kurayoshi_9
DONE #hrak夢 #hrakプラス 🦅の姉がとぷ3(🔥🦅👖)と一緒に住むことになり、全員から狙われる話。続きます。序章『熊と鷹と狼に狙われた猫』 ヒーロー公安委員会のオフィスで、今僕は思考回路をショートさせかけていた。
「えーっと…啓悟、もう一回言ってくれる?」
「うん、だからさ、」
『俺らと同居せん?』と啓悟は一言一句同じことを言ってのけた。なぜこうなった?俺『ら』とは?
脳内でグルグルと思考が巡る。目の前に立っている僕の弟が心配そうな視線を向けているが、今の僕の目には1ミリも写らない。
「お姉ちゃん?大丈夫?」
「……うん、ちょっと待って…何で同居?」
「だってお姉ちゃんがメシ適当にしちゃう理由って、自分の分だけ作るのが面倒臭かけんやろ?なら誰かと一緒に暮らせば相手ん分も作らないかんくなるけん、面倒臭くならんのやなか?」
「う…まぁ、確かに…」
19790「えーっと…啓悟、もう一回言ってくれる?」
「うん、だからさ、」
『俺らと同居せん?』と啓悟は一言一句同じことを言ってのけた。なぜこうなった?俺『ら』とは?
脳内でグルグルと思考が巡る。目の前に立っている僕の弟が心配そうな視線を向けているが、今の僕の目には1ミリも写らない。
「お姉ちゃん?大丈夫?」
「……うん、ちょっと待って…何で同居?」
「だってお姉ちゃんがメシ適当にしちゃう理由って、自分の分だけ作るのが面倒臭かけんやろ?なら誰かと一緒に暮らせば相手ん分も作らないかんくなるけん、面倒臭くならんのやなか?」
「う…まぁ、確かに…」
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢 👖と付き合ってる🦅のお姉ちゃんがデートする話。オリキャラ多め。オリキャラの設定はポイピクに上げてます。私の彼女、最高に可愛い「…では報告会は以上とする」
長い会議がようやく終わった。私は即座に立ち上がり部屋を後にする、はずだった。
「ジーニストさーん!一緒にご飯行きま「行かない。エンデヴァーと行け。じゃあな」いつにもまして対応が塩!!ちょちょちょ、何なんですか、何かあるんですか!?」
「あるから急いでるんだろう。見てわからないのかこの鳥が」
「俺!!人間!!」
私の腕を取り、ピーピーと喧しい鳥…もといホークスを睨みつけるが、奴はものともしない。クソ、一番面倒な奴に絡まれてしまった。一刻も早くここを出たいんだが。
「本当に急いでいるんだ。腕を離してくれ」
「ジーニストさんがそんなに急ぐなんて…何事ですか?仕事?」
「………………そうだ」
6656長い会議がようやく終わった。私は即座に立ち上がり部屋を後にする、はずだった。
「ジーニストさーん!一緒にご飯行きま「行かない。エンデヴァーと行け。じゃあな」いつにもまして対応が塩!!ちょちょちょ、何なんですか、何かあるんですか!?」
「あるから急いでるんだろう。見てわからないのかこの鳥が」
「俺!!人間!!」
私の腕を取り、ピーピーと喧しい鳥…もといホークスを睨みつけるが、奴はものともしない。クソ、一番面倒な奴に絡まれてしまった。一刻も早くここを出たいんだが。
「本当に急いでいるんだ。腕を離してくれ」
「ジーニストさんがそんなに急ぐなんて…何事ですか?仕事?」
「………………そうだ」
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DONE #hrakプラス #hrak夢 前回の続き。👖さんがうちのお姉ちゃんを褒めまくる話。若干夜向けの内容も入ってます。好き好き好き好きだーい好き「ただいま。…朧?いないのか?」
事後処理を終えて帰宅するが、朧の出迎えがない。…まだ帰ってきていない?そんな訳あるか。先に帰れと言ってから何時間たったと思っている。
私は玄関を上がり、リビングへ向かった。部屋の明かりはついているが、朧がいない。…家にはいるみたいだな。さて、リビングにいないのなら…。
寝室のドアを開けて明かりをつけると、ベッドの上で布団が不自然に膨らんでいた。…あれか?ベッドの端に座って布団をめくろうとして、止めた。代わりに布団の膨らみを優しく撫でると、かすかに動いた。
「…朧、ただいま」
「………………おかえり」
「そこ、熱くないか?」
「………熱い、けど……維さんの匂いがするから…ここがいい…」
3019事後処理を終えて帰宅するが、朧の出迎えがない。…まだ帰ってきていない?そんな訳あるか。先に帰れと言ってから何時間たったと思っている。
私は玄関を上がり、リビングへ向かった。部屋の明かりはついているが、朧がいない。…家にはいるみたいだな。さて、リビングにいないのなら…。
寝室のドアを開けて明かりをつけると、ベッドの上で布団が不自然に膨らんでいた。…あれか?ベッドの端に座って布団をめくろうとして、止めた。代わりに布団の膨らみを優しく撫でると、かすかに動いた。
「…朧、ただいま」
「………………おかえり」
「そこ、熱くないか?」
「………熱い、けど……維さんの匂いがするから…ここがいい…」
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢 👖が別れ話を切り出した話。ヤンデレ気味です。なお夢主は名前固定。詳しい設定がありますのでそちらを読んでください後ろの正面だあれ? 俺は今夢でも見とんのか?
