トクラ
syugaaaa_0000
SPOILERマダミス『ホストクラブ殺人事件-last proof of love-』のネタバレ表現が含まれます。これから上記のシナリオで遊ぶ方、セッション未視聴の方は閲覧非推奨です。強めの捏造表現があります。
pass→推理する暇あるなら「○○○○」しろ 2
こそこそするあきかん
DOODLE左鈴♀(にょただから気を付けて)女子高生すずぽがインナー一枚で部屋の中を
ウロチョロするから叱る図
(押し倒して叱るのはどうかと思うけどね)
すずぽ的にはちょっとくらい意識してくれないかなーって思って
そんな格好してたら予想外にちゃんと怒ってもらえてうれしかったかもしれない(?)
→これの世界線(https://poipiku.com/5543764/8926652.html)と同じ
toma
DOODLEマダミス『ホストクラブ殺人事件-last proof of love-』2023/07/16
見届け記念ネタバレ有りらくがき
※作中のキャラクターであり、ご本人様とは関係はありません※
たのしかったねーお酒飲みながら見てました
#絶望ホスクラ
リョク
DOODLEミュージカル『I'm donut?』、通称ドナミュの悪魔マキアさん(荒牧慶彦さん)
I'm donut?というお店が実際にありますが、制服デザインがかわいいですよね
ちょっとクラピカっぽい服装(´ω`*)
エプロンみたいな服の下に着てるものはどうやら人それぞれみたいです
悪魔マキアさんチョイスなのかな?肩にかわいい飾りがついたシャツがお似合いでした°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
sakura9sakurar
PAST5Ds詰 2021~22くらいです 絵はまあそういう事で古いけどいろいろ気に入ってるものは多い 問題はPC買い替え前に描いたものを載せられないことが今判明したということくらいで 11Pii/Rikka
SPOILER舌が肥えたトルガルかわよ😭❤️あとクライヴがトルガルに話しかけるときの声が
昔から優しい声色で変わらないのもいい。。
後ろ姿のトルガルも、美味しい骨に喜ぶトルガルも最高にかわよい🫶 3
豆GO
DOODLEらくがき「いつか作戦教えてね」
とあるクラスメイト男子から見たきらり。
きらりが夢に出てきた記念。
夢できらりとクラスメイトの男子が会話していた。
男の子はいつも何かしらの作戦みたいなのをノートにカリカリ書いている、じめっとした子で、策を練るのが好きだときらりに話していた。
きらりはそれを面白いねーという風に聞いていた。
この後の展開もあったのですが、文字数が足りず…。
ケミカル飲料(塩見 久遠)
DONEミキとクラ♀。ミキクラ♀成立済。親友と話す時は口調が砕けているミッキと、無自覚やきもち焼きのクラさん♀。2023/3/19にTwitterにアップしたものの再掲です。
焼きあがったのは、もちもちのおもち 彼には親友がいる。その付き合いは長く、人生の半分以上に及ぶようだ。一緒に遊んだり、電話やパソコンといった電子機器でやりとりしたりするだけではなく、仕事の手伝いをすることもあるのだという。きっと、お互いが特別な存在なのだと思う。
勿論、その関係に割って入ろうとは思わない。いくら恋仲とはいえ、人の交友関係に口を挟むなんて、論外だ。
ただ、時折、酷くもどかしい気持ちになるのは、事実として認めなければならない。
今がまさに、その時だ。
今日は、仕事をいくつも掛け持っている彼の時間が珍しく空いていた。かといって、どこかに出かける気にはならなかった昼下がり。彼の自宅で、互いにテレビを見たり、本を読んだり、方向性を決めないおしゃべりに興じたりとのんびり過ごしていた。
1687勿論、その関係に割って入ろうとは思わない。いくら恋仲とはいえ、人の交友関係に口を挟むなんて、論外だ。
ただ、時折、酷くもどかしい気持ちになるのは、事実として認めなければならない。
今がまさに、その時だ。
