トンボ
mikanmikan_0211
MOURNINGゼノトラ天。書いてたけど筆止まってしまったので供養。マジで?ってくらい短い。尻切れとんぼ ここに、タイムパトローラートランクス青年と、同じくしてタイムパトローラーの悟天青年がいる。何処かの平和な時空の公園で、二人仲良くベンチに腰掛けているわけなのだが、そこにはどうもぎこちない空気が流れていた。だが、それもそのはず。彼らは先日、恋人として健全なお付き合いを始めたばかりなのだ。そして現在進行形で、初めてのデートをしている最中だった。
トランクスは、生まれてこの方恋人という物を作ったことがない。そもそも恋をしている時間なんて、荒廃した彼の世界であるはずもなく、ぶっちゃけ初恋だ。デートで何をすればいいのかなんて分からないし、悟天と何を話せば良いのかも分からない。何もかもが分からない。詰まるところ、とても緊張していた。
1219トランクスは、生まれてこの方恋人という物を作ったことがない。そもそも恋をしている時間なんて、荒廃した彼の世界であるはずもなく、ぶっちゃけ初恋だ。デートで何をすればいいのかなんて分からないし、悟天と何を話せば良いのかも分からない。何もかもが分からない。詰まるところ、とても緊張していた。
nanareeeen1
DOODLEES旬。尻切れトンボぉ…
謎設定ですが、コンセプトはラプンツェルです笑
自分の影の中にE旬くんを閉じ込めている受けのS旬。
閉じ込められている側のはずなのにS旬がE旬に会いに影の中に来ると「いらっしゃい」って薄ぼんやりと微笑んで出迎えてくれるE旬。
「3日と経たずに俺に会いたくなっちゃった?」
「…うるさい」
軽口を叩いてくるE旬にイラつくS旬。
「そう邪険にしないでよ。ここはおしゃべり相手がいないんだ。閉じ込めてる本人なんだから、分かるだろ?」
「……」
とても囚われている側とは思えないほど飄々とした態度を取るE旬を見て、主導権は自分にある筈なのにまるでS旬の方がE旬に囚われているかのような不快感に晒される。
事実、E旬へはS旬が自らの意思で会おうとしなければ会えない状況であるため、S旬がE旬に囚われていると言うのもあながち間違いではないが、S旬は頑なにそれを認めようとはしなかった。
1408閉じ込められている側のはずなのにS旬がE旬に会いに影の中に来ると「いらっしゃい」って薄ぼんやりと微笑んで出迎えてくれるE旬。
「3日と経たずに俺に会いたくなっちゃった?」
「…うるさい」
軽口を叩いてくるE旬にイラつくS旬。
「そう邪険にしないでよ。ここはおしゃべり相手がいないんだ。閉じ込めてる本人なんだから、分かるだろ?」
「……」
とても囚われている側とは思えないほど飄々とした態度を取るE旬を見て、主導権は自分にある筈なのにまるでS旬の方がE旬に囚われているかのような不快感に晒される。
事実、E旬へはS旬が自らの意思で会おうとしなければ会えない状況であるため、S旬がE旬に囚われていると言うのもあながち間違いではないが、S旬は頑なにそれを認めようとはしなかった。
ぺる🍄
DOODLE我が家に本が!とりあえずページもトンボも間違えてなくてよかった・・・・😭色々拙い部分はありますが頑張って描いたので少しでも楽しんでもらえると嬉しいです🥹同人誌作るのすごいエネルギーですね、赤安で本だしてる方々本当尊敬尊敬です…。
そしてさっそく感想くださった方ありがとうございます😭何度も読んでます✨
nanndemo_monyo
MAIKING昔書いた紅花√のリンレトが出てきたので供養。こんなんいつ書いてたんだろう。いろいろと捏造部分が多く尻切れトンボです。戦災で割と考え込むし疲れているのに、それを全く自覚していない先生と、なんとなくわかっていたので介抱するリンハルトの話
(先生のそれが精神的なものである、というのは、できる限り読者にバレないように書くこと)
先生の疲労の原因
⇒セテスを殺した感触(家族、と言うほどの仲の物を自ら屠ったこと)
⇒レアの正体と自分の出自を知り、「人の世に、と言うのなら、本当は俺自身も滅ぶべきだった」と考えたこと
