オサハタ
DOODLE初デートで相手の服装に寄せたらお互い逆になっちゃったっていうよくあるやつポイピクの同時ツイート機能がエラってるぽいから忘れた頃に重複ツイートになってるかも。チェック後に削除するの忘れないで私。
オサハタ
CAN’T MAKEおそろいマフラーの話その③※その①は↓
https://poipiku.com/275708/6173045.html
その②は↓
https://poipiku.com/275708/6199116.html
サくんは「そぉかぁ❤️」みたいな反応を予測してたんだね、だけど半くんはそういう子だからさぁ、みたいな(なるほど分からん)
オサハタ
DONE少し早いですができたので上げますバレンタイン2022。これだけでも読めますが、バレンタイン2021
https://poipiku.com/275708/3774652.html
と、クリスマス2020
https://twitter.com/osahata_p/status/1340953444367040512
から続いていると言えば続いている気もしますので一応urlを置いておきます~。 19
オサハタ
DOODLE 勤務を終えて署を出る時にたまたま会った別部署の同期、翌日共に非番だったからって、食事がてら酒を飲んで帰った。
そしたら部屋に先輩がいた。
「おかえり」
ただいま、と返してから風呂に行こうとした、そしたら後ろから抱きしめられた。
なに? と聞いたら
「しないのか?」
と質問で返された。
曰く──
お前は酔っているとき、いつもしたがるのに。
とのこと。
酒でほわほわなりの頭で考えた、そして振り向いて先輩を抱きしめた。
「疑ってる?」
僕が浮気してきたと思ってるの?
暗に問うと先輩は首を横に振った。
「そうじゃなくて、期待、してたから」
語尾につれて小さくなる声。
ああ可愛いな。
石鹸の香りのする愛おしい人。
さらさらの髪を撫でながら呂律の回らない口を動かした。
562そしたら部屋に先輩がいた。
「おかえり」
ただいま、と返してから風呂に行こうとした、そしたら後ろから抱きしめられた。
なに? と聞いたら
「しないのか?」
と質問で返された。
曰く──
お前は酔っているとき、いつもしたがるのに。
とのこと。
酒でほわほわなりの頭で考えた、そして振り向いて先輩を抱きしめた。
「疑ってる?」
僕が浮気してきたと思ってるの?
暗に問うと先輩は首を横に振った。
「そうじゃなくて、期待、してたから」
語尾につれて小さくなる声。
ああ可愛いな。
石鹸の香りのする愛おしい人。
さらさらの髪を撫でながら呂律の回らない口を動かした。
オサハタ
PAST絵じゃなくてSSなんだけれども。最近何にもかけてないなぁ、ダメ人間だぜ、としょんぼりしつつせめて過去作を、とカメラロールを遡っていて手が止まった2019年7月のもの。
今の私にはこんなに可愛いサギョウくんは書けない、と涙ぐむほどに懐かしくなってしまったのでそっと置いておきますね……。 4
オサハタ
DOODLEいちゃいちゃしとる。好きなのは、同じ ふたりで居るときに、ふと思い立って、何も言わずにサギョウに抱きついてみる。
するとサギョウは俺を抱き返してくれる、同じように何も言わずに。
俺はそれが堪らなく安心する。
だからしばしばそうして甘えてしまっていた、サギョウも同じように、安らいでくれているのだろうと思っていたから。
それなのに。
あるときまた抱きついて、慣れた匂いと温もりに溺れて、我知らずのうちに
「安心する」
と呟いたときに、
「そうですか、僕はむしろ逆で、いつも緊張してますけどね」
と返されて、
「は」
と声を荒げてしまった。
咄嗟に身体を離して見つめた瞳は、いつもと何ら変わりなく見える、気怠そうな半眼。
「そうだった、のか?」
「そうですけど?」
765するとサギョウは俺を抱き返してくれる、同じように何も言わずに。
俺はそれが堪らなく安心する。
