ロマンス
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案11)『ドーナツ』「じゃくらいー」
事務所にやってきた寂雷に乱数は可愛いドーナツを見せつける。
「みてみて。すっごく可愛いでしょ。これね、ハッピードーナツっていう可愛い系のドーナツ屋さんがあって今日買ってきたんだ」
箱にカラースプレードーナツ。
兎の顔のついたドーナツ。
セキセイインコのドーナツに何もないプレーン。
いかにも甘そうなドーナツに寂雷は少し苦笑いするも「美味しそうですね」と優しく返す。「ボクはカラフルなカラースプレードーナツにしようかな」と乱数は手に取るとハムリッと頬張る。口にチョコが付く姿が可愛く。「てへへっ」と笑う表情も……寂雷は顔には出さないが心の中で笑った。
「乱数くん、私は甘いのは得意ではありません」
599事務所にやってきた寂雷に乱数は可愛いドーナツを見せつける。
「みてみて。すっごく可愛いでしょ。これね、ハッピードーナツっていう可愛い系のドーナツ屋さんがあって今日買ってきたんだ」
箱にカラースプレードーナツ。
兎の顔のついたドーナツ。
セキセイインコのドーナツに何もないプレーン。
いかにも甘そうなドーナツに寂雷は少し苦笑いするも「美味しそうですね」と優しく返す。「ボクはカラフルなカラースプレードーナツにしようかな」と乱数は手に取るとハムリッと頬張る。口にチョコが付く姿が可愛く。「てへへっ」と笑う表情も……寂雷は顔には出さないが心の中で笑った。
「乱数くん、私は甘いのは得意ではありません」
二世子
DONEA国兄弟イベ前に友人とお遊びで書いた『同じセリフを12個必ず使って書く』というお題のスナエン?ブロマンスA国兄弟?特にイベネタバレ無し、たまたまイベストのテーマと似た台詞が入っていたので、その台詞はままで他を軽く弄ったもの。
蜘蛛の糸「愉快とはこのような事を言うのだろうな。笑っていいぞ、エンフィールド」
そうに違いない、と猫のように目を細めたスナイダーは自身の本体となるスナイダー銃に取り付けた負い紐──スリングを右肩にかけ背負っている。普段は取り落とす訳もない本体だが、高い樹上へと登るためには両手を塞ぐわけにもいかない。
そこまでしてスナイダーが登った枝に片膝を立てて腰を下ろし観察するのは、同じ木に下がる網だ。大物を抱えて膨れながらも丈夫な良い物で、こと港町であるフィルクレヴァートにおいては網漁で大量に使われるため容易く手に入れることができた。
「いい加減にしてくれ! 早く下ろすんだスナイダー!」
「騒々しいぞ」
「なっ、どうして君はいつもそうやって……っ」
3038そうに違いない、と猫のように目を細めたスナイダーは自身の本体となるスナイダー銃に取り付けた負い紐──スリングを右肩にかけ背負っている。普段は取り落とす訳もない本体だが、高い樹上へと登るためには両手を塞ぐわけにもいかない。
そこまでしてスナイダーが登った枝に片膝を立てて腰を下ろし観察するのは、同じ木に下がる網だ。大物を抱えて膨れながらも丈夫な良い物で、こと港町であるフィルクレヴァートにおいては網漁で大量に使われるため容易く手に入れることができた。
「いい加減にしてくれ! 早く下ろすんだスナイダー!」
「騒々しいぞ」
「なっ、どうして君はいつもそうやって……っ」
h_mari022
DOODLE新刊『1st・ロマンス・エディケーション』は完売いたしました。(6月4日15時現在)再販などのお知らせにつきましてはツイッター(@h_mari022)をご確認ください。
代わりといっては何ですがjwと27歳の警官になりたてのdsさんが江原道の派出所で一緒に働くIF話の冒頭を置いておきます。全8p 続きます。 8
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案10)『カミナリ』 スタボにて。
季節は六月。梅雨入りはまだだとテレビが言い、いい天気だと乱数は季節限定の甘いメロンシェークを飲みながらテラス席でのんびりしていた。スケッチブックを広げ、シャーペンでシャッシャッと芯と紙が擦れる音をBGMに休日の寂雷と電話。
「ねぇーねぇーこのメロンシェークスッゴク美味しいんだよ。あまーくて、果汁がジュワッ、風味がふわーって」
『キミの言葉は擬音が多いですね』
