zabznak
CAN’T MAKE終局時間神殿ロマニ√DEAD ENDです。ぐだロマ(性別不明)カルデアの者、その身体どっから持ってきたの??って話です
かくあれかし 駆ける。駆ける駆ける。もはや神殿に魔神柱もゲーティアもおらず、代わりに星々の如くきらめく英雄たちも一人とていなかった。
あとはこの崩れかけた神殿を自分が走りきってカルデアにたどり着きさえすれば人類の勝利だ。――いや、それはもはや勝利とは
「走って!」
ダヴィンチちゃんの声が思考を断ち切る。感傷に浸る余分はない。悲しみに嘆く余裕はない。走れ。走れ。一秒でも速く。一歩でも多く。そうでなければ生き延びられない。生き延びられないと、わかっていたのに。
ふらふらと、おぼつかない足どりで近寄る。
見慣れた白衣と、ふわふわとしたストロベリーブロンド。意外とおおきな、背中。
ありえない筈の、人がいた。
「ドクター」
757あとはこの崩れかけた神殿を自分が走りきってカルデアにたどり着きさえすれば人類の勝利だ。――いや、それはもはや勝利とは
「走って!」
ダヴィンチちゃんの声が思考を断ち切る。感傷に浸る余分はない。悲しみに嘆く余裕はない。走れ。走れ。一秒でも速く。一歩でも多く。そうでなければ生き延びられない。生き延びられないと、わかっていたのに。
ふらふらと、おぼつかない足どりで近寄る。
見慣れた白衣と、ふわふわとしたストロベリーブロンド。意外とおおきな、背中。
ありえない筈の、人がいた。
「ドクター」
AKIRAmenZOY
CAN’T MAKE鼻血出てるので流血表現注意。あと腐表現あり。ツイでいってた、自分の好きな相手(簓)のえちな想像が止まらなくなる違法マイク使われて鼻血止まらん盧笙先生(付き合ってない)。ただの性癖です。
簓は出てませんが、ささろです。
hoshinami629
CAN’T MAKE親鸞の太子信仰について小説を書きたいと思って途中まで頑張ったけど放置したもの、いつか書きたいけど、私の勉強が足りない……。親鸞と聖徳太子六角堂、頂法寺と言えば、都の中心であると豪語して憚る事の無い、由緒ある寺である。何でも縁起によれば他田(おさだ)の帝の御時、かの聖徳太子の念持仏であった如意輪観音が、衆生済度の為に御自らこの地を選ばれ、それを知った聖徳太子が御堂を建立したと伝えられて居る。この地が都として体裁を整えるずっと以前から存在する寺だと、誰もが信じて疑わない。そしてそんな由緒だけでは無い、貴賤老若男女を問わず様々な者がごった返す、騒がしい寺でもある。観音験を見する寺、と今様に詠われた霊場、しかも長谷や近江の粉河寺よりも、京の人々からすればぐんと近い。観音の霊験にあやかろうとする都の者の多くが、この寺へ参籠した。
さて、その六角堂に数多訪れる参籠者の中にも、近頃一際目立つ者が居る。三十に届くか届かないかといった年齢の僧侶である。百日参籠を、と頑なな様子で寺の者に告げ、昼夜を問わず、食事も一日一膳のみにて一心に祈念するというだけで、まず只者では無い。しかしそれだけであるならば、まだ珍しいという程ではない。意外であるのは、その者が比叡の堂僧であるらしいという事だ。何も山の者であるならば、態々六角堂くんだりまで下りて来ずとも、幾らでも祈念も修行も出来ようというものである。どの様な事情が抱えて参籠しているのか、寺の者達は好奇の目で盗み見、囁き合った。加えて更に奇異なのは、彼の許には毎晩、即ち参籠した日数だけ、匂い立つような雅な文が届けられるという事である。勿論、山門の堂僧と思しきその参籠者は文を受け取らない。五通は十通、十通は二十通にと、段々とその数が増える毎に、寺の者の困惑と焦りも深まった。これではまるで深草少将の百夜通いを反転させたかの様で、不気味であった。