ige543kan
PROGRESS1/26 2冊目進捗④仔ゲゲにおいしもの食べさせたいだけ
分け合う一口(たい焼き)夕飯の買い出しを終えた帰り道、どこかから漂ってきた香ばしい匂いが鼻をくすぐった。
「いい匂いがするのう」
「あ、あれじゃないか、たい焼き屋」
「ほんとじゃ!」
指さした方に赤い暖簾を見つけると嬉しそうな声をあげるゲゲ郎。買って帰るか、と屋台の方に足を向けた。
店頭に示されている味は2つ。
「どっちにする?」
「今日はかすたぁどの気分じゃ」
「ん、じゃあ俺はつぶにするか」
店主に注文を伝えると、気のいい返事とともに型に生地が流し込まれていく。火が通るとふんわりと膨らんできて、それぞれの具が乗せられていく様を興味深そうにゲゲ郎が見ていた。たしかに、こうやって目の前で作られていく工程を見るのは面白い。
お待ちどお! とまた気のいい声とともたい焼きが紙に包まれて渡された。二人でお礼を言って、味が分かるようにと白いシールが貼らている方をゲゲ郎に渡す。
752「いい匂いがするのう」
「あ、あれじゃないか、たい焼き屋」
「ほんとじゃ!」
指さした方に赤い暖簾を見つけると嬉しそうな声をあげるゲゲ郎。買って帰るか、と屋台の方に足を向けた。
店頭に示されている味は2つ。
「どっちにする?」
「今日はかすたぁどの気分じゃ」
「ん、じゃあ俺はつぶにするか」
店主に注文を伝えると、気のいい返事とともに型に生地が流し込まれていく。火が通るとふんわりと膨らんできて、それぞれの具が乗せられていく様を興味深そうにゲゲ郎が見ていた。たしかに、こうやって目の前で作られていく工程を見るのは面白い。
お待ちどお! とまた気のいい声とともたい焼きが紙に包まれて渡された。二人でお礼を言って、味が分かるようにと白いシールが貼らている方をゲゲ郎に渡す。
ige543kan
PROGRESS1/26 2冊目進捗③仔ゲゲにおいしもの食べさせたいだけ
かがやきを閉じ込めて (金平糖)いつもよりも軽い足取りで退社して家を目指す。
ちらりと仕事鞄の中を覗けば、かわいらしい桃色の巾着が目に入った。自分には似つかわしくないそれは、留守番してるいい子へのお土産だ。早く、早く帰って食べさせてやりたい。どんな反応をしてくれるだろうか。喜んでくれるだろうか。期待に胸を膨らませながら帰り道を急いだ。
「ただいま」と玄関の扉を開ければ、居間から「おかえり」とゲゲ郎が顔だけ出して迎えてくれる。靴を脱いで自分も居間へと入ると、鞄の中からずっと出番を待っていた桃色の巾着を取り出した。
「ほら、今日は土産があるぞ」
そう言って目の前にぶら下げれば、興味津々な視線が巾着へと注がれる。「手を出して」と言えばすぐ両手で皿を作ってくれた。本当に素直でいい子だな、と少し笑ってその上にぽんっと巾着を乗せてやる。
929ちらりと仕事鞄の中を覗けば、かわいらしい桃色の巾着が目に入った。自分には似つかわしくないそれは、留守番してるいい子へのお土産だ。早く、早く帰って食べさせてやりたい。どんな反応をしてくれるだろうか。喜んでくれるだろうか。期待に胸を膨らませながら帰り道を急いだ。
「ただいま」と玄関の扉を開ければ、居間から「おかえり」とゲゲ郎が顔だけ出して迎えてくれる。靴を脱いで自分も居間へと入ると、鞄の中からずっと出番を待っていた桃色の巾着を取り出した。
「ほら、今日は土産があるぞ」
そう言って目の前にぶら下げれば、興味津々な視線が巾着へと注がれる。「手を出して」と言えばすぐ両手で皿を作ってくれた。本当に素直でいい子だな、と少し笑ってその上にぽんっと巾着を乗せてやる。
ige543kan
PROGRESS1/26 2冊目進捗②仔ゲゲにおいしいもの食べさせたいだけです
あたたかさと待ちぼうけ (おむすび) 「お腹がすいたのう……」
夕方の鳥が鳴き止んで、次第に鈴虫の音が聞こえてきた夜のはじまり。居間でぼうっと寝そべり天井を見上げながら呟く。
いつもなら夕餉を食べている時間だが、事情があって今日はまだだ。待っていようと思っていたが、いよいよ空腹を訴えた胃がぎゅぅっと鳴り出してしまった。
「……仕方ない、あれをいただくとしようかの」
よっこいしょ、と体を起こして台所へと向かう。
