ビール
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TRAINING8/6ワンライお題【ハーブ・蜂蜜】
海辺で死体で見つかったセラピストの事件を解決した後、夕暮れ時にカクテルやビールを飲みながら自分のことを振り返る宜野座さんのお話です。
さざなみの夢 夏の日の夕暮れ時のことだ。
俺は狡噛とともに、フェンスで囲まれた海辺の内側を歩いていた。高濃度汚染水で満たされた海に入ることは死すら意味するから、プールと間違えて子どもたちが入らぬよう、黄色地にどくろのマークが入った注意書きが一定間隔で、多くの国の言語を添えて掲げられている。そのフェンスには有刺鉄線も付いていて、好奇心で誰も入らぬよう強く海辺近くの歩道を歩く者にメッセージを寄越していた。
だというのに俺たちはさざなみが寄る海辺を歩き、道路脇でプラスチックのボトルに入れられて売られている、カンパリオレンジを飲んでいた。それはハーブのリキュールがきいて美味いカクテルだった。蜂蜜を隠し味にひと匙垂らしたと店主は言っていたから、少し甘味が勝っていたけれども。
2624俺は狡噛とともに、フェンスで囲まれた海辺の内側を歩いていた。高濃度汚染水で満たされた海に入ることは死すら意味するから、プールと間違えて子どもたちが入らぬよう、黄色地にどくろのマークが入った注意書きが一定間隔で、多くの国の言語を添えて掲げられている。そのフェンスには有刺鉄線も付いていて、好奇心で誰も入らぬよう強く海辺近くの歩道を歩く者にメッセージを寄越していた。
だというのに俺たちはさざなみが寄る海辺を歩き、道路脇でプラスチックのボトルに入れられて売られている、カンパリオレンジを飲んでいた。それはハーブのリキュールがきいて美味いカクテルだった。蜂蜜を隠し味にひと匙垂らしたと店主は言っていたから、少し甘味が勝っていたけれども。
m_makise
PROGRESSすぐ描き終わりそうなのでこのマンガをサクっと仕上げて、最後に連載してた4コマのオマケを描く段取りなんだけど、仕事がエゲつないくらい忙しく(今日も突然の残業)疲れ果てていたので会報誌本当にありがたかった……。ドポさんはストゼロよりビール派かもしれないけど是非安酒ガンガン飲んでる所もみたい。時緒🍴自家通販実施中
TRAINING7/30ワンライお題【幽霊・筋肉】
出島のマーケットで古い幽霊映画の記録媒体を買ってきた狡噛さんが宜野座さんと一緒に見たり、ビールを飲んだり、SEAUnで撮った写真を見ながら昔の話をしたりするお話です。
夜に浮かぶもの 狡噛はどんな映画でも見るが、今日彼が出島のマーケットで買った記録媒体は、大昔のアメリカの幽霊映画だった。夏だから涼しくなるものを見よう、とでも言うのだろうか? 俺はその単純な考えにまず食傷気味だったのだけれど、彼はこれは貴重な映画なんだ、と言って聞かなかった。見ると呪われる、伝説の映画らしい。かくして俺は一時間と少し、興味も持っていないおどろおどろしいそれを見るわけになり、やけっぱちになってハイネケンのスペシャルダークを数本飲んだ。アルコール度数が七度のそれは少し足をふらふらさせて、映画の中と現実を曖昧にさせた気がする。まぁ、それなりに怖かったのだ、結論から言うと。
「どうだった?」
「幽霊の泣き声が不気味だったかな。探偵が出てきたのはアメリカ映画ぽかった。ちゃんと伏線が張ってあって面白かったよ、割り合い」
2695「どうだった?」
「幽霊の泣き声が不気味だったかな。探偵が出てきたのはアメリカ映画ぽかった。ちゃんと伏線が張ってあって面白かったよ、割り合い」
