kisaragi_hotaru
DONE指輪ネタで書いてみたかったガンマト。指輪自体は出てこないけど指輪ネタのつもりです。 食われるかと思った。
マトリフの前で跪きうやうやしく左手を掬い取ったガンガディアがおもむろに口を開いて指に食らいついたのだ。
ぎょっ、としたマトリフは次いで感じた痛みに反射的に声を上げて顔を顰める。
「いってえよ! なにすんだ!」
突然指を噛まれたのだ。文句も言いたくなるというもの。食い込む歯の感触が消えたことを見計らって掴まれた手を取り戻そうとマトリフは手を引き戻す。
しかしガンガディアの口は離れたが手は掴まれたまま。見ればマトリフの左手の薬指の付け根から血が滲んでいる。それをガンガディアは舌を這わせて舐め取った。
「んっ……」
まるで情事の時のようなねっとりとした舌使いにマトリフの左手が痛みのせいだけでなく震えた。
3423マトリフの前で跪きうやうやしく左手を掬い取ったガンガディアがおもむろに口を開いて指に食らいついたのだ。
ぎょっ、としたマトリフは次いで感じた痛みに反射的に声を上げて顔を顰める。
「いってえよ! なにすんだ!」
突然指を噛まれたのだ。文句も言いたくなるというもの。食い込む歯の感触が消えたことを見計らって掴まれた手を取り戻そうとマトリフは手を引き戻す。
しかしガンガディアの口は離れたが手は掴まれたまま。見ればマトリフの左手の薬指の付け根から血が滲んでいる。それをガンガディアは舌を這わせて舐め取った。
「んっ……」
まるで情事の時のようなねっとりとした舌使いにマトリフの左手が痛みのせいだけでなく震えた。
kouyamaki
DONEpixivに上げた「青木の選択」シリーズの続き。#9「悪計」
悪戯の後、薪さんと青木がくっつくまでの話。他のシリーズとは別軸の2人です。
福岡の土地勘無しで色々フィクションで書いています。おかしな点が多々あると思います。お目こぼし頂ければ幸いです。
この話では季節はまだ冬です。
このシリーズはあと1~2回で完結の予定です。お付き合い頂ければ幸いです。
#9「悪計」 青木はクリスマス時期に取った休みを、予定通り消化しきれなかった。
例年12月下旬に固まる予算案の決定がずれ込み、年越しとなった。来年度中は諦めていた分の研究計画予算をどさくさに紛れて計上すべく、青木は休みを切り上げて霞が関へ向かった。
ここにきて、新しい省庁の設置が見込まれている。そこに新たな権益を確保すべく、警察庁もこどもに関する行政に急に積極的な姿勢を見せている。
利用できるものは利用する。
警察官僚出身の政治家へのレクチャーは、秋にミドリのもとを訪れた件の児童精神科医が協力してくれた。彼の計画への参画もほぼ確実となった。
立場上、青木はミドリやつばき園の子供達には直接何もできない。せめてできるのは、子供達のその後を長期に渡って追う、この新たな研究計画を軌道に乗せることだ。
2599例年12月下旬に固まる予算案の決定がずれ込み、年越しとなった。来年度中は諦めていた分の研究計画予算をどさくさに紛れて計上すべく、青木は休みを切り上げて霞が関へ向かった。
ここにきて、新しい省庁の設置が見込まれている。そこに新たな権益を確保すべく、警察庁もこどもに関する行政に急に積極的な姿勢を見せている。
利用できるものは利用する。
警察官僚出身の政治家へのレクチャーは、秋にミドリのもとを訪れた件の児童精神科医が協力してくれた。彼の計画への参画もほぼ確実となった。
立場上、青木はミドリやつばき園の子供達には直接何もできない。せめてできるのは、子供達のその後を長期に渡って追う、この新たな研究計画を軌道に乗せることだ。
kisaragi_hotaru
DONEサババデートしに来たはずが大変なことになるガンマト。そんなガンマトに巻き込まれるディーさんのお話です。獄炎とダイ大のネタバレ要素を含んでいます。マトが全然クールじゃない。IQ低めのゆるふわ小説。なんでも許せる方向けです。そうだ サババ、行こう。 「久しぶりに来たぜ。サババ!!」