「…維さん、もう一度言っていただけます?」
「何度でも言おう。……私と、別れて欲しい。君より好きな人ができた」
ジーパンが公安の女フってやがる。
「……僕より、好きな人ですか…。どんな人ですか?」
「君より背が小さくて可愛らしい22歳の若い女性だ。仕事は企業の受付嬢をしていて、君と違って女性らしくてお淑やかな人だ」
「…そうですか……僕と違って…」
「そうだ。一人称も『私』だし、髪も長くて美しく手入れされているし、私服もスカートで可愛らしかった。君と違って」
『君と違って』と、ジーパンが言うたびに公安の女の手がピクッと動く。コイツでも動揺することあんのか。
…まぁ、動揺するわな。ウゼェくらいイチャイチャベタベタしてたしなコイツら。
7746「…維さん、もう一度言っていただけます?」
「何度でも言おう。……私と、別れて欲しい。君より好きな人ができた」
ジーパンが公安の女フってやがる。
「……僕より、好きな人ですか…。どんな人ですか?」
「君より背が小さくて可愛らしい22歳の若い女性だ。仕事は企業の受付嬢をしていて、君と違って女性らしくてお淑やかな人だ」
「…そうですか……僕と違って…」
「そうだ。一人称も『私』だし、髪も長くて美しく手入れされているし、私服もスカートで可愛らしかった。君と違って」
『君と違って』と、ジーパンが言うたびに公安の女の手がピクッと動く。コイツでも動揺することあんのか。
…まぁ、動揺するわな。ウゼェくらいイチャイチャベタベタしてたしなコイツら。
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢 #あいるさん生誕祭 プレゼント夢小説3本目。👖と付き合ってる🦅の姉が👖とデートする話。はじめての…「朧、今日半日で帰ってくるって言ってたよな」
「はい。会議に出て後は半休です」
「何時に終わる?デートしよう」
「…………でーと?」
…という会話があったのが今朝。あの後あれよあれよという間に待ち合わせ場所が決まり、僕はこの会議の後、維さんとデートすることになっている。
……デート、維さんと、デート……デートらしいデートって、初めてでは…?休みの日はだいたい家のこととかしてたし…二人でどこか行ったりとか、買い物したりとか…初めてでは?
僕は天を仰いだ。……ヤることヤってるのに、デートまだとか…なんて不健全なカップルなんだろう…自分で言ってて悲しくなるよ…。
「鷹見、どうかした?」
「いえ何も。…自分の不甲斐なさに涙が出そうなだけです」
4791「はい。会議に出て後は半休です」
「何時に終わる?デートしよう」
「…………でーと?」
…という会話があったのが今朝。あの後あれよあれよという間に待ち合わせ場所が決まり、僕はこの会議の後、維さんとデートすることになっている。
……デート、維さんと、デート……デートらしいデートって、初めてでは…?休みの日はだいたい家のこととかしてたし…二人でどこか行ったりとか、買い物したりとか…初めてでは?
僕は天を仰いだ。……ヤることヤってるのに、デートまだとか…なんて不健全なカップルなんだろう…自分で言ってて悲しくなるよ…。
「鷹見、どうかした?」
「いえ何も。…自分の不甲斐なさに涙が出そうなだけです」
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢 #あいるさんご生誕祭プレゼント夢小説1本目、メリバです。お相手は👖。死ネタです。初っ端からこんなので申し訳ない…
キリエ・エレイソン「ん…」
目が覚めると、そこは自宅でもオフィスでも無い、知らない所だった。
ここはどこだ?そもそも私はなぜこんな所で寝ているんだ?
寝る前の記憶が定かではない。思い出そうとするとズキズキと頭痛がする。
『おはようございます、維さん。…と言っても今は午後なんですが』
「……朧?ここはどこなんだ?」
『ここは病院です。……維さん、どこまで覚えてます?』
「それが、っ…思い出そうとすると頭痛が…」
『……そうですか。じゃあ簡単に説明をしますね。三日前、ヴィランの群勢が街を襲撃、ヒーロー総動員、公安職員も総出で止めました。ヴィランは全員制圧済み。被害は、廃墟になった高層ビル一棟が瓦礫に変わったくらいで、そんなに大事にはなってないです。人的被害は…ビルが崩壊する時に巻き込まれそうになった一般人をなんとか救い、その後三日間寝ていたヒーローが一人』
6957目が覚めると、そこは自宅でもオフィスでも無い、知らない所だった。
ここはどこだ?そもそも私はなぜこんな所で寝ているんだ?
寝る前の記憶が定かではない。思い出そうとするとズキズキと頭痛がする。
『おはようございます、維さん。…と言っても今は午後なんですが』
「……朧?ここはどこなんだ?」
『ここは病院です。……維さん、どこまで覚えてます?』
「それが、っ…思い出そうとすると頭痛が…」
『……そうですか。じゃあ簡単に説明をしますね。三日前、ヴィランの群勢が街を襲撃、ヒーロー総動員、公安職員も総出で止めました。ヴィランは全員制圧済み。被害は、廃墟になった高層ビル一棟が瓦礫に変わったくらいで、そんなに大事にはなってないです。人的被害は…ビルが崩壊する時に巻き込まれそうになった一般人をなんとか救い、その後三日間寝ていたヒーローが一人』
kurayoshi_9
MAIKING #hrakプラス #hrak夢 相手はもちろん👖もしもうちの夢主がヴィランのスポンサー的なことしてたら話。映画やドラマを参考に書いてますのでパロ…なのかも?