「えーダメ?」
『いえ、可愛いからいいですよ』
不意打ちの言葉にドキッとする乱数。
「べ、別に褒められても嬉しくないんだからね!!」
『そういう誤魔化すところも好きです』
また、不意打ちにドキッと胸が高鳴る。
「ちょっと僕で遊ばないでよ!! 休日だからって少し抜けて――」
701季節は六月。梅雨入りはまだだとテレビが言い、いい天気だと乱数は季節限定の甘いメロンシェークを飲みながらテラス席でのんびりしていた。スケッチブックを広げ、シャーペンでシャッシャッと芯と紙が擦れる音をBGMに休日の寂雷と電話。
「ねぇーねぇーこのメロンシェークスッゴク美味しいんだよ。あまーくて、果汁がジュワッ、風味がふわーって」
『キミの言葉は擬音が多いですね』
「えーダメ?」
『いえ、可愛いからいいですよ』
不意打ちの言葉にドキッとする乱数。
「べ、別に褒められても嬉しくないんだからね!!」
『そういう誤魔化すところも好きです』
また、不意打ちにドキッと胸が高鳴る。
「ちょっと僕で遊ばないでよ!! 休日だからって少し抜けて――」
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案⑨)『バレンタインデー』 二月十四日、バレンタインデー。
「寂雷、みてみて。オネーさんからチョコたっくさん貰っちゃったぁ!! えへへっ」
仕事終わり、寂雷は乱数の事務所へ。乱数は「じゃじゃーん」とテーブルにはたくさんのラッピングされたチョコレートを見せつける。
「乱数くんスゴいですね。何個貰ったんですか?」
「いち、にー、さんー、しー……ん、わかんない」
「ざっと見て三十近くか。それ以上か」
「わーい、ボク嬉しい!!」
嬉しさに跳び跳ねる乱数。
「あれ、寂雷は貰ってないの?」
「貰いましたよ。ほら」
寂雷の手には個包装されたチョコが入った紙袋。
「甘いものは得意ではないのでキミにあげますよ」
「えっ、いいの? でも、こんなに食べられるかなぁ?」
1145「寂雷、みてみて。オネーさんからチョコたっくさん貰っちゃったぁ!! えへへっ」
仕事終わり、寂雷は乱数の事務所へ。乱数は「じゃじゃーん」とテーブルにはたくさんのラッピングされたチョコレートを見せつける。
「乱数くんスゴいですね。何個貰ったんですか?」
「いち、にー、さんー、しー……ん、わかんない」
「ざっと見て三十近くか。それ以上か」
「わーい、ボク嬉しい!!」
嬉しさに跳び跳ねる乱数。
「あれ、寂雷は貰ってないの?」
「貰いましたよ。ほら」
寂雷の手には個包装されたチョコが入った紙袋。
「甘いものは得意ではないのでキミにあげますよ」
「えっ、いいの? でも、こんなに食べられるかなぁ?」
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案⑧)『乱数ちゃん』 寂雷の元にメールが一件。
『じゃーくらーいー。悪いんだけど事務所に来てくれるぅ? きんきゅー』
なんですかこれは、と思いつつ寂雷は車を飛ばし乱数の事務所へ。コンコンコンッと丁寧に三回ノックすると「どーぞー」といつもと変わらないが声が幼い。「失礼します」と室内に入ると寂雷は目を丸くする。
目の前にいるのは乱数だが大人ではなく子供の姿になっていた。服はブカブカでだらしなくズボンの裾は床に引き摺るように広がっている。袖も同じ。
「これ、どう思う?」
「何があったんですか?」
「違法マイクの効果でなんか子供になっちゃって。時間が経てば戻ると思うんだけど。物事こなすのも大変でさ……」
「それで、私を呼んだと?」
「うん!! お世話してよ」
880『じゃーくらーいー。悪いんだけど事務所に来てくれるぅ? きんきゅー』
なんですかこれは、と思いつつ寂雷は車を飛ばし乱数の事務所へ。コンコンコンッと丁寧に三回ノックすると「どーぞー」といつもと変わらないが声が幼い。「失礼します」と室内に入ると寂雷は目を丸くする。
目の前にいるのは乱数だが大人ではなく子供の姿になっていた。服はブカブカでだらしなくズボンの裾は床に引き摺るように広がっている。袖も同じ。
「これ、どう思う?」
「何があったんですか?」
「違法マイクの効果でなんか子供になっちゃって。時間が経てば戻ると思うんだけど。物事こなすのも大変でさ……」
「それで、私を呼んだと?」