扉を開ければ、そこにはラップのかけられた皿が台の上に一つ置かれていた。それを持って居間へと戻る。
座卓にそれを置き、いただきます、と手を合わせてからラップを剥がせば、中にはおむすびが二つ入っていた。
これは今朝、帰りが遅くなりそうだからもし腹が減ったら食べてくれ、と水木が握っていってくれたものじゃった。片方は真っ白で、もう片方には海苔が巻かれている。
1053夕方の鳥が鳴き止んで、次第に鈴虫の音が聞こえてきた夜のはじまり。居間でぼうっと寝そべり天井を見上げながら呟く。
いつもなら夕餉を食べている時間だが、事情があって今日はまだだ。待っていようと思っていたが、いよいよ空腹を訴えた胃がぎゅぅっと鳴り出してしまった。
「……仕方ない、あれをいただくとしようかの」
よっこいしょ、と体を起こして台所へと向かう。
扉を開ければ、そこにはラップのかけられた皿が台の上に一つ置かれていた。それを持って居間へと戻る。
座卓にそれを置き、いただきます、と手を合わせてからラップを剥がせば、中にはおむすびが二つ入っていた。
これは今朝、帰りが遅くなりそうだからもし腹が減ったら食べてくれ、と水木が握っていってくれたものじゃった。片方は真っ白で、もう片方には海苔が巻かれている。
ige543kan
PROGRESS1/26 2冊目進捗仔ゲゲに美味しいもの食べさせたいシリーズ①
※細かいこと気にせずにお楽しみください
深夜の罪 なんとなく、そう、なんとなく眠れない日じゃった。
昼寝をしすぎたせいじゃろうか。夜も深まってきたというのに目が冴えてしまって全然眠れる気配がしない。
そうしていると今度は腹が空いてくるもので、この空腹を満たさなければ眠れないような、そんな落ち着かない気持ちになる。もぞもぞとしていると隣で眠る水木から声をかけられた。
「眠れないのか?」
「ん……すまぬ、起こしてしまったな」
「別に構わねぇよ。……怖い夢でも見たのか?」
頬を撫でられながらそう心配そうな顔で見られ、本当にやさしい男じゃな、と胸の奥があたたかくなる。
いや、そういうわけではな無いんじゃが……と言えば安心したように肩を落とした。
「その、なんとなく腹が空いてしまって……」
2309昼寝をしすぎたせいじゃろうか。夜も深まってきたというのに目が冴えてしまって全然眠れる気配がしない。
そうしていると今度は腹が空いてくるもので、この空腹を満たさなければ眠れないような、そんな落ち着かない気持ちになる。もぞもぞとしていると隣で眠る水木から声をかけられた。
「眠れないのか?」
「ん……すまぬ、起こしてしまったな」
「別に構わねぇよ。……怖い夢でも見たのか?」
頬を撫でられながらそう心配そうな顔で見られ、本当にやさしい男じゃな、と胸の奥があたたかくなる。
いや、そういうわけではな無いんじゃが……と言えば安心したように肩を落とした。
「その、なんとなく腹が空いてしまって……」
huhaitya
PAST水父または水父子短すぎるくらい短いお話を寄せ集めました
支部にも上げてるもの含まれてます
タイトルはやっつけ適当です
※軽い死ネタ有り
※仄暗いのあり
水父短編集【あついあつい】
真夏の蝉すら鳴かぬ程の高温の中でお主は暑い暑いと言う。
どちらの汗か体液か
しっとりした布団に動かぬまま、ただただお主は暑い暑いを繰り返す。
「暑いな…」
「では離れるか…?」
「離れたら寒いだろ」
暑いと行ったり寒いと行ったり矛盾している男。
今もまだ繋がったまま湿った肌を合わせたままひたすらに暑いと言う。
「暑いな…」
お主以上にワシは熱さで溶けてしまう。
【串刺しを望む】
「ワシは串刺しにされたい」
お前が突然言い出すから俺はなんとも言えない顔をするしかない。
人には色んな癖があると言うがそれは人であれば無理難題だろうなと思う。
コイツが人外だとしても「そうか」とやってやるわけにはいない。
それなのにお前はケケケと嬉しそうに繰り返す。
5760真夏の蝉すら鳴かぬ程の高温の中でお主は暑い暑いと言う。
どちらの汗か体液か
しっとりした布団に動かぬまま、ただただお主は暑い暑いを繰り返す。
「暑いな…」
「では離れるか…?」
「離れたら寒いだろ」
暑いと行ったり寒いと行ったり矛盾している男。