出会い、繋がる『本日未明、東京都◯◯にて男性の遺体が発見されました。男性の身元は△△大学の大学院生、×× ××さん、25歳であることが判明。遺体の周囲に薬物が散乱していたことから、警察は自殺と事件の両方の面から捜査を…』
ジーニアスOffice 応接室にて
「『オーランジュ』?」
「そう。薬のカプセルの色がオレンジだから、ドイツ語で『オレンジ』って意味の『orange』(オーランジュ)って呼ばれてるらしい」
塚内がため息混じりで説明するのは、最近世間を騒がしている麻薬についてだった。暴力団員のみならず、一般市民…まだ未来ある大学生にまでその毒物は出回り、今日ついに死者が出た。
…許せんな。こんな薄汚い薬で若者が殺されるなど。
5698ジーニアスOffice 応接室にて
「『オーランジュ』?」
「そう。薬のカプセルの色がオレンジだから、ドイツ語で『オレンジ』って意味の『orange』(オーランジュ)って呼ばれてるらしい」
塚内がため息混じりで説明するのは、最近世間を騒がしている麻薬についてだった。暴力団員のみならず、一般市民…まだ未来ある大学生にまでその毒物は出回り、今日ついに死者が出た。
…許せんな。こんな薄汚い薬で若者が殺されるなど。
くろた
MEMOhttps://twitter.com/hmdstk0801/status/1494659105478172673?s=21↑で呟いていた妄想の1部を描いたものです。
🚺の顔がっつり描いてありますので、苦手な方はお戻りくださいませ。完全な自己満漫画です。 7
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PROGRESS #hrakプラス #hrak夢🦅の姉が個性事故で小さくなった話。最後🦅か👖にするか迷ったのでできたとこまでで。いずれ続き書きます
小さいですよ、お姉ちゃん「お姉ちゃんが個性事故でちっさくなったって本当ですか!?」
「本当ですから入室は静かにしてくださいホークス」
目良さんから『仕事中に朧さんが個性事故で小さくなったんですが、君来れます?』って電話で言われた時は「はぁ!!!!!!!!????????」って事務所で叫んだ。ツクヨミやSKさんたちがめちゃくちゃびっくりしてた。本当にごめんなさい。
とにかく俺は公安にすっ飛んだ。小さいお姉ちゃんを可愛がる……コホン、お姉ちゃんの安否を確認するために。
「ほ、ほんとに小さくなっとる…」
4、5歳くらいか?短い手足にモチモチとした頬、くりんとした目…その色は俺と同じ色で、綺麗な髪の毛の色は黒……うん、小さいお姉ちゃんだ。
6330「本当ですから入室は静かにしてくださいホークス」
目良さんから『仕事中に朧さんが個性事故で小さくなったんですが、君来れます?』って電話で言われた時は「はぁ!!!!!!!!????????」って事務所で叫んだ。ツクヨミやSKさんたちがめちゃくちゃびっくりしてた。本当にごめんなさい。
とにかく俺は公安にすっ飛んだ。小さいお姉ちゃんを可愛がる……コホン、お姉ちゃんの安否を確認するために。
「ほ、ほんとに小さくなっとる…」
4、5歳くらいか?短い手足にモチモチとした頬、くりんとした目…その色は俺と同じ色で、綺麗な髪の毛の色は黒……うん、小さいお姉ちゃんだ。
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢👖さんと某有名な部屋に閉じ込められた話。
次はリス限になる予定です。
閉じ込められましたよ、お姉ちゃん① 目を開けると、知らない天井だった。なんて経験初めてなんだけど。
「ここは…?というか僕さっきまで仕事中だったはず…?」
「起きたか、朧」
「ベストジーニスト?なぜあなたまで…」
ホテルのような広い1室に僕とベストジーニストはいた。いや本当にこれどういう状況?まったく理解ができないんだが?ひとまずベッドから起き上がり、必死に記憶を呼び起こす。確か…エンデヴァーと啓悟とベストジーニストと仕事することになって…ヴィランのアジトに行って…案の定戦闘になって…ヴィランの1人がベストジーニストに個性使おうとしてたから…。
「…僕がヴィランとベストジーニストの間に割り込んで、そのままヴィランの個性に巻き込まれた?」
9765「ここは…?というか僕さっきまで仕事中だったはず…?」
「起きたか、朧」
「ベストジーニスト?なぜあなたまで…」
ホテルのような広い1室に僕とベストジーニストはいた。いや本当にこれどういう状況?まったく理解ができないんだが?ひとまずベッドから起き上がり、必死に記憶を呼び起こす。確か…エンデヴァーと啓悟とベストジーニストと仕事することになって…ヴィランのアジトに行って…案の定戦闘になって…ヴィランの1人がベストジーニストに個性使おうとしてたから…。
「…僕がヴィランとベストジーニストの間に割り込んで、そのままヴィランの個性に巻き込まれた?」
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢お姉ちゃんがお疲れな話。夢要素があまり無いような気がします。塚🦅👖🔥が登場します。塚さんもっと悪い男にしたかった…無念…
狙われてますよ、お姉ちゃん「つっ………かれたぁ……」
僕は珍しく道路のブロックに腰を下ろす。今日は荒々しい仕事だった。3行で説明すると、
ベストジーニストと協力して不正アクセスしてたヴィランを探しました。
見つかったので確保する為にアジトに乗り込みました。
近所の警備会社から盗んだ警備ロボを暴走させたので壊して壊して壊しまくりました。以上。
くっそ余計なことしやがって。最後の最後に暴走させなければ別件でチームアップしてたエンデヴァーと啓悟に応援頼まずに済んだのに…。
「お疲れ、朧」
「お疲れ様ですベストジーニスト…申し訳ありません。このような荒事になってしまって…」
「君のせいではない。気にするな」
「…僕がもっと戦闘向きな個性だったら、ベストジーニストに苦戦させたり応援頼まずに済んだのに…」
4278僕は珍しく道路のブロックに腰を下ろす。今日は荒々しい仕事だった。3行で説明すると、
ベストジーニストと協力して不正アクセスしてたヴィランを探しました。
見つかったので確保する為にアジトに乗り込みました。
近所の警備会社から盗んだ警備ロボを暴走させたので壊して壊して壊しまくりました。以上。
くっそ余計なことしやがって。最後の最後に暴走させなければ別件でチームアップしてたエンデヴァーと啓悟に応援頼まずに済んだのに…。
「お疲れ、朧」
「お疲れ様ですベストジーニスト…申し訳ありません。このような荒事になってしまって…」
「君のせいではない。気にするな」
「…僕がもっと戦闘向きな個性だったら、ベストジーニストに苦戦させたり応援頼まずに済んだのに…」
kurayoshi_9
MEMO #hrakプラス #hrak夢小説じゃないですネタです。気に入ったのあったら教えてください。時間かかるかもですが書きます
ネタおいてけ①・2億回使い古されたネタだと思うが、目良さんを馬鹿にされてブチ切れるお姉ちゃんとかいたらいい
公安で定期的に合同訓練があるという設定。訓練内容は相手をヴィランと見立てて、いかに短時間で確保できるか、という内容。まぁつまりは腕っ節を競う戦い。班から1人代表を出して戦ってもらう。最優秀班は次の日の昼ごはんが豪華になる。訓練参加は任意。
お姉ちゃんは目良さんの班に所属しているが、目良さんもお姉ちゃんも他の班員も豪華な昼ごはんよりその訓練してる時間を仕事に当てたい派なので、いつも不参加…のはずが、どっかの班の新人が
「まぁ、万年雑用係の班長だもんなー。班員も大したことないんだろ笑」とかなんとか目良さんを馬鹿にしやがったので、お姉ちゃん含め班員はブチ切れ。参加することに。ちなみに目良さんは全く、これっぽっちも、1ミクロンも気にしてない。
5224公安で定期的に合同訓練があるという設定。訓練内容は相手をヴィランと見立てて、いかに短時間で確保できるか、という内容。まぁつまりは腕っ節を競う戦い。班から1人代表を出して戦ってもらう。最優秀班は次の日の昼ごはんが豪華になる。訓練参加は任意。
お姉ちゃんは目良さんの班に所属しているが、目良さんもお姉ちゃんも他の班員も豪華な昼ごはんよりその訓練してる時間を仕事に当てたい派なので、いつも不参加…のはずが、どっかの班の新人が
「まぁ、万年雑用係の班長だもんなー。班員も大したことないんだろ笑」とかなんとか目良さんを馬鹿にしやがったので、お姉ちゃん含め班員はブチ切れ。参加することに。ちなみに目良さんは全く、これっぽっちも、1ミクロンも気にしてない。
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢完結です。🦅とお姉ちゃんに幸あれ。
次こそは👖夢要素盛りだくさんの小説を書くぞ…!ネタでないけど…!