「確かに。私は一度しか来たことはないが、相変わらず人が多い場所だ」
「あー、その一度ってのはあれか、オレらの買い物を邪魔しに来やがったあの時か」
「……根に持っているのかね? 大魔道士」
「べっつに〜。そんなことより!」
大魔道士と呼ばれた男はビシッと人差し指をその相手へと突きつけた。
「大魔道士じゃなくて、マトリフ! そう呼べって言ったろーが!」
「そ、そうだったな…………マトリフ」
「えらく間が空いたな。なんだよそんなにオレの名前呼ぶのが嫌なのかよ、ガンガディア」
マトリフは不満だとばかりに顔を顰めて自分よりも幾分と背の高い体格の良い男を見上げた。
ガンガディアはトロル族の特別変異種デストロールである。本来ならばマトリフの優にニ倍以上ある身長は今この時は半分より少し高いくらいになっている。肌の色も若干色濃いくらいで人間のそれとまるで大差無い。服装も布の服を重ね着しており筋肉質な胸元や二の腕は晒されていない。普段なら身に付けている金の首飾りや腕輪も外している。どこにでもいるような至って普通の人間の男性の姿になっているガンガディア。それは試行錯誤の末に編み出したモシャスの応用であった。
14610「確かに。私は一度しか来たことはないが、相変わらず人が多い場所だ」
「あー、その一度ってのはあれか、オレらの買い物を邪魔しに来やがったあの時か」
「……根に持っているのかね? 大魔道士」
「べっつに〜。そんなことより!」
大魔道士と呼ばれた男はビシッと人差し指をその相手へと突きつけた。
「大魔道士じゃなくて、マトリフ! そう呼べって言ったろーが!」
「そ、そうだったな…………マトリフ」
「えらく間が空いたな。なんだよそんなにオレの名前呼ぶのが嫌なのかよ、ガンガディア」
マトリフは不満だとばかりに顔を顰めて自分よりも幾分と背の高い体格の良い男を見上げた。
ガンガディアはトロル族の特別変異種デストロールである。本来ならばマトリフの優にニ倍以上ある身長は今この時は半分より少し高いくらいになっている。肌の色も若干色濃いくらいで人間のそれとまるで大差無い。服装も布の服を重ね着しており筋肉質な胸元や二の腕は晒されていない。普段なら身に付けている金の首飾りや腕輪も外している。どこにでもいるような至って普通の人間の男性の姿になっているガンガディア。それは試行錯誤の末に編み出したモシャスの応用であった。
ksg_mn
MENUスリくろ本の既刊サンプル。エリートさんがわるい人に餌付けされる話。6月26日にpictSPACEにてDL、製本版再頒布いたします。
→https://pictspace.net/mklly 5
ksg_mn
MENU6月26日のpictSQUAR「擬人化スクエア第5回(#ぎじスク)」に爆外伝V擬人化で参加します!スペースは「Cホール:お1」を頂いています。新刊あります!
※18禁のためご注意ください
店舗はpictSPACE(https://pictspace.net/mklly)
みはいく
DONEノヴァ君の故郷リンガイアはまぎれもなく青森県だと思うのですが、北国ですし、北欧の文化が交ざっていても面白いかなと考え、物語にフィンランドの風習を取り入れています。リンガイアの夏至祭を二人でお祝いするお話です。ノヴァ君が母親の記憶を辿って、少しホロッとしてます。
私得設定で、リンガイアは15歳で元服して成人扱いです。 5556
だまぞう
DONEどぽちによる5日間かけてお祝いするひふみんハピバ企画〜
会話だけですがR18気味なのでワンクッション
直接的な画はありません。
OKな方のみどうぞ〜
5日間企画…
できるのかい
できないのかい
どっちなんだいー!
できるー!
はず。 3