⇒使命を失ったこと
「酷使しすぎたせいだろうね」
元黒鷲学級の生徒の会議で、リンハルトはそう言った。
「天帝の剣の力にしろ、あの指揮能力や紋章にしろ、先生の持っていたものは普通じゃなかった。その代償だとか、ツケが回ってくるなら、心臓を取り戻した今が適切だ」
2621(先生のそれが精神的なものである、というのは、できる限り読者にバレないように書くこと)
先生の疲労の原因
⇒セテスを殺した感触(家族、と言うほどの仲の物を自ら屠ったこと)
⇒レアの正体と自分の出自を知り、「人の世に、と言うのなら、本当は俺自身も滅ぶべきだった」と考えたこと
⇒使命を失ったこと
「酷使しすぎたせいだろうね」
元黒鷲学級の生徒の会議で、リンハルトはそう言った。
「天帝の剣の力にしろ、あの指揮能力や紋章にしろ、先生の持っていたものは普通じゃなかった。その代償だとか、ツケが回ってくるなら、心臓を取り戻した今が適切だ」
axe_000
PROGRESS村さに(男)新刊のプロット組みました!読み味や展開が違えど、前回の典さにと言ってることがほぼ一緒になってしまった・・・しかしこれは性癖なので許してほしい…(またも、眠れない審神者の夜を男士が癒すお話です)
むらぴ以外の出演は、とんぼさんと秋田くんとはっちの予定です!描くの楽しみ~!
作画始めるまでにまだ工程沢山あるのでこうして逐一報告しちゃうかもですが、適当に見守ってやってください~!
makisuzume
PROGRESS西郡始めました。周りに散ってるテキストは脚本のト書きなので作画終わったら消します。まあトンボの内側には入れないから消し忘れても大丈夫。
西郡描くの難しい(´・ω・`)間に合うか微妙なので良かったら励ましてやってください⋯_(┐「ε:)_
Hiduking0919
SPOILER【ネタバレ】※十二星座館殺人事件
※ようこそ!迷冥市役所都市伝説課へ!
いやこれ一回見てみたいなあって思って
尻切れトンボです
私探索者の十二星座館・牡羊座と、よその子探索者都市伝説課のHO1担当さん 4
kuro06543
DOODLEペダカロ尻切れトンボ結果なんてわかっているのに無理矢理に手を握りどうしたどうしたとからかう声にこの関係が壊れてしまうとわかりつつも言わずにしまっておけるほど利口な鳥ではなかった。
「カロン、俺の帰る場所に、止まり木になってほしい」と絞り出した言葉は少し躊躇されたあとに「ごめん」というたった三文字で簡単にあっけなく散ってしまった。
握った手を離して「そっか」という俺はカロンからみてどう写ったんだろう。
慰めるためにか「お前の止まり木なんてものはないぜ、何処にでもいけるだろ?こーんな小さいところで収まるほど可愛いお子さまじゃないんだから」と両腕を広げ青空の下をけらけらと笑う目の前の盲目の青年は相変わらずどこにもつかみどころはなくつかんだところでするりと抜けてしまう雲のようだとカロンにたいしてペダロは思う。
5341「カロン、俺の帰る場所に、止まり木になってほしい」と絞り出した言葉は少し躊躇されたあとに「ごめん」というたった三文字で簡単にあっけなく散ってしまった。
握った手を離して「そっか」という俺はカロンからみてどう写ったんだろう。
慰めるためにか「お前の止まり木なんてものはないぜ、何処にでもいけるだろ?こーんな小さいところで収まるほど可愛いお子さまじゃないんだから」と両腕を広げ青空の下をけらけらと笑う目の前の盲目の青年は相変わらずどこにもつかみどころはなくつかんだところでするりと抜けてしまう雲のようだとカロンにたいしてペダロは思う。
ao_es30
MAIKINGお蔵入りさせないぞという覚悟のためにめちゃくちゃ尻切れトンボですが置かせてもらいます。ゴールをどうしようかな〜と思案中…
▼去年の夏頃、そっと供養してた先代ワンライお題『お見舞い』のなれの果てです。あれから実は少し加筆していたのよ…絶対このあとちあてとになる前提なんだけど沢が普通に女性とお付き合いしてたりするといういろいろ拗らせてるあれなやつなので、特に沢がそんなんでも許せる人だけどうぞ…!