今日は、仕事をいくつも掛け持っている彼の時間が珍しく空いていた。かといって、どこかに出かける気にはならなかった昼下がり。彼の自宅で、互いにテレビを見たり、本を読んだり、方向性を決めないおしゃべりに興じたりとのんびり過ごしていた。
ケミカル飲料(塩見 久遠)
DONEノスとクラ。心の中に庭を持っているノスと芽吹くはずのなかった花達と、春を運んできたことに無自覚なクラ。ノスクラ思考の人が書いています。いつも以上に雰囲気文章。2023/3/17にTwitterにアップしたものの再掲です。
雪割りて、響くは春の芽吹く音 心の中に庭がある。そこは、ただひたすらにだだっ広い空間で、柵も段も何もない。あるのは、どこまでも続く固い土が敷かれた地面と、一面の雪景色。正直なところ、これを庭と呼んでいいのか分からないような代物だ。しかし、土の下には種やら球根が眠り、雪の下には苗が蹲っているのだから、これは確かに「庭」なのだ。
どう足掻いたところで手に入らないものへの渇望、手を伸ばしたのに掴めなかったものへの執着、確かに触れたのに掌から零れ落ちていったものへの悔恨などなど。水に流すにはどろどろに煮詰まっていて、風に乗せるには余りに重過ぎる。生きていると、そういった心のわだかまりを抱えざるを得ない。しかし、そんなものをおいそれと手放せる訳もなく、かといって、昇華することもできない。行き場のない気持ちばかりが膨れていった。
3914どう足掻いたところで手に入らないものへの渇望、手を伸ばしたのに掴めなかったものへの執着、確かに触れたのに掌から零れ落ちていったものへの悔恨などなど。水に流すにはどろどろに煮詰まっていて、風に乗せるには余りに重過ぎる。生きていると、そういった心のわだかまりを抱えざるを得ない。しかし、そんなものをおいそれと手放せる訳もなく、かといって、昇華することもできない。行き場のない気持ちばかりが膨れていった。
ケミカル飲料(塩見 久遠)
DONEミキとクラ♀。ミキクラ♀成立済み。自分にそういう目が向けられることはないと思っていたクラさん♀と、ずっと我慢してたミッキ。2023/3/11にTwitterにアップしたものの再掲です。
隠蔽上手の狼さん 彼はとても背が高い。話す時には、その大きな背を屈めてくれる。
彼はとても歩くのが早い。一緒に出掛ける時は、歩幅を合わせてゆっくり歩いてくれる。
彼の話す言葉はとても易しい。難しい言葉も丁寧に噛み砕いて説明してくれる。
親切で、面倒見の良い、気さくな人。それは、関係性が「ご近所さん」から変わっても、変わらない印象だった。
それが、どうして、こうなったのだろう。
今、目の前にいるのは、同じ人物なのだろうか。
ぎらりと鋭い視線を向けられて、声が出せないまま、そんなことを思った。
今日は、彼の部屋にお邪魔していた。足を運んだ回数は既に両手で足りないほどになっており、すっかり見慣れたリビングで、のんびりお茶を飲んでいた。
1557彼はとても歩くのが早い。一緒に出掛ける時は、歩幅を合わせてゆっくり歩いてくれる。
彼の話す言葉はとても易しい。難しい言葉も丁寧に噛み砕いて説明してくれる。
親切で、面倒見の良い、気さくな人。それは、関係性が「ご近所さん」から変わっても、変わらない印象だった。
それが、どうして、こうなったのだろう。
今、目の前にいるのは、同じ人物なのだろうか。
ぎらりと鋭い視線を向けられて、声が出せないまま、そんなことを思った。
今日は、彼の部屋にお邪魔していた。足を運んだ回数は既に両手で足りないほどになっており、すっかり見慣れたリビングで、のんびりお茶を飲んでいた。
ケミカル飲料(塩見 久遠)
DONEミキとクラ。彼の祈りは全て神様のためだと思っているミッキと、ミッキが幸福を受け入れてくれることを願うクラさん。ミキクラのつもりで書き始めましたが、左右はあんまり関係ないかもしれません。雰囲気文章。2023/3/8にTwitterにアップしたものの再掲です。
神の手が及ばない貴方(三木視点)
彼は息をするように祈る。
起床と就寝、食事の前後、楽しい時や困った時、驚いた時だってそうだ。何かにつけて、神に祈りを捧げている。
