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    #槇村香

    makiMurakami

    かほる(輝海)

    DONEシティーハンター
    冴羽獠×槇村香
    原作以上の関係

    背中合わせに座ってる二人を書いてみたくて、書いてみた(*´ω`*)

    話の中で二人は服を着てませんが、ほぼ会話だけなので全年齢とします。
    We are Buddy. ふと目が覚めてみると、大きな背中が視界に入った。広々と、そして隆々とした、傷だらけの背中。少し背を丸くして、獠はベッドサイドに腰掛けていた。その肩は一定のリズムを刻みながら、静かに上下を繰り返している。あたしは、身体に掛けられていたシーツを払って起き上がった。
     獠の背中には、今夜あたしが残した傷以外にも、生々しい打撲の痕が残っていた。それは、あたしを庇ったがために受けた傷だった。獠はいつも、依頼人やあたしが爆発に巻き込まれたとき、必ず庇ってくれる。その大きな身体を盾にして、爆風や瓦礫から守ってくれるの。今日だって、そうやってあたしを守り、獠は負傷した。
     それが、獠の仕事。それが、獠の生業。あたしも、頭ではわかっている。けれど、こうして獠の背中を見ていると、あたしのせいで傷つけてしまった事実を、改めて突きつけられた気がした。あたしは、獠の背中へ手を伸ばした。でも、その肌へ触れる直前で、あたしの手が止まった。――触れたからと言って、何が変わるのだろう。謝ったって、慰めたって、感謝したって、この傷が消えるわけじゃない。そもそも、獠自身はそんなことを望んでいない。それは、誰よりもあたしが一番よくわかっている。だからあたしは、その傷に触れることも、その傷ついた背中を抱きしめることもできなかった。それならば、せめて――。
    2392

    Sasame

    DONEほらね……現実逃避よろしく、とばかりに書いちゃったよ。
    ツイで書いてたのと違うネタでね!( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ \ \

    甘い系を書いてみたかったからさ……
    I˙꒳​˙)コッソリ


    原作以上の獠香ちゃん。
    「……珍しいわね」
     目の前の光景に思わず言葉が出た。
     依頼人だった女性に誘われて獠が外に出掛けてから四時間。日付が変わる前に獠はアルコールの匂いを纏って帰ってきた。
    「獠、お水」
     リビングのテーブルに突っ伏して眠る獠に声をかけてみたが「う~」と小さく唸るだけで目を開ける様子はない。
    「さて、どうしようか」
     大柄な獠を抱えて部屋へと連れて行くのは困難だ。だからと言って季節の変わり目である今の時期に、このままにしおいて風邪をひかせるのも忍びない。
    「獠、お水ここに置いてるからね」
     獠の顔の近くにペットボトルを置いて部屋へと毛布を取りに行く。
     依頼人の護衛と共に敵の情報を得る為にこの一週間、獠は昼夜問わず動いていた。
    「やっぱり疲れていたのに無理してたのね」
     敵に狙われる怯える依頼人に獠はいつものように『もっこり』を口にして迫り香がハンマーで制裁していた。そして依頼が終わる頃には毎度のごとく依頼人は獠に惚れる。
     獠と香は公私共にパートナーであると告げても依頼人の『一度だけでも冴羽さんと食事がしたい』と懇願する姿に香は『NO』とは言えなかった。
     依頼を受けた時点で二人の関係を 1630