kyo001
SPUR ME今年中に出すのは難しそうなのでのんびり原稿進めることにします。推敲前なので誤字脱字があったり文章おかしなところ多いと思います_(:3」∠)_
ともかがみ(仮)②◇◇
山をふたつ越えた先にある村は、思っていたよりもずっと大きく豊かな村だった。
水干姿の犬耳の青年に、若く美しい巫女と、可愛らしくはあるが普通の村娘。謎の組み合わせは好奇の視線を集めるには十分で。石置屋根の民家や広い田んぼや畑……そこかしこで作業していた村人たちが、戸惑いと疑念が混ざった視線を向けてくる。
犬夜叉もかごめも慣れたもので、涼しい顔で足を進める。ふたりに倣い、りんも平常心で歩き続けた。やがて石置屋根が途切れた向こうに一際大きな建屋が現れて、りんは馬を引く手を止めた。藁の屋根と土壁で作られた家屋は、村人たちの住まいよりもずっと大きく、家人の裕福さを示していた。
草鞋の裏で踏みしめた土がざらりと音を立てる。凍てついた風がぬばたまの髪を通り抜け、細い首筋を撫でていった。
5544山をふたつ越えた先にある村は、思っていたよりもずっと大きく豊かな村だった。
水干姿の犬耳の青年に、若く美しい巫女と、可愛らしくはあるが普通の村娘。謎の組み合わせは好奇の視線を集めるには十分で。石置屋根の民家や広い田んぼや畑……そこかしこで作業していた村人たちが、戸惑いと疑念が混ざった視線を向けてくる。
犬夜叉もかごめも慣れたもので、涼しい顔で足を進める。ふたりに倣い、りんも平常心で歩き続けた。やがて石置屋根が途切れた向こうに一際大きな建屋が現れて、りんは馬を引く手を止めた。藁の屋根と土壁で作られた家屋は、村人たちの住まいよりもずっと大きく、家人の裕福さを示していた。
草鞋の裏で踏みしめた土がざらりと音を立てる。凍てついた風がぬばたまの髪を通り抜け、細い首筋を撫でていった。
hbnho210
SPUR MEルクアロ版ワンドロワンライさまよりお題「禁断」「ミッション」をお借りしました。ハスマリーとエリントンの時差設定はふんわり捏造です。ルクアロです。お題:「禁断」「ミッション」8/28 この街が眠りにつく頃、彼の住む街の空は白みはじめ、蜻蛉の羽根のように透きとおった月が夜を惜しみながらとけてゆく。太陽はまだ、まどろみながら夢をみている。君も、夢のなかだろうか。何の夢をみているのだろう。君の夢のなかに、僕はいるのだろうか。僕は、きっと毎日君の夢をみているのだけれど、目が覚めたときにはぼんやりとしか覚えていない。ただ、目が覚めたときに僕のとなりに君がいないことに気づくとどうしようもなくさみしくて、さっきまでこの腕のなかに在たのに、この腕も、唇も、身体も君のことを憶えているのに、君はいない。僕は君がいないこの街で朝をむかえる。君は、僕を君の夢のなかへ招いてくれるだろうか。僕は何十キロもの肉をお土産に抱えて君に会いにいくよ。きっと夢のなかの僕は力持ちだから、いっぱいの肉を抱えた君を抱いて、ハスマリーの街中を駆けまわる。夜が明けるまで君と一緒にどこまでもどこまでも駆けてゆくんだ、まあ、これは昨日みた僕の夢の話なのだけれども。
2837はゆや
SPUR ME含光君×夷陵老祖香炉if 夷陵行く前
魏嬰と別れなくなくて、おtin進化させた藍湛
ただ書きたいまま書いた
なんでも許せる人向け
本当はアホエロになりたかった……
18歳以上ですか?
