カゲロウ
幼女(4歳)
MEMO行商人のカゲロウさんを観察したり考察したりしました自由研究ネタのタレコミやご意見ご感想はこちらまで
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ねねねのね
MOURNINGツードロに投稿した錆義です。お題は「かげろう」でした。蜻蛉 昔、蜻蛉の一斉羽化を見たことがあった。
あれはまだ狭霧山にいた頃だ。夏が終わり秋が始まるそのちょうどそのくらいの時期、俺たちの修行は一通りを修め、これから習熟度を上げていこうという段階だった。いつものように相棒と山の中腹にある修行場に向かう途中、小川に渡された丸木橋に差し掛かったところで、ふいに視界が紙吹雪に覆われたように真ッ白になった。驚いて足を止めると、勢い余った相棒がドゥッと背中にぶつかってきた。
「イッテ……どうした義勇」
「いや……」
自分の目がおかしくなったかとたたらを踏む俺の肩口から、彼はヒョイと顔を出し「うっわ」と声を上げた。
「これは……」
紙吹雪はヒラヒラとあたりを舞い、いっかな地上に落ちる様子もない。まるで壁のようだ。後ろから錆兎が手を伸ばし、パシッと舞っていたものを掴む。
2423あれはまだ狭霧山にいた頃だ。夏が終わり秋が始まるそのちょうどそのくらいの時期、俺たちの修行は一通りを修め、これから習熟度を上げていこうという段階だった。いつものように相棒と山の中腹にある修行場に向かう途中、小川に渡された丸木橋に差し掛かったところで、ふいに視界が紙吹雪に覆われたように真ッ白になった。驚いて足を止めると、勢い余った相棒がドゥッと背中にぶつかってきた。
「イッテ……どうした義勇」
「いや……」
自分の目がおかしくなったかとたたらを踏む俺の肩口から、彼はヒョイと顔を出し「うっわ」と声を上げた。
「これは……」
紙吹雪はヒラヒラとあたりを舞い、いっかな地上に落ちる様子もない。まるで壁のようだ。後ろから錆兎が手を伸ばし、パシッと舞っていたものを掴む。
claberry_game
MOURNING師弟が恋バナをすれば、そのそれぞれの相手は…、と言う話。恋は下心、愛は真心の同軸の話
カゲハン♀とウツハン♂混合物です
オリハン♂のクラウスとカゲロウさんが団子つつきつつ駄弁ります
誰そ彼「お隣、よろしいですかな」
何でどいつもこいつも人がうさ団子食ってる時に隣に座ろうとしてくるんだ
「…勝手にしろ」
「では失礼して」
そう隣に腰を降ろして来たのは、顔を面布で隠した謎多き行商人のカゲロウその人であった
意外とこの男はその日の商いが終れば里内を散歩していたりするのだ
それはそれとして、自分はこの男とそんなに親しい訳でも無い。行商人と客としてそれなりに会話する事は有れども、それだけ。何か此方を見ている様な気がしてならないが顔が此方に向いているだけで何処を見ているか、何の用事が有るかなぞ誰にも分からないのだ
だが、心当たりなら何となく有る。有るには有る、が
自分に聞く義理が有るかと言えば、無い
「ところで、クラウス殿」
2000何でどいつもこいつも人がうさ団子食ってる時に隣に座ろうとしてくるんだ
「…勝手にしろ」
「では失礼して」
そう隣に腰を降ろして来たのは、顔を面布で隠した謎多き行商人のカゲロウその人であった
意外とこの男はその日の商いが終れば里内を散歩していたりするのだ
それはそれとして、自分はこの男とそんなに親しい訳でも無い。行商人と客としてそれなりに会話する事は有れども、それだけ。何か此方を見ている様な気がしてならないが顔が此方に向いているだけで何処を見ているか、何の用事が有るかなぞ誰にも分からないのだ
だが、心当たりなら何となく有る。有るには有る、が
自分に聞く義理が有るかと言えば、無い
「ところで、クラウス殿」
claberry_game
MOURNING覚悟を決めたうちの弊オリハン♀が好きな人をグイグイ狩猟しにいってカゲロウさんをジリジリ追い詰める話。ラストらへんにウツハン♂の成分が混入されております
プロポーズの日のネタ〜カゲハン♀ver〜「貴方が欲しいの。ずっとずっと、貴方だけが欲しかったの、手に入れたくて私だけを見て欲しくて。お願い、私のものになって?」
そう、数多の戦いで少し硬くなりながらも柔く白い可憐な手で、自分の袖で見えぬ両手を握り込んで彼女はまるでこの面札に隠れた目が見えているかのように上目遣いで言ったのだった
◇◇◇
思えば自分はこの少女を幼少の頃より見知っている。
可愛らしい小鳥が囀る様に語り、自分に懐いているのだろうと察せれる程には常日頃より傍に近寄ってくるので、里の老父達のソレと同じ様に小さな花の蕾を可愛がるように接してきた筈である。
あの蕾が、この様な強く美しい花を咲かせるとは誰が想像できた事だろう
「ね、カゲロウさん。おねがい」
942そう、数多の戦いで少し硬くなりながらも柔く白い可憐な手で、自分の袖で見えぬ両手を握り込んで彼女はまるでこの面札に隠れた目が見えているかのように上目遣いで言ったのだった
◇◇◇
思えば自分はこの少女を幼少の頃より見知っている。
可愛らしい小鳥が囀る様に語り、自分に懐いているのだろうと察せれる程には常日頃より傍に近寄ってくるので、里の老父達のソレと同じ様に小さな花の蕾を可愛がるように接してきた筈である。
あの蕾が、この様な強く美しい花を咲かせるとは誰が想像できた事だろう
「ね、カゲロウさん。おねがい」
ひこ太
REHABILIカノさん。後々版権のフリートで載せようと思ってる。某犬かってない人と似てるなあという理由だけで描いた。というか絵柄どうしたのwwwあからさまにBLにハマってる絵なんだよなあ…2021.7.20 追記
修正版に変更