失恋見舞いのおはなし ピンポーン。
すっかり押し慣れたインターホンの音が室内で鳴り響いて、すぐにぱたぱたと駆け寄る足音が聞こえてくる。その気配に鉄虎が半歩だけうしろに下がれば、それとほぼ同時に目の前の扉が勢いよく開いて、これまたすっかり見慣れた人物が飛び出してきた。
「おっす! よく来てくれたな!」
「ッス! しょぼくれた顔おがみに馳せ参じたッスよ~」
「く……う~なぐも~~~」
「はいはい、ほら、いつものやつ買ってきたッスから」
途端に、眉を八の字にしてしょぼくれた表情になる守沢を口でなだめながら、慣れた手つきでその脇をするりと抜ける。おじゃまするッスよ~、とこれまたいつもと同じやり取りを交わしつつ、勝手知ったる彼の部屋の中にあがりこんだ。
4041すっかり押し慣れたインターホンの音が室内で鳴り響いて、すぐにぱたぱたと駆け寄る足音が聞こえてくる。その気配に鉄虎が半歩だけうしろに下がれば、それとほぼ同時に目の前の扉が勢いよく開いて、これまたすっかり見慣れた人物が飛び出してきた。
「おっす! よく来てくれたな!」
「ッス! しょぼくれた顔おがみに馳せ参じたッスよ~」
「く……う~なぐも~~~」
「はいはい、ほら、いつものやつ買ってきたッスから」
途端に、眉を八の字にしてしょぼくれた表情になる守沢を口でなだめながら、慣れた手つきでその脇をするりと抜ける。おじゃまするッスよ~、とこれまたいつもと同じやり取りを交わしつつ、勝手知ったる彼の部屋の中にあがりこんだ。
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CAN’T MAKE尻切れトンボ2016.08.08
髪を伸ばしたあなたに「また伸ばしてるんだな、髪」
さらりと梳いた髪は確かな量でもって手からこぼれ落ちた。あの時にこれが決意だと切り落とした髪は、またお団子が結えるくらいには長くなった。さらさらの長めの黒髪が背に流れるのを見るのは久しぶりだ。
長くはなったものの結い方は変わっていて、あの頃のように高くキュッと結い上げることはもうしないようだけれど。
あの頃の、気を抜くことなく引き締めていたお団子とは違い、緩く丸めて纏められた髪は気を抜けるようになった証拠のようで、良い隊長に恵まれたんだなと改めて思う。
「決別、できたからね」
ふわりと笑んだその顔に嘘はなかった。
髪を切り落としてから随分と月日が経った。その間に吹っ切ることができたということで。もう、囚われることはないのだろう。
398さらりと梳いた髪は確かな量でもって手からこぼれ落ちた。あの時にこれが決意だと切り落とした髪は、またお団子が結えるくらいには長くなった。さらさらの長めの黒髪が背に流れるのを見るのは久しぶりだ。
長くはなったものの結い方は変わっていて、あの頃のように高くキュッと結い上げることはもうしないようだけれど。
あの頃の、気を抜くことなく引き締めていたお団子とは違い、緩く丸めて纏められた髪は気を抜けるようになった証拠のようで、良い隊長に恵まれたんだなと改めて思う。
「決別、できたからね」
ふわりと笑んだその顔に嘘はなかった。
髪を切り落としてから随分と月日が経った。その間に吹っ切ることができたということで。もう、囚われることはないのだろう。
ゆき📚
DONE【血界】【行き先は自由】Ⅳなんだかんだでのそのそ書いていました。一応今回で最終回、という形です。
最後の最後でわちゃわちゃしている感じ半端ない。尻切れトンボもいい所だぜ!!