「うん!! お世話してよ」
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案⑦)『入院』「誰かと思えば乱数くんじゃないですか?」
救急です、と看護しに呼ばれ病室にやってきた寂雷。だが、個人部屋の病室に居たのは怪我だらけの乱数。寂雷の声にニカッと笑う。
「どうしたんですか?」
「可愛いオネーさんがね。こわーい男の人に絡まれてたから助けたの。そしたら、相手がヒプノシスマイク持ちでさぁー。少し油断しちゃった。てへっ」
「油断にしてはボロボロですね。まぁ、いいです。私が担当するので怪我から見て一週間から二週間安静にしましょう」
「わーい、じゃーくらーいー先生ー」
「やめて下さい。仕事中なんです」
寂雷はペンでカルテに文字を書くと一緒にした看護しに渡す。軽く「子供っぽい子ですが良い子なので」と看護師に話しかけ「次の仕事があるので」と部屋を後にした。
958救急です、と看護しに呼ばれ病室にやってきた寂雷。だが、個人部屋の病室に居たのは怪我だらけの乱数。寂雷の声にニカッと笑う。
「どうしたんですか?」
「可愛いオネーさんがね。こわーい男の人に絡まれてたから助けたの。そしたら、相手がヒプノシスマイク持ちでさぁー。少し油断しちゃった。てへっ」
「油断にしてはボロボロですね。まぁ、いいです。私が担当するので怪我から見て一週間から二週間安静にしましょう」
「わーい、じゃーくらーいー先生ー」
「やめて下さい。仕事中なんです」
寂雷はペンでカルテに文字を書くと一緒にした看護しに渡す。軽く「子供っぽい子ですが良い子なので」と看護師に話しかけ「次の仕事があるので」と部屋を後にした。
irohani8316
DONE94の小説です。ロド風味……というかCP要素がほぼないですが、ロド推し工場から出荷されています。街を常に昼状態にしてしまう「吸血鬼日光浴大好き」のせいでシンヨコが大変なことに……というエンタメ(?)小説になりました。ラブというかブロマンスな味わいが強いかも知れません。長い昼の日 汗ばむくらいに燦々と照りつける太陽の下、俺はレンタカーのバンを路肩に留めると運転席から降りて、荷室のバックドアを開けた。そこには、青天にまったく似つかわしくない黒々とした棺桶が横たわっている。
「おい、動かすからな」
一応声をかけるも返事はない。聞いているのか聞いていないのかわからないが、別に構いはしない、俺は両手で棺桶の底を摑み、バンの荷室から引きずり下ろした。ゴリラゴリラと揶揄されるくらいに鍛えてはいるものの、さすがにこの体勢から、ひとりきりで重い棺桶を丁寧に扱うのは難しい。半田でも連れてくればよかったが、あいつも他のやつらと同じく街中を駆けずり回っていて、手伝ってもらうのは忍びなかった。
案の定、無駄に長い棺桶は向こう側の端の方が落ち、地面に当たってガツンと派手な音を立てた。この衝撃であいつは一度死んだな、たぶん。俺の肩に乗って見守っていた愛すべきイデアの丸、もといアルマジロのジョンが「ヌー!」と泣いている。
19518「おい、動かすからな」
一応声をかけるも返事はない。聞いているのか聞いていないのかわからないが、別に構いはしない、俺は両手で棺桶の底を摑み、バンの荷室から引きずり下ろした。ゴリラゴリラと揶揄されるくらいに鍛えてはいるものの、さすがにこの体勢から、ひとりきりで重い棺桶を丁寧に扱うのは難しい。半田でも連れてくればよかったが、あいつも他のやつらと同じく街中を駆けずり回っていて、手伝ってもらうのは忍びなかった。
案の定、無駄に長い棺桶は向こう側の端の方が落ち、地面に当たってガツンと派手な音を立てた。この衝撃であいつは一度死んだな、たぶん。俺の肩に乗って見守っていた愛すべきイデアの丸、もといアルマジロのジョンが「ヌー!」と泣いている。
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案⑥)『夜の藤の花』 藤が見頃だと話を聞き、少し肌寒い春の夜。夜の藤が咲くと噂のフラワーパークへ足を運んだ乱数。珍しく一人で訪れて、ライトアップされた美しい花々に思わずスマホを取り出す。
「此処、写真映えしそう。撮っちゃおうかな」
スマホを片手に「ハイチーズ!!」と一人ライトアップされた花々を背景に写真を撮っていると藤の場所に佇む寂雷を発見。恐る恐る近づき、少し嫌みったらしく呼び掛ける。
