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    エピソード

    myoumkoisteo

    INFO7/11トプステ頒布予定新刊② 「Eternea's Afternoon Routine」サンプル
    (近くなったら挿絵と一緒にpixiv投稿予定)
    メインエテ様で、ミゼリコルドとロイエが友情出演
    カップリングはありませんが、ロイエテ工場で生産されたものです

    短編が15エピソード入る予定
    サンプルは冒頭3つ
    プロローグ

    「では、そうさせていただきます。お休みのところ、失礼しました」
    ロイエは、エーテルネーアの私室に来ていた。休日だが、急遽確認しなくてはいけないことが生じたのだ。ミゼリコルドに相談しようにも、彼は出かけているらしかった。なので、エーテルネーアが昼食を終えたのを見計らって、直接確認しに行った次第である。
    エーテルネーアも休日のはずだが、外出せずに部屋で過ごしている。インドアなのかもしれない。そこでロイエは、普段だったら口にしない疑問を投げかけた。
    「エーテルネーア様って、休日は何をされているんですか?」
     もしこの場にミゼリコルドがいれば、不敬だ、用が済んだなら早く出ていけ、などと怒るだろう。そんな不躾な質問にエーテルネーアは嫌がる素振りも見せず、こちらを向いて微笑んだ。
    「そうだね、僕は今から……」
    どうやら、エーテルネーアはこれからのスケジュールを話してくれるらしい。この人が普段何をしているか想像もつかないから、ロイエはひそかに胸を躍らせた。


    昼寝

    昼食後、エーテルネーアは昼寝をする。近頃寝つきが悪く、十分な睡眠時間をとれていないのだ。食事をとったあとはすぐに眠くな 1479

    足田おし

    DOODLE向日岳人と忍足侑士がおともだちしているだけ。
    親友な2人の入学式次の日エピソード的な。
    忍足侑士は、困っていた。

    「なぁオシタリってなんで関西弁?」

    「ねー!ユウシくんって何かスポーツやってる?やってそう!」

    転校日初日。というか入学式の次の日。
    入学式には来なかったが、式後に非公式で行われたテニス部での試合。
    そこで入学初日から学園(ほぼ)全員に慕われていた『跡部様』と熱戦を繰り広げた彼は案の定注目の的だった。

    平均より高い身長。
    独特の雰囲気を醸し出すセミロングと丸眼鏡。
    そして何より関西弁という、こちらの地方ではメディアを通さないと聞かないような不思議な言葉遣い。

    新入生といえど周りはほぼエスカレーター式で上がってくる学生ばかりだ。転校生とほぼ変わらない。

    こうして”珍しい人間”扱いされるに十分すぎる要素を揃えた忍足侑士の周りには人が集まるようになっていた。もっとも、野次馬のようなものだが。

    わいわい周りに話しかけられるのには慣れている。転校6回。珍しさに寄ってくる人間の対応などお茶の子さいさいである。

    と、思ったのに。

    ここの人間はどうやら一筋縄じゃいかないらしい。

    「跡部様とはどんな関係なの?」

    「もしかして一緒にイギリスからきたの!?」
    1648

    ParAI_t

    DONE予定調和の再構築に失敗しました / クロアス

    久しぶりにラーリマ読み返してやっぱいいな、となりつつも当時乱された情緒の責任を黒魔道士長に取っていただきました←
    あのあと、このくらいズドベシャアってすっ転んでてほしいというか、魂エピソード実装はよ。
    クロアスだけどアステルちゃんは名前しか出てこないというか、地味に名前も出てきてないなこれ。
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



















     次の書類を取ろうと伸ばした手が机の上を滑る。何度目か数えるのも馬鹿馬鹿しいほどの空振りに眉間のシワを深めたところで、執務室の扉がノックされた。


    「……入りたまえ」
    「失礼しまーす」


     この部屋を訪れる数少ない者のうち、扉の向こうから現れた顔が最近知ったものではないことにクロービスはほうと息をつく。廊下の静けさから見当はついていたが、解答を見るまで気は抜けなかった。


    「魔法薬の報告資料を持ってきました。順調に行き渡っているようですねー」
    「では、これで一段落だな」


     あの後、ステラミーラで採取できた素材により作成した魔法薬は、配下の魔道士により村へと届け終わっている。ひとまず予定した人数に投与が終わった事を示す書類に、クロービスは眉間のシワを幾分和らげた。経過観察は必要だが、早目に対処が出来たのは喜ばしいことである。この分であれば病の流行が終息する日も近いだろう。あの木から葉を託されて本当に良 1878