意外だったのは、友人宅の猫を撫でている時だった。ふくふくに膨らんだ背中に掌を当てながら、何か呟いていた。感謝なのか、健康を願っているのかは分からない。
何故内容が分からないのかといえば、彼が口にするのが日本語ではないからだ。いずれにしても “Amen.”と締め括られるので、何か神様に祈っていたんだなと勝手に推測している。
普段は余程のことがなければ日本語を使ってくれる彼が、異なる言語を口にしている。そうであれば、内容を詮索するのは野暮というもの。というわけで、彼が何を神様に伝えようとしているのかはさっぱり分からない。
2072彼は息をするように祈る。
起床と就寝、食事の前後、楽しい時や困った時、驚いた時だってそうだ。何かにつけて、神に祈りを捧げている。
意外だったのは、友人宅の猫を撫でている時だった。ふくふくに膨らんだ背中に掌を当てながら、何か呟いていた。感謝なのか、健康を願っているのかは分からない。
何故内容が分からないのかといえば、彼が口にするのが日本語ではないからだ。いずれにしても “Amen.”と締め括られるので、何か神様に祈っていたんだなと勝手に推測している。
普段は余程のことがなければ日本語を使ってくれる彼が、異なる言語を口にしている。そうであれば、内容を詮索するのは野暮というもの。というわけで、彼が何を神様に伝えようとしているのかはさっぱり分からない。
ケミカル飲料(塩見 久遠)
DONEノスとクラ。喫茶店でお茶をしてるだけ。ここからノスクラに発展していけるといいなと思ってる人が書いています。2023/3/3にTwitterにアップしたものの再掲です。
半歩踏み出す、そこは未踏の地 初めて入った喫茶店。落ち着いた雰囲気ながらも、改まり過ぎていないところが好感触だ。親しい人との穏やかな時間を約束してくれるような暖かみに満ちている。きっと、提供される品の味わいも素敵なものなのだろうと、自然と思えてしまう。そういう店だ。
そんな場所で自分は何故か、眉間に皺を寄せた髭の紳士と向き合っている。
仕事を終えて帰路についたのが三十分ほど前。特に用事も約束もなく、帰ったら軽く食事を摂って、日本語の勉強をしようと思っていた。何か買い足さなければならないものはないか、頭の中で考えを巡らせながら歩いていると、思い掛けない人物が視界に入ってきた。
吸血鬼としての親に当たる男、ノースディンだ。一人でいるらしい。誰かと待ち合わせをしているのか、何かの用事の途中なのか、その出で立ちから読み取ることは難しかった。しかし、挨拶くらいはしてもいいだろう。そう思って、声を掛けた。
3868そんな場所で自分は何故か、眉間に皺を寄せた髭の紳士と向き合っている。
仕事を終えて帰路についたのが三十分ほど前。特に用事も約束もなく、帰ったら軽く食事を摂って、日本語の勉強をしようと思っていた。何か買い足さなければならないものはないか、頭の中で考えを巡らせながら歩いていると、思い掛けない人物が視界に入ってきた。
吸血鬼としての親に当たる男、ノースディンだ。一人でいるらしい。誰かと待ち合わせをしているのか、何かの用事の途中なのか、その出で立ちから読み取ることは難しかった。しかし、挨拶くらいはしてもいいだろう。そう思って、声を掛けた。
ケミカル飲料(塩見 久遠)
DONEミキとクラ♀とマリ。ミキクラ♀成立済み。途中にマリ+クラ♀を含みます。ポンチ能力のせいでロリになったクラ♀さん。最初から最後までロリのまま。内容は健全ですが、色んな要素があるのでストライクゾーンの広い方だけどうぞ。2023/2/19にTwitterにアップしたものの再掲です。
可愛くて愛らしい癖毛の彼女 「クラージィさんがトラブルに巻き込まれて幼女になっています。VRCでの検査は終わったので、今はギルドで保護しています」
そんな噓みたいな連絡に気付いたのは、仕事が一段落ついて帰り支度を始めた頃だった。信じがたい内容ではあるが、ここはシンヨコである。大方、どこかのポンチ吸血鬼の能力に巻き込まれてしまったのだろう。