「じゃーくらーいー。えぇーいがぁい。なんか似合わなそうなのにー」
軽く貶す口調に寂雷は聞く耳を持たずゆっくり振り向く。
「仕事帰りにラジオで耳にして立ち寄ったんですよ。それにしても、藤の香りがいいですね。紫色の花に薄い青のライト神秘的です」
490「此処、写真映えしそう。撮っちゃおうかな」
スマホを片手に「ハイチーズ!!」と一人ライトアップされた花々を背景に写真を撮っていると藤の場所に佇む寂雷を発見。恐る恐る近づき、少し嫌みったらしく呼び掛ける。
「じゃーくらーいー。えぇーいがぁい。なんか似合わなそうなのにー」
軽く貶す口調に寂雷は聞く耳を持たずゆっくり振り向く。
「仕事帰りにラジオで耳にして立ち寄ったんですよ。それにしても、藤の香りがいいですね。紫色の花に薄い青のライト神秘的です」
keo_2434_oldguy
MOURNINGラクシエムのメンバーが誰も知らない土地で二週間過ごしたらどうやるんだろうという妄想のやつ。オープニング未満ですがあげちゃいます
!名があるモブが出ます。苦手な人は気をつけてね
恋愛<ブロマンスまたは友愛寄り
スパークリングサマーバカンス 序章オリキャラモブでます
ーーー
夏休みって、強制的に与えられるモンじゃないことくらい、まともな職業についていたらわかるよな。
ほら、ご褒美は毎日もらうものじゃ無いっていうように、日々の食事だって好きなものだけじゃだめだろ。
現実を受け入れるには人間、少し時間がかかる。
例えばパソコンにゲームをダウンロードするくらいには。
沸騰しそうな日差しと、知らない土地に生えてるでかい木々。海風が肌をべたりと撫でつけて、俺はとっくに前髪を結んでいる。ついでに玉のような汗をシャツで拭った。
「あっつ…」
肺いっぱいの水を吸ったような湿度は、俺の体力を容赦なく奪っていった。だから俺はダガシヤ?の中で知らないおばあさんと、2人っきり。ときおりコップの中の氷が気温で溶けてパキパキと音がなる。
710ーーー
夏休みって、強制的に与えられるモンじゃないことくらい、まともな職業についていたらわかるよな。
ほら、ご褒美は毎日もらうものじゃ無いっていうように、日々の食事だって好きなものだけじゃだめだろ。
現実を受け入れるには人間、少し時間がかかる。
例えばパソコンにゲームをダウンロードするくらいには。
沸騰しそうな日差しと、知らない土地に生えてるでかい木々。海風が肌をべたりと撫でつけて、俺はとっくに前髪を結んでいる。ついでに玉のような汗をシャツで拭った。
「あっつ…」
肺いっぱいの水を吸ったような湿度は、俺の体力を容赦なく奪っていった。だから俺はダガシヤ?の中で知らないおばあさんと、2人っきり。ときおりコップの中の氷が気温で溶けてパキパキと音がなる。
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案⑤)『水族館』「乱数くん、水族館行きませんか?」
「へぇ? いいよ。お魚たっくさんいるんでしょ。行きたい行きたい!!」
寂雷の車に乗り、向かったのは展望台下にある水族館。嬉しさから乱数は腕を広げ、飛行機のように走り回る。チケットを買い、中に入るや出迎える魚達に目を輝かせ「うわぁー」と歓喜の声。
喜ぶ姿に寂雷は小指を乱数の小指に引っかけ、さりげなく手を繋いでいると二人のは背後から「これは何かのご縁ですかね?」と銃兎が割り込む。
「あれー兎さん。なんでここにいるの?」
「たまたま休みが取れたので気分転換に来たんですよ。それにしても――」
と、銃兎は言葉を中途半端に止め。視線を二人のは指へ落とす。
「おや、そういう関係ですか?」
525「へぇ? いいよ。お魚たっくさんいるんでしょ。行きたい行きたい!!」
寂雷の車に乗り、向かったのは展望台下にある水族館。嬉しさから乱数は腕を広げ、飛行機のように走り回る。チケットを買い、中に入るや出迎える魚達に目を輝かせ「うわぁー」と歓喜の声。
喜ぶ姿に寂雷は小指を乱数の小指に引っかけ、さりげなく手を繋いでいると二人のは背後から「これは何かのご縁ですかね?」と銃兎が割り込む。
「あれー兎さん。なんでここにいるの?」
「たまたま休みが取れたので気分転換に来たんですよ。それにしても――」
と、銃兎は言葉を中途半端に止め。視線を二人のは指へ落とす。