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TRAINING7/23ワンライお題【ボードゲーム・海】
出島のマーケットでバックギャモンを買ってきた狡噛さんが宜野座さんに映画の話をしたり、ビールを飲んだり、一緒に水風呂に入ったりするお話です。先日アップしたナイトプールのお話と少し続いています。
海に沈む彗星 狡噛は出島のマーケットでなんでも買ってくる。それは彼の趣味である古書から始まり、珍しい皿であったり(大概が貧しさ所以に金持ちが手放した品だった)、持ち主が死んでしまった小さな祈りの像であったりしたが、今回は古びたボードゲームだった。見慣れないそれに俺が一体何だと興味を惹かれていると、狡噛は「バックギャモンだよ」とどこかニヒリスティックに休日の昼間から笑った。
赤と黒の駒がある、サイコロとダブリングキューブ、ダイスキャップがついた四角いボード。それが世界最古にして、今も最も難しいと言われるゲームらしい。彼は将棋や囲碁、チェスなどにも親しんでいたから、嬉々として披露されても大した驚きはなかった。ただ、それに自分がつき合わされるのだとしたら、どうか御免願いたかったが。
2687赤と黒の駒がある、サイコロとダブリングキューブ、ダイスキャップがついた四角いボード。それが世界最古にして、今も最も難しいと言われるゲームらしい。彼は将棋や囲碁、チェスなどにも親しんでいたから、嬉々として披露されても大した驚きはなかった。ただ、それに自分がつき合わされるのだとしたら、どうか御免願いたかったが。
おまめさん
REHABILI現パロ(女性経験なし)💜×ビールの売り子💛♀の最初
平日のナイター、一塁側内野自由席。休日はそんなことはないけれど、平日であれば結構空いている。通路側の空席に腰を下ろし、隣に鞄を置いた。
野球は、まあ嫌いではないけれど、正直、そんなに熱心に見ているわけではない。本当の野球ファンに言ったら怒られそうだけれど、僕が球場までわざわざ来ているのは他の理由がある。
周りを見渡して、彼女を探す。そう、僕の目的は、ビールの売り子さん。『ルカ』と名札をつけた彼女のことを、僕はここ一ヶ月ほど、俗っぽい言い方をすれば、推している。
「…あ」
彼女の姿を見つけた。ちょうど接客を終えて立ち上がるところだった。まだ少し距離はあるけれど、キャップにあしらわれた大きな花のおかげで、彼女だと判別するのは容易だった。
2032野球は、まあ嫌いではないけれど、正直、そんなに熱心に見ているわけではない。本当の野球ファンに言ったら怒られそうだけれど、僕が球場までわざわざ来ているのは他の理由がある。
周りを見渡して、彼女を探す。そう、僕の目的は、ビールの売り子さん。『ルカ』と名札をつけた彼女のことを、僕はここ一ヶ月ほど、俗っぽい言い方をすれば、推している。
「…あ」
彼女の姿を見つけた。ちょうど接客を終えて立ち上がるところだった。まだ少し距離はあるけれど、キャップにあしらわれた大きな花のおかげで、彼女だと判別するのは容易だった。
🐟️( ’-’ 🌭)
DOODLE買い物行くだけでもつらい時期になりましたね。>リアクション
あっ ビール!
いいですねビール。熱くなってからじわじわと飲む頻度が増えてきてしまいました。
今はアサヒの生ジョッキ缶にハマり中です。安く手に入るようになりましたが、大事に飲んでいます。
ハヤシ
MEMO薩摩GOLDを飲んだでごわす←言うと思った私は普通にビールとして美味しかったです!
相方は飲んだ後味に(邪魔にならない程度に)
芋を感じると言ってました!