初っ端に虫の話が出てます。苦手な方はご注意を。
相変わらず設定とか諸々雑です。書きたいように書いてます。
大丈夫、どんなものでもどんとこい!という心の拾い方がいらっしゃたらよかったら読んでやってください。
【行き先は自由】Ⅳ 子供の頃の記憶、思い出というにはひどくおぼろげなもの、
自分がいくつの頃合だったかも曖昧なくらい。
暖かくて、上着を羽織る事無く外にいても気持ちのいい風を受けていたのは覚えている。
太陽の日差しが歩く道を左右に伸びた樹々の葉の隙間から照らす。
空を隠すように茂る葉の形に影を作り出して道を模様づけているのを眺めているとふと目に止まったのは死んだバッタが動いている様子だった。
そのバッタが死んでいるとすぐにわかったのはカラダが横向きになっていたから、違和感を覚えたのはそんな体勢でそれが動いていたから
立ち止まってじーっと見て、それは死んだバッタが動いるのではない。動かしている者がいるという事を認識した。
10787自分がいくつの頃合だったかも曖昧なくらい。
暖かくて、上着を羽織る事無く外にいても気持ちのいい風を受けていたのは覚えている。
太陽の日差しが歩く道を左右に伸びた樹々の葉の隙間から照らす。
空を隠すように茂る葉の形に影を作り出して道を模様づけているのを眺めているとふと目に止まったのは死んだバッタが動いている様子だった。
そのバッタが死んでいるとすぐにわかったのはカラダが横向きになっていたから、違和感を覚えたのはそんな体勢でそれが動いていたから
立ち止まってじーっと見て、それは死んだバッタが動いるのではない。動かしている者がいるという事を認識した。
omoti_022
DONE『お狐様と!』の続き。大変遅くなりました🙇♂️💦尻切れトンボになりましたが、お納めください。
お狐様と! 後日談。不本意だった口付けの後。
KKは全てを思い出した。強制的に。と付けた方が良いのだが、それを着けたところ何か変わる訳でも無い。
だから、KKは幼少期に神社で出会った麗しい青年と遊んだこと。初恋が彼だったこと。その地を離れる時、高らかに婚姻の約束を叫んだこと。それに、その約束として小さな鈴を送ったこと。その鈴は今でも青年の左薬指で揺れていたのだが、KKにとっては全てどうでもいいのだ。
だって、幼少期の事だ。幼い自分のやった無責任な約束。今更持ち出されたからと言って、効力など失っていると言ってもいい。
しかし、妖怪にそれが通用するかと言えば、限りなく否である。人と住む時間の違う彼にとって、KKの幼少期は瞬きの間の出来事。つい先日と言ってもいい筈だ。だから、青年はKKの家に不法侵入という名の押しかけをしてきた。
1581KKは全てを思い出した。強制的に。と付けた方が良いのだが、それを着けたところ何か変わる訳でも無い。
だから、KKは幼少期に神社で出会った麗しい青年と遊んだこと。初恋が彼だったこと。その地を離れる時、高らかに婚姻の約束を叫んだこと。それに、その約束として小さな鈴を送ったこと。その鈴は今でも青年の左薬指で揺れていたのだが、KKにとっては全てどうでもいいのだ。
だって、幼少期の事だ。幼い自分のやった無責任な約束。今更持ち出されたからと言って、効力など失っていると言ってもいい。
しかし、妖怪にそれが通用するかと言えば、限りなく否である。人と住む時間の違う彼にとって、KKの幼少期は瞬きの間の出来事。つい先日と言ってもいい筈だ。だから、青年はKKの家に不法侵入という名の押しかけをしてきた。
みう🐈
REHABILI百合だけど左右しっかり固定のアルユリ。あるべるはにょただと更にユちゃに過保護になりそう……騎士と姫感が強調されるなあと個人的にそっと思ってます。某外部系戦士のはるみち的な。尻切れトンボになっちゃったけどそんな感じのことを書きたかったんです。 1414satsuki470517
DONE「朱の髪紐と赤蜻蛉(あかとんぼ)」新書メーカー全11ページ
※CP要素ありません
※義勇さんが主人公
※しのぶさん、アオイ、すみ、なほ、きよが登場します
※大正時代は「元結(もっとい)」という、水引のような紙製の髪紐を使っていたと思われますが、文中の義勇さんは組紐で髪を結っています
※過去にツイ上げした作品をこちらにも再掲しました 11
omoti_022
