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    関西弁

    水鳥の

    MOURNING初のイコプリSS。大半が十九歳。関西弁は空気で読んでください。 付き合ってからと言うもの、王子は事あるごとに生駒に好きを伝えたがる。
    「好きだよ、イコさん」
     時も場所関係なく伝えられる言葉に、生駒は不思議そうに尋ねたことがある。
    「なんや、王子、どないしたん?」
    「うーん、何でもないよ。ただ言いたいだけ」
    「それなら、ええ」
     にこにこといつもと変わらない笑顔を張り付けて、王子は生駒に言う。生駒は、本当にそうなら問題ないな、と頷いた。
     
    「で、今も続いてる、と」
     生駒から経緯を聞いていた弓場は、片眉を器用に持ち上げて嫌そうな表情をした。
    「そうや」
     生駒はいつもと変わらない表情で弓場の問いに答えた。
     日差しの気持ちよい午後、ボーダーのラウンジの一角に何故か十九歳組が集まり、何故か近況はどうなのかと言う事になり、何故か、王子と付き合っている生駒の悩み相談が開始された。
    「王子も可愛いところあるじゃないか」
     嵐山が、どこが悩みなんだ? と不思議そうに言う。
    「いや、何回も続くと生駒も鬱陶しいんじゃないのか?」
     嵐山の問いに柿崎が答える。
    「いや、そんなんないな」
     生駒は、当たり前だと言うように柿崎の言葉を否定した。
    「ないのかよ」
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    糸宮 キョロ

    MOURNING大分前に呟いた関西弁マリルイ。あの後書いたやつなんだけどpixivにあげるほどでもないからな〜、どうしようかな〜と悩んだ結果ここにポイすることにしました。関西弁って括りにしてるけど、私はどちらかというと播州弁を喋るので大阪とかと比べると若干違うかも。その点はあしからず。(あとポイピクの利用は初めてなんでなんかおかしかったらごめんなさい)
    〜標準語〜
    洗濯機の前で仁王立ちするルイージとその足元に正座するマリオ。
    「ねぇ、兄さん。」
    「はい………」
    「どうして僕が怒ってるか分かるよね?」
    「はい………」
    「これ、どういうつもりなの?」
    その言葉の後、マリオの前に突きつけられた緑と白のトランクスと赤い帽子。
    トランクスの方は赤い模様が斑についている。
    どうやら一緒に洗って色移りしたらしい。
    「これさぁ、最近おろしたばっかりなんだけど。どこかの誰かさんのせいでこんなになっちゃったんだよ?どう責任とってくれるの?」
    「ごめんなさい………」
    「大体、いっつも言ってるよね。新しい色物は色移りするから別で洗ってって。」
    「はい………」
    「兄さんあの時『分かった』って言ってたじゃん。あれは何だったの?話半分で聞いてたの?『あ〜、またルイージが小言言ってるな〜』ぐらいで聞いてたの?」
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