ヒーローズ
hasami_J
DONEデッドラインヒーローズ事件モノ。長くなりましたがこれにて完結。前話はタグ参照。メインキャラは自PCのブギーマンとソーラー・プロミネンス。お知り合いさんのPCさんを勝手に拝借中。怒られたら消したり直したりします。全てがただの二次創作。
『ブギーマンとプロミネンスが事件の調査をする話④』 開会を数日後に控えた夜のスタジアムに、照明が灯る。
展示品や出展ブースが並べられたグラウンドが、スポーツ中継の時は観客席として用いられる変形型座席エリアが、屋内に用意されたスタジオを俯瞰するVIPルームが、華々しい表舞台からは遠く離れたバックヤードが、そのスタジアムの中の照明という照明が光を放っていた。
そこに演出意図はなかった。ただスタジアムに満ちていた闇を照らすことだけを目的とした光だった。かくして夜の己護路島内に、けばけばしいほどの光に包まれたオノゴロ・スタジアムが浮かび上がる。
スタジアムの全ての照明が灯ったことを確認し、ラムダは制御システムをハッキングしていたラップトップから顔をあげた。アナウンスルームに立つ彼女からは、煌々と照らされたスタジアムの様子が一望できた。天井からは己護路エキスポの垂れ幕が悠然と踊り、超人種の祭典を言祝ぐバルーンが浮いている。
20127展示品や出展ブースが並べられたグラウンドが、スポーツ中継の時は観客席として用いられる変形型座席エリアが、屋内に用意されたスタジオを俯瞰するVIPルームが、華々しい表舞台からは遠く離れたバックヤードが、そのスタジアムの中の照明という照明が光を放っていた。
そこに演出意図はなかった。ただスタジアムに満ちていた闇を照らすことだけを目的とした光だった。かくして夜の己護路島内に、けばけばしいほどの光に包まれたオノゴロ・スタジアムが浮かび上がる。
スタジアムの全ての照明が灯ったことを確認し、ラムダは制御システムをハッキングしていたラップトップから顔をあげた。アナウンスルームに立つ彼女からは、煌々と照らされたスタジアムの様子が一望できた。天井からは己護路エキスポの垂れ幕が悠然と踊り、超人種の祭典を言祝ぐバルーンが浮いている。
hasami_J
DONEデッドラインヒーローズ事件モノ。続きます。全三話予定でしたが長引いたので全四話予定の第三話になりました。前話はタグ参照。メインキャラは自PCのブギーマンとソーラー・プロミネンス。お知り合いのPCさんを勝手に拝借中。怒られたら消したり直したりします。
『ブギーマンとプロミネンスが事件の調査をする話③』 彼女の父親はサイオンで、母親はミスティックだった。
二人は出会い、愛を育み、子を産んだ。
少女は超人種ではなかった。
何の力も持たぬノーマルだった。
少女の両親はそれに落胆することはなかった。あるいは落胆を見せることはしなかった。親として子を愛し、育て、慈しみ、守った。
けれど少女はやがてそれに落胆していった。自らを育む両親へ向けられる、不特定多数からの眼差しが故にだ。
超人種の多くは超人種だけのコミュニティを作る。それは己護路島であったり、その他の超人種自治区であったり、あるいは狭い収容所の中であったりするけれど。
旧世代の中にその身を置き続けることを選ぶ者もいるが、それは稀だ。