元々、生まれた国も時代も異なっている彼女だが、持ち前の物怖じしなさもあって、既にこの街に馴染みつつある。最近は退治人との交流も広がっているらしい。何かとトラブル現場に遭遇することが多いので、自然と顔見知りになったようだ。個人的には、長い眠りから目覚めたばかりの彼女の世話を焼いた吸血鬼が、ギルドに頻繁に出入りしていることも影響していたのではないかと思っている。
5565そんな噓みたいな連絡に気付いたのは、仕事が一段落ついて帰り支度を始めた頃だった。信じがたい内容ではあるが、ここはシンヨコである。大方、どこかのポンチ吸血鬼の能力に巻き込まれてしまったのだろう。
元々、生まれた国も時代も異なっている彼女だが、持ち前の物怖じしなさもあって、既にこの街に馴染みつつある。最近は退治人との交流も広がっているらしい。何かとトラブル現場に遭遇することが多いので、自然と顔見知りになったようだ。個人的には、長い眠りから目覚めたばかりの彼女の世話を焼いた吸血鬼が、ギルドに頻繁に出入りしていることも影響していたのではないかと思っている。
ケミカル飲料(塩見 久遠)
DONEミキとクラ。ミキクラ成立済み。体調不良のミッキと力になりたいクラさん。2023/2/17にTwitterにアップしたものの再掲です。
貴方と隣り合って眠りたい 朝から嫌な予感がしていた。そして、嫌な予感ほど的中する、というのも相場で決まっているので、ある意味必然だったのかもしれない。
この日は朝から調子が悪かった。日常で重なった疲労に加え、季節の変わり目ということで風邪を引いてしまっていた。病院に駆け込むほどではないが、市販薬で誤魔化すには若干無理がある。そんな具合だった。しかし、それでも仕事は立て込んでいる。いつもより回らない頭と軋む関節をどうにか宥めながら、当日の現場へ出向いた。
現実は優しくないもので、そんな日に限ってクレーマーやら機材トラブルやらが相次いだ。クレーム対応に人員を割かれ、メーカー問い合わせに人手を食われ、想定より少ない人数で現場を回す。その場では妙な結束感が生まれるが、疲れてくると互いのミスのカバーも間に合わなくなってくる。結局、予定していた時間よりも遅れてタイムカードを切ることになった。
4702この日は朝から調子が悪かった。日常で重なった疲労に加え、季節の変わり目ということで風邪を引いてしまっていた。病院に駆け込むほどではないが、市販薬で誤魔化すには若干無理がある。そんな具合だった。しかし、それでも仕事は立て込んでいる。いつもより回らない頭と軋む関節をどうにか宥めながら、当日の現場へ出向いた。
現実は優しくないもので、そんな日に限ってクレーマーやら機材トラブルやらが相次いだ。クレーム対応に人員を割かれ、メーカー問い合わせに人手を食われ、想定より少ない人数で現場を回す。その場では妙な結束感が生まれるが、疲れてくると互いのミスのカバーも間に合わなくなってくる。結局、予定していた時間よりも遅れてタイムカードを切ることになった。
ケミカル飲料(塩見 久遠)
DONEミキとクラ♀。ミキクラ♀成立済み。炬燵で寝落ちた人とそれをベッドまで運ぶ人。2023/2/15にTwitterにアップしたものの再掲です。
あなたと分け合う体温が心地よいと知っている(クラージィ視点)
ふわふわと温かいものに身を包まれている。背中だけには固さを感じるが、温かさで言えば抜群だ。低い声に自分の名前を呼ばれたような気がしたが、微睡が心地よく、重い瞼は上がってくれなかった。それでも応じようとしたが、身を捩っただけで眠気に負けてしまった。
頭上で笑われたような気配がしたと思えば、今度は浮遊感に包まれた。もこもこ、ふわふわ。このまま、ずっと身を任せていたいと思うほど快い。大海を漂うクラゲはこんな気持ちなのだろうかと、どこか遠くで思った。
しかし、それにも終わりが来てしまった。身を包んでいた温もりが剥がされ、頬には布の冷たさを感じた。慣れ親しんだ匂いに包まれているものの、何かが決定的に足りない。それなのに、更に温もりが遠のいていこうとする気配を感じる。離してたまるかと必死に両手を握りしめる。
1890ふわふわと温かいものに身を包まれている。背中だけには固さを感じるが、温かさで言えば抜群だ。低い声に自分の名前を呼ばれたような気がしたが、微睡が心地よく、重い瞼は上がってくれなかった。それでも応じようとしたが、身を捩っただけで眠気に負けてしまった。