「おや、そういう関係ですか?」
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案④)『飴のように甘い』「じゃーくらーいー。迎えに来てくれるなんて珍しいねぇ」
太陽が落ち、月が空を支配する頃。
撮影の仕事で遅くなった乱数を寂雷は心配になり車で迎えに行った。メールでは「だいじょーぶ」とのことだったが助手席でスヤスヤ寝息を立てて寝むりにつく。寂雷は「やれやれ」と溜め息をつくも可愛い寝顔にクスッと笑みを浮かべた。
「乱数くん、着きましたよ」
「んっ。ありがと……ふわぁ~寝ちゃったよ」
と、鞄を持ち車を降りようとするも「あの」と寂雷が乱数の手首を掴む。
「少しだけ私とドライブしませんか?」
「えーボク。とっても疲れてるんだよ」
「たまには良いじゃないですか。仕事が忙しく中々会えないんですから少しぐらい」
寂雷の言葉に乱数は「しかたないなぁ」と座り直し「どこ行くの?」と笑顔で返す。寂雷はフッと笑うと嬉しさに車を走らせた。
525太陽が落ち、月が空を支配する頃。
撮影の仕事で遅くなった乱数を寂雷は心配になり車で迎えに行った。メールでは「だいじょーぶ」とのことだったが助手席でスヤスヤ寝息を立てて寝むりにつく。寂雷は「やれやれ」と溜め息をつくも可愛い寝顔にクスッと笑みを浮かべた。
「乱数くん、着きましたよ」
「んっ。ありがと……ふわぁ~寝ちゃったよ」
と、鞄を持ち車を降りようとするも「あの」と寂雷が乱数の手首を掴む。
「少しだけ私とドライブしませんか?」
「えーボク。とっても疲れてるんだよ」
「たまには良いじゃないですか。仕事が忙しく中々会えないんですから少しぐらい」
寂雷の言葉に乱数は「しかたないなぁ」と座り直し「どこ行くの?」と笑顔で返す。寂雷はフッと笑うと嬉しさに車を走らせた。
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数(案③)『ダメです。禁煙しましょう』 デザイン事務所の屋上。
乱数は雲一つない空を見ながら珍しくタバコで一服していた。
「はぁ……良いデザイン浮かばないなぁ~」
渋谷の景色を眺めながら、インスピレーションを得ようとするも浮かばす。「んー」と頭を悩ませていると「こら、タバコは体に悪いですよ」と聞き覚えある声。しかも、指に持っていたタバコが細い綺麗な手に取られ、V字に折られる。
「なにさー。じゃーくらーいー」
「乱数くん、キミはただでさえ体が弱いんですから気を付けないとダメですよ」
「えーそんなこと言ったって。ボクは大人だよ。少しぐらい良いじゃん」
「ダメです。タバコは体に毒。肺炎やガンの元になりますので飴村くんにはタバコよりも飴がお似合いです」
422乱数は雲一つない空を見ながら珍しくタバコで一服していた。
「はぁ……良いデザイン浮かばないなぁ~」
渋谷の景色を眺めながら、インスピレーションを得ようとするも浮かばす。「んー」と頭を悩ませていると「こら、タバコは体に悪いですよ」と聞き覚えある声。しかも、指に持っていたタバコが細い綺麗な手に取られ、V字に折られる。
「なにさー。じゃーくらーいー」
「乱数くん、キミはただでさえ体が弱いんですから気を付けないとダメですよ」
「えーそんなこと言ったって。ボクは大人だよ。少しぐらい良いじゃん」
「ダメです。タバコは体に毒。肺炎やガンの元になりますので飴村くんにはタバコよりも飴がお似合いです」
ナキレク
MEMOヒプマイ 寂雷×乱数クレリリ用 ブロマンス
ヒプマイ 寂雷×乱数 (案②)『飴』「ゲホッゲホッ」
渋谷の大通りから少しズレた裏路地で乱数は苦しそうに咳き込んでいた。いつもならあるはずの飴が運悪く手元になく、肺炎のような胸から来る激しい咳に吐血。思わず口元を拭い、大丈夫だよぉー、と自分を騙すかのように独り言を漏らすと「何が大丈夫ですか? 大丈夫じゃないでしょう」と細い手がと棒付きキャンディーが乱数の視界に入る。低く落ち着きのある声、寂雷だ。
「ゲホッゲホッ。助けてなんていってないもーん」
そう乱数は強がり返すも「ゲホッゲホッゲホッゲホッ」と咳は嘘をつかない。見かねた寂雷は「ほら、飴ですよ」と口元に近づけ、ツンっと飴を唇に当てた。ぐぬぬっと乱数は頬を赤く染め、少し拗ねる顔をするも観念したのだろう。