誰よりも早い頭の回転を持つテクノマンサーに、及ばぬ旧世代が嫉妬せずにいられるだろうか。依存せずにいられるだろうか。その感情に晒されたテクノマンサー当人が、そこにやりづらさを、重さを、生き難さを感じずにいられるだろうか。
15418二人は出会い、愛を育み、子を産んだ。
少女は超人種ではなかった。
何の力も持たぬノーマルだった。
少女の両親はそれに落胆することはなかった。あるいは落胆を見せることはしなかった。親として子を愛し、育て、慈しみ、守った。
けれど少女はやがてそれに落胆していった。自らを育む両親へ向けられる、不特定多数からの眼差しが故にだ。
超人種の多くは超人種だけのコミュニティを作る。それは己護路島であったり、その他の超人種自治区であったり、あるいは狭い収容所の中であったりするけれど。
旧世代の中にその身を置き続けることを選ぶ者もいるが、それは稀だ。
誰よりも早い頭の回転を持つテクノマンサーに、及ばぬ旧世代が嫉妬せずにいられるだろうか。依存せずにいられるだろうか。その感情に晒されたテクノマンサー当人が、そこにやりづらさを、重さを、生き難さを感じずにいられるだろうか。
オレオクラッシャー
DONE #ヒーローズ・シンドローム一話:英雄少女
英雄少女「…あ?」
見知らぬ少女に名前を呼ばれ、突然訪れたまるで映画の冒頭の一場面のような突拍子も無い展開に、ロロは思わず間の抜けた声を漏らす。少女はロロの反応に首を傾げた。
「私は今日から君とコンビの…」
「聞こえなかった訳じゃねえよ」
律儀に名乗り直そうとする少女を制して、頭痛を抑える様に指先を顬に当てる。月並みなボーイミーツガールの如く現れた金髪の少女はロロの反応が理解し難いようだった。
「君には通達済みだと聞いてたんだけど…もしかして届いてなかった?」
そう言えば、とロロは昨晩受け取った封筒の事を思い出す。
日は沈み、月も高く昇った頃に現れた封筒の配達人は妙に神秘的な容貌をしていたので、記憶を手繰るのにそう時間は掛からなかった。褐色の肌に月光を淡く弾く白の長髪を携えて、睨め付けるような底知れない目をしたロロよりも大柄な男は一昼夜でそう忘れられるものではない。
9190見知らぬ少女に名前を呼ばれ、突然訪れたまるで映画の冒頭の一場面のような突拍子も無い展開に、ロロは思わず間の抜けた声を漏らす。少女はロロの反応に首を傾げた。
「私は今日から君とコンビの…」
「聞こえなかった訳じゃねえよ」
律儀に名乗り直そうとする少女を制して、頭痛を抑える様に指先を顬に当てる。月並みなボーイミーツガールの如く現れた金髪の少女はロロの反応が理解し難いようだった。
「君には通達済みだと聞いてたんだけど…もしかして届いてなかった?」
そう言えば、とロロは昨晩受け取った封筒の事を思い出す。
日は沈み、月も高く昇った頃に現れた封筒の配達人は妙に神秘的な容貌をしていたので、記憶を手繰るのにそう時間は掛からなかった。褐色の肌に月光を淡く弾く白の長髪を携えて、睨め付けるような底知れない目をしたロロよりも大柄な男は一昼夜でそう忘れられるものではない。
hasami_J
DONEデッドラインヒーローズ事件モノ。続きます。全三話予定の第二話。前話はタグ参照。メインキャラは自PCのブギーマンとソーラー・プロミネンス。お知り合いのPCさんを勝手に拝借中。怒られたら消したり直したりします。
『ブギーマンとプロミネンスが事件の調査をする話②』 自分は恵まれている人間だと思う。
