経験は、珈琲を一緒に楽しむことに匹敵するぐらいに、心が躍る。

     だからこそ、今回補給の為に降り立った島で戯曲が特に栄えているのだと団員のひ 4647

    aoi_sssnote

    MEMO愛ゆえにサンダルフォンが泣いてもやめないル様、についてのネタメモ。

    支部に「Seventh Heaven」てタイトルで上げた話で書きかけてて、途中で放り出してる話の続きです。
    あの場所で再会後に転生して人間に生まれ変わったルシサンで、無事再会できて両者ともに記憶もあって、当然のように急速に親しくなるしお互い最優先の生活し始めるんだけど、そのうちサンダルフォンの方が悩み始める。
    人間として生きてきて普通に生活してるから、今は自分にもだけどル様にも当然家族がいるし友人がいる。昔みたいにお互いしかいない、みたいな状況じゃない。役割も何もなく自由に生きれる。
    ル様が会社の同僚女性あたりに慕われてる姿とか見て、ただの人間である今なら例えば女の人と結ばれて子供をもうけることもできるし、むしろこの世界では自分との関係を再構築しようとするよりそっちの方がル様にとっては幸せなのでは?とか思い始める。

    お互いの家を行き来して、たまには泊まったりもしてたのに(全然清い、手も繋いだことない)、微妙に距離を置こうとし始めるサンダルフォン。
    ル様は何となく、離れようとしてるのか、ということに気付く。理由も、フォンの言動とかから薄っすらと察してはいる。でも、だからこそ離れない。むしろぐいぐいいく。
    でも好きとか愛してるとか言わないから、フォンはル様のそれは昔と同じ親愛で、失敗してしまっ 2239