○みつく
DONE写了差不多半个月,断断续续的故事逻辑上难以避免会有不太对的地方,尽可能避免了含糊的表达,但措辞的严谨性也有些下降,敬请指正。是人类无法接受异类的BE,也是向生而死的HE。仁者见仁。
密码浮生日(四位数字) 10678
moegist
DONEメイドの約束〜メイドの約束とは…?〜
『まほyく好きな方、みんなメイド描いてない…?』という友人発言から、すったもんだ(だいぶ省略)で通過儀礼みたいなもんか!メイド描きます!となった私の"約束"です)
私はクラシカルメイドが好きです。
亘理湯
DONE『魔法使いの休日』魔法を使えないネロとファウストが、だらだら家事をするだけの話。
※直接描写はありませんが、性的な関係を匂わせる表現があります。
2023/6/25 中庭発行の作品WEB公開版です(おくづけはありません) 22
🌕 🌊
PASTネロファウ晩酌アンソロ「MAKE A TOAST」に寄稿したもののWeb再録です。ネロとファウストが北の方に飛んで酒を飲む話。
テイスティングはお好みで テイスティングはお好みで
「ここが目的地だ、お疲れさん」
ネロに連れてこられた先にあったのは、紫色の大きな氷柱だった。
任務後、魔法舎に戻ったファウストを待っていたのは、今まさにどこかへ行こうと箒を取り出したネロの姿だった。
ネロにしては珍しく、労いの言葉もそこそこに切り出されたのは「疲れてるところ悪いんだけどさ、ちょっと付き合ってくんない?」という謎の誘いだった。
正直なところ、まあまあ疲労していたので、すぐにでも自室に引きこもってしまいたい気持ちが強い。
しかし、ネロの様子から察するに、おそらくギリギリまでファウストの帰りを待っていたのだろう。なかなか戻らないので外にいたことは、未だ春の気配が遠いこの寒空で赤くなった鼻が何より饒舌だ。
5404「ここが目的地だ、お疲れさん」
ネロに連れてこられた先にあったのは、紫色の大きな氷柱だった。
任務後、魔法舎に戻ったファウストを待っていたのは、今まさにどこかへ行こうと箒を取り出したネロの姿だった。
ネロにしては珍しく、労いの言葉もそこそこに切り出されたのは「疲れてるところ悪いんだけどさ、ちょっと付き合ってくんない?」という謎の誘いだった。
正直なところ、まあまあ疲労していたので、すぐにでも自室に引きこもってしまいたい気持ちが強い。
しかし、ネロの様子から察するに、おそらくギリギリまでファウストの帰りを待っていたのだろう。なかなか戻らないので外にいたことは、未だ春の気配が遠いこの寒空で赤くなった鼻が何より饒舌だ。
t0mic0x0shi
DONEネロファウになりきれないネ+ファくらいのある夜の晩酌の話カプ要素薄薄の薄だけど、気持ちはネロファウ
ある晩酌のこと 緩やかに体内に回る酒精を感じながら、またひとくち、赤ワインの注がれたグラスを傾け、視界の端に映っていた相手を横目で見る。
夜の闇に溶けそうな、それと同じ色の服に身を包み、ボトルとつまみのはいったバスケットを挟んで隣に座っているそのひとは、くるくるとグラスの中身を回して香りを堪能していた。口元は普段よりもゆるんでいるように見える。彼の姿を隠すような、守る強固な結界のような上着と帽子は身にまとっておらず、サングラスもまた、外されて弦を折りたたまれた状態で、彼の隣に置かれていた。
膝の上では一匹の白猫がくつろいでいる。時折その背に手袋をしていない手で触れながら、普段は帽子とサングラスで隠されている菫色の目はいま、空に向けられていてこちらを向いてはいない。真っ直ぐに通った鼻梁と、薄く小さな唇。尖った顎と、高い襟からわずかに覗く首と喉仏。
5105夜の闇に溶けそうな、それと同じ色の服に身を包み、ボトルとつまみのはいったバスケットを挟んで隣に座っているそのひとは、くるくるとグラスの中身を回して香りを堪能していた。口元は普段よりもゆるんでいるように見える。彼の姿を隠すような、守る強固な結界のような上着と帽子は身にまとっておらず、サングラスもまた、外されて弦を折りたたまれた状態で、彼の隣に置かれていた。
膝の上では一匹の白猫がくつろいでいる。時折その背に手袋をしていない手で触れながら、普段は帽子とサングラスで隠されている菫色の目はいま、空に向けられていてこちらを向いてはいない。真っ直ぐに通った鼻梁と、薄く小さな唇。尖った顎と、高い襟からわずかに覗く首と喉仏。
t0mic0x0shi
DONEネロファウ未満のネ2023年バレンタインのネタが少しあり