黄金千貫、かなり前に焼き鳥屋さんに生の芋を
分けてもらって食べたな…
食事芋としてポテトサラダ的にして食べて
美味しかったと思います
みそら
PROGRESSここにカラーレイヤー重ねて一気に色変え。サバラン食べて酔っちゃうハリーについて考えていました。
アルコール度数の狂ったバタービールとかでもいい。
ドラコにくっついて離れない。ぽやっとしてくっついてるだけだから色気のある雰囲気にも持ち込めず(葛藤はする)。そんなこと露知らず最終的に寝ちゃうハリー。
ドラコを酔わせるなら、絶対付き合う前の方が面白いと思います( ˙꒳˙ )
kmmr_ota
DOODLEビールを飲む暁人くんとKKのスケッチ(謎時空)[習作]無題 清められた神社を探索するなかで、社務所の冷蔵庫にビールの缶を見つけた。
そのときふたりは、いくつもの鳥居のまわりをうろつくマレビトと格闘をくりひろげたあとだった。つけくわえるなら、最後には三体のジャンボてるてる坊主と向き合うはめになり、暁人はだれがどうみても疲弊していた。KKもちょっとげんなりしていた。
だからだろうか。畳敷きにちゃぶ台、座椅子にふかふかの座布団。居心地よく整えられた社務所の冷蔵庫のなかに、よく冷えたビールの缶をみつけて、暁人はなにも言う事なく、その場にどかりと腰を据えた。KKにも異論はなかった。それで、ぷしりと音をたて、プルタブを開けて、ぐびりと煽って、かれらは同時にためいきをついたのだった。
1010そのときふたりは、いくつもの鳥居のまわりをうろつくマレビトと格闘をくりひろげたあとだった。つけくわえるなら、最後には三体のジャンボてるてる坊主と向き合うはめになり、暁人はだれがどうみても疲弊していた。KKもちょっとげんなりしていた。
だからだろうか。畳敷きにちゃぶ台、座椅子にふかふかの座布団。居心地よく整えられた社務所の冷蔵庫のなかに、よく冷えたビールの缶をみつけて、暁人はなにも言う事なく、その場にどかりと腰を据えた。KKにも異論はなかった。それで、ぷしりと音をたて、プルタブを開けて、ぐびりと煽って、かれらは同時にためいきをついたのだった。
2ni_nika
DONEゴールデンアワービールKOFGテリー×ビリー本(2021年12月発行)
A5サイズ、20ページ、自家製本 、全年齢
・当ストーリーはゲーム内焼肉イベントの後日談という設定です。
あらすじ↓
『極限流が経営する焼肉店。そこへ臨時店員として協力していたビリーはリニューアルオープン成功後も店員の面倒をみる為にしばらくシフトに入る事にしていた。ある日餓狼チームが来店してきて・・・』 17
コミミン
PAST2021年8月真田主従と怪異の夏という素敵企画に参加させて頂きました!
1️⃣ 弁丸様、お盆に虫取りはダメだよ…?!あれはもっと取っちゃいけないやつだよ!
2️⃣ 「うちじゃ飼えないからね」夜道で、すねこすりに遭遇
3️⃣ 「佐助、仏前の団子とビールが無くなっておったぞ」
「えー!さっきお供えしたばっかなんだけど!」
お盆の真田家では、お供物がよく無くなります(学バサさなしゅ+戦国ご先祖様) 3
にゃじめ
DOODLE深夜のらくがき。ジョックのいたずらでビールぶっかけられてほろ酔いのいっちーと困惑するかーらくん🥳ゴスギクですがかーらくんは自分がいつかいっちーを抱くんだと思っているのでそこんとこ苦手な方はご注意くださいわたしは大好きです!!!(大声) 2kyosato_23
MAIKING酒の勢いでうっかり一線を超える月鯉が書きたかったので書きました。まだ途中です。
着任したての頃。
ビール工場で1番ぐでぐでになってる(杉と比べると特に)のが可愛くて、薩摩人だけどあまり酒に強くない鯉を推してます。
酒の勢いでうっかり一線超える月鯉*
10月も後半になれば北海道の気温は徐々に冬に近づく。昼は太陽のある日はまだ過ごしやすい気温であるが、夕刻を過ぎれば冷える。
汗をかいた素肌の上を夜風が撫でていくのにひどい肌寒さを感じ、鯉登は眉を顰めて目を覚ました。