超人種としての能力のことを自覚したのは8歳を迎えた頃だった。母が闘病の果てに癌で死に、それから間も無くのことだ。日の光のもとに立った時、自分の体がぼんやりと光っていることに気づいた。
最初は、日陰に入ればそう間も開かず落ち着く程度の光だった。直射日光の下で、キラキラと光る自分の産毛を見ながら、これは死んだ母が天使になって祝福をしてくれているのだろうかと、呑気なことを考えていた記憶がある。
母の死で父は忙しそうにしていたし、自分は従来能天気な子供だったのもあり、そう深刻に受け止めてはいなかった。あるいは子供ながらに遠慮していたか、母の死で相応にショックを受けていたからかもしれない。とにかく、最初はそういうこともあるのだろう程度で、大して気にしていなかった。
15980超人種としての能力のことを自覚したのは8歳を迎えた頃だった。母が闘病の果てに癌で死に、それから間も無くのことだ。日の光のもとに立った時、自分の体がぼんやりと光っていることに気づいた。
最初は、日陰に入ればそう間も開かず落ち着く程度の光だった。直射日光の下で、キラキラと光る自分の産毛を見ながら、これは死んだ母が天使になって祝福をしてくれているのだろうかと、呑気なことを考えていた記憶がある。
母の死で父は忙しそうにしていたし、自分は従来能天気な子供だったのもあり、そう深刻に受け止めてはいなかった。あるいは子供ながらに遠慮していたか、母の死で相応にショックを受けていたからかもしれない。とにかく、最初はそういうこともあるのだろう程度で、大して気にしていなかった。
hasami_J
DONEデッドラインヒーローズ事件モノ。続きます。全三話予定。メインキャラは自PCのブギーマンとソーラー・プロミネンス。お知り合いのPCさんを勝手に拝借予定。怒られたら消したり直したりします
『ブギーマンとプロミネンスが事件の調査をする話①』 バスのステップを軋ませながら降り立てば、錆び付いた標識版が眼下で揺れていた。それが確かに目的地の名称を刻んでいることを確かめ、腰をかがめて上屋をくぐる。背後でポカンと一連を眺めていた運転手がはたと我に返り、エンジン音を吹かせながら走り去っていくのを背で聞いた。
巨躯であった。上背はもとより、肥大した筋肉が鎧のように全身を覆っているのが、痛々しいほど引き伸ばされたシャツ越しにも分かった。かつては丸首であっただろう襟元はほぼ直線に結ばれ、胸元に配された企業ロゴは恨みでもあるのかと言わんばかりに横に伸びきっている。それほどの肉体を持ちながらシャツの下に未だ何かを隠していると見えて、筋肉由来とは異なる凹凸がちらほらと確認できた。
10917巨躯であった。上背はもとより、肥大した筋肉が鎧のように全身を覆っているのが、痛々しいほど引き伸ばされたシャツ越しにも分かった。かつては丸首であっただろう襟元はほぼ直線に結ばれ、胸元に配された企業ロゴは恨みでもあるのかと言わんばかりに横に伸びきっている。それほどの肉体を持ちながらシャツの下に未だ何かを隠していると見えて、筋肉由来とは異なる凹凸がちらほらと確認できた。
ながさこ
TRAININGベストヒーローズ、無事にS到達記念。ハイスコア更新とかは興味ないので今月はこれにて撤退。
自操作レイスはなるべく中央で風雷神剣で突進して術師を守る。
溜め秘技もうまいこと当てれるならアリ…?