返事を出す処か読もうともしない当人に、寺の者が困って手渡そうとすると、燭の火で燃やされてしまった。口を真一文字に結び、ただむっつりとした様子で、何通もの文が燃える処を見収めると、彼はまた一心祈念の心に戻る。その様子に、何やら鬼気迫る者を感じ、僧侶共は不安げに噂し合った。やれ近頃山にて頻繁に起こる、稚児を巡った諍いに巻き込まれたのではないか。やれ実は貴人の子なるが、拠所無き事情で出家したものの、今となって還俗を迫られて居るのではないか。その様な、まことしやかでもあり、それでいて上滑りの観を出ない茫洋とした噂が、寺の中を薄く漂って居た。
25020さて、その六角堂に数多訪れる参籠者の中にも、近頃一際目立つ者が居る。三十に届くか届かないかといった年齢の僧侶である。百日参籠を、と頑なな様子で寺の者に告げ、昼夜を問わず、食事も一日一膳のみにて一心に祈念するというだけで、まず只者では無い。しかしそれだけであるならば、まだ珍しいという程ではない。意外であるのは、その者が比叡の堂僧であるらしいという事だ。何も山の者であるならば、態々六角堂くんだりまで下りて来ずとも、幾らでも祈念も修行も出来ようというものである。どの様な事情が抱えて参籠しているのか、寺の者達は好奇の目で盗み見、囁き合った。加えて更に奇異なのは、彼の許には毎晩、即ち参籠した日数だけ、匂い立つような雅な文が届けられるという事である。勿論、山門の堂僧と思しきその参籠者は文を受け取らない。五通は十通、十通は二十通にと、段々とその数が増える毎に、寺の者の困惑と焦りも深まった。これではまるで深草少将の百夜通いを反転させたかの様で、不気味であった。返事を出す処か読もうともしない当人に、寺の者が困って手渡そうとすると、燭の火で燃やされてしまった。口を真一文字に結び、ただむっつりとした様子で、何通もの文が燃える処を見収めると、彼はまた一心祈念の心に戻る。その様子に、何やら鬼気迫る者を感じ、僧侶共は不安げに噂し合った。やれ近頃山にて頻繁に起こる、稚児を巡った諍いに巻き込まれたのではないか。やれ実は貴人の子なるが、拠所無き事情で出家したものの、今となって還俗を迫られて居るのではないか。その様な、まことしやかでもあり、それでいて上滑りの観を出ない茫洋とした噂が、寺の中を薄く漂って居た。
hoshinami629
CAN’T MAKEギリシャ神話の知識がない私がこれを書くのはー?など思って途中で止まってしまったもの。何か読み返したら割と綺麗だった。時の神ひとり「ねえカイロス。貴方は永遠を知っているか」
微睡むような昼下がりだった。神々の集う園生に数多くある噴き上げ、その内の一つの縁に腰掛けて、二人は退屈を潰していた。
「永遠を司る貴方が、私にそれを訊くのか」
カイロスは半ば意外そうに、半ば呆れた様にそう返した。噴き上げは間断なく飛沫を上げ、常春の庭に割れては散ってゆく。背後にその水のざわめきを聞きながら語らう神の声は、どこか気怠げだった。
「時の神二人が語るのに、これ以上うってつけの話題はあるまい。違うかな」
アイオーンはそう言って「機会」の神に微笑んだ。カイロスは肩を竦めてそれに応える。神々の多くが好む退屈凌ぎの一つに議論があるが、アイオーンの横に腰掛ける前髪の美しい寡黙な神は、暇があれば専ら人間界を眺めるばかりで、議論を疎んじる向きがあった。今もこうして瞼を半ば閉じて、心の片側を人間の眼前に差し出している。
5551微睡むような昼下がりだった。神々の集う園生に数多くある噴き上げ、その内の一つの縁に腰掛けて、二人は退屈を潰していた。
「永遠を司る貴方が、私にそれを訊くのか」
