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    Na0

    雑文をポイっとしにきます🕊

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    POIPOI 112

    Na0

    DOODLEゼルダが戻った砦が大騒ぎになって、全種族揃って宴会する話。
    4種族そろうのってなかなかないと思う。ゾーラなんて特に清水がないと駄目だし。そんな中でうまれた料理に、自分の成した事を見出してほろりとする事があっていいなぁと…思ったらくがき。
    ゼルダが戻った砦が大騒ぎになって、全種族揃って宴会する話 その日、ゼルダの帰還に砦は歓喜に沸いた。
    鳴り止まぬ彼女を称える声が鳴り止まない。
    リンクは集まる人々からゼルダを守りつつ、自らももみくちゃにされ、多くの物が彼の腕を、その背中を叩いた。
    「よくやった!」と、そう誰かが言った。リンクの胸が熱くなる。
     リンクとゼルダがようやく中央まで進むと、「どいてっ!ちょっとどいてよっ」と、突然プルアが人垣を押しのけて現れゼルダに抱きついた。
    涙を浮かべるプルアにゼルダは、感謝を口にしてその体を抱きしめかえした。
     その光景に、地下の梯子によじ登り氷柱に顔を出した者達も腕を振り上げる。
    「ゼルダ様、万歳!」
    「ハイラルに安寧を!」
     皆が口々に叫ぶ。
    この数ヶ月、誰もが不安の中、できる限りの務めを果たした。ここに──この世界にいる誰しもがそうだった。そこにゼルダは、百年前と変わらぬ命の輝きを見た気がした。
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    Na0

    DONE昨年の1122の日合わせに始めた連載のつづき。ハテノで夫婦になった2人を、村人から見て尊いと感じられる何かを書きたくてはじめて、折返しまできました。ハテノの独自解釈NPCが出ます。
    それはきっとあなたとおなじ66

     二人が村外れの古びた橋を渡ると、トントン、ギッギッと二人分の音が鳴る。
    村の古民家と同じ造り。積み石に漆喰で整えた村境のアーチを潜り、峠道を行く。
     後ろから吹く風が村名を記した看板を揺らし、また風車を回して重く擦れた音をたてる。草むらからは、虫の音が響いた。
     研究所までの道行き。リンクとゼルダは、その後も何人もの人と言葉を交わした。東風屋の女将と軽く手をあげて。いつもの場所に佇むマンサクとは「今朝も仲睦まじい事で、結構な事だな」と皮肉交じりの挨拶を。宿の前のご主人はにこやかに笑い、幼い子供達は足元をあちらこちらへと走りより、若い二人を憧れと好奇心の眼差しで見上げる。
     中でも、ゼルダの心を慰めたのは、炊事場の大木の横に腰掛けているウメだ。季節の薬草が芽吹いた事を知らせると、好奇心に瞳を輝かせて自分も探してみると言うゼルダに、目を細めた先達は「あんた達になら」と、普通なら家族にも教えない自分の秘密の場所を教えてくれた。驚きに顔を見合わせたリンクとゼルダは、ならばと足の悪い彼女の代わりに薬草を摘んで届ける約束をした。
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