被ダメ低いので溜めを妨害されにくいかんじ。
あとは普通にムーンセレナーデぶっぱ&レムに頼りまくり&タイダル。
まあ…使用者少なめっぽい?ですからあれですが
自分、レイス1位取りまくってました笑
オレオクラッシャー
DONE #ヒーローズ・シンドローム政府組の番外編
本編出てないのに番外を出すな
ヒーローズ・シンドローム番外「はァ…」
この国の国家元首たるレイア・グラッドストンはひたすらに捺印を続ける手を止め、額を押えて一度深く息を吐いた。
「…ん」
紙屑と化した書類の束を抱え、処分の為持ち出そうとしていた側近が振り返る。
「…疲れたか?」
「問題無い…否、それの処理が終わったら珈琲を頼む」
相変わらず言葉数の少ない端的な問いに返す。
「承知した」
アンドゥがドアノブに手を掛けようとした瞬間、外から扉が開かれた。
「レイアさん、コーヒーをいれてきたよ」
顔を覗かせたのは、アンドゥの弟の少年…リドゥである。
「君は気が利くな…丁度君の兄に頼んだ所だった」
軽く微笑んで珈琲を受け取ると、彼の方もどういたしまして、と笑顔で言い、彼の兄に目を向けた。
4336この国の国家元首たるレイア・グラッドストンはひたすらに捺印を続ける手を止め、額を押えて一度深く息を吐いた。
「…ん」
紙屑と化した書類の束を抱え、処分の為持ち出そうとしていた側近が振り返る。
「…疲れたか?」
「問題無い…否、それの処理が終わったら珈琲を頼む」
相変わらず言葉数の少ない端的な問いに返す。
「承知した」
アンドゥがドアノブに手を掛けようとした瞬間、外から扉が開かれた。
「レイアさん、コーヒーをいれてきたよ」
顔を覗かせたのは、アンドゥの弟の少年…リドゥである。
「君は気が利くな…丁度君の兄に頼んだ所だった」
軽く微笑んで珈琲を受け取ると、彼の方もどういたしまして、と笑顔で言い、彼の兄に目を向けた。
オレオクラッシャー
DONE #ヒーローズ・シンドロームプロローグ
ヒーローズ・シンドローム…或いは英雄症候群。現代に蔓延した奇病の名だ。
感染経路も原因も不明、治療法はおろか予防法すら確立されておらず、それどころか患者同士の共通点すら碌に発見されていないなどと、その実態は全くもって解明されていない。
確かなのは、
一つ、発症すると異能が発現すること。
そして、
病状が進行した患者は意思の無い怪物と化すこと。
全く傍迷惑な病だ、と路面電車の線路の上をかつかつと革靴の底を鳴らしながら歩く長身の男は、一つに結った黒の長髪を靡かせながら顔を顰めた。視線の先では現在進行形で異形の怪物が暴れている。男は気怠げな顔で溜息を吐いて、怪物を見据える。
男が片腕をゆるりと上げて怪物を指すと、一際強い風に煽られて空を覆う闇のように拡がった黒髪が突如意志を持った様に蠢き始めた。それは忽ち一束に収束し、定められた照準に向けて漆黒の槍を形作ると、
1305感染経路も原因も不明、治療法はおろか予防法すら確立されておらず、それどころか患者同士の共通点すら碌に発見されていないなどと、その実態は全くもって解明されていない。
確かなのは、
一つ、発症すると異能が発現すること。
そして、
病状が進行した患者は意思の無い怪物と化すこと。
全く傍迷惑な病だ、と路面電車の線路の上をかつかつと革靴の底を鳴らしながら歩く長身の男は、一つに結った黒の長髪を靡かせながら顔を顰めた。視線の先では現在進行形で異形の怪物が暴れている。男は気怠げな顔で溜息を吐いて、怪物を見据える。
男が片腕をゆるりと上げて怪物を指すと、一際強い風に煽られて空を覆う闇のように拡がった黒髪が突如意志を持った様に蠢き始めた。それは忽ち一束に収束し、定められた照準に向けて漆黒の槍を形作ると、
Theith_TLblack
PROGRESS #ヒーローズ・シンドローム試作一話の序盤 取り敢えずの方向性確認
プロトタイプ・プロローグ ヒーローズ・シンドローム…通称英雄症候群、現代に蔓延した奇病である。
感染経路も原因も不明、治療法はおろか予防法すら確立されておらず、それどころか患者同士の共通点すら碌に発見されていないという正に奇病と呼ぶべき徹底した謎ぶりだ。