やり直しましょう、お姉ちゃん(終) そして来る◯日。
僕は、猛スピードで仕事をしていた。
「……なんか今日鬼気迫る勢いで仕事してますね」
「どうにか速攻で仕事終わらせて即逃げ……帰宅しようと思いまして」
「今日食事会2回目の日ですよね?帰宅していいんですか?」
「なぜ目良さんがそのことを知っているのかはこの際不問にしますが、今日の食事会は行かない方がいいと僕のゴーストが囁いているので帰宅しようと」
「ウチは9課じゃありませんよ?」
「前から思ってたんですが目良さん意外とアニメご存知なんですね。今度呪術◯戦の映画見に行きません?」
「あなたこの間見に行ってませんでした?面白すぎて1日で2回見たって言ってましたよね。何回見に行くんですか」
「何回でも行きますよ?見た後に語れる人が欲しくって…目良さんが良ければつきあ「私が行こう」………お疲れ様です、ベストジーニスト」
6357僕は、猛スピードで仕事をしていた。
「……なんか今日鬼気迫る勢いで仕事してますね」
「どうにか速攻で仕事終わらせて即逃げ……帰宅しようと思いまして」
「今日食事会2回目の日ですよね?帰宅していいんですか?」
「なぜ目良さんがそのことを知っているのかはこの際不問にしますが、今日の食事会は行かない方がいいと僕のゴーストが囁いているので帰宅しようと」
「ウチは9課じゃありませんよ?」
「前から思ってたんですが目良さん意外とアニメご存知なんですね。今度呪術◯戦の映画見に行きません?」
「あなたこの間見に行ってませんでした?面白すぎて1日で2回見たって言ってましたよね。何回見に行くんですか」
「何回でも行きますよ?見た後に語れる人が欲しくって…目良さんが良ければつきあ「私が行こう」………お疲れ様です、ベストジーニスト」
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢ようやく出てきた👖さん。ちょっとキャラ崩壊してるかも…
👖さんとどういう経緯で知り合ったかは後々掘り下げます…多分
やり直しましょう、お姉ちゃん③ 弟に恋人ができた。
僕の可愛い可愛い、聡明で、勇敢で、優しくて、かっこよくて、目に入れても痛くないほど愛おしく思っている弟が、恋人を作ってくれたのだ。
…………………………………………………………やばい、顔がニヤける。ようやくあの子も寄り添える人を見つけたのだ。こんなに嬉しいことはない。反対なんてするはずがない。だって僕の可愛くて聡明な弟が決めた人なら文句ないし。しかもエンデヴァーだよ?僕の可愛い可愛い弟が小さい時から好きだったエンデヴァー。そんなの反対できる訳ない。
それにエンデヴァーなら僕より啓悟のこと大切に、幸せにしてくれる。今まで疎遠だった僕が啓悟を幸せにできる筈ないし、何より今さら姉貴ヅラとか図々しいでしょ。僕なら「今更何なの?」って絶対零度の眼差しで拒否するね。啓悟もきっとそうでしょ?……………………啓悟にそんなことされたら僕生きていけないわ…最悪死ぬ…最悪でなくても死ぬ……。
4061僕の可愛い可愛い、聡明で、勇敢で、優しくて、かっこよくて、目に入れても痛くないほど愛おしく思っている弟が、恋人を作ってくれたのだ。
…………………………………………………………やばい、顔がニヤける。ようやくあの子も寄り添える人を見つけたのだ。こんなに嬉しいことはない。反対なんてするはずがない。だって僕の可愛くて聡明な弟が決めた人なら文句ないし。しかもエンデヴァーだよ?僕の可愛い可愛い弟が小さい時から好きだったエンデヴァー。そんなの反対できる訳ない。
それにエンデヴァーなら僕より啓悟のこと大切に、幸せにしてくれる。今まで疎遠だった僕が啓悟を幸せにできる筈ないし、何より今さら姉貴ヅラとか図々しいでしょ。僕なら「今更何なの?」って絶対零度の眼差しで拒否するね。啓悟もきっとそうでしょ?……………………啓悟にそんなことされたら僕生きていけないわ…最悪死ぬ…最悪でなくても死ぬ……。
kurayoshi_9
DONE #hrakプラス #hrak夢前回の続き
🦅が弱々しいです。👖夢目指してるのにまだ👖さん出てきてないのどういうことや…?
