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    たまごやき@推し活

    アンぐだ♀と童話作家アンデルセンのこと考える推し活アカウント

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    たまごやき@推し活

    PROGRESS異世界パロアンぐだ♀、ミニマム童話作家(妖)とぐだち

    2020.11
    妖怪クッキー攫い 綺麗な一軒家が安い価格で売られていたら事故物件かもしれない。それでも月々の支払いが賃貸マンションより安いと分かってしまって、両親が契約をした。安くて、新しくて広めの自慢の我が家。駅から近くて、それでいて閑静な住宅街の一角、藤丸家。引越して二週間……どうもこの家には、『何か』が住んでいる。

     家には私しかいないはずの時間に、上の階から物音がするのだ。キッチンの食べ物が気がつくと減っている。
     その『何か』は明らかに生き物だ。曰く付きの物件の中でも幽霊なんかよりずっと怖い。……ただのネズミかもしれないけど。

     ネズミを捕獲するための罠を仕掛けても、罠を避けるようにして食べ物を取られてしまう。毒の混ざった餌は放置される。ネズミだとしたらかなり賢い。姿を一度も見せたことのない謎の賢い生き物がこの家のどこかにいる。両親に言っても、気のせいだろうと取り合ってくれない。2人は不思議な物音も、減っているキッチンの食べ物にも何故だか気がついていないのだ。……私はと言うと、だんだんとこの謎の生き物に対する恐怖や不信感よりも好奇心が湧いてきて。
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    たまごやき@推し活

    PROGRESS転生現パロアンぐだ♀、喫茶店マスターの童話作家×常連のぐだち


    転生したが片方しか前の記憶を有しておらず相手の記憶が戻るのかも分からずそれでも……という性癖の話

    2020.2〜
    最後の恋を、もう一度 蔦の絡んだお洒落なレンガの壁。まるで向こう側には眠り姫がいるみたいに、植物で囲われたその壁の向こうにはわたしの大好きな空間がある。ドアを開けると控えめなベルの音が鳴る。こんな小さな音で聞き取れるのは、店主が地獄耳だからだろうか。
    「いらっしゃいませ」
     この店の店員はカウンター奥の隅っこでコーヒーを淹れている男性一人だけ。ここに通って随分経つけれど他の店員も、さらにはお客さんも見たことがない。友達に話すと狐にでも化かされてるんじゃないか、なんて言われる。そんなことないと証明するために友達と来てみると、何故だかいつも臨時休業の看板。……そんなことあるわけないでしょ、とは強く言えなくなってしまう。
     まずはじめに店主の見目について。青い髪と青い瞳。透き通るような白い肌。背が高い。外国人かハーフだろう。まるで御伽噺に出てくるような、人形めいたその姿。流暢な日本語と、メニューのボードに書かれた几帳面で綺麗な文字。言葉数は少なく、しかし耳に残る低音。
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