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    こじ

    しいな

    PROGRESS8/20インテ新刊「ドラマティックな恋じゃない」

    ⚠ 真一郎が非童貞
    ※直接描写なし

    あらすじ
    真一郎は十二年こじらせたワカへの片思いに決着をつけようとするも、幼馴染みの武臣に「無理だから諦めろ」と一蹴されてしまう。それでも今のままではいけないと悪あがきをしながら、ある日酒の勢いでワカを抱いてしまい――……。

    真一郎→→→→→(?)ワカの話。
    推敲・校正前なのでサンプル未満の尻叩き進捗。
    ドラマティックな恋じゃない 恋とは、きらきらと輝いて、そっと触れなければ壊れてしまうほど、うつくしくて尊い思い。――なんて、そんな言葉とは到底無縁だった。
     自分自身でも抑えきれなくて、おぞましい色で蠢いて、直視することが嫌になる。そのくせ手放そうと思えば思うほど、強くて太い根が張って心から離れない。ほんとうに、簡単に捨て去ることができればどれほど楽になるのだろうか。
     もう、十二年。
     まだ十代の青臭さが残る少年が見つけた宝物は、今となっては手に負えない呪物になっていた。
    「あー……」
     ぼんやりと眺めた夜空は相変わらずで、東京のあちこちにそびえ立つビルで切り取られている。
     決して綺麗なものではないのに、見慣れているからこそ落ち着けるのか、気がつくといつからか夜空を見上げるクセがついたらしい。仕事終わりに店の裏で煙草を吸いながら、ゆっくりこの十二年間抱えた片思いに別れを告げた。
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    seashore113

    MAIKING真田十勇士顕現させたすぎてこじらせた結果の産物。自己満。
    創作審神者/无伝をこじつけにこじつけた話
    わくわく本丸「お姉ちゃん、真田十勇士って知ってる?」
     突然、大事な要件があると本丸に訪問してきた妹の真魚が、開口一番問いかけてきた。
    「知ってるも何も……有名な話じゃん?」
    「そーなの?あたし知らないんだけど」
    「あんたは政府の職員になったんだからもう少し歴史を学んだほうがいい」
     えー?とか言いながら髪先をくるくる指でいじる妹に、要件は何なのかと問う。
    「あ、それでね、真田十勇士をね、お姉ちゃんの本丸で管理してほしいの💗」
    「は?ちょっと、意味が分からないんだけど」
    「だから、真田十勇士をね、」
    「そうじゃなくて、説明をちゃんとしなさいよ」
     ため息が出そうになるのを堪えながら、内容を問うたところによると、監視対象であったとある本丸でとある時代に刀剣男士でもなく顕現した真田十勇士。史実ではない彼等が何故顕現したのか詳しい事はよく分からないけれど、一度ならず二度三度と顕現する彼らに政府は重要監視対象としてその真田十勇士を管理したい、それには審神者が必要でその管理者に白羽の矢が当たったというのが私、ということだった。
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    natsuyamabl4

    DONE頂いたお題のrocgです。
    お題に無理矢理こじつけた感が出てしまいました…軌道修正できず、このまま上げてます…すみません…
    途中でcgがモブに襲われるシーンがありますが未遂になります。モブが苦手な方はご注意下さい。

    roはどこのお店が庶民的でって言うのはわかってるけど、買い物する時の庶民的感覚わかってないだろうな、を前提として書いてます。
    御曹司なroに惚れ直すcgのrocg 千切の体によくフィットした特注のスーツを身に纏って、綺麗で豪華な廊下を歩く。スーツと共に新調した革靴が足音を鳴らして、それに気づいた廊下に控えている使用人たちが頭を下げていく。千切はその人達1人1人に同じように頭を軽く下げると、目的地の扉の前に立った。
     扉の側に控えていた使用人に千切は招待状を渡すと、扉を開けてくれた。扉の奥には、綺麗に着飾った人々の姿。
     庶民の千切には、まるでファンタジーの世界のように見えるその場に、小さく息を吐いてから、一歩踏み入れた。


     千切が本来であれば踏み入れることのないパーティーに参加する事になったのは、数週間前の事だ。自宅に1通の手紙が届いた。
     送り主は、スポンサー会社の会長の娘。手紙の内容は、今度開かれる企業の主要人物が集まるパーティーへ招待したい、と書かれていた。
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