だからしばしばそうして甘えてしまっていた、サギョウも同じように、安らいでくれているのだろうと思っていたから。
それなのに。
あるときまた抱きついて、慣れた匂いと温もりに溺れて、我知らずのうちに
「安心する」
と呟いたときに、
「そうですか、僕はむしろ逆で、いつも緊張してますけどね」
と返されて、
「は」
と声を荒げてしまった。
咄嗟に身体を離して見つめた瞳は、いつもと何ら変わりなく見える、気怠そうな半眼。
「そうだった、のか?」
「そうですけど?」
オサハタ
DOODLE僕はあなたを許さない「今回のことは! 一生! 許しませんからね」
人差し指を突きつけながら、ところどころ掠れた叫び声でサギョウにそう言われて、俺は──嬉しくなって、しまった。
だから笑ったんだ。その拍子に込み上げて来た血を吐いても、なお。
「おい」
自身も顔のところどころに擦り傷を作って、白い制服を紅く染めてそれでも、駆け寄って、来て、くれた、お前に伝え、たい。
「……んだ、お前……」
「あ うるせぇ! もう喋んのやめてくださいって! ──ったくひとりで変な無茶するからこんな……!」
「ありがとう」
「は」
そこから暫くの記憶は曖昧だ。
救急隊員への返答はそれなりにしていたはずだがあまり自信はない。
だが。
「……何笑ってんですかあんた。ていうかあのときもそうでしたよね?」
560人差し指を突きつけながら、ところどころ掠れた叫び声でサギョウにそう言われて、俺は──嬉しくなって、しまった。
だから笑ったんだ。その拍子に込み上げて来た血を吐いても、なお。
「おい」
自身も顔のところどころに擦り傷を作って、白い制服を紅く染めてそれでも、駆け寄って、来て、くれた、お前に伝え、たい。
「……んだ、お前……」
「あ うるせぇ! もう喋んのやめてくださいって! ──ったくひとりで変な無茶するからこんな……!」
「ありがとう」
「は」
そこから暫くの記憶は曖昧だ。
救急隊員への返答はそれなりにしていたはずだがあまり自信はない。
だが。
「……何笑ってんですかあんた。ていうかあのときもそうでしたよね?」
オサハタ
DOODLEまだ割と付き合いたてのふたりの何かReal Face 隊長が、サギョウに話しかけている。それだけならよく見る光景──なの、だが──
どうにも気に掛かって、事務仕事の手も止めて、そうまでしてふたりの成り行きを見つめてしまったのには訳がある。
サギョウが、笑っていたからだ。
誤解のないように言っておくとサギョウは特段無愛想な方ではない。だが隊長に向かって、まして勤務中となれば伝えられる内容はほぼ職務に関することであろう状況で、そしてその最中に頬を緩ませる姿などこれまでは皆無と言ってよかったほどだ。
そのサギョウが、微笑んでいる?
もしや話の内容が桃色ががった雑談なのか? とも、勘繰ったが、そのとき特有の歪みもない穏やかで柔らかな雰囲気に、途端にざわつく腹の中。
901どうにも気に掛かって、事務仕事の手も止めて、そうまでしてふたりの成り行きを見つめてしまったのには訳がある。
サギョウが、笑っていたからだ。
誤解のないように言っておくとサギョウは特段無愛想な方ではない。だが隊長に向かって、まして勤務中となれば伝えられる内容はほぼ職務に関することであろう状況で、そしてその最中に頬を緩ませる姿などこれまでは皆無と言ってよかったほどだ。
そのサギョウが、微笑んでいる?
もしや話の内容が桃色ががった雑談なのか? とも、勘繰ったが、そのとき特有の歪みもない穏やかで柔らかな雰囲気に、途端にざわつく腹の中。
オサハタ
DOODLE私事なんですけれどもしばらく更新無いかもです。ええそうです某コロナのせいです。とはいっても私自身や同居の家族が今すぐどうこうって話では今のところないので状況見ながら戻れるときに戻る気ではおります。そんなお知らせと共に上げる絵がこれでいいのか?という疑問がおありですか?分かります、私自身もそう思っております(がはは)(いやこのあとムフフなんですよきっと)(タグは概念です!!!)