確かなのは、
一つ、発症すると異能が発現すること。
そして、
患者の遺体は、時折制御不能の怪物と化すこと。
全く傍迷惑な病だ、と街を歩く長身の男は一つに結った黒の長髪を靡かせながら顔を顰めた。視線の先では現在進行形で異形の怪物が暴れている。
男は気怠げな顔で溜息を吐いて、髪留めを外す。 鴉の羽のように拡がったそれは、忽ち意志を持ったようにざわざわと動き始めた。
「大人しく墓に戻ってろ」
1103感染経路も原因も不明、治療法はおろか予防法すら確立されておらず、それどころか患者同士の共通点すら碌に発見されていないという正に奇病と呼ぶべき徹底した謎ぶりだ。
確かなのは、
一つ、発症すると異能が発現すること。
そして、
患者の遺体は、時折制御不能の怪物と化すこと。
全く傍迷惑な病だ、と街を歩く長身の男は一つに結った黒の長髪を靡かせながら顔を顰めた。視線の先では現在進行形で異形の怪物が暴れている。
男は気怠げな顔で溜息を吐いて、髪留めを外す。 鴉の羽のように拡がったそれは、忽ち意志を持ったようにざわざわと動き始めた。
「大人しく墓に戻ってろ」
muskriderW
DOODLEシリウス(エリオスライジングヒーローズより)テスト勉強の息抜き&ポイピクのお試しにされるシリウス。かわいそう。いずれちゃんと描きたい。cv櫻井孝宏キャラ顔は描きやすいんだけど口が一生描けん無理あと成人男性もっとかっこよく描きたい
土佐おさ
DOODLE2021年8月、ヒロアカ映画ワールドヒーローズミッションが公開され、4DXもあり、本誌の展開はとんでもないことになり、ヒロアカのオタク楽しーーーーーーーーーーーー!!!!!!というパッションが爆発した結果の大量のお絵描きまとめ!映画オリキャラも本誌の若干のバレもぐちゃぐちゃならくがきも何でも飛び出すのでご注意ください 14hishuisora
DOODLEスイムヒーローズ第二泳者見ながらちまちま描いてたrkgk終盤はrkgkどころじゃなかったから少ないけど
なぎさとたいようしかないし、たいようの開眼捏造してる(あと裸ある)
ネタバレとまではいかないけど、セッション中の発言からの妄想がある
teto_random5
MOURNING去年の冬にPixivの方に上げたら記録的大爆死したやつです。いやっ広い世界のどこかにはおひとりぐらい気に入ってくださる方が存在してくださるのでは……というはかない未練が捨てきれないのでひっそり供養。内容はFEヒーローズのチャドとケンプフの冬祭りネタです。これまで描いてきた4コマシリーズのサイドストーリーなので、設定等はブログかPixivで4コマの方をチェックしていただければと思います。
冬祭りと贈り物「おい、なにをしている」
戦帰り、ふと気がつくと、4人いるはずの部隊が3人になっていた。ケンプフは馬を止め、振り返って声をかけた。
欠けた1人は、一行から少し遅れたところで、飾られた店を眺めていた。店先に張りついているのではなく、石畳の通りに立ち止まり、そこから店を眺めている。店員に呼び止められない微妙な位置だ。
「……ああ、悪ぃ」
かけられた声に振り向き、答えになっていない言葉を返すと、足りなかった1人……チャドは、たたっと軽く走ってケンプフの馬を追い越した。
アスクの城下街はさほど大きくなかったが、冬祭りが近い今はそれなりの賑わいをみせている。普段は貧相に見える小さな店々も、できる範囲で店先を飾りたてている。
13794戦帰り、ふと気がつくと、4人いるはずの部隊が3人になっていた。ケンプフは馬を止め、振り返って声をかけた。
欠けた1人は、一行から少し遅れたところで、飾られた店を眺めていた。店先に張りついているのではなく、石畳の通りに立ち止まり、そこから店を眺めている。店員に呼び止められない微妙な位置だ。
「……ああ、悪ぃ」
かけられた声に振り向き、答えになっていない言葉を返すと、足りなかった1人……チャドは、たたっと軽く走ってケンプフの馬を追い越した。
アスクの城下街はさほど大きくなかったが、冬祭りが近い今はそれなりの賑わいをみせている。普段は貧相に見える小さな店々も、できる範囲で店先を飾りたてている。