やり直しましょう、お姉ちゃん②◯日
都内某所、料亭の一室にて
「…………何で、1日って24時間しかないんですかね…」
「お前は何を言ってる?」
「だって!!俺全く心の準備できてないんですけど!?」
俺は机に突っ伏した。1日がもっと長かったら心の準備できとったのに…食事会の日がもう来てしまった。嘘やろ。
「貴様それでもNo.2ヒーローか。それにもう店にいるんだ、腹を括れ」
「何でエンデヴァーさんそんなに堂々としてるんですか…?かっこよ…」
俺のエンデヴァーさんかっこよ…………………あっエンデヴァーさんのかっこよさのお陰でちょっと腹括れ……んねこれは。無理無理無理ばい。ただでさえ行き慣れん高級料亭で疎遠だったお姉ちゃんにエンデヴァーさんとの交際の説明ってこれどんな状況?
3818都内某所、料亭の一室にて
「…………何で、1日って24時間しかないんですかね…」
「お前は何を言ってる?」
「だって!!俺全く心の準備できてないんですけど!?」
俺は机に突っ伏した。1日がもっと長かったら心の準備できとったのに…食事会の日がもう来てしまった。嘘やろ。
「貴様それでもNo.2ヒーローか。それにもう店にいるんだ、腹を括れ」
「何でエンデヴァーさんそんなに堂々としてるんですか…?かっこよ…」
俺のエンデヴァーさんかっこよ…………………あっエンデヴァーさんのかっこよさのお陰でちょっと腹括れ……んねこれは。無理無理無理ばい。ただでさえ行き慣れん高級料亭で疎遠だったお姉ちゃんにエンデヴァーさんとの交際の説明ってこれどんな状況?
kurayoshi_9
DONE自己紹介的小説。夢要素は激薄。腐要素も入っているので苦手な人は見ない方がいいかも。今後の予定では👖夢になりそうというか👖夢にしたいです。がんばります。#hrakプラス #hrak夢やり直しましょう、お姉ちゃん①都内某所、料亭の一室にて
「えっ?別に僕いなくて良くない?」
数年ぶりに会ったお姉ちゃんはヘラヘラ笑いながらそう言った。
AFOとの戦いが終わり、俺の目指すヒーローが暇を持て余す世界が近づいてきた。
いや若干ではあるけどね。ヴィランが全くいないって訳じゃないし。まあそれでも、平和な日が続いて俺とエンデヴァーさんとベストジーニストさんが3人で飲みに歩くことができるようになった。コレって凄いことだと思うよ?とエンデヴァーさんの家のコタツに入りながら自画自賛する。
何が言いたいかっていうと、結論から言うと、エンデヴァーさんと付き合うことになりました。
「はー………………ここまで長かったぁ」
「貴様、さっきから何をぶつぶつ言っとる」
3722「えっ?別に僕いなくて良くない?」
数年ぶりに会ったお姉ちゃんはヘラヘラ笑いながらそう言った。
AFOとの戦いが終わり、俺の目指すヒーローが暇を持て余す世界が近づいてきた。
いや若干ではあるけどね。ヴィランが全くいないって訳じゃないし。まあそれでも、平和な日が続いて俺とエンデヴァーさんとベストジーニストさんが3人で飲みに歩くことができるようになった。コレって凄いことだと思うよ?とエンデヴァーさんの家のコタツに入りながら自画自賛する。
何が言いたいかっていうと、結論から言うと、エンデヴァーさんと付き合うことになりました。
「はー………………ここまで長かったぁ」
「貴様、さっきから何をぶつぶつ言っとる」
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DONE切島くん夢11.猛れ文化祭頭の中の未来フィルム.11
「……サー・ナイトアイが、死んだ……?」
愕然とした。憂無はだらりと腕を下ろし、携帯を落とす。
『最高の相棒(サイドキック)』が……憧れの人が……死んだ。死んだ。死んだ。
携帯を拾い、震える手で赤革手帳に書き出す。憂無は震える声で応答した。死穢八斎會への突入は鋭児郎も怪我をしたらしく、憂無は病院へと向かう。鋭児郎は包帯でぐるぐる巻きのミイラのようになっていたが、元気そうだった。
そして──葬式当日。憂無は制服を着るとオールマイトと相澤の引率の元、インターン組と共に向かう。
「憂無!? なんで……」
と鋭児郎。憂無は言う。
「昔……ナイトアイと関わりがあって……それで」
「……そっか」
5448「……サー・ナイトアイが、死んだ……?」
愕然とした。憂無はだらりと腕を下ろし、携帯を落とす。
『最高の相棒(サイドキック)』が……憧れの人が……死んだ。死んだ。死んだ。
携帯を拾い、震える手で赤革手帳に書き出す。憂無は震える声で応答した。死穢八斎會への突入は鋭児郎も怪我をしたらしく、憂無は病院へと向かう。鋭児郎は包帯でぐるぐる巻きのミイラのようになっていたが、元気そうだった。
そして──葬式当日。憂無は制服を着るとオールマイトと相澤の引率の元、インターン組と共に向かう。
「憂無!? なんで……」
と鋭児郎。憂無は言う。
「昔……ナイトアイと関わりがあって……それで」
「……そっか」
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DONE切島くん夢10.夏休みと寮生活頭の中の未来フィルム.10
夏休みが始まると、ミッドナイトとのトレーニングにもよりランクアップする。必殺技を考えたり、憂無はトレーニングの合間に鋭児郎や上鳴と連絡を取っていた。そして林間合宿当日。憂無は天哉を見送り、自分は夏休みの課題に励んでいた。流石に忙しいのか、一年ヒーロー科の林間合宿中はミッドナイトによるトレーニングは無く、自主練に励む日が続いた。
§ § §
ガス、蒼い炎、敵(ヴィラン)達が森の中を蹂躙する。狙いは──爆豪。
§ § §
ばちりと目を覚ます。憂無は天哉へと電話を掛けた。プルルルル……と音が鳴るだけで出ない。仕方ないのでメッセージアプリのチャットにメッセージを残す。
『気を付けてね』
5462夏休みが始まると、ミッドナイトとのトレーニングにもよりランクアップする。必殺技を考えたり、憂無はトレーニングの合間に鋭児郎や上鳴と連絡を取っていた。そして林間合宿当日。憂無は天哉を見送り、自分は夏休みの課題に励んでいた。流石に忙しいのか、一年ヒーロー科の林間合宿中はミッドナイトによるトレーニングは無く、自主練に励む日が続いた。