今もまだ繋がったまま湿った肌を合わせたままひたすらに暑いと言う。
「暑いな…」
お主以上にワシは熱さで溶けてしまう。
【串刺しを望む】
「ワシは串刺しにされたい」
お前が突然言い出すから俺はなんとも言えない顔をするしかない。
人には色んな癖があると言うがそれは人であれば無理難題だろうなと思う。
コイツが人外だとしても「そうか」とやってやるわけにはいない。
それなのにお前はケケケと嬉しそうに繰り返す。
huhaitya
PAST水父【お前の最期の男になりたい】のお題を頂いてできた話
※戦争表現あり
【地獄に行くのはその後で】俺は戦場で数え切れない程の人を殺した。
時には生きてる仲間だって巻き込んでしまっている時もあった。
それでも、自分が生きる為なら犠牲は付き物だと思いながら生きるしかなった。
最低だとわかってる。
その仲間達の家族には今でも顔を向ける事は出来ないでいる。
お前が言う『死相』がまだ残っているのなら、きっとそいつらが俺を迎えに来るのだろう。
そんな最低な俺が今、こんなに幸せに生きて良いのだろうか。
こんな死に損ないな俺が贅沢過ぎる願いを持ってしまってもいいのだろうか。
「出来るのならば…お前の最期の男になりたい」
「心配せずとも、これからもずっとお主が最初で最期の『男』じゃよ」
俺はいずれはお前達の元へ行くだろう。
けれども今はお前達の分まで生きて、寂しがり屋の最愛の傍に居させて欲しい。
374時には生きてる仲間だって巻き込んでしまっている時もあった。
それでも、自分が生きる為なら犠牲は付き物だと思いながら生きるしかなった。
最低だとわかってる。
その仲間達の家族には今でも顔を向ける事は出来ないでいる。
お前が言う『死相』がまだ残っているのなら、きっとそいつらが俺を迎えに来るのだろう。
そんな最低な俺が今、こんなに幸せに生きて良いのだろうか。
こんな死に損ないな俺が贅沢過ぎる願いを持ってしまってもいいのだろうか。
「出来るのならば…お前の最期の男になりたい」
「心配せずとも、これからもずっとお主が最初で最期の『男』じゃよ」
俺はいずれはお前達の元へ行くだろう。
けれども今はお前達の分まで生きて、寂しがり屋の最愛の傍に居させて欲しい。
huhaitya
PAST水父でモブ父ほぼモブ父
モブに痴漢される父の話
そのまま
【痴漢される父の話】昼下がり。
水木の忘れ物を見つけ、走って届けたまではいいが胸元に抱いた赤ん坊な鬼太郎はすっかり夢の中。
流石に再び走って帰宅するには起こしてしまう。
ここは人間の文明を久しぶりに使おうか。
水木とたまにしか使った事が無い『電車』なる物。
不安ではあったが、初めてでは無いので緊張しつつ乗ることが出来た。
降りる駅も水木と予習済みで掲示板を思い出しながら反芻。
電車の中はそれなりに混んでいて座席はぎゅうぎゅうになっていた。
しかしワシは普通の人に比べて何時間も立っていても問題は無いと自信がある。
胸元に抱いた鬼太郎を潰さない様に、隅へ立って窓の外を眺める事にしよう。
今どれ位なのか、もうそろそろ降りる駅であろうかと意識を外から電車内へ向けた時、突然さっきまで感じなかった違和感が背後にあるのを感じた。
1934水木の忘れ物を見つけ、走って届けたまではいいが胸元に抱いた赤ん坊な鬼太郎はすっかり夢の中。
流石に再び走って帰宅するには起こしてしまう。
ここは人間の文明を久しぶりに使おうか。
水木とたまにしか使った事が無い『電車』なる物。
不安ではあったが、初めてでは無いので緊張しつつ乗ることが出来た。
降りる駅も水木と予習済みで掲示板を思い出しながら反芻。
電車の中はそれなりに混んでいて座席はぎゅうぎゅうになっていた。
しかしワシは普通の人に比べて何時間も立っていても問題は無いと自信がある。
胸元に抱いた鬼太郎を潰さない様に、隅へ立って窓の外を眺める事にしよう。
今どれ位なのか、もうそろそろ降りる駅であろうかと意識を外から電車内へ向けた時、突然さっきまで感じなかった違和感が背後にあるのを感じた。
huhaitya
PAST水父甘〜い水父を目指したつもり
【どんぐりまなこ】鬼太郎が様々などんぐりを拾ってきた。
子供はどうしてこう、なんでも拾ってくるかね?