したっけ(方言)!
オサハタ
DOODLEhttps://poipiku.com/275708/6012931.htmlの前日譚。
先の未来のプロポーズのはなし。
家族(another side) 先輩は、よく先の話をする。
明日、来週、次の季節、来年、そして、いつかという見えないところまで。
その度に僕は、できたら、とか、そうなるといいですね、とか、返してきた。
そうすると先輩は、張り合いがないな、と肩を竦めていた。
だって分からないじゃないか、先のことなんて。
いつまでもふたりでこうしていられるとは限らない、出会いがあれば別れもある、こんな仕事でいつどうなるかも知れやしない。だから期待し過ぎないようにしないと、って、そういう僕なりの気の持ち方なんですよって、話したことも何度かある。
そうすると、先輩は今度は、何にも言わずに苦しそうに、少しだけ、目を細くしていた。
それから経たかなりの年月。
1869明日、来週、次の季節、来年、そして、いつかという見えないところまで。
その度に僕は、できたら、とか、そうなるといいですね、とか、返してきた。
そうすると先輩は、張り合いがないな、と肩を竦めていた。
だって分からないじゃないか、先のことなんて。
いつまでもふたりでこうしていられるとは限らない、出会いがあれば別れもある、こんな仕事でいつどうなるかも知れやしない。だから期待し過ぎないようにしないと、って、そういう僕なりの気の持ち方なんですよって、話したことも何度かある。
そうすると、先輩は今度は、何にも言わずに苦しそうに、少しだけ、目を細くしていた。
それから経たかなりの年月。
オサハタ
DOODLE何十年後かの、アミちゃん目線。家族「生意気なんだよ! チビのくせに!」
こんな、こんな台詞を口にするのは何年──いや、何十年ぶりだろうか。
『大事な話がある』
そう言って家族を集めた兄が実家に連れてきたのは、かつて話に聞いていて、写真を強請ったこともある素敵な人。あの頃から歳を重ねても凛々しいその姿に見惚れるより前に、なんでこの人がここに、という疑問を抱いたけれど──それはすぐに解かされた、兄によって。
曰く、兄はもう随分と前から──それこそ私が写真を寄越せと詰め寄った時期とそう変わらない時から、その人と恋仲であったそうだ。
そして今日の話というのは、その人が近々お母さん──吸血鬼だ──の齎しにより吸血鬼になるから、自分はその人の使い魔になり共に永く永く、生きると、そういう内容だった。
1440こんな、こんな台詞を口にするのは何年──いや、何十年ぶりだろうか。
『大事な話がある』
そう言って家族を集めた兄が実家に連れてきたのは、かつて話に聞いていて、写真を強請ったこともある素敵な人。あの頃から歳を重ねても凛々しいその姿に見惚れるより前に、なんでこの人がここに、という疑問を抱いたけれど──それはすぐに解かされた、兄によって。
曰く、兄はもう随分と前から──それこそ私が写真を寄越せと詰め寄った時期とそう変わらない時から、その人と恋仲であったそうだ。
そして今日の話というのは、その人が近々お母さん──吸血鬼だ──の齎しにより吸血鬼になるから、自分はその人の使い魔になり共に永く永く、生きると、そういう内容だった。
オサハタ
DONEマシュマロ受け取りました!返信不要でいただきましたのでお礼だけ置かせてください!こちらこそ、作品を見てくださってありがとうございます!
これからもかけるときに、かきたいものを、のんびりと作っていきたいと思っていますのでまたお気が向かれたら覗いてみてやってください!