DOODLE七つまでは神のうち。後日談のような続きのような。尻切れトンボです。
「そんな思い出があんのか、それ」
「そうなんです」
緩んだ表情を隠さず、暁人は肯定した。それから、酒の入ったグラスを一口。
「友達に話すと夢じゃないかって言われちゃうんですけど、僕はそう思わなくて」
「ほぉ…」
「またあの人と会えるって思うんです」
「会ったらどうするんだ?」
「う〜ん……また、お喋りしたいなぁっては思います。僕もお酒飲めるようになったんで、お酒でも飲みながら」
酒の力があってか、良く口が回る。
サークルの飲み会で来たどこにでもあるチェーン店の居酒屋。酔いを覚ますために集団から外れていた所に、客のひとりが近付いてきたのだ。全くの初対面であったが、ベラベラと自分の事について話している。酒が入っていなければ、話はしなかっただろう。男も男で、暁人の話を興味津々に聞くのだから、気分の良くなった暁人は思ったことをそのまま口にする。
1418「そうなんです」
緩んだ表情を隠さず、暁人は肯定した。それから、酒の入ったグラスを一口。
「友達に話すと夢じゃないかって言われちゃうんですけど、僕はそう思わなくて」
「ほぉ…」
「またあの人と会えるって思うんです」
「会ったらどうするんだ?」
「う〜ん……また、お喋りしたいなぁっては思います。僕もお酒飲めるようになったんで、お酒でも飲みながら」
酒の力があってか、良く口が回る。
サークルの飲み会で来たどこにでもあるチェーン店の居酒屋。酔いを覚ますために集団から外れていた所に、客のひとりが近付いてきたのだ。全くの初対面であったが、ベラベラと自分の事について話している。酒が入っていなければ、話はしなかっただろう。男も男で、暁人の話を興味津々に聞くのだから、気分の良くなった暁人は思ったことをそのまま口にする。
shiruoshiru
DOODLE言い出しっぺが何もやらないなんてそんなそんな!な気持ちで書いた怪文書。とっても尻切れトンボちゃん。
鬼火の森の中、雄大に広がる白憂湖。夜にもなると、森には闇と共にひんやりとした空気が満ちていた。
その宵闇の中、境界石(リム)のほのかな明かりが灯る。
蛍火のように淡いそれには温度が無い。しかし少女はそれに縋るような思いを寄せていた。
「まだお眠りにならないのですか?覚者殿」
兵士、ナサニエルが少女に声をかけ、覚者と呼ばれた少女、セラは振り返る。その傍らには一人の戦徒が横たわっていた。
戦徒の胸元からはムッとするほどの血の匂いがした。呼気は荒く、目は弱々しく伏せられている。
「ん。もう少しだけ、起きてます」
朝見かけたハツラツとした笑顔とは違う、憔悴したセラの笑顔に、ナサニエルは、先ほども同じことを言っていたでしょう。という言葉をかける事が出来なかった。「あまり無理はしないでくださいよ」とだけ言って天幕の中へ入る。メインポーンっていうのは、覚者にとってそんなに大事なものなんだろうか。ただの戦徒としてしかポーンを知らないナサニエルは天幕の中で首をかしげた。
1110その宵闇の中、境界石(リム)のほのかな明かりが灯る。
蛍火のように淡いそれには温度が無い。しかし少女はそれに縋るような思いを寄せていた。
「まだお眠りにならないのですか?覚者殿」
兵士、ナサニエルが少女に声をかけ、覚者と呼ばれた少女、セラは振り返る。その傍らには一人の戦徒が横たわっていた。
戦徒の胸元からはムッとするほどの血の匂いがした。呼気は荒く、目は弱々しく伏せられている。
「ん。もう少しだけ、起きてます」
朝見かけたハツラツとした笑顔とは違う、憔悴したセラの笑顔に、ナサニエルは、先ほども同じことを言っていたでしょう。という言葉をかける事が出来なかった。「あまり無理はしないでくださいよ」とだけ言って天幕の中へ入る。メインポーンっていうのは、覚者にとってそんなに大事なものなんだろうか。ただの戦徒としてしかポーンを知らないナサニエルは天幕の中で首をかしげた。
Sui
MOURNING媚薬を50本飲みきらない出られない部屋in付き合ってない🌟🎈(元々🌟くんは🎈くんへ片想い)本当にハマりたての頃に書いて眠ってた駄文なので、尻切れトンボもいいところで本番すらしていません。自慰行為があります。 5486
marshuumallow