§ § §
ガス、蒼い炎、敵(ヴィラン)達が森の中を蹂躙する。狙いは──爆豪。
§ § §
ばちりと目を覚ます。憂無は天哉へと電話を掛けた。プルルルル……と音が鳴るだけで出ない。仕方ないのでメッセージアプリのチャットにメッセージを残す。
『気を付けてね』
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DONE切島くん夢9.恥じらいと名前頭の中の未来フィルム.9
付き合い始めたからといって生活に何か明確な変化が起きるわけではない。憂無は手帳を見ながらそう思った。明確に変わった事といえば、切島と一緒に帰るようになったくらいか。天哉も上鳴もその事を知っているのか、なんだか遠慮している節があり、とてもこそばゆいと憂無は思った。まだ手は繋げてもいない。憂無自身、手くらいは……! と思うものの、羞恥と照れが綯い交ぜになって触れることすらままならない時だってあるのだ。だから小指だけでも掴めたのは僥倖言っても過言ではない。ミッドナイトに色々と話すと、彼女は身体をくねらせて恍惚とした眼差しになった。
「ああ……良いわぁ……これ、これよ!! これぞ青い春…………」
5577付き合い始めたからといって生活に何か明確な変化が起きるわけではない。憂無は手帳を見ながらそう思った。明確に変わった事といえば、切島と一緒に帰るようになったくらいか。天哉も上鳴もその事を知っているのか、なんだか遠慮している節があり、とてもこそばゆいと憂無は思った。まだ手は繋げてもいない。憂無自身、手くらいは……! と思うものの、羞恥と照れが綯い交ぜになって触れることすらままならない時だってあるのだ。だから小指だけでも掴めたのは僥倖言っても過言ではない。ミッドナイトに色々と話すと、彼女は身体をくねらせて恍惚とした眼差しになった。
「ああ……良いわぁ……これ、これよ!! これぞ青い春…………」
CQUEEN57235332
DONE切島くん夢8.告白頭の中の未来フィルム.8
「話し……………………会ってみます…………」
「すごい嫌そうな顔ね」
とミッドナイト。今の関係が心地良い。壊したくない。そんな感情がぐるぐると渦巻いた。しかしミッドナイトの言う通りなら──決着を早めに付けなければならない。憂無はそわそわとする。ミッドナイトに言われ今日の所は帰った。はあ、と溜息を吐く。
「やだなぁ……」
下を向く。
「何が嫌なんだ?」
不意に声を掛けられる。ギョ、と憂無は目を見開いた。
「き、き、切島!?」
「……今日は飯田と一緒じゃねーんだな」
「え、まあ、うん…………」
切島相手だと途端にたどたどしくなる憂無に彼は気にせず話し掛けて来た。今日の授業の事だとか、ご飯の話とか、好きな物の話だとか。憂無はこっそりと、話す切島の横顔を見る。スッと通った鼻筋に幼さの残る顔付き。鋭くも愛嬌のある目付き。瞼の傷。ツンツンに立てられた赤い髪。そしてサメのように鋭い歯。憂無は彼の一つ一つに夢中になっていた。
5456「話し……………………会ってみます…………」
「すごい嫌そうな顔ね」
とミッドナイト。今の関係が心地良い。壊したくない。そんな感情がぐるぐると渦巻いた。しかしミッドナイトの言う通りなら──決着を早めに付けなければならない。憂無はそわそわとする。ミッドナイトに言われ今日の所は帰った。はあ、と溜息を吐く。
「やだなぁ……」
下を向く。
「何が嫌なんだ?」
不意に声を掛けられる。ギョ、と憂無は目を見開いた。
「き、き、切島!?」
「……今日は飯田と一緒じゃねーんだな」
「え、まあ、うん…………」
切島相手だと途端にたどたどしくなる憂無に彼は気にせず話し掛けて来た。今日の授業の事だとか、ご飯の話とか、好きな物の話だとか。憂無はこっそりと、話す切島の横顔を見る。スッと通った鼻筋に幼さの残る顔付き。鋭くも愛嬌のある目付き。瞼の傷。ツンツンに立てられた赤い髪。そしてサメのように鋭い歯。憂無は彼の一つ一つに夢中になっていた。
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DONE切島くん夢7.夏休み前の頭の中の未来フィルム.7
「ひ、ヒーロー科のテストって演習試験、あるんだっけ……」
「おう! 何かアレらしいぜ! 入試ん時みてぇなロボ!」
「………………そっか」
憂無は少し寂しそうに笑う。切島はどうした? と聞いて来た。
「い、いや! な、な、なんでもないの!!」
そういえば!
ぐるんと上鳴の方を向く憂無。上鳴は少し吃驚したように声を上擦らせる。
「上鳴! 上鳴はどうだったの!? テスト」
「あ? テスト?」
「そう!」
「もーバッチリよ! ヤオモモんお陰だわ〜」
「ヤオモモ……?」
「八百万の事だ!」
と切島。憂無は赤くなって小さくうん、と言った。そして赤革手帳にメモをする。
「憂無! 準備が出来たぞ! さあ帰ろう!」
5847「ひ、ヒーロー科のテストって演習試験、あるんだっけ……」
「おう! 何かアレらしいぜ! 入試ん時みてぇなロボ!」
「………………そっか」
憂無は少し寂しそうに笑う。切島はどうした? と聞いて来た。
「い、いや! な、な、なんでもないの!!」
そういえば!
ぐるんと上鳴の方を向く憂無。上鳴は少し吃驚したように声を上擦らせる。
「上鳴! 上鳴はどうだったの!? テスト」
「あ? テスト?」
「そう!」
「もーバッチリよ! ヤオモモんお陰だわ〜」
「ヤオモモ……?」
「八百万の事だ!」
と切島。憂無は赤くなって小さくうん、と言った。そして赤革手帳にメモをする。
「憂無! 準備が出来たぞ! さあ帰ろう!」
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DONE切島くん夢6.がんばれ期末テスト!頭の中の未来フィルム.6
時は流れ六月最終週──……期末試験まで残すところ一週間を切っていた。ヒーロー科編入の為の訓練もあり、憂無は中々勉強に手が回らないでいた。しかし要点を抑えた青革手帳だけは常にアップデートしている。憂無は休み時間、A組へと赴いていた。
「こんちはー」
憂無が声を掛けると上鳴が泣きそうな顔で縋り付いてくる。
「どうした上鳴」
「頼む……勉強、教えてくれ〜!!」
は?
