Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    ノトフ

    ryo_ki_0721

    SPUR MEノトフレ区切りのいいとこまで書けたので進捗です…

    絶対にセフレに至るまでは書きたいので尻叩きに見守っててください…
    no title今日は荘園で気まぐれに開催されるパーティの日。
    やけに張り切って準備にあたっていたほとんどの女性陣は楽しそうに談笑し、一部の酒好きで宴好きな男性陣もワイワイと盛り上がっていた。
    半ば強引に連れ出されたもう一部の男性陣は、酒をちまちま口に運んでいる者や、さっさと部屋に戻ってしまう者もいた。
    パーティへの参加はほぼ強制ではあったが、いざ始まってしまえば各々自由に過ごすことができる。
    いつものようにやれやれとした様子で食事の席に着いたノートンは、ひとしきり腹ごしらえを終えると、退屈凌ぎにパーティの様子をぼんやりと眺めていた。

    正直、階級の差を越えて賑やかな社交の場に招かれるのは少し複雑だった。
    この荘園には様々な事情を抱えた者たちが出身や身分を問わず集まっている。荘園主に課せられるゲームを充実させるには他の面々との協力が不可欠なわけで。そのためのコミュニケーションは適度に取る必要がある。元々このパーティも、気まぐれなんかではなく、交流を通した協力関係を築くことが目的だったらしい。
    3150

    inutotori1

    MAIKINGファ&ネ全関係性内包Webオンリー『隣にいてもいなくても』開催おめでとうございます!2の開催もやったー!!
    全く間に合わず、二次会にも大遅刻ですがキリのいいところまでやっと仕上がったので上げます……。これからアフタータグを廻るぞ!

    ※ネロシノとファウストの話です。ネロとファウストの間に恋愛要素はありません。
    ※シノのみ先天性女体化、捏造設定多数あります
    罪悪感と呪いの話 いつだったかも覚えていない、何百年も昔のことだ。
     傷にも思い出にもならない、ただ通り過ぎたいつかの記憶。



     朝食の仕込みが早く終わったんで、偶には、と魔法舎にあるバーに足を向けた。
     静かに飲める雰囲気じゃなきゃ帰ろう。薄く開けたドアから様子を窺うと、ぐい、と思い切りドアが開いて勝手に中に吸い込まれる。

    「じゃじゃーん!ご開帳じゃ!」
     双子の明るい声が響いた。普段は静かな店内が、今日は随分賑やかだ。無理やり連れて来られなければ、絶対部屋に引き返してた。
     あまりバーでは見かけない若い魔法使いたちが、双子と、その前に広げられた怪しげな骨董品を囲んでる。

    「……なに?露店でも出してんの?」
     店主好みの趣味の良い調度品も今は脇に寄せられて、中央にできた空間に雑多に品が並んだ様は、さながら西の国の蚤の市のようだった。
    10148

    karrruko

    DONE革命軍でレノとファウスト二人への恋心にあがいて疲れ、南に逃れたフィガロの話。
    着地はビターなレノフィガですがファウスト←レノックスの執着と、ファウスト←フィガロの執着が話のベースにあり、ファウストとの未来こそが自分の運命だとフィガロが語る描写が多いです。ファウストは理想に邁進していて、二人の真情が見えていません。

    アレクの話し言葉を捏造、モブ娼婦がレノとフィガロと親しげに会話する描写があります
    あがき(レノフィガ)2020年に開催されたレノフィガワンドロライ様お題「羊」に提出したものをベースに加筆修正しています。


     フィガロは最初、レノックスという男の存在を概念として捉えた。
     ファウストが弟子入りを願い出たとき、レノックスはその傍に控えていたらしいが容貌がまったく意識にのぼらない。なんだか岩石みたいなやつがいるなと感じたことだけは覚えている。魔力がすこぶる弱いくせに鉄心石腸というやつか、一度こうと決めたことは絶対に揺らがせにしない怖い心根のやつだとも意識の端にちらっと思ったがそれも一瞬だった。
     石が備え持つ不屈の精神の艶めきは、ファウストという華やかで明るく、柔らかな輝きの前にあっさり消え失せてしまった。だがレノックスは、ファウストの口を借りてフィガロの前に存在を絶えずほのめかせ続けた。
    13438

    nunu

    DONEレノとフィがサマ〜バカンス的な何かに行く話の続きです。
    なにもないけどキスはしてるし一緒に寝てる
    二泊三日の遠出 Ⅳいくばくかはそこでやり取りされた熱の中に浸り、やがて呼吸が落ち着くまでフィガロはレノックスとまったく体を重ねたままであった。フィガロが体を起こそうとするとその背中を抱いていたレノックスの手が肌の上をたどって肩へと行き着き、そこはかとなくフィガロの肩を包み込んでからフィガロの体を進むべき方向へと押し上げる。そうしながらレノックスも自身の体を起こした。レノックスはフィガロをその場に縫い止めておくような意思を元より有してはおらず、そうした一連の動作に澱みはなかった。またその頬にかろうじて淡い残滓が見えようとも表情そのものはまったくの平静なのである。それらはなにもレノックスにだけ見られる特異的な事象ではなく、当のフィガロもまったく同様のことであった。フィガロは呪文を唱えて双方の身の回りにあった残滓を片付けると、続いて用無しとばかりに床に投げ捨てた衣服の数々を拾い上げた。下着を履き直す身振りに従ってソファーから立ち上がる。フィガロが傍らに視線を向ければレノックスも拾い上げた衣服を着用しようと腰を浮かせているところであった。
    8198

    miyu_me

    DOODLE幼少期のオスカー♀の容姿捏造が激しいのとフェイスが女の子なので割と強かでひねくれが薄い…?
    ビームス兄弟の新規ホーム掛け合いボイスが忘れられないことがわかりますね(?)
    フェイス♀とリトフェは天使。恋愛ではないです!仲良しビームス一門!
    (これオスカーが男でも問題なかったね…)
    レッツショッピング!(準備編)繕われ綺麗に清潔に整えられてはいるものの、ばらばらに伸びてしまっているのか、あちこちに跳ねる白く柔らかな髪と、かなりの上背があるのに皮膚の中の骨が透けて見える細く折れそうな体。うっすらとこけた頬に子供特有の丸い瞳がこと更に顔面の中で大きく見えて少し不気味。それがフェイスが始めて見たオスカーという少女の印象だった。
    尊敬する大好きな兄であるブラッドが連れてきたのだから悪い人じゃないのだろう。フェイスを前に、戸惑いどう接していいのか考えあぐねて見える少女の手を両手で取ってぎゅっと握って笑いかけ、よろしくねと挨拶をすれば感情を歪に表した表情でこくりと頷いたその姿を見て、幼いフェイスの心に芽生えたのは多分母性のようなものだ。ともすれば他人から敬遠されそうな容姿のオスカーをフェイスに与えられた愛らしい衣服やアクセサリーで着飾る事が過ごした中で1番楽しかった記憶だ。やせ細りお洒落なんてした事がないというオスカーだが、顔の造形だって整っているのにうつくしく飾らないのは勿体ない。今は細いけれど美味しいものを食べて健康的な体になれば、もっと可愛くすることが出来る。フェイス好みに仕立てあげた兄とオスカーを左右に侍らせて、私の家族はこんなに素敵なんだと道行く人達に自慢をしたいとそんな夢を抱いていた。
    2477