565渋谷の大通りから少しズレた裏路地で乱数は苦しそうに咳き込んでいた。いつもならあるはずの飴が運悪く手元になく、肺炎のような胸から来る激しい咳に吐血。思わず口元を拭い、大丈夫だよぉー、と自分を騙すかのように独り言を漏らすと「何が大丈夫ですか? 大丈夫じゃないでしょう」と細い手がと棒付きキャンディーが乱数の視界に入る。低く落ち着きのある声、寂雷だ。
「ゲホッゲホッ。助けてなんていってないもーん」
そう乱数は強がり返すも「ゲホッゲホッゲホッゲホッ」と咳は嘘をつかない。見かねた寂雷は「ほら、飴ですよ」と口元に近づけ、ツンっと飴を唇に当てた。ぐぬぬっと乱数は頬を赤く染め、少し拗ねる顔をするも観念したのだろう。
ナキレク
MEMOクレリリ用のメモ。ブロマンス。ヒプマイ 寂雷×乱数①
ヒプマイ 寂雷×乱数『プリクラ』 とあるゲームセンター。
乱数はどうしても寂雷としたいことがあり、無理承知の上誘った。様々な機械音を奏でる数ある機体のうち立ち止まったのはプリクラの前。
「ねぇねぇ、寂雷。プリクラ撮ろ!!」
「プリクラ? なんですか。それは」
「良いから良いから。ほら、早く」
乱数は「えへへっ」と子供のような可愛い笑みを浮かべながらお金を入れ、強引に寂雷を中へ押し込む。慣れた手付きで画面をタップ。スマホスタンドを見つけ、スマホを立て掛けるやムービー撮影。カメラに向かって手を振り、寂雷の腕にしがみつきスマホを指差す。
「ほらほら、手を振って。撮影してるんだよぉー」
「こう、ですか?」
ぎこちながらも手を振ってくれた寂雷に乱数は嬉しくなり、プリクラの撮影が始まるや指示にしたがってポーズを撮る。
654乱数はどうしても寂雷としたいことがあり、無理承知の上誘った。様々な機械音を奏でる数ある機体のうち立ち止まったのはプリクラの前。
「ねぇねぇ、寂雷。プリクラ撮ろ!!」
「プリクラ? なんですか。それは」
「良いから良いから。ほら、早く」
乱数は「えへへっ」と子供のような可愛い笑みを浮かべながらお金を入れ、強引に寂雷を中へ押し込む。慣れた手付きで画面をタップ。スマホスタンドを見つけ、スマホを立て掛けるやムービー撮影。カメラに向かって手を振り、寂雷の腕にしがみつきスマホを指差す。
「ほらほら、手を振って。撮影してるんだよぉー」
「こう、ですか?」
ぎこちながらも手を振ってくれた寂雷に乱数は嬉しくなり、プリクラの撮影が始まるや指示にしたがってポーズを撮る。
tanaka_san_1225
MOURNING創作ブロマンスかつ未完もいいとこちょ〜ぜつ暇でなおかつ気が向いたら読んでくれるとうれし〜〜
樹生要が死んだらしい。近々葬式が取り仕切られるので親しい生徒は参加するようにと淡々と告げる担任を見る僕の顔は、きっと感情なんて無かったに違いない。雑音にまみれた教室でミーンミーンという夏の声だけが嫌に響いた。
*
「月はさ、透明人間なんだ」
偶然だった。その日は休みだったが、やり残した書類整理をする為に僕は制服を纏っていた。ふと時計を見ると既に正午を過ぎていて、朝から缶詰だったこともあり作業もそれなりに済んでいたので気分転換も兼ねて一度教室を出ることにした。少し歩いただけなのに既に湿った前髪。ジリと照りつけてくる太陽に恨みはない。この校舎は風当たりが悪いから。けど、今日の太陽はいつもよりも機嫌が良いらしい。いささか威勢のよすぎる気もするが。時間に換算してみればさして長くこもっていた訳では無いのに、やけに眩いように思う。なんだか、蝉にでもなった気がした。
1462*
「月はさ、透明人間なんだ」
偶然だった。その日は休みだったが、やり残した書類整理をする為に僕は制服を纏っていた。ふと時計を見ると既に正午を過ぎていて、朝から缶詰だったこともあり作業もそれなりに済んでいたので気分転換も兼ねて一度教室を出ることにした。少し歩いただけなのに既に湿った前髪。ジリと照りつけてくる太陽に恨みはない。この校舎は風当たりが悪いから。けど、今日の太陽はいつもよりも機嫌が良いらしい。いささか威勢のよすぎる気もするが。時間に換算してみればさして長くこもっていた訳では無いのに、やけに眩いように思う。なんだか、蝉にでもなった気がした。
Amaterase11
PASTボーダー 男主夢 ログほぼアナログでスケブに描きためたものです。恋愛描写はほぼ無い ブロマンス……?か……?
