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    サルベージ

    nayutanl

    MOURNINGけだふれで出そうと思ってた本だか展示だかネップリだかのために書いてたけど手が回らず埋もれてたのをサルベージしてきました。
    診断メーカーのを書いたものです。

    以下結果↓
    今日のカインとアーサー
    ゲームセンターに行ってみる。ふかふかの食パンクッションふたつが1000円でとれた。ラッキー!帰ったら二人でサンドイッチになる。
    今日のカイアサ《フォ学 #1》 学校帰りにふらっと寄った複合商業施設内のゲームコーナーをみていると、気になるUFOキャッチャーの台を見つけた。
    「助けてください……発注ロットを間違えました?」
    「すごくたくさんあるってことだな」
     張り紙のされた台の前で、アーサーとカインは立ち止まり中を見ていた。よくあるタイプの台だが中にはカプセルが入っていて、落とすことができたら係の者に渡すと景品がもらえるらしい。しかし張り紙に書いてある通り担当の者がいわゆる発注ミスをして在庫過多になっているため、通常より取りやすい形で提供しているとのことだった。
    「景品は、食パンのクッションだそうだ」
    「面白いな! やってみるか」
     台を飾っているポップを興味深そうに見ているアーサーの横で、カインは丁度財布の中に入っていた500円玉を投入した。500円玉を入れると、100円で一回のところ6回遊べるのである。
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    nayutanl

    MOURNING本当は今日の展示は一日の時間経過を追った連作になる予定でした
    故あって全部ボツにしましたが、一個サルベージしてきたのでふわっとご覧ください

    突然始まって続きそうな感じで終わります。続く予定だったんです…無念。
    ひねもすカイアサ《7時》 久しぶりの共寝も目覚めはあっさりとしたもので、二人とも睦合うのもそこそこにベッドから降りて身支度を始めた。
     ゆっくり過ごしたい気分ではあるのだが、揃って遅起きをするわけにもいかない。まだ少しばかり残る夢見心地を惜しむようにゆっくりと着替えながら、ふたりは顔を見合わせて面映ゆそうに笑みを浮かべた。
     
     身だしなみを整えて、互いに確認し合う。自分自身では見られないところを特に確認するのは、そのまま自分が気になる箇所だからだ。
     誰にも言ってはいない関係なので誰も知らないはずだが、何も言わなくても気づかれていることというのは不思議とひとつやふたつではない。相手への感情に後ろめたいことなどありはしなくとも、どちらかといえば他人には知られてない方がいい―おさまりの悪いところもある。しかし、おおっぴらに「つきあっています」だなんて言って回れるかといえばそんなことはまったくないので、こればかりは仕方ない。秘密。そういうことにしている。
    1965

    d_commedia

    MAIKING転生現パロ丸の内OL閣下のフェルオベ(フェル←オベ気味)
    ※2020年8月1日のサルベージ
    居酒屋ロマンチック情報課(給湯室)に出入りする丸の内OL閣下。給湯室入った瞬間周囲は沈黙するし出てった瞬間ヒソヒソ話が再開する(心が痛い)
    残業帰りにすれ違う清掃員フェルナ〜はガチの工作員。企業スパイではない。国家の存亡をかけたグレートゲームが水面下で展開してるけど閣下には今日のランチの方が大事。何しろ2045年の日本には劣悪遺伝子排除法は無いし勤めてる会社は義眼の自分を新卒で採ってくれたので覇者の登場を待つことも無いのである


    「閣下は欲が無い方ですね。いや丸の内勤めだから出世欲はあるんでしょうけど」
    フェルナーとは1ヶ月に一度ほど居酒屋で呑む仲になった。初回、フェルナーは個室に入るなり洗いざらい持てる記憶を吐き出し、あなたはどうなのですと詰め寄ってきた。私は記憶があることを伝え、その場は再会を喜ぶ席となった。フェルナーは能力を生かし転生者を探し回っていたらしい。国家権力を味方に付けてできる事はさぞ多かった事だろう。私を探していたらしい。それほど意外な生き方をしていただろうか。曰く、少なくともおれには探し当てるのは難しかったですね。初めはシンクタンクを中心に探していまいした。あの世界にはたくさんの方がいますよ。転向いかがですか?
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    さらさ

    MOURNINGフォロワーさんのネタをサルベージした一品。二パターンのうちの一個。曰くフォロワーさん的にはこっちがお望みだったようなのでこちらを先にアップ。
    でも本当に様になるねこの男は。

    尚そんなに活躍していない偽名は、私の趣味です(特にローデリヒ)
    踊ってください、愛し君「あれが例のターゲットか」
    「そうみたいだな。さぁて、どうしてやろうか」

     帝国のとある貴族邸にて。一時期帝国とクロスベルを行き来していた偽ブランド商がこの屋敷にて開かれる夜会に紛れてどうやら密談を行うらしい。そこでクロウとリィンには穏便な形での取り押さえるという依頼が舞い込んできたのである。相談した結果、ターゲットが女性である事とクロウ曰く二人そろって見目もいい事から凝った変装は必要ないだろうという事になった。ただリィンの場合は顔と名前を知られすぎているので、一工夫必要だとクロウの手によって好き勝手され。ラウラやユーシス、時間が出来たからと顔を出したミュゼの審査を受けてようやく目的地に辿り着いたのだが。如何せん、そこまでの振り回されたこともあって少々疲弊していた。潜入捜査に男二人は流石に目立たないだろうかとは思ったものの、その手のプロから珍しい事ではないとのアドバイスをもらったので女装させられるよりはましかと腹を括った。
    1996