いや、そこが可愛いからいいか。
親バカにもなる。
現に本当の親の方は沢山渡されたどんぐりに終始笑顔を絶やさない。
小さいの、大きいの、細長いの、丸々したの、傘があるの。
ウチの息子はどんぐり拾いの天才か?
「どんぐりは炒って食べると美味いんじゃが折角の倅から貰ったどんぐりじゃ。ずっと愛でていたい」
「食う気だったのか」
世の中何でも食えるんじゃぞ?と言う。
確かに食おうと思えば何でも食える時代だ。
地方によっては今でも食べてる所があるだろう。
机に置いた鬼太郎からのどんぐりを嬉しそうに飽きずにずっと眺めている。
その姿がまさしく「父親」で下手したら「母親」で。
763子供はどうしてこう、なんでも拾ってくるかね?
いや、そこが可愛いからいいか。
親バカにもなる。
現に本当の親の方は沢山渡されたどんぐりに終始笑顔を絶やさない。
小さいの、大きいの、細長いの、丸々したの、傘があるの。
ウチの息子はどんぐり拾いの天才か?
「どんぐりは炒って食べると美味いんじゃが折角の倅から貰ったどんぐりじゃ。ずっと愛でていたい」
「食う気だったのか」
世の中何でも食えるんじゃぞ?と言う。
確かに食おうと思えば何でも食える時代だ。
地方によっては今でも食べてる所があるだろう。
机に置いた鬼太郎からのどんぐりを嬉しそうに飽きずにずっと眺めている。
その姿がまさしく「父親」で下手したら「母親」で。
dukke033
DONE妖怪たちと飲み会する水父仲間の妖怪達に水木を紹介する時に一悶着あってほしいし認めさせて婿殿呼ばわりされてほしいしあの人間本当に人間かってビクつかれてほしい
そして親父ガチ勢の火車にメンチ切られて俺は認めねーぞってなる展開が見たい
記憶なし水目はふとした時に人型がよぎるといいね
pass:映画公開日 8
dukke033
DONE自作ねん水父の日々のイチャイチャ推しの人魚化は性癖なのでスリット姦する推しカプを浴びる程見たい今日このごろ…
後はベビキタちゃん制作して家族旅行をさせたいし、父を着飾る水が見たいのでオシャレな服も着せてあげたいなぁ
水父、水目のデート写真を少し追加しました
pass:映画公開日 29
huhaitya
PAST目岩前提の水父です神からの供給の衝動が抑えきれず、何番煎じでもと殴り書いた物ですので荒削りで失礼します
【向日葵を贈ろう】『お前は向日葵みたいだな』
花の様と言われたのは初めてであった。
向日葵は夏に咲く背の高い黄色い花。
背が高いから、似ていると言われたのだろうか。
それにしては水木にはからかいの感情は無さそうだ。
『目は口ほどに物を言う』と言う。
いつもワシら親子を愛おしそうに見つめるその目でワシに言う。
姿形が向日葵に似ているのかと言う訳ではなさそうで、水木と言う男は理由を聞いてもはぐらかす男だ。
それ程気恥しい事を言われたのだろうか。
「それはもうそう言う意味であろう。水木殿はロマンチストであるなぁ」
「どうゆう事じゃ…?」
「そうさな…オノコな親父殿には『花言葉』は分からんか」
「聞いた事はある。花には様々な言葉が添えられていると…しかし生憎ワシは向日葵を知らんのじゃ」
2869花の様と言われたのは初めてであった。
向日葵は夏に咲く背の高い黄色い花。
背が高いから、似ていると言われたのだろうか。
それにしては水木にはからかいの感情は無さそうだ。
『目は口ほどに物を言う』と言う。
いつもワシら親子を愛おしそうに見つめるその目でワシに言う。
姿形が向日葵に似ているのかと言う訳ではなさそうで、水木と言う男は理由を聞いてもはぐらかす男だ。
