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    ne_kotuki

    PAST珍しく原作軸。でも時間軸は謎。5️⃣せんせと乙くんがナチュラルに同棲してます。
    五乙と、人の言葉を解し話しもして酒も飲む変な猫……ぶっちゃけにゃんこせんせぇが一緒に暮らしているというヘンテコな世界線。
    🌹ちゃんの突っ込み通りなお話です。
    激高と激低でお似合いなんじゃねーか、とはパンダの談。その後一週間、可哀想なモノを見る目をされた。


    **


    人間は、ふわふわした生き物を好む傾向がある。
    勿論、全ての人間に当て嵌まるわけではないけれど。犬や猫、うさぎや小鳥といったふわふわ、もふもふとした毛皮を持つ生き物を愛でる人間は多い。
    「あー、最高だなこのもふもふ」
    「適度に暖かいしふわふわだし、枕にするには最高ですねー」
    現にあの真希や野薔薇も、うっとりとパンダの毛並みを愛でながら昼寝をしていた。

    「ふふっ、きみはほんとにふかふかだね~」
    「ぬ~ん、ぬ~ん」
    「ふわふわでつやつやしてて……はぁ、気持ちいい」
    「にゃっふ~ん♪」

    また、ふわふわもふもふな生き物は癒し効果も抜群なのだそうだ。
    実際、犬や猫と触れ合うことでメンタルの安定だけでなく、身体的にも血圧の上昇や心拍数を落ち着かせる効果や、更には病気予防にもなるという研究報告もあるくらいである。
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    蟹SUN

    DOODLE悠脹。原作軸だけどみんな無事に成人済みの謎次元。くっつくまでが割と長かったふたり。
    どうも悠仁の家と外とでの飲酒時の様子が違うらしいことが発覚した。一瞬伏黒が出ます。
    悠仁が酒が弱いなんてそんなことある?いや、ない(反語)
    でも、もし脹相の前では少し飲んだだけでゴキゲンになってしまうとしたら……どうする?
    家と外とで、飲酒時の様子が違うらしい 悠仁の声と呼気は、俺のスウェットの腹部に吸い込まれていた。
    「ちょ〜う〜そ〜〜」
     繰り返される少し鼻にかかったその呼びかけに、毎度律儀に返事をする。
    「なんだ?」
    「んー。なんでもない。呼んだだけ」
     悠仁は帰宅してからずっとこの調子だった。
     俺がリビングのソファでくつろいでいたところへ膝枕を要求し、ひとしきり堪能した後、流れるように腰へ抱き着いていたのだった。
    「いーいにおい」
     悠仁は緩みきった顔でにへらと笑い、肺いっぱいに酸素を取り込むように深く呼吸をした。いつも以上に高い体温が俺の身体に纏わりつく。
     見ての通りと言うべきか、今悠仁の口から吐き出される呼気は酒気を帯びていた。
     夕方に連絡があったが、今日は任務終わりの術師同士で突発的な飲み会があったそうだ。悠仁はベロベロというふうに見える。時間も早いし、この様子だときっと二次会の前に帰されたのだろう。
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