はい いいえ 6237
Stone
SPUR ME支部の方にも新刊として本文サンプル載せた(いつまでも出せなくなりそうだから)し、こっちにも載せとこ…←ちな、これは2ページ目に入るやつ。実はページ数がたらなかったので…
初めてちゃんと描いたうちさにちゃんと、久々に描いた国広がこれって、どうなのよ…
Sum_ifs
SPUR MEハッピーバニーですね。ハニーガールも流行っていいと思うのですよ。2枚目以降は過去絵なのだよ オレンジ髪なまぐろくんはよその子ね
ツインテールカト様とハニーモネちゃん→@randbeet_ween
バニーレアちゃん→@hE2UE5kJ6ldElzv
ジェラピケガベチャン→@peiwo_ask
パジャミーチュ様→@BAKusantouhu 3
machikan
SPUR ME今日出したかったペラ本「レオナさんユニバ話」のサンプルです。ユニバのネタバレあるのでご注意。冒頭から最初のほう載せてます。
ビブリオマニアは眠れない七月二十八日の朝、ラギー・ブッチは驚いた。
前日、レオナに指示されたとおり、彼の部屋を訪れたのは午前六時のこと。部活の朝練が始まる午前七時まで十分余裕があるが、あいにくレオナは寝起きが悪い。ベッドから離れてもらうまで、平均三十分は必要だった。それが、なぜか今朝に限ってもう起きている。
ベッドの上に寝転んではいるが、レオナの眼はしっかり開いていた。
「ど、どうしたんスか?」
「寝てない」
「えっ。熱はかります?」
「そういう事じゃねえよ」
レオナはそう言って、そっと手元の本を閉じた。昨日プレゼントされたばかりの本だった。ラギーは合点した。
「徹夜して読むほど面白かったんスか?」
「ああ?」
「いやいや、睨まないでくださいよ、レオナさん~」
5520前日、レオナに指示されたとおり、彼の部屋を訪れたのは午前六時のこと。部活の朝練が始まる午前七時まで十分余裕があるが、あいにくレオナは寝起きが悪い。ベッドから離れてもらうまで、平均三十分は必要だった。それが、なぜか今朝に限ってもう起きている。
ベッドの上に寝転んではいるが、レオナの眼はしっかり開いていた。
「ど、どうしたんスか?」
「寝てない」
「えっ。熱はかります?」
「そういう事じゃねえよ」
レオナはそう言って、そっと手元の本を閉じた。昨日プレゼントされたばかりの本だった。ラギーは合点した。
「徹夜して読むほど面白かったんスか?」
「ああ?」
「いやいや、睨まないでくださいよ、レオナさん~」
wasuremonoyukko
SPUR MEアルロスすけべ小説①書いてる途中の序盤部分で、1章開始より前の二人です。
ここに上げてる内容はほぼロスアルっぽいです。
逆カプに見えるのがダメだったり、攻め喘ぎがダメな人の安全は保証できませんので悪しからず。
パスワードは戦士の誕生日です。 3647
じょじ
SPUR ME18×28今日の進捗と戒め
オレの目下の悩みを聞いてくれ。
オレの恋人の話だ。恋人の話って言うと惚気だと思うだろ?確かに惚気には違いない。何せオレの恋人サマと来たらべらぼつに強くて格好良く、男前の大男。……体格に差があるのは男として悩ましいところだが、それは兎も角、そんな男前だのに可愛い所もある、なんて完璧な恋人だ。片想いに一年、告白して付き合うことが願いかなったということもあり、オレたちはそれはそれは清らかで穏やかな関係を経たあと、つい先日晴れて体の関係を持つことが出来た。ハジメテはソレはもうソウゼツなもので、お互いがお互い、男同士だなんて初体験なもんだから入れるまでにも相当な努力と根気が必要だった。それでも抱かせてくれ、というオレに対して少々、いや、多少、いやだいぶ拗れた話し合いの元、結局受け入れてくれた大寿の気持ちを思えば、そんなこと些細なもんだろう。初めて繋がった時なんて、涙がでるほど嬉しかった。(実際ちょっと泣けた。)そんなオレを優しく暖かく、かつ男前に抱き締めてくれた大寿に愛しさが込み上げたオレは、絶対幸せにすると胸に誓った。
2107オレの恋人の話だ。恋人の話って言うと惚気だと思うだろ?確かに惚気には違いない。何せオレの恋人サマと来たらべらぼつに強くて格好良く、男前の大男。……体格に差があるのは男として悩ましいところだが、それは兎も角、そんな男前だのに可愛い所もある、なんて完璧な恋人だ。片想いに一年、告白して付き合うことが願いかなったということもあり、オレたちはそれはそれは清らかで穏やかな関係を経たあと、つい先日晴れて体の関係を持つことが出来た。ハジメテはソレはもうソウゼツなもので、お互いがお互い、男同士だなんて初体験なもんだから入れるまでにも相当な努力と根気が必要だった。それでも抱かせてくれ、というオレに対して少々、いや、多少、いやだいぶ拗れた話し合いの元、結局受け入れてくれた大寿の気持ちを思えば、そんなこと些細なもんだろう。初めて繋がった時なんて、涙がでるほど嬉しかった。(実際ちょっと泣けた。)そんなオレを優しく暖かく、かつ男前に抱き締めてくれた大寿に愛しさが込み上げたオレは、絶対幸せにすると胸に誓った。