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    sara_rkmj2222

    PROGRESSオンリー開催おめでたいけど現地行けなくて悲しいので塔の魔女シリーズ進捗載せます……賑やかしになれば!!
    魔女集会編、書かなきゃいけないことが盛り沢山で現在進捗だけで8万字になってました。おかしい…。書ききったらいつも通り支部に載せますね。
    あと前言ってた悲しみの八つ当たりチトフウラブコメ短編も明日載せたいです。
    まじょのしゅうかい




    「いい?チトセ、あんたが行きたい行きたいって駄々こねるからしかたな〜〜く連れてってあげるけどね」
     呪い事件(別にいうほど事件でもないがオレにとっては大事件なのでそう呼んでいる)から一夜明け、オレは再びこの塔へやって来た。今日はいつもとは違う。なんたって今は昼だ。普段なら午後の訓練が終わってからここに来るが、フウカからの命令で今日は一緒に昼ご飯を食べることになっていた。しかもピクニック仕様。
     カーペットの上に薄い敷物を敷いて、セシルさんが作ってくれたのか、バスケットの中にはスコーンにサンドイッチ、キッシュにバターやジャム、他には食器セットのようなものまでしっかり詰め込まれていた。何年ここで過ごしているのか分からないがフウカのワガママに迅速に対応出来ているのは流石としか言いようがない。以前甘やかすなとお言葉を頂いたが、セシルさんも相当だと思う。
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    2r8Co

    DONEウィスマナの学パロ小説です。

    5/26インテにて頒布予定の、うぶたさん(@ 3CinuO)との学パロウィスマナ合同本の小説パートの全文になります(実際の本では一部削っての収録になります)(なのでこちらも叩き台の全文といった感じです)

    ※全員が学生または教師という設定。
    ※リンウイ本編に沿うような話です
    ※恋愛要素薄めですがウィスマナです
    学パロウィスマナ【邂逅の庭】 ◆プロローグ

    「今日は転校生がいる。――入れ」
     担任のヴェイルの声に、教卓側の扉が開く。生徒たちが少しだけざわめくのを、ウィストは窓の外を眺めながら聞いてた。どんよりとした雪雲に覆われた空はいつ見ても同じだ。雪がちらつくのも。
    「寮に住むことになるから、寮生は良くしてやってくれ。席は空いてるところに好きなように……教材がまだ揃ってないから、なるべく見せてもらえよ。じゃ、昨日の続きから」
     教科書を開くように、と合図がかかってウィストはようやく前を向いた。そうだ、転校生。頭の片隅で聞いていた話題を今さら思い出したが、すでにどこかの席へ紛れてしまったようで見当たらない。
     ……まあいいか、そのうち何処かで見かけるだろうし。教科書とノートを開いてペンを手に取りながら、ウィストは再び窓の外へと目を向けた。
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