晩酌準備は軽やかに せっかく賢者さんにもらったしな。というのはこじつけで、そもそも今宵は一緒に晩酌しようと示し合わせていたのだ。
ふたりでの晩酌の始まりは偶然だった。
しばらくして、言葉での問いかけになった。「今晩どう?」とか「いい酒が手に入ったんだ」とかそういう誘いの言葉。
それから、段々と言葉がへっていった。なんとなく目線を合わせたり。例えば顎で中庭をさしたり、酒のボトルを持ち上げてみたり、グラスをもって飲むジェスチャーをしてみたり。
いいよ、という言葉だったり、小さくうなずくだけだったり、いつもかぶっている帽子のつばを少し上げるだけだったりと、表現は様々だけれど、不思議と言いたいことは伝わってくる。
ネロのほうといえば、いいね、という言葉だったり、同じく小さくうなずくだけだったり、人差し指と親指で丸をつくってみたりするが、言いたいことは伝わっていると思っていた。
2139ふたりでの晩酌の始まりは偶然だった。
しばらくして、言葉での問いかけになった。「今晩どう?」とか「いい酒が手に入ったんだ」とかそういう誘いの言葉。
それから、段々と言葉がへっていった。なんとなく目線を合わせたり。例えば顎で中庭をさしたり、酒のボトルを持ち上げてみたり、グラスをもって飲むジェスチャーをしてみたり。
いいよ、という言葉だったり、小さくうなずくだけだったり、いつもかぶっている帽子のつばを少し上げるだけだったりと、表現は様々だけれど、不思議と言いたいことは伝わってくる。
ネロのほうといえば、いいね、という言葉だったり、同じく小さくうなずくだけだったり、人差し指と親指で丸をつくってみたりするが、言いたいことは伝わっていると思っていた。
t0mic0x0shi
DONEネロファウ未満の、ファ。ひまわり〜の1話あたりです。やさしいあじ それらすべてに気遣いがつまっていた。
太陽が高く空にあろうが、<大いなる厄災>が闇夜を明るく照らしていようが外の明かりを一切部屋に取り入れる気のない、分厚く黒いカーテンのかけられた部屋の中で、ファウストはテーブルの上に広げたバスケットの中身を前に、ベッドの上に腰かけそっと息をつく。
持たされたバスケットの中身を広げるには机の上は心もとなかったので、魔法でとりだしたテーブルをベッドの前に置いていた。
パンとチーズ、蒸した野菜とキッシュに、おまけのワイン。
昨夜は浅いながらに多少は眠ることができたから、今すぐに眠りを欲しているわけでもない。夢も見ないほど深いわけではなく、けれども夢を見るには浅い、あと少し眠りが深まれば夢を見ていたかもしれないくらいの、眠りの薄氷の上。けれども、いまのファウストにとってはそのくらいの眠りが一番安心できる。
2927太陽が高く空にあろうが、<大いなる厄災>が闇夜を明るく照らしていようが外の明かりを一切部屋に取り入れる気のない、分厚く黒いカーテンのかけられた部屋の中で、ファウストはテーブルの上に広げたバスケットの中身を前に、ベッドの上に腰かけそっと息をつく。
持たされたバスケットの中身を広げるには机の上は心もとなかったので、魔法でとりだしたテーブルをベッドの前に置いていた。
パンとチーズ、蒸した野菜とキッシュに、おまけのワイン。
昨夜は浅いながらに多少は眠ることができたから、今すぐに眠りを欲しているわけでもない。夢も見ないほど深いわけではなく、けれども夢を見るには浅い、あと少し眠りが深まれば夢を見ていたかもしれないくらいの、眠りの薄氷の上。けれども、いまのファウストにとってはそのくらいの眠りが一番安心できる。
亘理湯
DOODLE勇気をだして「あんたに温めてほしい」なんて誘ったのにさ、首かしげたあと自分のマフラー巻いてくんだもんな、このせんせーは……。※Twitterに投稿したものから線画とカラーを直しました。
亘理湯
DONEネロ×ファウスト現パロwebオンリー「ネオンの現に祝杯のファセット」展示漫画
【 あ ま い あ い ま い 】
ホストのネロを甘やかしてる大学生ファのお話(要約)
軽い酒ハラシーンがあるので苦手な人は注意してください。 32
тонегава
MOURNINGpixivからの再掲です。※注意:先天性女体化百合、現パロ(高校生)、一部ファウフィガファウっぽさあり
ファウストがネロにキスマーク付けてほしいって頼む話です。フィガロも出てくる。若干のファウフィガファウっぽさがあります。
一応現代の女子校での先天性女体化百合のつもりで書きましたが、あまりよくわかりません。全て雰囲気ですので、雰囲気で読んでくだされば幸いです。 2277
13_rooms
