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    ゲマ

    tap23pa

    PROGRESS整骨院24(書き下ろし)の冒頭です。自分の尻叩き用に上げました。発行する本誌では大幅修正があるかもしれません。ご容赦ください。絵文字をいただけたらとっても嬉しいです。☆22、23は現在未掲載です。
    24「もっとみんなで整骨院物語」(途中)(整骨院の先生53歳×会社員51歳)

    「はい、八円のお釣りね」
    「はい。お世話様です」
     手に載せられたレシート、小銭、それと緑色のシールが三枚。ヴァッシュの口元が緩む。いかんいかん、変態さんだ、と拳を口に当てて咳払いする。
     買い物をした金額に応じてシールがもらえる我が町の商店街。この頃はカードに押印のみならず、バーコード読み取りやら、アプリ提示やらで、お手軽感覚は増してきている。そんな世間一般の「当たり前」の荒波に、仁王立ちをして真っ向から勝負をしているこの町の気概が、ヴァッシュはとても好きだった。
     よいせっと、と赤いカゴを置き、エコバックを広げる。
     ウルフウッドに言わせれば「客の使い勝手とかいうレベルやないて。商店街のジジババ連中が、やり方変えるんが面倒なだけや」ということらしいが、好きな理由は他にもある。このシール台紙は、五十個溜まると歳末大感謝祭の引換券になるのだ。
    1898

    ROM

    REHABILI「嘘はまことになりえるか」https://poipiku.com/4531595/9469370.htmlの萌目の2/22ネタです。22日から二日経ちましたが勿体無い精神で上げました
    猫の日「……えっと、つまり。漫画君は猫耳姿の僕を見たいのですか?」
    「今日は2月22日だろう?猫の日に因んだイベント事をこう言う形で楽しむのも、恋人がいるものならではの体験だと思うよ」

    2/22。2という数字を猫の鳴き声と準えて猫の日と呼ばれているこの日。そのイベントに乗じてインターネット上では猫をモチーフとしたキャラクターや猫耳姿のキャラクターが描かれたイラストが数多く投稿されている。そして、猫耳を付けた自撮り写真が数多く投稿され、接客系のサービス業に勤めている女性達が猫耳姿になるのもこの日ならではの光景だろう。
    古のオタクを自負する萌にとって、猫耳とは萌えの象徴であり、身に付けたものの可愛さを最大限までに引き出すチートアイテムである。そんな最強の装備である猫耳を恋人にも身につけて欲しいと考えるのは自然な流れの筈だ。けれど、あくまでそれは普通の恋人同士ならの話。萌と目金の間に結ばれたこの関係は、あくまで友として萌と恋人のごっこ遊びに興じる目金と、目金に恋慕する萌という酷く歪な物であった。
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