それ程気恥しい事を言われたのだろうか。
「それはもうそう言う意味であろう。水木殿はロマンチストであるなぁ」
「どうゆう事じゃ…?」
「そうさな…オノコな親父殿には『花言葉』は分からんか」
「聞いた事はある。花には様々な言葉が添えられていると…しかし生憎ワシは向日葵を知らんのじゃ」
huhaitya
PAST水父食べ物ネタまとめ
Xで呟いたネタ呟きをまとめた物で
ほぼセリフだったりなので見にくい所失礼します
水父だったり
水父+ちび鬼君だったりします
水木キャラ崩壊多し
下ネタもあります注意
【いっぱい食べる君達が好き】【お子様ランチ】
水「色々乗ってるだろー全部鬼太郎のだ」
鬼「わー!」
父「よかったのぅ鬼太郎。してワシのは?」
水「……頭は幼児でもデカい奴にはお子様ランチは出せねぇんだわ」
父「心底残念な顔は腹立つ」
水「今大人には大人用の洋食プレートなんてのがあるんだ」
父「おぉ!ほぼ鬼太郎とお揃いじゃぞ!」
鬼「いっちょ!」
父「…旗は無いのか?」
水「大人用言うとるだろ」
父「頂きます!…あ」
べちょっ
鬼「いっちょ!」
父「そうじゃのー!鬼太郎と一緒な前掛けじゃのー!」恥
水「」笑い死
水「ヒーーヒーーww」
父「笑いすぎじゃろ!」
水「ハーーーーw………それで今夜ヤるか」真顔
父「何なんじゃお主」
目覚めるな
【牛乳】
最低な水木さんの牛乳ネタ
7543水「色々乗ってるだろー全部鬼太郎のだ」
鬼「わー!」
父「よかったのぅ鬼太郎。してワシのは?」
水「……頭は幼児でもデカい奴にはお子様ランチは出せねぇんだわ」
父「心底残念な顔は腹立つ」
水「今大人には大人用の洋食プレートなんてのがあるんだ」
父「おぉ!ほぼ鬼太郎とお揃いじゃぞ!」
鬼「いっちょ!」
父「…旗は無いのか?」
水「大人用言うとるだろ」
父「頂きます!…あ」
べちょっ
鬼「いっちょ!」
父「そうじゃのー!鬼太郎と一緒な前掛けじゃのー!」恥
水「」笑い死
水「ヒーーヒーーww」
父「笑いすぎじゃろ!」
水「ハーーーーw………それで今夜ヤるか」真顔
父「何なんじゃお主」
目覚めるな
【牛乳】
最低な水木さんの牛乳ネタ
huhaitya
PAST水父素敵フォロワーさんにネタを提供して頂いてできた「甘い水父」です。
自分の死後の父子の為に何かをしたいと行動する男の話。
【実を付ける】唯、アイツが好きな物を作ってやりたいと言う本当にそれだけの理由だった。
世の農家さん達が苦労している物を生半可な気持ちで作ろうなんて思ってはいない。
それでも俺はソレが良かった。
環境や土地、気候で育たない物は多い。
でも出来れば自宅になるべく近くで育って欲しくて農家をするご近所に無理を言って育て方を教えてもらった。
木が上手く育つかどうかもわからず、木が育っても実がちゃんと着くかもわからず、手探りでの作業はそれはそれは時間がかかってしまった。
出来ないなら出来ないでいいと思っていたが、アイツが喜ぶ顔が見たくて諦めきれずに失敗を繰り返しながらもう何年目かの初夏。
やっと十分な実が着き、これで俺の夢の一つも達成出来たと言えよう。
1425世の農家さん達が苦労している物を生半可な気持ちで作ろうなんて思ってはいない。
それでも俺はソレが良かった。
環境や土地、気候で育たない物は多い。
でも出来れば自宅になるべく近くで育って欲しくて農家をするご近所に無理を言って育て方を教えてもらった。