SPOILERこちらは「In an Instant」非公式シナリオ、Enpty into Patrone Case1. The last auroraのKP赤とんぼさんPLましゅうのリプレイ(冒頭と終盤)です。セッションのログにましゅうが加筆をしております。シナリオのネタバレを含みます。 4mumumu
MOURNING年齢逆転兄弟 五歳差去年の五月頃に書いてた話ですがたぶんもう続きは…ということで供養
さねみ記憶あり、げんや記憶なし
尻切れトンボです
一刻も早く会いたい。本当はもうひとときだって離れていたくない。そんな気持ちで日々過ごしているのは、自信の無さの現れだと思う。
不死川実弥は今世、次男として生まれた。鬼に家族を奪われ、最愛の弟だけを残し、仇敵と戦い続けた前の人生の記憶を抱えて。ただ一人、せめてお前だけは幸せになってほしいと願っていたのに、逆に実弥を守って死んでしまった弟、玄弥。兄弟なのだから幸せになってほしい気持ちは同じだと、散りゆく中で伝えながら。
愚かだった。願いが同じならば、ずっとそばにいて手を離すべきではなかったのだ。二人を隔てる体質ゆえにそばにいられないと離れて守ることを決めたけれども、結局失ってしまったのだから自分の選択肢は間違っていたのだろう。神が微笑んだのは、手を離さなかった者達だけだったのだから。
1705不死川実弥は今世、次男として生まれた。鬼に家族を奪われ、最愛の弟だけを残し、仇敵と戦い続けた前の人生の記憶を抱えて。ただ一人、せめてお前だけは幸せになってほしいと願っていたのに、逆に実弥を守って死んでしまった弟、玄弥。兄弟なのだから幸せになってほしい気持ちは同じだと、散りゆく中で伝えながら。
愚かだった。願いが同じならば、ずっとそばにいて手を離すべきではなかったのだ。二人を隔てる体質ゆえにそばにいられないと離れて守ることを決めたけれども、結局失ってしまったのだから自分の選択肢は間違っていたのだろう。神が微笑んだのは、手を離さなかった者達だけだったのだから。
二足歩行梟
MOURNINGりんたけ…書きたかったのに…終わらせ方に迷走しました…どうちて…どうちて…本当に尻切れトンボなんで覚悟がある方は読んでください…
ラブコメにしたくてならなかったモノ竜胆くんはすごくモテる。それはもう恋人である俺が尻込みしてしまうほどに。
六本木のカリスマ兄弟であのルックスだ。涼しげな目元にスッと劣った鼻筋。
浮かべる表情はどこか子供っぽくてかわいらしいところがあるために女性目線からすると母性本能がくすぐられるんだろう。
などと現実逃避をしているが、今日は竜胆くんと久しぶりのデートの日。
待ち合わせ場所につくと女の子達に囲まれている竜胆くんをみて、場違いだと思ってしまった結果なのだが・・・。
街路樹の後から遠目に見ながら悶々と考えていると、ぱちっと竜胆くんと目が合う。
彼はこちらに気がつくと、囲んでいる女の子達に何か言い放って、こちらにズンズンと歩いてくる。
その様子は少し焦りつつも、浮かべている表情はムスッとしており唇がとんがっている。
1258六本木のカリスマ兄弟であのルックスだ。涼しげな目元にスッと劣った鼻筋。
浮かべる表情はどこか子供っぽくてかわいらしいところがあるために女性目線からすると母性本能がくすぐられるんだろう。
などと現実逃避をしているが、今日は竜胆くんと久しぶりのデートの日。
待ち合わせ場所につくと女の子達に囲まれている竜胆くんをみて、場違いだと思ってしまった結果なのだが・・・。
街路樹の後から遠目に見ながら悶々と考えていると、ぱちっと竜胆くんと目が合う。
彼はこちらに気がつくと、囲んでいる女の子達に何か言い放って、こちらにズンズンと歩いてくる。
その様子は少し焦りつつも、浮かべている表情はムスッとしており唇がとんがっている。
sakurami_umeshu
CAN’T MAKE※同棲してる&成人済みの北スバがお風呂一緒に入ってシャンプーの話してるだけ。※尻切れトンボ。続きが思いつかなかったのでこの二人ならこのあとこうなるんでは?みたいなのもしありましたらマシュとかリプとかください……参考にさせていただきたく…
https://marshmallow-qa.com/sakurami_umeshu
一緒にお風呂入ってる北スバ「あ」
すっとんきょうな声が狹くもないが二人で使うには広いとも言い難い浴室に響いた。