頭上で笑われたような気配がしたと思えば、今度は浮遊感に包まれた。もこもこ、ふわふわ。このまま、ずっと身を任せていたいと思うほど快い。大海を漂うクラゲはこんな気持ちなのだろうかと、どこか遠くで思った。
しかし、それにも終わりが来てしまった。身を包んでいた温もりが剥がされ、頬には布の冷たさを感じた。慣れ親しんだ匂いに包まれているものの、何かが決定的に足りない。それなのに、更に温もりが遠のいていこうとする気配を感じる。離してたまるかと必死に両手を握りしめる。
mame_cha_cha_ch
DONE●🔑 18歳以上ですか?yes/no●お題箱より『酪農家育ちの🐍さんが乳搾りが上手と聞いて、エッチな方だと勘違いした🍡ちゃんの話🔞』
●ギャグ:シリアス:エロが3:3:4くらい
●注意事項はギャグテイストですがガッツリ致していることくらい…? 23096
ppp_syaso
DOODLE∴flower『ハイネとクライネ』- Haine&Kleine / 煮ル果実https://www.youtube.com/watch?v=V4qmCkT2i_o
未完だが🌹🔧グおじが来る前に出しとこう 2
rica_km
DONE「ドロライお題:ホストクラブ」で書いた話に加筆した全3章を支部で全文公開しています(ここに掲載しているのは2章までです)↓
歪な夜を越えて
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19968050
お題:ホストクラブ01
今、宇髄はこれまでの人生で最も酔っていた。
煌びやかな内装がぐるぐる回って見える。これまで酒には極めて強く、ザルとかワクとか称されるほどだったし、自分でもそう思っていた。だが、ほとんど休む間もなく飲み続けていれば自分も酔うことを初めて認識した夜だ。
ここはホストクラブである。宇髄はホストではなく、客だ。
お目当てはこの店の煉獄という男。同じ大学の学生だ。
煉獄と初めて会ったのは学食で、宇髄の友人の友人だった。彼は非常に目立つ風貌をしていたが、その派手さに反して実に品行方正な学生である。——と、周囲には思われていた。
知り合ってから学食で顔を合わせるたびに、どうにも読みきれない彼の表情が気になって幾度か声を掛けたこともある。その後、彼をホストクラブの情報誌上で見かけた。その特徴的な風貌で人違いということはないだろう。そう思って煉獄本人に尋ねると、苦学生である彼は割のいいアルバイトとしてホストクラブのボーイをやっていたが、その店でもっと身入りの良いホストをやらないかと誘われたそうだ。最初のうちはそう悪くもない売上が立っていたのだが、売掛金の三百万ほどを踏み倒したまま客に飛ばれた事から、今ややめられなくなっているということだった。
7983今、宇髄はこれまでの人生で最も酔っていた。
煌びやかな内装がぐるぐる回って見える。これまで酒には極めて強く、ザルとかワクとか称されるほどだったし、自分でもそう思っていた。だが、ほとんど休む間もなく飲み続けていれば自分も酔うことを初めて認識した夜だ。
ここはホストクラブである。宇髄はホストではなく、客だ。
お目当てはこの店の煉獄という男。同じ大学の学生だ。
煉獄と初めて会ったのは学食で、宇髄の友人の友人だった。彼は非常に目立つ風貌をしていたが、その派手さに反して実に品行方正な学生である。——と、周囲には思われていた。
知り合ってから学食で顔を合わせるたびに、どうにも読みきれない彼の表情が気になって幾度か声を掛けたこともある。その後、彼をホストクラブの情報誌上で見かけた。その特徴的な風貌で人違いということはないだろう。そう思って煉獄本人に尋ねると、苦学生である彼は割のいいアルバイトとしてホストクラブのボーイをやっていたが、その店でもっと身入りの良いホストをやらないかと誘われたそうだ。最初のうちはそう悪くもない売上が立っていたのだが、売掛金の三百万ほどを踏み倒したまま客に飛ばれた事から、今ややめられなくなっているということだった。