カイロスは半ば意外そうに、半ば呆れた様にそう返した。噴き上げは間断なく飛沫を上げ、常春の庭に割れては散ってゆく。背後にその水のざわめきを聞きながら語らう神の声は、どこか気怠げだった。
「時の神二人が語るのに、これ以上うってつけの話題はあるまい。違うかな」
アイオーンはそう言って「機会」の神に微笑んだ。カイロスは肩を竦めてそれに応える。神々の多くが好む退屈凌ぎの一つに議論があるが、アイオーンの横に腰掛ける前髪の美しい寡黙な神は、暇があれば専ら人間界を眺めるばかりで、議論を疎んじる向きがあった。今もこうして瞼を半ば閉じて、心の片側を人間の眼前に差し出している。
pene
CAN’T MAKEキスの日0523忘羨そういえばらぶいなにかをかいたことありませんね…と思って…。
でももうこれ以上塗らない気がするので供養。なげやりにもほどがある。特に藍湛の簪。遠近おかしい。
yusaki
CAN’T MAKE影日 这样的易感期是否搞错了什么还是一些我的xp *私设背景有
*非典型abo+兽化设
*多人视角混乱
今天的社团活动里,大家都发现有个挺不妙的一件事。
这件事甚至,可能因为太明显又太不妙,所以所有人都下意识小心起来,不敢主动提但也没法不在意。
日向和影山竟然从刚开始到现在部活都要结束了都还没讲过一句话!也不是一句话也没说,还是有很普通的交流…该怎么说呢。
既没有吵架,也没有互相瞪眼给臭脸,也没有很明显地互不理睬,但是休息时也没凑在一起,连一句拌嘴都没有!也只有这样赤裸裸地呈现出来,大家才真的意识到他们俩平时真的会天天凑在一起特别黏糊。
“…请问。这是发生了什么,在我们不知道的什么时候他们狠狠打了一架吗……”在休息喝水的空挡,菅原拿着水瓶,脸色忧愁得像个妈。
7724*非典型abo+兽化设
*多人视角混乱
今天的社团活动里,大家都发现有个挺不妙的一件事。
这件事甚至,可能因为太明显又太不妙,所以所有人都下意识小心起来,不敢主动提但也没法不在意。
日向和影山竟然从刚开始到现在部活都要结束了都还没讲过一句话!也不是一句话也没说,还是有很普通的交流…该怎么说呢。
既没有吵架,也没有互相瞪眼给臭脸,也没有很明显地互不理睬,但是休息时也没凑在一起,连一句拌嘴都没有!也只有这样赤裸裸地呈现出来,大家才真的意识到他们俩平时真的会天天凑在一起特别黏糊。
“…请问。这是发生了什么,在我们不知道的什么时候他们狠狠打了一架吗……”在休息喝水的空挡,菅原拿着水瓶,脸色忧愁得像个妈。
yusaki
CAN’T MAKE影日 橘子味和雪松是什么气味我的一些xp *私设背景有
*非典型abo+兽化私设
*一些放飞乱想ooc属于我
*
那是一股让人闻了就很精神的气味,充满着刺激性碳酸饮料的气味,浓厚干爽的橘子味汽水。带着甜味的酸感,只是闻到就感觉能刺激着味蕾,滑过喉头一抚夏日的炎热。
日向的信息素就是这样一股气味。
其实第二性征与一些特殊返祖人种都比较隐蔽,也没有什么特殊报备规定。当然学校还是会要求上报一下,不过同学朋友之间要不要说都是个人自由。
大家一开始也不清楚日向的第二性征,乌野已经有影山和东峰还有西谷三个a了,他们都说没在队里闻到什么别的气味,大家也就默认了其余人都是Beta。
直到日向第一次暴露出自己的信息素气味。
那时候的他全身都在冒着汗,刚刚进行过剧烈跑动后,正微垂着身体两手撑着膝盖喘气,头却还抬着,眼睛灼灼有神地看着球网对面。
7001*非典型abo+兽化私设
*一些放飞乱想ooc属于我
*
那是一股让人闻了就很精神的气味,充满着刺激性碳酸饮料的气味,浓厚干爽的橘子味汽水。带着甜味的酸感,只是闻到就感觉能刺激着味蕾,滑过喉头一抚夏日的炎热。
日向的信息素就是这样一股气味。
其实第二性征与一些特殊返祖人种都比较隐蔽,也没有什么特殊报备规定。当然学校还是会要求上报一下,不过同学朋友之间要不要说都是个人自由。
