dps94kakuriyo
PAST同棲きっかけ話は先の「共に暮らす」(タイムラインにあり)よりこっちが早かった。あなたが帰る場所「センセんとこのな、アシさんが長いこと来られんいうて」
「例のチーフアシスタントさんですか」
うん。と、生返事がひとつ。手帳を手早く捲りながら彼は眉根を寄せる。真に焦っている訳では無いだろうけども、打てる手は迅速に打つのが担当の鉄則であり、今やるべき最優先の責務だ。
先程脱いだばかりのスーツに再び袖を通したあと、彼は私が抱いているボサツくんの頭を撫でた。それから私の頭も。
「なぁ、俺も撫でて」
「はい」
ゴーグルの形に癖付いた髪を後ろに撫でつければ、彼は少し虚な目になった。
「……最近、なんか元気あれへんなぁ思ててん。ネームもな、おもろいねんけどこう、本人の狂い方が微妙に違ういうか」
「作家の狂い方でメンタルを慮るのは大事なことです」
967「例のチーフアシスタントさんですか」
うん。と、生返事がひとつ。手帳を手早く捲りながら彼は眉根を寄せる。真に焦っている訳では無いだろうけども、打てる手は迅速に打つのが担当の鉄則であり、今やるべき最優先の責務だ。
先程脱いだばかりのスーツに再び袖を通したあと、彼は私が抱いているボサツくんの頭を撫でた。それから私の頭も。
「なぁ、俺も撫でて」
「はい」
ゴーグルの形に癖付いた髪を後ろに撫でつければ、彼は少し虚な目になった。
「……最近、なんか元気あれへんなぁ思ててん。ネームもな、おもろいねんけどこう、本人の狂い方が微妙に違ういうか」
「作家の狂い方でメンタルを慮るのは大事なことです」
o3ka_sala47
DOODLE尊直ー。兄上の、自分は兄上のモノ発言には何も引っかからない直義がミソ。
自分は兄上の所有物なのは間違いじゃない。
本当こういうの好きだな自分!と改めて思った次第。
しかし弟関連だと可愛くなる尊氏いい……
20230723
uni_no_ko
DONE大学生田夏。夏→←←←田付き合ってない
愛を知るには早すぎる「ねえ、知ってる?」
この大学に、猫連れて歩いてる人がいるらしいよ。
大学は高校と違って、講義毎に自由席なので毎度隣前後ろの人が違う。だというのに。
この数日間で、少なくとも三回はこの話が耳に届いた。
毎度違う数人の女の子たちが「猫?」「野良?ペット?」「女?男?」などと同じようなことを話し合っていた。
話している人たちが知り合いではなかったので特に話に挟まったりはしていないのだが、心当たりがあるせいか余計耳についたのかもしれない。
いくつかある学食のうち、一番広いが古くて廃れている、人が疎らにしか座らないようなそこに向かっている途中で噂の人物の後ろ姿を発見する。
外は暑いと分かっていたが、学食への近道は外を経由していく道だった。近道のため仕方なく出たのだが、そうしてよかったなと思う。
3120この大学に、猫連れて歩いてる人がいるらしいよ。
大学は高校と違って、講義毎に自由席なので毎度隣前後ろの人が違う。だというのに。
この数日間で、少なくとも三回はこの話が耳に届いた。
毎度違う数人の女の子たちが「猫?」「野良?ペット?」「女?男?」などと同じようなことを話し合っていた。
話している人たちが知り合いではなかったので特に話に挟まったりはしていないのだが、心当たりがあるせいか余計耳についたのかもしれない。
いくつかある学食のうち、一番広いが古くて廃れている、人が疎らにしか座らないようなそこに向かっている途中で噂の人物の後ろ姿を発見する。
外は暑いと分かっていたが、学食への近道は外を経由していく道だった。近道のため仕方なく出たのだが、そうしてよかったなと思う。
mituguu