木が上手く育つかどうかもわからず、木が育っても実がちゃんと着くかもわからず、手探りでの作業はそれはそれは時間がかかってしまった。
出来ないなら出来ないでいいと思っていたが、アイツが喜ぶ顔が見たくて諦めきれずに失敗を繰り返しながらもう何年目かの初夏。
やっと十分な実が着き、これで俺の夢の一つも達成出来たと言えよう。
huhaitya
PAST水父水木が1人で騒いでるアホなヤツです
タイトル通り
水木が『YES』『NO』枕を手に入れた俗に言う『YES』『NO』枕を手にいれた。
いや、別に欲しくて手に入れた訳では無い…決して…あれだ…飲み会の景品でたまたま…たまたま手に入ってしまったんだ。
別に『選べますがどれにしますか? 』と言われて、それで、たまたまそれが一番まともで…夫婦マグカップがあった?
いや、だって俺らは夫婦じゃないから……うん
『たまたま』手に入ったんだ。
「たまたま手に入ったんだ」
「突然どーした?」
「いや、何度でも言っておこうかと」
「寝具か?文字があるがワシは異国語は読めん」
そういやそうだったなぁ。
まぁ『たまたま』手に入った物だし?
別にそこまで期待はしてないし?
うん…
初手反応がノーリアクションでがっかりしたが、これはこれで一から教えるのもまた…
1601いや、別に欲しくて手に入れた訳では無い…決して…あれだ…飲み会の景品でたまたま…たまたま手に入ってしまったんだ。
別に『選べますがどれにしますか? 』と言われて、それで、たまたまそれが一番まともで…夫婦マグカップがあった?
いや、だって俺らは夫婦じゃないから……うん
『たまたま』手に入ったんだ。
「たまたま手に入ったんだ」
「突然どーした?」
「いや、何度でも言っておこうかと」
「寝具か?文字があるがワシは異国語は読めん」
そういやそうだったなぁ。
まぁ『たまたま』手に入った物だし?
別にそこまで期待はしてないし?
うん…
初手反応がノーリアクションでがっかりしたが、これはこれで一から教えるのもまた…
huhaitya
PAST水父記憶無し水木
鬼君と離れて暮らす話
寄木細工の秘密箱「今日までお世話になりました」
あんなに小さかった鬼太郎が、今日家を出る。
見た目はまだまだ子供だが人ではない鬼太郎がこれ以上同じ姿で留まるのはご近所さんにもそろそろ言い訳がつかなくなる。
何度も何度も話し合い、何度も何度も止めはしたがやはりどうする事も出来ずに、今日遂に我が子は家を離れ別の場所へ行く。
行く宛や金銭はと聞けば妖怪の森でもう家を揃えているらしい。
人間とは違う妖怪横丁ならば金銭はさ程無くても困らないらしい。
流石我が子だ、しっかりしている。
それでもやはり、ずっと一緒に暮らしていた子が巣立つのは寂しさがある。
しかし親として『また、いつでも遊びに来い』と明るく送ってやらなければ。
「そうだ。これ…」
1421あんなに小さかった鬼太郎が、今日家を出る。
見た目はまだまだ子供だが人ではない鬼太郎がこれ以上同じ姿で留まるのはご近所さんにもそろそろ言い訳がつかなくなる。
何度も何度も話し合い、何度も何度も止めはしたがやはりどうする事も出来ずに、今日遂に我が子は家を離れ別の場所へ行く。
行く宛や金銭はと聞けば妖怪の森でもう家を揃えているらしい。
人間とは違う妖怪横丁ならば金銭はさ程無くても困らないらしい。
流石我が子だ、しっかりしている。
それでもやはり、ずっと一緒に暮らしていた子が巣立つのは寂しさがある。
しかし親として『また、いつでも遊びに来い』と明るく送ってやらなければ。
「そうだ。これ…」
huhaitya