DONEもちろん二人で3、開催おめでとうございます…大遅刻すみません…。人を眠らせる絵の中に迷い込むネロの話です。
この夜を灰にして 燃える火のおとがする。
シダの葉が繁る深い森のなか、獣の足跡を避けてすすめば、じきに水辺にたどり着く。夜の湖畔は月光を映して眩しい。透き通った水底には、朽ちた花びらや、生き物の真白い骨が沈んでいる。浅瀬にうちあげられた旧い小舟と、屋根のない水車小屋。その、ほとんど崩れかけた小舟の端に座って、誰かが火を起こしていた。集めた焚き木をくべながら、彼は歌を口ずさむ。なだらかな頬を赤く染めて、秋雨のように穏やかな声で。すみれ色の眸に、淡い翳を落として。夜にみる灰は、雪に似ている。だから初め、俺はそこにだけ雪が降っているのだとおもった。雪のように降る灰だなんて、あまりにも寂しい。そうおもってしまうのは、俺が北の生まれだからだろうか。けれどもその光景は、不思議と俺を懐かしく、安らかな気持ちにさせた。そういう、絵だった。俺が迷いこんでしまったのは。
4763シダの葉が繁る深い森のなか、獣の足跡を避けてすすめば、じきに水辺にたどり着く。夜の湖畔は月光を映して眩しい。透き通った水底には、朽ちた花びらや、生き物の真白い骨が沈んでいる。浅瀬にうちあげられた旧い小舟と、屋根のない水車小屋。その、ほとんど崩れかけた小舟の端に座って、誰かが火を起こしていた。集めた焚き木をくべながら、彼は歌を口ずさむ。なだらかな頬を赤く染めて、秋雨のように穏やかな声で。すみれ色の眸に、淡い翳を落として。夜にみる灰は、雪に似ている。だから初め、俺はそこにだけ雪が降っているのだとおもった。雪のように降る灰だなんて、あまりにも寂しい。そうおもってしまうのは、俺が北の生まれだからだろうか。けれどもその光景は、不思議と俺を懐かしく、安らかな気持ちにさせた。そういう、絵だった。俺が迷いこんでしまったのは。
kome_bread029
DONEネットプリント(セブンイレブン)番号→LNT8B62M
(21日までプリントできます。)
今年もバカンスへ行かなかったファウストを、デートへ誘うことに成功しました。
さて、ネロは何を買ったのでしょう…?
亘理湯
DOODLE『もちろんふたりで3』開催おめでとうございます!■小話(4P漫画)
『先生が沢山食べてるところを見るのが好きなネロと、
シェフの喜ぶ顔が可愛いからいっぱい食べるファウストが、
ふたりでお留守番だったのでよからぬこと(健全)をした』 4
chacco
INFO7/23 中庭で待ち合わせ ネロファウ本サンプルです短編集 全年齢 42P 400円
※ネファのつもりで描いていますが、先生が仕掛けるシーンもありますので、何でも大丈夫な方向けです。
おまけの漫画も2本入ってます。 14
13_rooms
DONEネロファウ|死体のうえで踊る話(概念)夜はやさし 真夜中に話すことなんて、カップに入れたら忽ち融けてしまう、退屈なシュガーみたいなものでいい。白けた気分になりたくないし、古傷に触れる趣味はお互いにないのだし。なのに、どうしてそんな話をしてしまったのだか。
「ガキの頃さ、墓のうえで踊っているやつをみたことがあるよ」
汗をかいたグラスのなかで、融けた氷がおとをたてた。向かいに座るファウストが顔をあげる。卓上にともされた蝋燭の火が、彼の頬を嘗めるように照らした。いつも陶器みたいに青ざめた頬は、今は仄かなばら色だ。伏せた睫毛の色が濃い。普段より所作が緩慢にみえるのは、先生も大概に酔っているからだろう。そういう自分も、さっきからずっと、頭の芯に甘やかな痺れがある。みずうみで小舟に揺られるほどの、心地よい酩酊。あるいはシャイロックのバーに置かれた籐の揺り椅子や、栄光の街をめぐるゴンドラ(リケ達にせがまれて一度だけ乗った)、回転木馬、は、流石にまだ乗ったことがないのだけれど。
4032「ガキの頃さ、墓のうえで踊っているやつをみたことがあるよ」
汗をかいたグラスのなかで、融けた氷がおとをたてた。向かいに座るファウストが顔をあげる。卓上にともされた蝋燭の火が、彼の頬を嘗めるように照らした。いつも陶器みたいに青ざめた頬は、今は仄かなばら色だ。伏せた睫毛の色が濃い。普段より所作が緩慢にみえるのは、先生も大概に酔っているからだろう。そういう自分も、さっきからずっと、頭の芯に甘やかな痺れがある。みずうみで小舟に揺られるほどの、心地よい酩酊。あるいはシャイロックのバーに置かれた籐の揺り椅子や、栄光の街をめぐるゴンドラ(リケ達にせがまれて一度だけ乗った)、回転木馬、は、流石にまだ乗ったことがないのだけれど。