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    #軌跡

    locus

    ゆきこ

    TRAININGたまには違うキャラを書こうと思って引いた創作系のお題ガチャで似た者同士というテーマが出て、思いついたのがこの2人でした。何で新Ⅶ組がクロスベルにいるのかまでは気にしちゃだめです(単に考えてない)。他にブレスレット、ハーフアップ、流れ星、という単語が出てきたけどブレスレットは上手く組み込めなかった。そしてこの事をもしミリアムが知ったらむくれそう。お姉ちゃんはボクなのにっ!て。
    似た者同士の内緒話「私たち、似た者同士、かもしれませんね」

    一人で夜空を眺めていたところ、探しに来たティオから出た言葉にアルティナは首を傾げる。

    「そう、でしょうか?」
    「ええ。何となくですが、そう思います」

    そう答えるティオの目は優しくて、まるで妹を見守る姉のようだとアルティナは思う。

    「私も、貴女のような素敵な女性になれるでしょうか…」
    「なれますよ、貴女らしい、素敵な女性に。…かつて私は、エリィさんに対して同じことを思っていました。でも、言われたんです。貴女は貴女らしく在れば良いのよって。だから私は背伸びして無理をするのは止めました。そんなのは私らしくないから」
    「ティオ、さん…」
    「だから、アルティナさん。貴女もきっと、大丈夫です。あの人の隣に並んでもつり合うだけの素敵な女性に、きっとなれます」
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    ゆきこ

    TRAINING赤ずきんパロ、だったはずのもの。もはや別物だけど。原因は初対面の人間(狼)にお前を食べるって言われたら、ロイド君は絶対食べる(物理)って解釈するよなあと思った事。で、それに合わせて弄ってたらこんな事に。
    なお引いたお題は『赤ずきんパロディ。久々に獲物を見つけたリィン。赤ずきんのロイドに襲いかかるも、逆手に取られてしまう。“食べられる”のは、どっち?』だった。
    ロイドが狼なリィンを餌付けする話「ランディの所に届け物をしてきてもらえない?」

    ある日、エリィにそう頼まれたロイドが向かったのは、森の奥深くにある彼の住む狩猟小屋。
    もう少し町に近い所に住めば良いのに、まあ以前は俺も住んでたんだけど、などと考えながらロイドが森を歩いて行くと、目の前に犬のような耳と尻尾が生えた、ロイドよりも少し年下に見える男が立ち塞がった。

    「その手に持っている物を置いていけ!」
    「ダメだよ。これはランディへの届け物なんだ」
    「ランディ…って、あの小屋に住んでいる狩人の?…君はあの人の知り合いなのか?」
    「そうだよ。俺はロイド・バニングス。この近くの町に住んでいるんだ」
    「あ、俺はリィン…って、自己紹介してる場合か!?」
    「だってランディの知り合いなんだろ?あれ、もしかして違ったか?」
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    ゆきこ

    TRAININGリンロイリンで、お題からは少しずれた気もするけどいっぱい食べる君が好き。可愛いお題なので可愛く、と思いながら書いたらどう足掻いてもバカップルにしか見えなくなった。なおこの世界にリスがいたかどうかは思い出せないので突っ込まないでください…。そして最後の部分は蛇足かなとも思ったけど、支援課の面子も少しだけでも出したかった。リンロイリンは彼らに生温い目で見守られています!
    いっぱい食べる君が好きロイドが大きな口でたくさんご飯を食べる様子が可愛くてたくさん餌付けしてしまうリィン。いっぱい食べる君が好き。



    ロイド視点
    「ロイドってさ、一口が結構大きいし、凄く美味しそうに食べるよな」

    リィンにそんな事を言われたのはしばらく前。二人で何度目かのデートをしていた時の事だった。
    屋台で買ったフランクフルトを頬張っている時に言われたその言葉に首を傾げると、ほっぺにケチャップ付いてるぞ、と伸びてきた指で拭われて、話を続けられる。

    「何ていうかさ、美味しい物を食べてる時の顔が本当に幸せそうなんだよな。それに、そうやって口の中を一杯にしてると、リスみたいで凄く可愛い」

    リス?頬っぺたパンパンにふくらませてって事か?
    思いもよらない言葉に目を白黒させていると、ただの感想だから気にしないでくれと言われたけど、気になるに決まっている。
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