ルルー
greentea
MAIKING残される側の気持ちを味合わせたくないから、あえて離れるルースターのお話を忘れないうちに触りだけ書いた雄鶏は独り空で鳴く「俺はこのまま基地に戻って今までと同じように過ごすから、マーヴもそうするといいよ。前みたいに俺がいなくても生きていけたんだし、願書の件はまだ許せないけどでも、でも俺はマーヴを憎むのを止めるよ。だから」
マーヴは俺に構わずに家に帰りなよ。そう言うブラッドリーは確かに笑っていて、頬はグースが手にしていたバラの様に赤く色づいて、眉は優し気に下がって僕の知る最後のブラッドリーの笑顔そのままだったのに、その瞳は力強く僕を抱き締めてくれたあの輝きは無かった。
そこにあったのはただ凪いだ海の様に、誰もを拒む空の様な色をした瞳。空ではブラッドリーの存在を感じたし、彼の心が燃えているのが分かった。あの時僕たちはともに飛ぶ僚機でパートナー。その絆を感じたのに、今の彼からはそれらがすべて消え失せて、僕の知らないブラッドリーがいた。
410マーヴは俺に構わずに家に帰りなよ。そう言うブラッドリーは確かに笑っていて、頬はグースが手にしていたバラの様に赤く色づいて、眉は優し気に下がって僕の知る最後のブラッドリーの笑顔そのままだったのに、その瞳は力強く僕を抱き締めてくれたあの輝きは無かった。
そこにあったのはただ凪いだ海の様に、誰もを拒む空の様な色をした瞳。空ではブラッドリーの存在を感じたし、彼の心が燃えているのが分かった。あの時僕たちはともに飛ぶ僚機でパートナー。その絆を感じたのに、今の彼からはそれらがすべて消え失せて、僕の知らないブラッドリーがいた。
Rlain_1017
DOODLEシトサトいちゃ。この後芝生の上で平和に笑いあって。原稿の合間にふらっと描いたラフをそのまま塗ったもの。時間的に線画までいけないから、バランス等の修正できてないんで各自解像度上げてご覧ください。推しの驚く顔が好き。自分のシトサトは存分に描いてるんで潤ってるが、そろそろ他人のctstが見てえ…となってるループ。自分しか描いていない状況には慣れっこなんだが、やっぱねー観測できると嬉しいしやる気貰える。 7緑色のなにか
DOODLE要と黒曜の所属する組織(Area)にエルとハディードが新しく配属されたらこんな感じの服かなーっていうネタ出し。エルは夏冬関係なくTシャツ短パン。人外×半人外なので黒曜と同じ首輪をしている。ハディードの付けてるループタイは私の趣味。いつもつけてるターバンの飾りをループタイにしてる設定。 2moi_ssss
DOODLE10月15〜16日のM2オンリー4の展示です。出来次第追加します。
・エア新刊風のラフ子豚ちゃん
・鼻血なのかよだれなのかわからないものが垂れてるのって良いよね
・10/16 19:50追加しました(チェズレイとアーロン)
・10/16 21:15追加しました(お薬盛られて吐いてるルーク) 4
夏紅 kakure
DOODLE親愛なるおばあちゃんうたプリASカミュ先輩ルート恋愛エンド&メモリアルカレーうどんw
愚民と罵られながら特訓した成果でしょうか?
そんなに時間かからずクリアできました💕
1番はじめにやるルートではないって分かりながらやったけど大変楽しゅうございました🥰
miya_ko_329
DONE復活ED後。実質プロポーズのルルーシュとC.C.。終わらない日々のはじまりに。コードギアス/ルルC 特に五感を刺激するようなものもなく、足元から伝わる音と振動は情景の一部でしかなかった。旧ブリタニアの租界を走るような最新鋭の静音車両にはないそれは、奇妙な眠気を誘う。
こんなに何も考えない時間など、果たしていつ以来だろうか。
脳を遊ばせている状態というのは、少なくとも自分の体感としてはおよそ数年振りだ。謀に明け暮れ、頭脳を酷使した十代後半、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとしての晩年。今はまるで反動のように、頭の中は真っ白だった。もう計略に思考を巡らす必要もなく、ただぼんやりと景色を眺めている。
乗車した駅はアジアの内陸部で、岩山の他は青い空しか見えないという清清しい景色に、これはこれで良いな、と思いながら乗車したが、いつの間にか車窓の向こうにはヨーロッパの平野部の緑の平原が広がっていた。同じような景色が何時間も続くが、注意深く見ていれば時折地名のヒントが現れる。類推される名前に、この一帯がユーロピア有数の穀倉地帯であることを思い出す。広大な牧草地にぽつぽつと点のように見えるのは馬の親子だった。サラブレッドであるならば、今の季節が親子で共にいられる最後の時期のはずだ。秋になれば子どもは親から離されて、走り抜く強さを求められる競走馬としての運命に踏み出す。けれど今はまだ何も知らず、ただ母親の庇護の下で遊び、安らぐ。
4273こんなに何も考えない時間など、果たしていつ以来だろうか。
