Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    兄貴

    tannsui_kabus

    DONEこんな感じでまったり進む🥓🧀
    🧀に振り回されつつ、結局振り回すのは🥓兄貴という🥓🧀
    酒飲み🥓🧀導入部分「今夜、飲み歩きしねえか?」
    とホルマジオがした提案を、プロシュートは断らなかった。恋人になる前から、ホルマジオとプロシュートは時折二人で飲みに行っていた。しかし今回ホルマジオが提案したのは、飲み歩きだと言う。最初の店では食事をし、次に別の店でのんびりと話を…という飲み方を提案してきたのだ。ギャングで、暗殺を生業とする身では、表立ってデートというわけにもいかない。プロシュートはホルマジオなりに恋人らしいことをしようと考えたことを微笑ましく思ったものの、それをおくびにも出さなかった。下手にいじって「やっぱりヤメよう」とヘソを曲げられても困る。
    「イイぜ」
    と短く応えるに留めた。


    そうやってプロシュートとホルマジオは度々「夜の飲み歩き」と称したデートをするようになった。大抵は二三軒で、必ず最後にはこのバーに辿り着く。そこは無口なバーテンダーが一人で切り盛りしている店で、客の入りが少ないせいか酒も肴も待たずに出てくる。何よりホルマジオとプロシュートの家のちょうど中間に位置していたのだった。それまての店では仕事やその日に起こった笑える話や、自分たちの待遇への愚痴をしていたが、閉店間近のこの店に辿り着く頃にはお互い口数は少なくなっていた。そうやって穏やかな沈黙に身を委ねていると、ホルマジオが
    727

    07tee_

    MEMO妄想100パーセント!!!!!!!!!!
    bllが無くて同じ高校通ってて同じサッカー部でお付き合い始めたrnis♀。今回はseニキ回。満を持してのse兄貴登場。スノウナイトは無かったけどそれと類似した事柄はあったのでse兄貴潰すってなってるけど兄弟仲はマイルドです。se兄貴がかなり丸くなっています。弟差し置いてisg♀と仲良くなってるse兄貴がめちゃくちゃ好物です。
    凛と一緒(10) 潔は思った。
     嘘だろ。まさか、こんなことが起きるって、あり得るか?
     目の前の人物を前にして、衝撃が抜けきれないでいると、固まった潔の反応に目元が険しくなった。
    「あ?じろじろ見てんじゃねえよ」
     凛ならこの後に殺すぞが接続される。そんな思考に飛んだのは、潔と対面している人物が、凛に思いっきり似ていたから…というよりも、凛の家族だからだ。
     糸師冴――――その人物が、潔の目の前にいた。
     遡ること十五分前。休日の昼前、潔は外出着で家から出るところだった。
    「世っちゃん、凛くんのところに行くの?」
    「うん。今から凛と遊ぶ」
    「じゃあ、今日の夕飯は凛くん呼んでね。お鍋の予定だから」
     わかった~いってきま~す。スニーカーを履いて家を出た潔は、凛の寮に向かった。今日は凛の家でホラーゲームをやる予定だった。ホラーは苦手だけれど、凛の為に凛の趣味に付き合っている。今日やるゲームは怖くないと信じたい。
    5895