貴方の都合のいいように召し上がって欲しいと思うのみです。この落書きがだれかの栄養になれば…… 12
ハラミ
PROGRESSなんか描けなくなっちゃったので強制的に前へ。この話を仕上げたら描いた分を全部アップして一区切りとする。練習中心にして週一でカラーイラスト描く感じに切り替えよ~!!小説も書きたい!秋のオンリーに出ても出なくてもいいのでアホエロ3p本を作りたいし、レッカリのブロマンスも描きたいな~!!基礎ガッタガタだから顔から叩き込もう。ネオン(どシコりシコ太郎)
PROGRESS帝都騎殺カルデア軸のエロマンス・コメディ!徹頭徹尾ハッピー元気な衆人環視ビジネス本気ックス&ちょっとのキュート・ラブ!!
7/24ひらブー新刊予定の作文のプロローグ部分ラフです。完成した暁にはクリーンアップされたもう少しマシな文章でお届けいたします。多分…🫠
借りたお金が返せないので彼氏と一緒にAV出演しちゃいます!(プロローグ)「なあ岡田くんキミ、そろそろ借金返してくれないかな」
人理の存続を賭して抗戦を続けるノウム・カルデア、その生きた海の片隅のさらに片隅で。
生前にも返しきれない程の金を拝借していた岡田以蔵は、突然自分の部屋に現れた貸主——高杉晋作その人の思わぬ督促に内心驚愕しながらも、努めて冷静を装いごく短く、返事をした。
「…………はあ?」
「カネだよ、お・か・ね。君、僕からどれだけ借りてるかもわかってないんじゃないの?」
細く長い人差し指と親指で正円に近い形をつくり、まっすぐに伸ばされたままの残りの指をひらひらと振った男の、改造された長着の袖が揺れる。
「はあ?? わやにすな、それっぱぁわあっちゅう」
以蔵がもう一度、より不機嫌そうに眉を寄せて聞き返すと、取立屋はその感動詞を悠然と笑い飛ばした。
8155人理の存続を賭して抗戦を続けるノウム・カルデア、その生きた海の片隅のさらに片隅で。
生前にも返しきれない程の金を拝借していた岡田以蔵は、突然自分の部屋に現れた貸主——高杉晋作その人の思わぬ督促に内心驚愕しながらも、努めて冷静を装いごく短く、返事をした。
「…………はあ?」
「カネだよ、お・か・ね。君、僕からどれだけ借りてるかもわかってないんじゃないの?」
細く長い人差し指と親指で正円に近い形をつくり、まっすぐに伸ばされたままの残りの指をひらひらと振った男の、改造された長着の袖が揺れる。
「はあ?? わやにすな、それっぱぁわあっちゅう」
以蔵がもう一度、より不機嫌そうに眉を寄せて聞き返すと、取立屋はその感動詞を悠然と笑い飛ばした。
keo_2434_oldguy
DOODLE🧡💜ですブロマンスみたいなものを書きたかった…
目的地は君の瞳の色で決めた💜🧡のブロマンス?
雰囲気文
Luxiemメンバーのシェアハウス設定
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長年呪術師をやっていると人間の汚い部分をよく見るようになった。
そりゃそういう道を選んだのは自分だし、仕方がないことかもしれない。
でも自分も人間だから疲れる瞬間があるんだ。
泥のように眠って、コーヒーを飲む前にスマホをいじって。
時間は午前11時25分。昨日の依頼が終わったのは深夜3時だった。
今日一日は何もしたくないな〜ってくらい疲れたそんな日。
コンコンという控えめなドアノックが聞こえた。
─ミスタ…?
「シュウ、今平気?」
ガチャリとドアからひょこと顔を出したのは僕の兄弟であるミスタだった。
今日は依頼がないって言ってたし、この間食べ物を買いに行きたいって言ってたっけ。
2775雰囲気文
Luxiemメンバーのシェアハウス設定
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長年呪術師をやっていると人間の汚い部分をよく見るようになった。
そりゃそういう道を選んだのは自分だし、仕方がないことかもしれない。
でも自分も人間だから疲れる瞬間があるんだ。
泥のように眠って、コーヒーを飲む前にスマホをいじって。
時間は午前11時25分。昨日の依頼が終わったのは深夜3時だった。
今日一日は何もしたくないな〜ってくらい疲れたそんな日。
コンコンという控えめなドアノックが聞こえた。
─ミスタ…?