大家一开始也不清楚日向的第二性征,乌野已经有影山和东峰还有西谷三个a了,他们都说没在队里闻到什么别的气味,大家也就默认了其余人都是Beta。
直到日向第一次暴露出自己的信息素气味。
那时候的他全身都在冒着汗,刚刚进行过剧烈跑动后,正微垂着身体两手撑着膝盖喘气,头却还抬着,眼睛灼灼有神地看着球网对面。
脳筋ゴリラ
CAN’T MAKE千金良家僕に恋人は居ない
いつも無駄に広く感じる家で楽しく過ごしていた
ただ、寂しさはあった
人が居ないだけでここまで静かになるのだな、となる日もあった
"千金良碧華"
久しぶりに山に登りたくて、登山に来ただけなのに 大きな呪霊に乗り、たくさんの蝿頭を引き連れている小さな女の子を見た時は驚いた
色々あったが、あの子は僕の家族になってくれた
誰も居ない寂しい家に、明るい新鮮な空気が流れた
本当の父ではない僕を、「だあ」と呼んでくれる(テレビを見て学んだのか、多分Dadのつもりなのだろう)
碧華は、本当に可愛い
可愛いのだが__
「…碧華 分かってくれないとパパも困るよ」
「・・・やあら・・・・・・」
「…碧華、僕はもう行かなきゃ駄目なんだ」
1220いつも無駄に広く感じる家で楽しく過ごしていた
ただ、寂しさはあった
人が居ないだけでここまで静かになるのだな、となる日もあった
"千金良碧華"
久しぶりに山に登りたくて、登山に来ただけなのに 大きな呪霊に乗り、たくさんの蝿頭を引き連れている小さな女の子を見た時は驚いた
色々あったが、あの子は僕の家族になってくれた
誰も居ない寂しい家に、明るい新鮮な空気が流れた
本当の父ではない僕を、「だあ」と呼んでくれる(テレビを見て学んだのか、多分Dadのつもりなのだろう)
碧華は、本当に可愛い
可愛いのだが__
「…碧華 分かってくれないとパパも困るよ」
「・・・やあら・・・・・・」
「…碧華、僕はもう行かなきゃ駄目なんだ」
konatu_0722
CAN’T MAKE夜明けと海のその後。煙草とキスの話。オチは知らぬ。
「待たせたな」
店を閉めて、外で待ってた刑部に声をかける。昼間は汗をかく陽気でも、零時を過ぎればさすがに空気が冷たい。
今日は週に一度、刑部が来る日だからバイクでは来ず、このままどちらかの部屋に行く予定だ。
「いや…」
言葉を濁した刑部が、直前まで見ていたスマートフォンの画面を切った。画面の光に照らされていた煙草の煙が、途端に姿を消した。
「んだよ、よくない知らせか」
「晃は知らなくていいことだよ」
咥えていた煙草の灰を落としながら、刑部が笑顔で蓋をする。それに少しばかりカチンときて、つい棘のある言葉がでる。
「そーかよ。急ぎの用なら別に、今日来なくても良かったんだぞ」
心とは正反対の声が出るか止まらない。刑部はそんな桐ケ谷を見つめると、煙草を吸って煙を顔面に吹きかけてきた。
1037店を閉めて、外で待ってた刑部に声をかける。昼間は汗をかく陽気でも、零時を過ぎればさすがに空気が冷たい。
今日は週に一度、刑部が来る日だからバイクでは来ず、このままどちらかの部屋に行く予定だ。
「いや…」
言葉を濁した刑部が、直前まで見ていたスマートフォンの画面を切った。画面の光に照らされていた煙草の煙が、途端に姿を消した。
「んだよ、よくない知らせか」
「晃は知らなくていいことだよ」
咥えていた煙草の灰を落としながら、刑部が笑顔で蓋をする。それに少しばかりカチンときて、つい棘のある言葉がでる。
「そーかよ。急ぎの用なら別に、今日来なくても良かったんだぞ」
心とは正反対の声が出るか止まらない。刑部はそんな桐ケ谷を見つめると、煙草を吸って煙を顔面に吹きかけてきた。