日は昇っていないが、外はうっすらと白みつつある、明け方のようだった。
素肌、とは。
はたと気付いて寝惚けた意識のまま自分の胸元や肩に手を這わせる。確かに裸である。
潔癖のきらいがある鯉登はよほどのことがない限り寝間着も着ずに床に入ったりはしないので、まず裸であることに困惑した。次にどうやらそもそも自分が寝ている場所が布団の上ではないのにも気付く。どう考えても体の下にあるのは布団の綿の心地よい柔らかさではなく、いぐさの香りだった。畳の上で眠ってしまったというのか。
338010月も後半になれば北海道の気温は徐々に冬に近づく。昼は太陽のある日はまだ過ごしやすい気温であるが、夕刻を過ぎれば冷える。
汗をかいた素肌の上を夜風が撫でていくのにひどい肌寒さを感じ、鯉登は眉を顰めて目を覚ました。
日は昇っていないが、外はうっすらと白みつつある、明け方のようだった。
素肌、とは。
はたと気付いて寝惚けた意識のまま自分の胸元や肩に手を這わせる。確かに裸である。
潔癖のきらいがある鯉登はよほどのことがない限り寝間着も着ずに床に入ったりはしないので、まず裸であることに困惑した。次にどうやらそもそも自分が寝ている場所が布団の上ではないのにも気付く。どう考えても体の下にあるのは布団の綿の心地よい柔らかさではなく、いぐさの香りだった。畳の上で眠ってしまったというのか。
1862D0
SPOILERいぎりすちゃんの前では飲まないようにしているんだろうか…というか本当にビールで合ってるんだろうか 後から「コーラの間違いでした」ってもし訂正入ったらかわいい 入らなかったら大変
深海のわお
SPUR ME今日は背景ありコマだったので1コマしかペン入れ進まなかったよ背景、まだまだモサッとしてるな
キャラも背景ももっと線にメリハリをつけられるようになりたいね
1コマごとに練習練習〜
とてもたくさんのバナナ&ビールありがとうございます、最高です!
バナナじゃ航海できんぞ〜笑 2
深海のわお
SPUR MEぴるふれ漫画のペン入れに入ったよシリアスぶった話なのでいつもより描き込みを増やしたいんだけど
なんか、もうちょっと、もうちょっとなんとかならんかな…
なんとかするには場数を踏んで練習しかないね
絵文字ありがとうございます!
ビールとバナナは偶然なのか、わかってやっていただいているのか笑
元気をもらっております! 2
masasi9991
DONEビールを飲みつついちゃいちゃしてるデググラこぼれた一口分 例えば麦ジュースなんかの炭酸の瓶を開けるとき、どうしてもキミの手元をじっと見てしまう。今日も気になる。キミの太い指が、ちょっと窮屈そうに栓抜きを握って瓶の口に指をかける。
よく冷えた瓶の表面に小さな水滴が無数に現れている。キミの指が冷たい水滴で濡れているのを見ていると、こちらまで涼しくなってくる。熱いキミの手のひらにその水滴は、きっとちょうどいい冷たさだろう。
と、そんなことを考えていると、いつの間にかデグダスはおれの方を見て笑っていた。
「グランツ、今日も期待をしているな?」
「え? あれ、気付いてたのか? そんなつもりじゃないんだ」
まさか気付かれているとは思わなくて、慌てて否定する。まるでキミの手付きが危なっかしいって失礼な心配をしていたみたいじゃないか。もちろんそんな気持ちは微塵もない。
1486よく冷えた瓶の表面に小さな水滴が無数に現れている。キミの指が冷たい水滴で濡れているのを見ていると、こちらまで涼しくなってくる。熱いキミの手のひらにその水滴は、きっとちょうどいい冷たさだろう。
と、そんなことを考えていると、いつの間にかデグダスはおれの方を見て笑っていた。
「グランツ、今日も期待をしているな?」
「え? あれ、気付いてたのか? そんなつもりじゃないんだ」
まさか気付かれているとは思わなくて、慌てて否定する。まるでキミの手付きが危なっかしいって失礼な心配をしていたみたいじゃないか。もちろんそんな気持ちは微塵もない。