「どうした、明星」
湯船に肩まで浸かると爪先まで全身に湯のあたたかさが行き渡った。月並な表現ではあるが、生き返る心地がするとはよく言ったものである。
「あ〜……。シャンプー切れてるの忘れてた」
今日買って帰ろうと思ってたのに、と続ける。
「予備の詰め替えもないのか」
「この間買いに行ったときちょうど気になってたやつが売り切れてたんだよね〜」
「全くおまえは……。消耗品はインターネットの定期便に登録しておけといつも言っているだろう」
「え〜、だってしょっちゅういろんなのが出てくるんだよ? いろいろ試してみたくない?」
817すっとんきょうな声が狹くもないが二人で使うには広いとも言い難い浴室に響いた。
「どうした、明星」
湯船に肩まで浸かると爪先まで全身に湯のあたたかさが行き渡った。月並な表現ではあるが、生き返る心地がするとはよく言ったものである。
「あ〜……。シャンプー切れてるの忘れてた」
今日買って帰ろうと思ってたのに、と続ける。
「予備の詰め替えもないのか」
「この間買いに行ったときちょうど気になってたやつが売り切れてたんだよね〜」
「全くおまえは……。消耗品はインターネットの定期便に登録しておけといつも言っているだろう」
「え〜、だってしょっちゅういろんなのが出てくるんだよ? いろいろ試してみたくない?」
のえ@113higa
MEMO転生した夏五で絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男パロの序章五にモブの友人とかいる
どう終わらせるか悩んだ……尻切れトンボな気がする
正直、最後のが書きたかっただけ
補足1:前世はそういう関係では無くあくまで親友だった
夏五の絶対BLパロ①俺は気付いている
俺は漫画の世界の住人だと
しかもただの漫画じゃない
所謂ボーイズラブ漫画の住人だ
思えばおかしなことはいくつもあった
俺には負けるけどイケメンの比率が異様に高い学内
その割に顔の造りがあやふやな女子達
敵意むき出しで談笑中の友人を連れ去る謎の美形(俺ほどではry)
「え……誰……?こわ……」
(余談だが後日なぜか仲を取り持つことになり今ではどちらとも仲の良い友人だ)
ヤりたい女子の話から抱ける男にすり替わる猥談(俺も抱けるとかのたまい鼻息荒く迫ってきた友人には鉄拳制裁を加え友人関係は終わらせた)
ここがBLの世界だとすると今までの不自然な現象に説明がつくのだ
だが俺はそれに気付いてもなお自分の貞操は安全だと信じていた
793俺は漫画の世界の住人だと
しかもただの漫画じゃない
所謂ボーイズラブ漫画の住人だ
思えばおかしなことはいくつもあった
俺には負けるけどイケメンの比率が異様に高い学内
その割に顔の造りがあやふやな女子達
敵意むき出しで談笑中の友人を連れ去る謎の美形(俺ほどではry)
「え……誰……?こわ……」
(余談だが後日なぜか仲を取り持つことになり今ではどちらとも仲の良い友人だ)
ヤりたい女子の話から抱ける男にすり替わる猥談(俺も抱けるとかのたまい鼻息荒く迫ってきた友人には鉄拳制裁を加え友人関係は終わらせた)
ここがBLの世界だとすると今までの不自然な現象に説明がつくのだ
だが俺はそれに気付いてもなお自分の貞操は安全だと信じていた
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DOODLEとうらぶほぼ関係ない設定とんぼさんが村人でねねきりまるさんが山の神様のなんちゃって昔話風ファンタジー
くわなくんもいるよ
カプ要素は一応無いですがキャラ同士の関係は濃いです
何でも許せる方のみどうぞ
山の神様ととんぼさんの話(パロ)昔々あるところに。山に囲まれ真ん中に川の流れる土地がありました。
そこには小規模な村がいくつかあり、戦の世でありながら人々は平和に暮らしておりました。
ところが、ここの所数年、天気がおかしく、日照りのあとに長雨となったり、夏なのに妙に寒かったり、空から氷のつぶてが降ったりと、畑が上手く育たず、人々は大変困っておりました。
これは山の神様の怒りに違いない。
誰ともなくそんな声が呟かれました。
「違うよ」
と声を上げたのは端の村の小さな子でした。
