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    させていただきます

    ときろ

    MEMO同人誌の話です。とりとめない内容です。
    ◆6/10 キャプションの方を微修正


    1月に同人誌を作ったんですね。本出したい〜と思ったのが夏で、実際の原稿作業の本腰入れたのはシーズン4の配信を見終えてからなので10月末〜ぐらいで…えっ、もう3ヶ月以上経ってるの時の流れ早すぎでは…。


    正直自分の予想以上の数をお手に取って頂けたこともあり、もう本当にありがたい気持ちでいっぱいです。



    BOOTHはしばらくしたら閉じてもいいかなと考えていたのですが、せっかくなのでこのまま開けておこうと思います。
    本自体はWEB再録を特に考えていないので今在庫ある分限りですかね〜。

    ほら…もしかしたら自分みたいに放送から15年以上経って軍団に落ちる人がいるかもですし…? なんというか買う買わないの話じゃなくて、本があるヨーって痕跡がね…こう、あるだけでも…みたいな…(???)


    それはさておき。

    軍団回ってめちゃくちゃ話の隙間を妄想しまくれるようになってると感じたので、見終わった後のぐちゃぐちゃ自分の中にあるパッションとか、もしかしたらここでこういうことがあったかもじゃんね!!?(こうだったらいいな!!!)という妄想を「とにかくひとつまとまった形で出力したい!」「うおお私の見ている幻覚はこれや!!!」と描き出したかった面もあります。
    紙の同人誌は物理的な質量として存在するので良きですね〜…。



    余談。7月にwebオンリーがありますがリアル労働でとても本を作れる暇がなくて永遠に決めあぐねている状況です。
    一応既刊のみの参加も可みたいなんですが、せっかく出るなら何か新しいものが欲しいよなぁ〜…展示漫画…?
    (あとTwitterに生息してないのでなんかちょっとこう……アレかな? と)



    以降はちょっと中身について触れている部分もあるので本を持っている方のみわかるパス限定にさせていただきます。

    話自体は本の中で完結しているので大した話はありません…振り返りとか事務的な反省点とか装丁の話です。お暇な方はどうぞ。
    「いやあとがきにでも書いとけよ」って感じなんですが当時あとがいてる余裕が無かったものでほんとすみません…。


    パスワードは【奥付に載せている連絡用アドレスの頭から6文字】です。
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    酸化アミノ

    MAIKING【交流会 新作】
    金凌と江澄が忘羨の婚礼を見届ける話

    ─────

    (わかりにくいですが)凌澄のふたりだけには前世からの記憶があり、まだ一度も結ばれたことがないという特殊設定を含んでいます
    公開している部分は忘羨要素多めになっていますが、最終的には凌澄が幸せになる話(の予定)

    ※続きは完成次第公開させていただきます
    ハレの日に捧ぐ【凌澄&忘羨(現代AU)】 荘厳なチャペルの扉が開かれ、その中から姿を現したのは、純白のタキシードをそれぞれ身に纏った魏無羨と藍忘機である。
     二人は参列者に向かって一礼をすると、悠然とした足取りで外階段を降り、鮮やかな花々で彩られた庭園内へと歩みを進めはじめた。
     魏無羨は左手に花束を、そして右手には永遠の誓いを立てた夫の手を強く握り、参列者たちが振り撒く祝福の花弁を嬉々として浴びている。普段は表情の変化に乏しい藍忘機ですら、今日は目に見えて頬に歓喜の色を滲ませ、隣を歩く愛しい伴侶へと柔らかな微笑みを向けるばかりだ。
     庭園の中央で二人は立ち止まり、人々を振り返る。魏無羨は藍忘機に目配せで合図を送ると、互いに絡めていた手指をゆっくりと解き、両手で花束をぎゅっと握り直した。
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    mahir_619

    DONE誕生日に纏わる魏無羨と藍忘機のお話です。1月に全然間に合わなかったものをこの場を借りて供養させていただきます。
    Qの贈り物の話がとても好きなのと、アニメ完結編の主題歌に滾って書きましたが、原作世界線です。
    忘羨、永劫に幸せでいてほしい!!
    贈り物と彼の怯れと 藍忘機には、道侶がいる。
     その名を魏無羨。雲夢に育ち、射日の征戦においては英雄ともてはやされ、而して後に仙門百家を敵に回して散った。数奇な運命を経て蘇った彼が、雲深不知処に身を落ち着けたのは、一月ばかり前。冬のはじめの頃だった。
     観音殿での一件の後、仙門の雑音を避けるように遊歴に出た二人は東へ西へと気侭に、正確に言えば魏無羨の気の向くままに、夜狩りをしながら旅を続けていた。
     行く宛も、戻りの期限も決めてはいなかったが、それでも姑蘇に戻ったのは、閉閑した藍曦臣に代わり一門を切り盛りしていた藍啓仁から、次の春には座学を再開させたいので帰ってきてくれないかと懇願されたこと、そして、蘇ってからあまり丈夫ではない魏無羨の身体が冬の旅の寒さに悲鳴を上げ始めたことが決定打だった。宿を取って野宿を避けても移動の間の寒風はどうしたってその痩身を削る。空咳が止まらなくなり、食事の量が減り、冬至の頃にはとうとう宿の寝台から起き上がれなくなってしまった魏無羨は、「冬の間だけでも静室に戻って静養しよう」と泣きそうな顔で懇願した藍忘機を拒まなかった。
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    人生は沼だらけ

    MENU5/4 スパコミ 超吾が手に引き金を2023 にて頒布される、二犬合同誌に参加させていただきます。
    東2ホール ヌ19a「アルマの名前」(佐々川ささらさんのスペース)で頒布予定です。

    タイトル:Rendez-vous
    頒布価格:700円
    規格:A5/54P
    執筆者:佐々川ささらさん(イラスト) / くみこ・+さん(小説) / 人生は沼だらけ(小説)

    本文は私の分の冒頭サンプルになります。
    合同誌「Rendez-vous」サンプル 低く唸る自動ドアをくぐり、息をつく。自分と同じようにビルから吐き出される人波に乗って、そのまま通りへと歩き出した。腕時計を確認すれば、時刻は既に夕方頃。今日は他に予定もない。それでも思ったより長引いたと、肩の力を抜いた。ラフな格好でいいとはいえ、気を抜くことはできない。白い息を吐きながら、駅へと足を向けた。
     二宮も大学三年になり、既に一月半ば。来年の卒業に向けて、ボーダーでの防衛任務に加えて忙しい日々が続いている。就職先はほとんどボーダーで内定しているとはいえ、見聞を広めることは悪くない。今日もインターンの説明会を受けるために、三門から二駅離れたこの街に足を伸ばしていたのだ。
     丁度帰宅ラッシュか何かと被ったのか、随分と人通りが多い。だがその煩雑とした喧騒の中、とびきり高い金切り声が耳に飛び込んできた。
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