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    #腐向け

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    類似タグ→ #腐 #BL

    いしえ

    PAST22.11.06発行『色物三撰』より玉道(玉鼎×道徳)である一作を再録。(しぶ掲載作でもある)
    全然毛色が違うのに互いに頼れる玉道の自然な空気が描けていたらうれしいです。
    原作でわぁわぁテンパる道徳をたしなめている冷静な玉鼎がすごく好きです。ゲーム『仙界伝弐』でもこの二人は何かと対で…弟子への愛情の系統が似てそうだなぁと。なんか、何かしらが通ずる二人、的な…
    色物三撰・相談 case2/玉道の場合「道徳よ。楊戩の、運動競技の相手をしてやってはくれないか」
    「やあ、玉鼎! スポーツとあらば、喜んで!」
    「助かるよ。私にも付き合える部分はあるのだが、あの子が今研鑽したいのは、どうも、天然道士レベルの身体能力の再現らしくてね」
     そんなやりとりをしながら、思い出すのは遠い日の出来事。今も続くその習慣は、記憶共々褪せることはない。
     その日も玉鼎は、道徳のもとを訪ねた。頼まれたのは、こんなこと。
    『…何か、幼い弟子と一緒に親しめる運動など、知ってはいないか』
     彼のもとに最近幼子が弟子として迎えられたらしい、ということだけは知っていた。どんな子でどんな名か、子細は聞かされていないけれど、道徳にとって必要な情報は三つだけ。一つ、玉鼎が自分を頼ってきた。二つ、彼には幼い弟子がいる。三つ、彼は、その幼弟子と親交を深めたいらしい。これだけで、じゅうぶんだ。
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    いしえ

    DONEこめミサこめ前提のこめ+knちゃんの会話が4400字程度続き、最後に1700字程、こめとミサとの直接会話(ここだけ地の文あり)。
    高明がもし原作のミサオ登場回を読んだら、と想定したリアクションに、立ち会わされている聞き手(ツッコミ係)のknskさんを添えて。最終的に、その録音を聞かされるミサオをトッピング。
    こめがミサ溺愛。めっちゃミサを褒め語る。推してる。
    こめミサこめのこめが原作のミサ登場回を読み、語り、それをミサに聞かせる話/14巻、27巻、31巻「さてさて。ここからの会話はミサオさん本人にお聞かせするため録音しますが、構いませんか?」
    「構わねーけど、いきなりで悪いがまず14巻なんだが…何かやたらヒョロヒョロしてねーか?」
    「当時のことは写真や彼の話でしか知らないので、実にありがたいですね。すらりとした面差しも、あどけなさにあふれ愛らしいです。今のミサオさんとはまたひとあじ違ったチャーミングさがありますね」
    「…あ、そ…」
    「初現場から彼の仕事ぶりを見ることが出来るというのは、あたう限りのことばを尽くしてなお形容しきれぬほど、得難い至福です…初現場での緊張という初々しさ…――初めて、亡骸を、目にしたときの、動揺……つらさが怒涛のようにあふれてくると同時に、"守りたい"、の一言に尽きます。私が指導に当たりたかった、という庇護欲と、そうでなかったからこそきっと彼と出逢えたのだろう、という確信めいたものとがせめぎ合い、複雑な心境です…」
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