脳を遊ばせている状態というのは、少なくとも自分の体感としてはおよそ数年振りだ。謀に明け暮れ、頭脳を酷使した十代後半、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアとしての晩年。今はまるで反動のように、頭の中は真っ白だった。もう計略に思考を巡らす必要もなく、ただぼんやりと景色を眺めている。
乗車した駅はアジアの内陸部で、岩山の他は青い空しか見えないという清清しい景色に、これはこれで良いな、と思いながら乗車したが、いつの間にか車窓の向こうにはヨーロッパの平野部の緑の平原が広がっていた。同じような景色が何時間も続くが、注意深く見ていれば時折地名のヒントが現れる。類推される名前に、この一帯がユーロピア有数の穀倉地帯であることを思い出す。広大な牧草地にぽつぽつと点のように見えるのは馬の親子だった。サラブレッドであるならば、今の季節が親子で共にいられる最後の時期のはずだ。秋になれば子どもは親から離されて、走り抜く強さを求められる競走馬としての運命に踏み出す。けれど今はまだ何も知らず、ただ母親の庇護の下で遊び、安らぐ。
ki__na1095
MEMOついた嘘には 最後まで今年は土の味みたいな感じで描くか~と思って 仕上げてみるとそんなに土の味っぽくならなかったけど
2022.9.28
#主従/ #ルルーシュ/ #枢木スザク/ 2
milk
MEMO脳直供養。これは昨日2022/8/25のお題。
---
本日のお題
『明かりのついた部屋』
https://お題.com
---
地味にゆるゆるルールで100本ノックしてみる。
基本は五歌。すぐやめるかもしれんが。 845
fs_raku
DONE学怖 七人目の語り部が夢主シナリオ分岐条件
・六話目に風間を選び『風間さんは僕の守護霊?』エンドを見る。
・六人の語り部の話の中で、一度でも岳端或太の名前が出るルートを通る
・七話目に入った直後、『休憩する』を選択
以上で特殊シナリオが発生する
新聞部に潜むUMA ……六人目の話が終わった。七人目はまだ一向に現れない。
「坂上君さあ、どうするの? このままぼんやりしているわけ? せっかく僕の話で冷ややかになった空気が、しらけちゃうじゃないか」
風間さんは髪をいじりながらそんなことを言う。
確かに、風間さんの語った六話目で場の空気は冷えた。もちろん、怖かったからじゃない。とんでもなくしょうもなかったからだ。
「僕はきみの守護霊なんだよ」なんて、ばかばかしいにもほどがある。「すごぉい、良かったね! 坂上君」と福沢さんは手を叩いて笑っていたし、荒井さんは無言を貫きこそすれ、小さく息をついて呆れているようだった。突飛な話に巻き込まれた僕はすっかり恥ずかしくなり、メモを取る手が覚束なくなるくらいだったのだ。
15486「坂上君さあ、どうするの? このままぼんやりしているわけ? せっかく僕の話で冷ややかになった空気が、しらけちゃうじゃないか」
風間さんは髪をいじりながらそんなことを言う。
確かに、風間さんの語った六話目で場の空気は冷えた。もちろん、怖かったからじゃない。とんでもなくしょうもなかったからだ。
「僕はきみの守護霊なんだよ」なんて、ばかばかしいにもほどがある。「すごぉい、良かったね! 坂上君」と福沢さんは手を叩いて笑っていたし、荒井さんは無言を貫きこそすれ、小さく息をついて呆れているようだった。突飛な話に巻き込まれた僕はすっかり恥ずかしくなり、メモを取る手が覚束なくなるくらいだったのだ。
kanome2
MOURNING音楽家パロ。ピアニストになりたかった指揮者の卵ルーファウスとチェリストヴェルドと指揮の師匠リーブのはなし。音楽とか全くもって知識がないけど、楽器弾く3人がみたかった…。ヴェルドの演奏を聴いて恋に落ちたと言い張るルーファウスがヴェルドに伴奏させてくれと頼む話にしたかった。 2843ナガレ
MAIKING現パロ。ぷらいべったーに載せているルームシェアという名の同棲ぶぜまつシリーズの出だしのみ。秋の半ば、ようやく松井にまとまった休みがやって来た。調整に調整を重ねた丸一週間の連休だ。休み中に電話してきたら命は無いと思え(意訳)と隣の席の後輩に言い残し、松井はきっちり定時の十八時で仕事を終えて休暇に入った。松井だってやればできるのだ。何故か松井が定時で帰ろうとする時に限って急ぎの案件が舞い込んでくるだけで。
しかし今日は何が何でも、上司や後輩に押しつけてでも帰らなくてはならない。明日から楽しい楽しい小旅行が待っているのだ。滅多に合わない休みをどうにかしてすり合わせた、豊前とのタンデムデート宿泊コースが待っている。
*****
――翌日、朝。
空は快晴の青空だった。風も穏やかで絶好のツーリング日和だ。
975しかし今日は何が何でも、上司や後輩に押しつけてでも帰らなくてはならない。明日から楽しい楽しい小旅行が待っているのだ。滅多に合わない休みをどうにかしてすり合わせた、豊前とのタンデムデート宿泊コースが待っている。
*****
――翌日、朝。
空は快晴の青空だった。風も穏やかで絶好のツーリング日和だ。