ikiterugj
MAQUINARIA普段尾月の尾月尾が月尾になる夜の話。紙の本にしたいやつの冒頭です。
さいしょ「今夜、俺も準備してるんで…あんたが、良ければ」
出先から直帰だと言っていた尾形が、お帰りなさいと玄関先で俺を出迎えた際に耳元でそう呟いた。時刻は二十時四十分。
「風呂入れてありますんで、飯の前にどうぞ」
「……いい匂いだな」
腹が鳴りそうだ。昼に社用車の中でコンビニの握り飯を三つ食ったきりだった。買ってきたお惣菜じゃ生まれない匂いだなぁ、これは。……なんて、そんな幸福が吹っ飛ぶほどの衝撃的な言葉が耳に入ってきたのだが? 幻聴か?
「里芋とイカを煮ました。あとで鯵も焼きます。長風呂しなきゃ早く食えますよ」
表情はあまり見えなかった。今夜のお誘いのあとにしてはあっさりと離れていく背を、黙って見送る。吃驚して落としそうになった鞄はギリギリ指先でキープした。
2593出先から直帰だと言っていた尾形が、お帰りなさいと玄関先で俺を出迎えた際に耳元でそう呟いた。時刻は二十時四十分。
「風呂入れてありますんで、飯の前にどうぞ」
「……いい匂いだな」
腹が鳴りそうだ。昼に社用車の中でコンビニの握り飯を三つ食ったきりだった。買ってきたお惣菜じゃ生まれない匂いだなぁ、これは。……なんて、そんな幸福が吹っ飛ぶほどの衝撃的な言葉が耳に入ってきたのだが? 幻聴か?
「里芋とイカを煮ました。あとで鯵も焼きます。長風呂しなきゃ早く食えますよ」
表情はあまり見えなかった。今夜のお誘いのあとにしてはあっさりと離れていく背を、黙って見送る。吃驚して落としそうになった鞄はギリギリ指先でキープした。
どぼるべるく
MAQUINARIA以前、没にしたとツイートした『ドラルクがロナルドに催眠かけて好きにするエロドロ』の導入です。没にするって言ってたのに書いてしまった…。今のところ続ける予定です。まだキスしかしてませんが、今後R-18になるのでワンクッション置きます。見直しも推敲もしていないので、どっかおかしかったらごめんなさい。 3202
111strokes111
MAQUINARIA無双青燐ルート準拠のクロヒル+ヒルマリです。全10話予定。
真昼の月と花冠.4───ヒルダさん、そちらの皆さんもお元気でしょうか?私は今のところ特に問題もなく、ディミトリさんたちと行動を共にしています。彼らの要望で前線に加わることになったのは正直言って意外でした。と言うのもクロードさんがディミトリさんから信頼される、と私は考えていなかったからです。
やはりミルディンでグロスタール家がどんな目にあったのか彼らは知っていました。それでも、私どもとの合流を望んだのはやはりこれまでの内戦の影響があるのでしょう。
正確な居場所を今、書くわけにいきませんので省かせていただきますがファーガスはやはり寒いです。私は北の沿岸地方出身なので慣れているつもりでしたが、他の御三方と火に当たってばかりいます。僅か数節とはいえガルグ=マクで共に机を並べていた方たちがレスター出身の私たちを気遣ってくれることがありがたいです。
3309やはりミルディンでグロスタール家がどんな目にあったのか彼らは知っていました。それでも、私どもとの合流を望んだのはやはりこれまでの内戦の影響があるのでしょう。
正確な居場所を今、書くわけにいきませんので省かせていただきますがファーガスはやはり寒いです。私は北の沿岸地方出身なので慣れているつもりでしたが、他の御三方と火に当たってばかりいます。僅か数節とはいえガルグ=マクで共に机を並べていた方たちがレスター出身の私たちを気遣ってくれることがありがたいです。
haruniakitara
MAQUINARIAそんでもって893パロ💎さん夢。続き書けるかわからないのでとりあえずここに。今のとこはえっちくないですが、反社な話ですのでフォロ限にしたらすみません💦 8
mai_key_
MAQUINARIAウェアウルフ実休さん×ヴァンパイア燭台切さんの実燭ご都合設定
何でも許せる方向け
合わないと思ったらそっ閉じして下さい
ハロウィンに間に合わなかったから先っぽだけ 933
nmnm_nmsn
MAQUINARIA▼モブ視点の東西(複雑な事情)▼東西の日おめでとうございます!祝いたさに書きかけからひっぱりだしてきたのですごく拙い&中途半端に終わる&解釈が古い方なので続きが出るか不明です【HQ】タクシードライバー 私は車田轍、三十六歳。都内のタクシー運転手として働いている。運転手になるために与えられたかのような名前の通りの人生、というわけでもなく三度の転職を経てこの業界に入って早幾年。ベテラン運転手にはまだ遠く及ばないが、それなりに様々な人たちを乗せてきた。同じくらいに様々なドラマの一端も垣間見てきた――なんて言えればかっこうもつくが、誰かのドラマの背景で雑踏から現れては再び雑踏の中へと消えていくような、しがない運転手稼業である。
その日は薄暗い曇天だった。東京駅までお願いします、と言いながら男は抗議の声を上げる少年と荷物を後部座席に押し込むと、開けたままのドアから顔を覗かせた。
「ここからだと運賃ってどれくらいになりますかね」
1397その日は薄暗い曇天だった。東京駅までお願いします、と言いながら男は抗議の声を上げる少年と荷物を後部座席に押し込むと、開けたままのドアから顔を覗かせた。
「ここからだと運賃ってどれくらいになりますかね」