「勉強?」
上鳴が言う。
「普通科は俺らより進んでんだろ!? カリキュラムとかそういうの! だから頼む! 期末の為に! 教えてくれ〜!!」
憂無は溜息を吐く。
「いいけど……参考になるかは知んないよ」
「ありがて〜!! 神様仏様前宮様じゃん!!」
5450時は流れ六月最終週──……期末試験まで残すところ一週間を切っていた。ヒーロー科編入の為の訓練もあり、憂無は中々勉強に手が回らないでいた。しかし要点を抑えた青革手帳だけは常にアップデートしている。憂無は休み時間、A組へと赴いていた。
「こんちはー」
憂無が声を掛けると上鳴が泣きそうな顔で縋り付いてくる。
「どうした上鳴」
「頼む……勉強、教えてくれ〜!!」
は?
「勉強?」
上鳴が言う。
「普通科は俺らより進んでんだろ!? カリキュラムとかそういうの! だから頼む! 期末の為に! 教えてくれ〜!!」
憂無は溜息を吐く。
「いいけど……参考になるかは知んないよ」
「ありがて〜!! 神様仏様前宮様じゃん!!」
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DONE切島くん夢5.保須の後と、これから頭の中の未来フィルム.5
ぼうっと目が覚めた。辺りに人はいない。体を動かそうとして捻ると鋭い痛みが脇腹に疾った。
「いっ………………!」
なにが、あったんだっけ。ここは、どこだろう──。私はぼんやりとしながら目だけで視線を彷徨わせた。
「……………………」
§ § §
暫くして、天哉と天哉の母が憂無の見舞いに来た。
「えっと…………」
誰か解らない。そんな様子の憂無に血みどろの手帳を天哉の母は渡した。憂無は我に返り手帳を読み始める。
「天晴、兄さんは………………!?」
天哉は黙りこくったままだ。天哉の母が告げる。
「あのね、天晴は……天晴は。もう……ヒーロー出来なくなっちゃったのよ……」
天哉の母も天哉も目に涙を溜め言った。憂無は自分の太腿辺りに布団の上から拳を叩き付ける。
5732ぼうっと目が覚めた。辺りに人はいない。体を動かそうとして捻ると鋭い痛みが脇腹に疾った。
「いっ………………!」
なにが、あったんだっけ。ここは、どこだろう──。私はぼんやりとしながら目だけで視線を彷徨わせた。
「……………………」
§ § §
暫くして、天哉と天哉の母が憂無の見舞いに来た。
「えっと…………」
誰か解らない。そんな様子の憂無に血みどろの手帳を天哉の母は渡した。憂無は我に返り手帳を読み始める。
「天晴、兄さんは………………!?」
天哉は黙りこくったままだ。天哉の母が告げる。
「あのね、天晴は……天晴は。もう……ヒーロー出来なくなっちゃったのよ……」
天哉の母も天哉も目に涙を溜め言った。憂無は自分の太腿辺りに布団の上から拳を叩き付ける。
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DONE切島くん夢4.雄英体育祭と影頭の中の未来フィルム.4
臨時休校が明けた頃、USJ(ウソの災害や事故)ルームで一年A組が襲われた噂は瞬く間に校内へと広がった。臨時休校中、憂無は天哉に慌てて様子を聞く。
「天哉! 大丈夫だったの……?!」
「ああ、先生方……オールマイトが来てくれたお陰さ!」
天哉は安心させるように笑って言った。憂無はとりあえず安堵し、頷く。
「天哉…………その、き…………」
「ん? なんだい?」
「切島、くんは……?」
「ああ、彼も無事さ! 上鳴くんは一時、敵(ヴィラン)に捕まったらしいが……先生方のお陰で難を逃れたよ」
「そ、そっか」
憂無はホッとして手帳に書き込む。そうして手帳をパタリと閉じた。憂無はそれから『予知夢』で見た未来を使って人救けに勤しんでいた。そして──。
5420臨時休校が明けた頃、USJ(ウソの災害や事故)ルームで一年A組が襲われた噂は瞬く間に校内へと広がった。臨時休校中、憂無は天哉に慌てて様子を聞く。
「天哉! 大丈夫だったの……?!」
「ああ、先生方……オールマイトが来てくれたお陰さ!」
天哉は安心させるように笑って言った。憂無はとりあえず安堵し、頷く。
「天哉…………その、き…………」
「ん? なんだい?」
「切島、くんは……?」
「ああ、彼も無事さ! 上鳴くんは一時、敵(ヴィラン)に捕まったらしいが……先生方のお陰で難を逃れたよ」
「そ、そっか」
憂無はホッとして手帳に書き込む。そうして手帳をパタリと閉じた。憂無はそれから『予知夢』で見た未来を使って人救けに勤しんでいた。そして──。
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DONE切島くん夢3.救けたものは頭の中の未来フィルム.3
昼時だった。それは人の波、渦、混乱。それらが肥大化し、雄英生達は我先にと外へ出ようとしていた。そのカットが終わり──次は帰り道──。
§ § §
目覚ましのアラームによって起こされる。いつものようにメモを頭に入れ、手帳の内容を頭に入れた。シャコシャコと歯を磨く。顔を洗うのも忘れずに。憂無は制服に着替えるとリビングへと向かった。
「おはよう、皆」
おはよう、と声が掛かる。憂無は目玉焼きをトーストに乗せるとマヨネーズを掛けた。特に理由は無い。そこにあったから掛けただけだ。朝食を食べ終わると天哉と共に登校する。家を出る時にはいってきます、と二人揃って言うのだ。憂無は言う。
「天哉、今日の昼は気を付けた方がいいかもしれないぞ」
5455昼時だった。それは人の波、渦、混乱。それらが肥大化し、雄英生達は我先にと外へ出ようとしていた。そのカットが終わり──次は帰り道──。
§ § §
目覚ましのアラームによって起こされる。いつものようにメモを頭に入れ、手帳の内容を頭に入れた。シャコシャコと歯を磨く。顔を洗うのも忘れずに。憂無は制服に着替えるとリビングへと向かった。