(本当に、ポイピクに来るのだってきっとわざわざアプリなりブラウザなりを起動して、その手間をかけてご覧いただいて、それだけでも申し訳ないくらい有難いのに、嬉しいことにタップという行動に出てまでリアクションをくださる方がいたり、それどころかこうしてマシュマロなどでお言葉まで賜ったりで、私は本当に幸せ者です……なんとお礼を申し上げればよいか分からないですが、日々心から感謝しております、ありがとうございます!!!!) 3
オサハタ
DOODLEほかのいろ 翌日が非番の日、帰った実家で受けた母の出迎え。明け方とはいえ真冬、まだ陽が昇っていない時期特有の暖かさに感謝しつつ、ただいまと、そして自分に気にせず眠るよう伝えて上がった自室。
食事は済ませた、あとは風呂に入って眠るだけ。
上着を脱ごうと手をかけた、その時に、気付いた、のは──
室内灯を反射してきらきらと光る、若草色の髪の毛、一筋。
摘んで、手のひらに乗せて、反芻した温もり。
『じゃあまた』
この腕の中に収めながら、そう交わしたのはほんの数十分前。
また会える、分かっている、それなのに──
「……もう、会いたい」
握りしめながら我知らずのうちに声に出してしまっていたことは、あいつには内緒にしておこう。
329食事は済ませた、あとは風呂に入って眠るだけ。
上着を脱ごうと手をかけた、その時に、気付いた、のは──
室内灯を反射してきらきらと光る、若草色の髪の毛、一筋。
摘んで、手のひらに乗せて、反芻した温もり。
『じゃあまた』
この腕の中に収めながら、そう交わしたのはほんの数十分前。
また会える、分かっている、それなのに──
「……もう、会いたい」
握りしめながら我知らずのうちに声に出してしまっていたことは、あいつには内緒にしておこう。
オサハタ
DOODLEwinner 基本、一度眠ったら起きるべき時間まで目を覚さない。それでもこうして予期せぬ刻に微睡むのは間近に居る恋人が所以だ。
本来、この布団ではなく隣の寝台で眠っているべきである恋人。
それが、時折こうして俺の隣に潜り込んで居る。
誘いではないのは百も承知だ、そういう意図があるとき、この恋人ははっきりと俺に言うのだから。
ひとり用の布団、身体の殆どをその外に晒して、それでも瞼を伏せたまま寝息を立てている背中を焦燥と共に撫でるのは何度目か。
今日は、まだ冷たくない、良かった。
安堵しながら腕の中に、しっかりと、抱き込みながら──
また負けてしまった、と、俺が臍を噛んでいるなど、お前は知る由もないのだろうな。
620本来、この布団ではなく隣の寝台で眠っているべきである恋人。
それが、時折こうして俺の隣に潜り込んで居る。
誘いではないのは百も承知だ、そういう意図があるとき、この恋人ははっきりと俺に言うのだから。
ひとり用の布団、身体の殆どをその外に晒して、それでも瞼を伏せたまま寝息を立てている背中を焦燥と共に撫でるのは何度目か。
今日は、まだ冷たくない、良かった。
安堵しながら腕の中に、しっかりと、抱き込みながら──
また負けてしまった、と、俺が臍を噛んでいるなど、お前は知る由もないのだろうな。
オサハタ
PROGRESShttps://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=275708&TD=4246140の続き。
半サギョ未満の半→サギョ。その③。絵と文のひとりリレーなんだけどココは文だけ。何となくきりのいいところまで形になったらその都度続きを置いていきます。
今年こそはかき上げたいなぁという気持ちだけはあります。 6
オサハタ
DONEあけましておめでとうございます!マシュマロ受け取りました!返信不要でいただきましたのでお礼だけさせてください!web再録やイラストへのご感想有難うございました!
励みにしつつ、心から感謝しております!
お心遣いの件も承知いたしました、ですが決してご無理のないようになさってくださいませ~!! 3
オサハタ
INFOhttps://pictbland.net/items/detail/1662759ピクブラに過去本をWeb再録しました、というお知らせなのですがキャプションのurlが機能するのか果たして(しなかったらごめんなさい、ご興味がお有りでしたらプロフィールからピクブラに飛んでみてください……)
76kottyouno
MENU素敵ノスショ(めっちゃ好きイラスト)に対してのささやかなお礼になります。予想より長くなってしまったのでお暇な時にでもお読みください、誤字呼称間違い等あればご指摘を…解釈違いあったらごめんなさい……😌半サギョ。サギョウくんがラブレターを渡せなかった話。この後めっちゃくちゃキスする。 13940