この子はある戦の折にどこかから一人ぼっちでやってきて、親の名前も自分の名前もわからなかったので、村人みんなでなにかと面倒を見て育てている子です。
大きな桑の木のある小屋にいるので「くわな」と呼ばれていました。
4466そこには小規模な村がいくつかあり、戦の世でありながら人々は平和に暮らしておりました。
ところが、ここの所数年、天気がおかしく、日照りのあとに長雨となったり、夏なのに妙に寒かったり、空から氷のつぶてが降ったりと、畑が上手く育たず、人々は大変困っておりました。
これは山の神様の怒りに違いない。
誰ともなくそんな声が呟かれました。
「違うよ」
と声を上げたのは端の村の小さな子でした。
この子はある戦の折にどこかから一人ぼっちでやってきて、親の名前も自分の名前もわからなかったので、村人みんなでなにかと面倒を見て育てている子です。
大きな桑の木のある小屋にいるので「くわな」と呼ばれていました。
LovddOchiken
MOURNINGスタマイ渡部(片想い中)がドラマトの渡玲世界線に行っちゃうお話を途中まで書いてたのを思い出したので尻切れトンボだけど供養しておく。渡部が渡部に嫉妬するところが書きたかったんだけどそこまで辿り着けなかったよ……。 18irok_am
MEMO両片想い🐴🎋がハマとサカとでわちゃわちゃする話尻切れトンボです
「簓といい感じになりたいんだけどよぉどうしたらいいと思う?色々声かけてんだが警戒されてんのか上手くいかねぇ」
「急に身も蓋もなくぶっ込むな」
「確かに白膠木はお茶目ではあるが案外隙が無い。左馬刻も白膠木には背筋を伸ばして対応しようとする気概がある…ソルジャーとしては二人とも良い事だが、恋愛面で前進は難しいだろう」
「すげぇ分析してくれんじゃねえか」
「理鶯…真面目ですねえ…」
「ここは左馬刻が敢えて隙を作るというのはどうだ、GAPMOEというやつだ」
「俺様が…?けど急に隙作るっつってもなァ」
「だったら送られ狼でいいだろ」
「あ?」
「適当に飲みの席作ってやるから酔った振りして白膠木さんに送ってもらえ、よくある手口だ」
1676「急に身も蓋もなくぶっ込むな」
「確かに白膠木はお茶目ではあるが案外隙が無い。左馬刻も白膠木には背筋を伸ばして対応しようとする気概がある…ソルジャーとしては二人とも良い事だが、恋愛面で前進は難しいだろう」
「すげぇ分析してくれんじゃねえか」
「理鶯…真面目ですねえ…」
「ここは左馬刻が敢えて隙を作るというのはどうだ、GAPMOEというやつだ」
「俺様が…?けど急に隙作るっつってもなァ」
「だったら送られ狼でいいだろ」
「あ?」
「適当に飲みの席作ってやるから酔った振りして白膠木さんに送ってもらえ、よくある手口だ」
utai0525
TRAININGとにかく低クオでもいいから推しカプを増やしたかった…書けたところだけなのでめちゃくちゃ短い上に尻切れトンボ
(仮題)ねえ兄ちゃん、これそんなに楽しい?
幾度となく繰り返された行為ではあるものの、自分の背後に座り、無心で手を、指を動かしている兄にそう問いかける。
返ってくる返答もいつも通りで、「ん」「ああ」と言った生返事ばかりなのだが、どうしても問いかけるのをやめる事が出来ないでいた。
意図があるようで、本当に何も考えずただただ手を動かしているだけにも見える兄が少し心配で、特に困る訳でもなかったし、何なら兄に構ってもらえるのは嬉しくもあった為、今日も今日とて流されるまま今に至っているのだが、どう考えても現状は周囲に見られた時の絵面が酷過ぎるので、兄の評判に影響が出る前にやめてもらいたい、と言うのが本音である。
だってそうだろう?
398幾度となく繰り返された行為ではあるものの、自分の背後に座り、無心で手を、指を動かしている兄にそう問いかける。
返ってくる返答もいつも通りで、「ん」「ああ」と言った生返事ばかりなのだが、どうしても問いかけるのをやめる事が出来ないでいた。
意図があるようで、本当に何も考えずただただ手を動かしているだけにも見える兄が少し心配で、特に困る訳でもなかったし、何なら兄に構ってもらえるのは嬉しくもあった為、今日も今日とて流されるまま今に至っているのだが、どう考えても現状は周囲に見られた時の絵面が酷過ぎるので、兄の評判に影響が出る前にやめてもらいたい、と言うのが本音である。
だってそうだろう?