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    魔物

    k_Salala

    TRAININGジェイ←フロに見せかけたジェイ→←フロが番になるまでとそれに嫌々巻き込まれるアズールのよくある話です。フロイドの記憶力や音楽の才能を拡大解釈し表現しています。彼はきっと海の魔物。無名のモブが沢山喋ります。
    R4.12末現在までの原作ゲームの内容は一通り履修していますが、忘れている部分があるかもしれません。色々捏造を含みます。某ミュージカル映画を批評する目的で書いたものではありませんのでご容赦を。
    束縛の咬魚は誘惑と番いたい【2】*****


    トントンと食材を切る音。ジュワっとフライパンで料理を仕上げる音。カチャカチャという食器を片す音に流水音。それにタンタンと軽やかにリズムを奏でる楽しげな尾鰭の靴音。これまでずっと共にいた片割れにとっては聞き慣れている優しく軽やかな歌声が作業音に彩りを添えている夜のラウンジのキッチンで、ジェイドは目的の人物に声を掛けるタイミングを計り兼ねていた。

    『〜〜♪ 〜♪ 〜♪』

    今夜の気まぐれなシェフはご機嫌麗しいらしく、歌を口遊みながら明日のための仕込み作業をするのに夢中のようだ。ホールへの出入り口に背を向けて台に向かっているフロイドは、少し前から様子を窺っているジェイドにまだ気づいていない。代わりに他のキッチンスタッフの一人がジェイドを認め、わざわざ近くにやって来て小声で話し掛けてきた。何事かあったのだろうか。
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    醒(せい)

    DOODLEサクライロさんの水着漫画を拝見して、辛抱溜まらず妄想してしまったクロスオーバーものの猗窩童です/(^0^)\ サクライロさんの素敵漫画はこちら→https://poipiku.com/794060/7186713.html

    注意事項
    拙宅の世界にサクライロさんの主フロさんたちをお邪魔させるという話を書かせてもらっていますが、逆に猗窩童がDQ5の世界に転移するというのは以前から頭の中に形があったので、今回さわりだけ書かせてもらいましたが内容とは微塵も関係ありません/(^0^)\
    今回の被害者は間違いなくヘンリーさんだと思う。超ごめんなさいヘンリーさん…。

    ・この話はサクライロさんの主フロと拙宅の猗窩童のクロスオーバーものです。
    ・にも拘らずフローラさんと童磨の出番はありません。
    ・テュールさんも座殿もめっちゃ愛妻家。
    ・被害者:ヘンリーさん
    ・アホギャグなのでIQ3で読んでください。

    以上を踏まえてどうぞ。

    以下コソコソ話。
    DQ5の世界に来た座殿とどまさんのモンスター属性は書いてある通りですが、座殿はまさに鬼時代の姿そのままです。
    どまさんは外見は変わらないものの、若干衣装がホークブリザードのふさふさが首に付いている感じ+色が寒色系のアレンジになっています。

    ちなみにこのモンスターにした理由は
    座殿…血鬼術がキラパンの特技に似ている(羅針→気合ため)のと、外見がプリズニャンまんまなため。
    あと、血鬼術が武道家特技としても違和感がないし、DQモンスターの中で舞踏家っぽいのがキラパンなので。
    どまさん…本当はイエティとビッグアイとホークブリザードでしたが、色々考えてビッグアイ+ホークブリザードの魔物属性に。
    前者はあのふさふさした体毛とおっとりとしたイメージが。後者はどまさんの最凶最悪の血鬼術の一つである結晶ノ御子がホークブリザードの仲間呼びと性能がほぼ同じなため。

    ホークブリザードは仲間を呼んだ! 凍える吹雪を吐いた! ザラキを唱えた!
    〇〇は息絶えた! 〇〇は息絶えた! 〇〇は息絶えた!
    うっ、トラウマが…_| ̄|○
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    onsen

    DONEドラスタ仲良し
    グラブルコラボイベでお空にいるときのドラスタ3人の話。グラブルがまだアルビオンをクリアしたぐらいのところなのでちょっとグラブル側の設定がよくわかっていないかもしれません。
    腐向けではたぶんありませんがドラスタが仲良しです。
    お空で魔物との戦闘で大怪我を負った翼を心配する薫先生と輝。

    初出 2015/10/24 支部
    冷たい空に誓いを「桜庭、そろそろ寝ろ。おまえも限界だろ」
     天道が声をかけても、桜庭は小さく首を振るばかりだ。その怜悧に整った顔は今憔悴に染まり、その細い腕は、指先は、微かに震えながら、動かない柏木の微かに上下する胸に添えられていた。
     先ほどまでの苦しげな呻きは治まり、今はその呼吸は穏やかだ。危機は脱した、とは桜庭が言ったことだしそれならば間違いないのだろうと思う。けれど、その顔に安心した様子は微塵もない。
     いつもの彼らの日々の中でならば、想像さえしないような怪我をした。動物園やアフリカですら出会うことはありえないだろう奇怪な獣のおぞましく歪んだ大爪が、柏木の胸を抉った。
     噴き出す赤。悲鳴さえなく崩れ落ちる仲間。狂ったようにその名を呼びながら、それでも自動化されたように、その身体は柏木の命を繋ぎ止めるべく動く、桜庭。自分ができたことは、はじめは動揺して動けずいた桜庭に声をかけ、ほんの僅か、頭のごく一部の落ち着きを取り戻させたことだけだった。
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