Recent Search

    Na0

    雑文をポイっとしにきます🕊

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💘 🍷 🍸 🍖
    POIPOI 111

    Na0

    TRAININGある日。海外のコスプレ写真に胸を射抜かれまして。ドレス姿の姫様に膝をつく蛮族衣装のリンク。
    パロディ。リンクがウルフ化するなど、許せる人向け。プロット形式でアップ。たぶんきちんと整える事はないかな。
    蛮族と姫君設定説明(スルーして大丈夫)
    『蛮族姫君。片言で従順な猛獣と思ってたら、ある夜噛まれちゃったみたいなのが急にハートにささって…。
    幼い頃、アライソ海岸近くの保養地で出会うちび姫君と蛮族。毎年同じ場所で遊び、「ゼルダ」の名前と片言のハイラル語をマスター。「ゼルダはおれのヨメ」と約束するも、姫君は悲しそう。母を亡くし、姫巫女としての修行から保養地へは行かなくなる。
    ちび蛮族はずっと待ってた。立派な体躯の青年になってもずっと。けど待てなくなって、いつもゼルダが来て帰ってく道を駆け出す。祖先の力を使い、古の狼の姿に変わって。(ここ大事🐺)ゼルダのニオイを探してさまよううちに、マスソ引き抜いてしまう。ハイリア人に捕獲される。一個大隊壊滅。マスソを狼が持ってるとなり、城でゼルダに再会。「貴方はもしやあの時の?」昔、彼の背に乗って樹海を巡った事を思い出し、戸惑うゼルダ。「貴方は私の力になってくれますか?」と問いかけると、リンクは嬉しそうに尻尾を振って人形へ。
    4509

    Na0

    PROGRESS井戸端会議まで。牛歩な進行です。
    今回もNPCに個人的解釈と、出番多めです。
    それはきっとあなたとおなじ(仮)45

    「ねぇ?聞いたぁ?」
    「まぁ本当?」
     村の洗濯場は、井戸端会議で忙しいハテノの奥様達の社交場だった。
     サラサラ、チョボチョボと、初めて訪れる者は誰でも清水の音に気づいて振り返るだろうし、空気に気持ちの良い水の湿り気が帯びる。そんな日常の清廉ささえ、おしゃべりに夢中の者にとっては、村を駆け抜けるそよ風程も気に留められない。
     ナツコとアイビーの母、アマリリは、昨日も朝から晩までたっぷり話したはずなのに、まだ話足りないと、清ました口調で挨拶もそこそこに話に花を咲かせていた。
     話題は、もっぱら二人が興味をもった事を雑多に続く。隣の養鶏場の強気な亭主と掴み所のない女房の夫婦喧嘩と風変わりな息子の事。昨日、馬で通り過ぎた旅人が、スラッとして渋く好みであった事。自分の畑の作物の出来から、採れすぎて困って適当に大鍋で煮たら家族に不評だった事。子供が手が離れて、本当に有り難いが、研究所にいるというシーカー族の女の子を探してスパイごっこと、毎日日暮まで出かけて行ってしまう話まで。村の本当に些末な事から大事まで、毎日この調子だ。
    3351

    Na0

    PROGRESS1122の日に向けてポツポツ更新していきたい。『それはきっとあなたとだから』の続きです。当日まで書ききれるか微妙というか無理な気もするのですが、あきらめたくないので。ハテノ村の人達と夫婦な二人の話になる予定。(11/02一部校正)
    それはきっとあなたとおなじ(仮)11
     常に冷たい風が吹き下ろすハテノ村。
    だがふいに勢いが増し、あたたかな物が混じると、灰白色の雲が筋状に浮かぶ漆黒の空がやにわに明るくなり、水平線が光の線を描いて、その向こうから太陽がゆっくりと昇りはじめた。
     ラネール連峰のウォルナット山の影を切り抜くように空が白み、村の赤い屋根や風車の白い帆が大地に浮かび上がる様にして姿を現してくる。そうして静かに、しかし、速やかに村外れまで夜が明けて、それからようやくエボニ山の裾野に建つ古民家にも朝日がさすのだ。
     夜半過ぎの雨で濡れた屋根が、キラキラと光を空へ帰すように輝き、シンボルツリーの緑は負けじと風に揺れながら緑を飾る光の粒を大地に落としていた。
     鎧戸を閉め切った暗い部屋。明り採り用の小窓から、それらが優しく反射して差し込み始めると、寝台の上でぴったりと身を寄せ合った2つの姿を浮かび上がらせた。
    1752

    Na0

    TRAININGカカリコ村の恋人リンゼル。
    素振りだけど健全。久しぶりに日本語を書いた気分です。所々変なのはごめんなさい。
    素振り15 青草の豊かな季節を迎えたサハスーラ平原をわずかばかりのシロヤギの群れが行く。
    彼らは湾曲した立派な角を持っていて、その大きさに一瞬身構えるほどだが、その動きは緩慢だった。そのくせ、小さな耳はぴこぴこと忙しなく動かしては、ブチブチと音をたてて草を噛みちぎり、ムシャムシャと無心に喰む。そして、合間にメエメエと鳴き、騒がしかった。
     リンクはそれを眺めながら、軽く欠伸をもらして、大きく伸びをする。
    それを隣のゼルダはふふふと小さく笑って、同じく大きく腕を広げて胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込んだ。
     カカリコ村には、家畜を多く養えるだけの広い牧はない。しかし、家畜は一日に大量の草を必要とするので、朝から日暮れ頃まで、村のシロヤギはここで放牧するのが新しい習いになっていた。広い場所でのびのびと体を動かし、新鮮な草と虫でお腹をいっぱいにしたヤギ達は、毎日質のいい乳を沢山出した。それは村の赤子から大人まで皆の腹を満たし、余った物は加工されて品質の高いバターとなり、岩塩と並んで村の特産品として素材屋・満福に置かれた。旅人にも村人にも評判は上々のようだ。
    3226

    Na0

    PROGRESS私的な記念日なので、書きかけあげておきます。
    たぶんキスの日の前くらいから書いては放置を繰り返している作品です。

    ハテノ村の恋人リンゼル。
    私は、リンクを回生ベースに近衛の記憶が『のってる』イメージの設定で書いてます。
    恋人になるとややフラット気味。
    この後、いちゃこらいちゃこらさせたい。今もいちゃこらしてるけど。
    喋々喃々 二人がハテノで暮らし始めて初めての夏を迎えようとしていた。
    宵の口。窓からは爽やかな夜の風が、夏草の香りと虫の鳴き声を運んでくる。
    それはこのハテノで短く、貴重な過ごしやすい季節の訪れを告げていた。
     しかし、この家に住む恋人達は、そのどちらにも気づかないようだ。
    睦まじくささやき合い、時折どちらかの笑い声があがる。
     今夜はちょっとしたお祝いだった。
    家の改築が終わり、新しい家具を入れたのだ。
    平和な世には不要と無骨なスタンドを減らし、一階奥にスペースを作った。
    柱や床には蜜蝋とハーブを塗り、爽やかな香りのするそこに、二人で腰掛けるのに十分な大きさのソファーと小さなテーブルを置いた。濃紺のソファーは、この村の顔見知りの棟梁に苦心してもらった。ソファーという物を知らない者に、図を描き、丁寧に何を求めているのか説明をして、素人の彼等が知り得る技術を伝えた。
    3258