MOURNING【銀博♂】銀灰が好きすぎて病んでしまい自暴自棄になり声が出なくなった博の話|自分のいのちを軽んじるようなタイプの話です|暗くてごめんなさいm(._.)m人は簡単に死なないらしい。自分に失望するのは常なのだが、またもやドクターは己にがっかりしていた。
体力がないと言われ続けている癖に、そう簡単に死ななかったからだ。
自ら命を断とうとした訳ではない。ただ敵対勢力の奇襲を受けて、作戦中に配置変更を行ったときに気がついてしまった。
敵の狙いは本拠地である、自分のいる場所だ…と。
分かっていたのに、守るオペレーターをあえて配置しなかったのは死を受け入れていると、指摘されても仕方はない。
そして当然のように敵部隊がドクターを襲い、出会い頭に喉元を切り裂かれた。痛みや恐怖よりも、先に来たのは『死ぬかな』という期待だった。
応援に来たオペレーター達の声が、口々に喉から血が大量に出ていると叫んでいる。とうとう怯えたようなアーミヤが自分を呼ぶ声に、これが末期(まつご)なのかと納得してしまった。
2353体力がないと言われ続けている癖に、そう簡単に死ななかったからだ。
自ら命を断とうとした訳ではない。ただ敵対勢力の奇襲を受けて、作戦中に配置変更を行ったときに気がついてしまった。
敵の狙いは本拠地である、自分のいる場所だ…と。
分かっていたのに、守るオペレーターをあえて配置しなかったのは死を受け入れていると、指摘されても仕方はない。
そして当然のように敵部隊がドクターを襲い、出会い頭に喉元を切り裂かれた。痛みや恐怖よりも、先に来たのは『死ぬかな』という期待だった。
応援に来たオペレーター達の声が、口々に喉から血が大量に出ていると叫んでいる。とうとう怯えたようなアーミヤが自分を呼ぶ声に、これが末期(まつご)なのかと納得してしまった。
uni_no_ko
DONE★2015年くらいのぺよん主足暴力賛成 好きだと言ったら「だったら殴って」とにこやかに返された。
「殴りたい」の聞き間違いかと思って、え、何、と動揺の声を漏らすと間髪入れずに「殴って」と語尾にハートやらキラキラマークやらがしっかりくっついていそうな勢いで答えられる。
すごく嬉しそうに言うので耳と目からの情報がちぐはぐでおかしくて飲み込めない。混乱しながらも足立さんを殴る想像をして罪悪感すら感じ得てしまった俺だったがどうやらこの笑顔を見るとその心遣いはいらなさそうだった。
「殴ってよ」
俺のこと、好きなんでしょう?
ええ。好きです。可愛いと思っています。
夜な夜な君をネタにして抜いていましたし、あなたの着替えを見るたびに元気になる俺の下半身、っていうか勃起を抑えるのに必死になりましたし、神様にあなたをもしくは俺を女にしてくれとかも願ってみました。本気で。今まで散々不思議なことがおきたんだからそういうことが起きてもいいですよね神様。
1116「殴りたい」の聞き間違いかと思って、え、何、と動揺の声を漏らすと間髪入れずに「殴って」と語尾にハートやらキラキラマークやらがしっかりくっついていそうな勢いで答えられる。
すごく嬉しそうに言うので耳と目からの情報がちぐはぐでおかしくて飲み込めない。混乱しながらも足立さんを殴る想像をして罪悪感すら感じ得てしまった俺だったがどうやらこの笑顔を見るとその心遣いはいらなさそうだった。
「殴ってよ」
俺のこと、好きなんでしょう?
ええ。好きです。可愛いと思っています。
夜な夜な君をネタにして抜いていましたし、あなたの着替えを見るたびに元気になる俺の下半身、っていうか勃起を抑えるのに必死になりましたし、神様にあなたをもしくは俺を女にしてくれとかも願ってみました。本気で。今まで散々不思議なことがおきたんだからそういうことが起きてもいいですよね神様。