「おはよう、皆」
おはよう、と声が掛かる。憂無は目玉焼きをトーストに乗せるとマヨネーズを掛けた。特に理由は無い。そこにあったから掛けただけだ。朝食を食べ終わると天哉と共に登校する。家を出る時にはいってきます、と二人揃って言うのだ。憂無は言う。
「天哉、今日の昼は気を付けた方がいいかもしれないぞ」
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DONE切島くん夢2.皆と私と頭の中の未来フィルム.2
「ともだち………………?」
憂無は目を僅かに見開く。上鳴は少し照れているのか表情を変えて言う。
「そ、友達。この先どうなるとかわかんねーけどさ……いいんじゃね?」
な? と上鳴は言った。憂無は差し伸べられた手を取り、握手する。
「…………わかった」
「んじゃ、改めてよろしくな! 前宮!」
そうして憂無は上鳴と別れ、帰路に着く。
友達……友達かあ………………。知らない響き、未知の心の動きに憂無はワクワクとしていた。憂無は自宅のドアノブへと手を掛ける。
「ただいま!」
ただいま、という声を聞き飯田家の面々はおかえり、と声を掛けてくれた。
「遅かったじゃないか、憂無」
と天哉。憂無は言う。
5461「ともだち………………?」
憂無は目を僅かに見開く。上鳴は少し照れているのか表情を変えて言う。
「そ、友達。この先どうなるとかわかんねーけどさ……いいんじゃね?」
な? と上鳴は言った。憂無は差し伸べられた手を取り、握手する。
「…………わかった」
「んじゃ、改めてよろしくな! 前宮!」
そうして憂無は上鳴と別れ、帰路に着く。
友達……友達かあ………………。知らない響き、未知の心の動きに憂無はワクワクとしていた。憂無は自宅のドアノブへと手を掛ける。
「ただいま!」
ただいま、という声を聞き飯田家の面々はおかえり、と声を掛けてくれた。
「遅かったじゃないか、憂無」
と天哉。憂無は言う。
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DONE切島くん夢1.いざ雄英へ頭の中の未来フィルム.1
あれから半年。憂無は青革手帳に要点をまとめ、赤革手帳に毎日を綴っていた。もう、受験の季節である。憂無は珍しく次の日の夢ではなく、先の時間軸の──雄英高校受験結果を見た。結果、ヒーロー科は落ち──別の高校へと行く夢であった。憂無は慌てて天哉の母に話しに行く。
「おばさん、おばさん!!」
「どうしたの? 憂無」
それが……と、憂無は雄英の普通科も受けたいという旨を話した。
「いいけれど……急に、どうしたの?」
「いや、別に……ただ、予防線を張っておきたくて……」
天哉の母は快く普通科への受験を許してくれた。憂無はこれで安心して受験勉強が出来る。そうホッとしたのも束の間、すぐにその日は来る。
5558あれから半年。憂無は青革手帳に要点をまとめ、赤革手帳に毎日を綴っていた。もう、受験の季節である。憂無は珍しく次の日の夢ではなく、先の時間軸の──雄英高校受験結果を見た。結果、ヒーロー科は落ち──別の高校へと行く夢であった。憂無は慌てて天哉の母に話しに行く。
「おばさん、おばさん!!」
「どうしたの? 憂無」
それが……と、憂無は雄英の普通科も受けたいという旨を話した。
「いいけれど……急に、どうしたの?」
「いや、別に……ただ、予防線を張っておきたくて……」
天哉の母は快く普通科への受験を許してくれた。憂無はこれで安心して受験勉強が出来る。そうホッとしたのも束の間、すぐにその日は来る。
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DONE切島くん夢0.彼女の知らない原点頭の中の未来フィルム.0
「『おまえ』はもう自由だ」
──だから、もう敵(ヴィラン)に手を貸さずとも、こんな場所に居なくてもいい。……いいんだ。
あるヒーローが言った。
「あ……あぁ……あああ……!!」
もう、良いんだと。もう、このような息をするのにも苦しい劣悪な環境に居なくても良いのだと。安堵、葛藤、後悔。それらの感情がない混ぜになったが故に、感情が童女の双眸から零れ落ちた。少女は一旦公安委員会に留め置かれ、それからある一家に養子として入った。そして────時は六年後へと針を進める。
§ § §
フィルムのようにそれは夢として現れる。鮮明に、鮮烈に。時にはドラマのように連続して。時には断片のみが綴られる。今日の『夢』はクラスメイトが落とし物をする事と、夕刻に犬が飼い主の元を離れ車に轢かれる事。それから子供が数人の同世代の子供に虐められる現場。それから、それから、それから──。そして『夢』を見終わった後に彼女の意識は覚醒へと向かう。
5257「『おまえ』はもう自由だ」
──だから、もう敵(ヴィラン)に手を貸さずとも、こんな場所に居なくてもいい。……いいんだ。
あるヒーローが言った。
「あ……あぁ……あああ……!!」
もう、良いんだと。もう、このような息をするのにも苦しい劣悪な環境に居なくても良いのだと。安堵、葛藤、後悔。それらの感情がない混ぜになったが故に、感情が童女の双眸から零れ落ちた。少女は一旦公安委員会に留め置かれ、それからある一家に養子として入った。そして────時は六年後へと針を進める。
§ § §
フィルムのようにそれは夢として現れる。鮮明に、鮮烈に。時にはドラマのように連続して。時には断片のみが綴られる。今日の『夢』はクラスメイトが落とし物をする事と、夕刻に犬が飼い主の元を離れ車に轢かれる事。それから子供が数人の同世代の子供に虐められる現場。それから、それから、それから──。そして『夢』を見終わった後に彼女の意識は覚醒へと向かう。