PAST水父謎時空
初ポイピク投げつけの練習
誤字脱字はスルーして下さい…
愛情込めて俺は普段からコーヒー派だったんだが、ゲゲ郎達と生活する様になってから日本茶派になってしまった。
何でかゲゲ郎が入れるお茶は美味い。
高い茶葉を使ってるか聞いても「御母堂の買い置きじゃ」と言う。
入れ方に拘ってるか聞くが「普通に入れてる」と言う。
取引先で出される良いお茶よりも美味く感じる訳だから、絶対何かあるはずなんだが。
分からぬまま今日もズズズとお茶を啜る。
テレビを付け新聞を開き。
特集なのか愛だの恋だのと言うテーマが次々出てくる。
『好きな人を思って愛を込めればどんな料理だって一流シェフ超え』
どーなんだろうか、このキャッチフレーズ。
いくら愛情込めたところで一流シェフには劣るだろうに。
口に湯呑みを付けながらゲゲ郎を伺うと、洗濯物を畳んでいたアイツは何故か洗濯物とキスしてた。
632何でかゲゲ郎が入れるお茶は美味い。
高い茶葉を使ってるか聞いても「御母堂の買い置きじゃ」と言う。
入れ方に拘ってるか聞くが「普通に入れてる」と言う。
取引先で出される良いお茶よりも美味く感じる訳だから、絶対何かあるはずなんだが。
分からぬまま今日もズズズとお茶を啜る。
テレビを付け新聞を開き。
特集なのか愛だの恋だのと言うテーマが次々出てくる。
『好きな人を思って愛を込めればどんな料理だって一流シェフ超え』
どーなんだろうか、このキャッチフレーズ。
いくら愛情込めたところで一流シェフには劣るだろうに。
口に湯呑みを付けながらゲゲ郎を伺うと、洗濯物を畳んでいたアイツは何故か洗濯物とキスしてた。
Mcy1119g
PROGRESS文字送りとか表現うねうねしてたら先に上げてた画像から色々増えちゃった!ので、新規に追加したシーン含めてこちらにあげます。続きはまた筆が向いたら。
※編集者💧×作家👁️
※現代転生パロディ
※水父
※編集作家パロの設定元:コマユさん
湯殿十景 一
下駄箱へ靴をしまい、鍵を掛ける。鍵を持ち、靴下のまま券売機へ向かう。平日、それも午前中のスーパー銭湯は人がまばらで、エントランスは閑散としていた。
「ずいぶんと自動化された銭湯じゃのう」
「最近はどこもこんなものですよ」
入口の自動扉をくぐったところで、ほーう。と、白髪の着流しの大男は、自前の手拭いをを持って立ち尽くしている。それを見ていたスーツ姿の編集者──水木から微苦笑がこぼれた。水木はこの銭湯からほど近い、都内の出版社に勤める編集者である。天井を見上げる大男のまんまるな赤い目玉には室内灯の明かりが、彼──ゲゲ郎の好奇心を反映させたかのように、きらきらと光を写して輝いていた。水木が担当する小説家・田中ゲゲ郎は、無二の風呂好きであった。
7852下駄箱へ靴をしまい、鍵を掛ける。鍵を持ち、靴下のまま券売機へ向かう。平日、それも午前中のスーパー銭湯は人がまばらで、エントランスは閑散としていた。
「ずいぶんと自動化された銭湯じゃのう」
「最近はどこもこんなものですよ」
入口の自動扉をくぐったところで、ほーう。と、白髪の着流しの大男は、自前の手拭いをを持って立ち尽くしている。それを見ていたスーツ姿の編集者──水木から微苦笑がこぼれた。水木はこの銭湯からほど近い、都内の出版社に勤める編集者である。天井を見上げる大男のまんまるな赤い目玉には室内灯の明かりが、彼──ゲゲ郎の好奇心を反映させたかのように、きらきらと光を写して輝いていた。水木が担当する小説家・田中ゲゲ郎は、無二の風呂好きであった。