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    ぴえん

    hiim723

    DOODLE「トラウマの上塗り」
    ココイヌ、サイコパスハジメに絆される中学🐶の話。※嘔吐表現注意

    •上塗り: あることの上にさらに同じようなことを重ねること。悪い場合に使う。
    •上書き: 既に存在するデータを新しいデータに置き換えること。 「オーバーライト」と呼ばれることもある。

    ハピエンとは言い難いけど、花垣がタイムリープする前の世界線はこんな感じに一蓮托生エンドだったのかな。
    トラウマの上塗り乾が初めて「そういうこと」を見たのは、イザナの下にいる頃だった。イザナの指示に従って名も知らぬチンピラ供をボコした帰り道、見知った黒龍のメンツが路地裏でたむろしているのを見かけた。別に親しくもない、仕事のために一時話たことがある程度の関わりで名前も覚えていない。けれど向こうはこちらの顔も名前もバッチリ覚えていたらしい。「乾君、こっち来てみなよ」いつもなら無視するような声がけに、気まぐれに振り向いて近づいた。
    裏通りの暗闇を進むにつれて、高くて小さい女の悲鳴が聞こえて来るようになった。まさか数人の男がよって集って女をリンチでもしているのかと訝しみつつ覗き込むと、服がはだけた女が2人、男達の下で柔らかな肢体を淫らにくねらせていた。女はうっとりと蕩ける表情で目元を緩ませ、快楽に顔を歪ませている。男達が身体を動かし女の身体に触れるたび、甲高い声が路地裏にこだまする。
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    srzw_kanna

    MAIKING7/22-23開催予定のWebオンリーにて出す予定の新刊冒頭部分です。
    高専三年、何もかも嫌になった夏油が「もう嫌だ!!!現実逃避したい!!!猫ちゃんになりたい!!!」と思ったら、ご都合呪霊の力で本当に猫ちゃんになってしまう話です。
    全編夏油目線の悟硝本。8割シリアス、2割ほのぼの、悟硝1割位。ハピエンです。
    🛁さんに委託予定。文庫で100P前後、1000円台前半の予定です。
    猫になりたい一、天内理子と夏油傑

    「ハナちゃん、今日もふわふわだね! かわいい〜♡」
     耳馴染みがある、けれど長らく正面からは聞いていない声に気付いて、傑はそっと踵を返した。一瞬だけ、廊下の窓越しに硝子と視線が合ったが、少し呆れたように目を逸らされた。気付かれる前にと、足早にその場を立ち去る。悪夢のような夏からおよそ一年が経った。元・星漿体の少女に合わせる顔は、未だ見つけられていない。
     遠目に伺った理子の顔には、大きな銃創が残っている。大分薄くなってきたとはいえ、こめかみから唇の脇にまで走るそれはとても痛々しい。傷痕は天内理子が怪物の魔の手を逃れた証であり、間一髪で五条悟が介入した成果であり、夏油傑が己の責務を果たせなかった悪果である。
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    🍊みかん好きのオルカ

    DONE殺し屋達の茶番劇


    dropしそうなsubのアサシンがパートナーのdomの銀のテンタクルにプレイして欲しい話。


    最大のネタバレ↓

    ハピエン!

    commandに怯まない強いアサシンが銀テンのことは自分のdomと認めて従いたい…な気持ちが好きすぎる……!!!とうとい!とうとい!!
    殺伐とした男が舌足らずになるのいいよね!!
    かわいいのは好きだけど、甘っちょろくない感じ…!
    殺し屋達の茶番劇ドンドンドンッ

     拳銃が唸るのに顔色も変えずターゲットへと距離を詰める。袋小路の壁を背にした男は肩で息をしながら必死に銃口を向けて引き金を引いたが、それはカチッカチッと頼りなく音を出すに過ぎない玩具に成り下がっていた。
     速度を落としたアサシンは鼻で笑った。きっといくら弾が入っていたって当てられやしない。
     男はもう成す術が無い。震える膝でなんとか立ち情けなく口を戦慄かせながら迫る悪魔の姿を見るしかなかった。
     だから、気付いてしまった。フードの奥で首元に鎮座するそれに。
     ふ、と男が気が抜けたように笑う。

    「"kneel"!!」

     ひく、とアサシンの肩が跳ねた。
     それはそれは勝ち誇ったような顔であった。それもそうだ。あの首にあるのはcollar、特定の相手を持つsubの証の首輪。subはdomのcommandに従ってしまうもの。それが相手を威圧するglareを意図的に込めて発したものなら尚更。言葉ひとつでsubを支配できる。それがdomだから。
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    umehasaita

    MOURNINGツイッタで妄想してた大人五に翻弄される夏が書きたかった、とりあえず書きたいとこだけ
    転生夏(記憶なし)五(記憶あり)だけど、夏もそのうち記憶戻ってハピエンになるんだきっと
    転生夏五!「んもぅ傑ちゃん、ちょっと飲みすぎじゃない?」

    バーのマスターが呆れたように声をかけてくる。
    目の前に水の入ったグラスが置かれた。薄暗い店内、仄かに光る照明はブルーライトを浴び続けた目に優しい。
    「大丈夫だいじょうぶ、明日休みだし」
    お得意のスマイルで返せば、もー、その顔すれば許されると思って…などと彼女(外見は彼だが)はぶつくさ言いながらも壁際の棚からぴかぴかに磨かれたグラスを取り出し、酒の準備をしてくれる。カラン、と手元の空っぽのグラスの氷が涼し気な音を立てた。

    夏油傑は東京都心で会社員として働いている。仕事は程よく残業も多く、帰って自炊をするのも面倒な時は外食で済ませてしまうことが多かった。職場からほど近いビルの地下一階にあるこのバーは特にお気に入りだ。マスターの人格によるものか、堅苦しい雰囲気もなく、気が向けばメニューにない軽食を作って貰えるのも有り難かった。丁度月末の金曜日、抱えていた案件を何とか一区切りさせたご褒美に、すっかりお決まりになったカウンター席でちびちびと旨い酒を飲んでいる。
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