「シュウ、今平気?」
ガチャリとドアからひょこと顔を出したのは僕の兄弟であるミスタだった。
今日は依頼がないって言ってたし、この間食べ物を買いに行きたいって言ってたっけ。
TTK_gentei
MOURNINGブロマンスってどんなものなんだろうと思って迷走した結果訳が分からなくなったやつモブ女子視点
神高には目立つ先輩がふたりいる。
そのふたりは校内で変人ワンツーフィニッシュなんて変な名前で呼ばれていて、皆はその呼び名を揶揄半分、また何かやらかしてくれたのかと期待半分で使っていた。何かあったらまたワンツーか?今回は何したんだろうな、だなんて実際にはふたりと話したことの無い私のクラスメイトだったり、監督する側の教師が笑いながらその呼称を用いることが日常になっている。
なにはともかく、そのふたりはとても目立つ存在だった。
(……あ、またいる)
放課後の図書館。自習室。
学校の中の図書室ではなく、かといってすごく離れている訳では無いところにあるこの図書館には自習室があり意外と穴場なスポットだ。放課後の塾までに中途半端な時間が空いているため、時間つぶしのために私もよく利用する。少し奥まったところにあるので自習室は利用者もほぼおらず、パーテーションのお陰で個室のように快適な空間になっているからだ。
2901そのふたりは校内で変人ワンツーフィニッシュなんて変な名前で呼ばれていて、皆はその呼び名を揶揄半分、また何かやらかしてくれたのかと期待半分で使っていた。何かあったらまたワンツーか?今回は何したんだろうな、だなんて実際にはふたりと話したことの無い私のクラスメイトだったり、監督する側の教師が笑いながらその呼称を用いることが日常になっている。
なにはともかく、そのふたりはとても目立つ存在だった。
(……あ、またいる)
放課後の図書館。自習室。
学校の中の図書室ではなく、かといってすごく離れている訳では無いところにあるこの図書館には自習室があり意外と穴場なスポットだ。放課後の塾までに中途半端な時間が空いているため、時間つぶしのために私もよく利用する。少し奥まったところにあるので自習室は利用者もほぼおらず、パーテーションのお陰で個室のように快適な空間になっているからだ。
kabeuti_senyou
MOURNING北海道を目指す道中の話。ブロマンスミツイト 二人で金を出し合ってバイクを買うと決めたとき、三橋はバイク選びに対して妥協に妥協を重ねた。俺が買ったバイク雑誌の1ページ1ページを食い入るように眺め、やれ二人で乗るにはこれはちいせぇだの、見た目の割にガソリンが入らねぇ値段が高すぎると、ぶちぶち文句を言うこの男にそういうもんだと返したのは一度や二度のことではない。俺ほどではないとはいえ、あのシルエットに動かされる男心をちゃんと持っている三橋は、最初は二ケツしてもカッコイイと思えるぐらいデカいのがいいと言って譲らなかった。目当てのもの――というより、三橋が我慢できる値段のものだ。デカくてかっきーバイクはいくらでもある――が見付からないと、最後は決まって三橋は俺の顔に向かって雑誌を投げつけてきたし、俺はそれを毎回顔面で受け止め続けてきた。
8366にゅ🐰こら
DONE⭐️4/10🐍オンリー展示作品さねおば BL未満の青春ブロマンスまんが
(14P+おまけの落書き1枚)
どこかの地方都市に住む、高3男子さねおばのお話です。
地方住まいなので、なに弁だかわからない方言で会話してます。 15
Ac_4265
DONE『幾星霜越えても』※ひいてと
ブロマンス一直線だったひいてとが1歩前進する話。
『会いに行く。』
僕たちは一般的な『お付き合い』とは随分かけ離れているらしい。そう気付いたのはひなたくんに部長との出来事をよく話すようになってからのことだった。彼は数少ない僕と部長の関係を知る人物で、こう言った逢い引き――都会では『デート』というらしい――の話を嫌な顔1つせずに聞いてくれる。今日も今日とてその話をしていたのだが、話を聞き終わったひなたくんは神妙な顔付きで口を噤んでしまった。
「どうしたんだい? ……もしかして僕は部長に嫌な思いをさせてしまっていたのかな?」
「そんなことないと思うよ! ただ……う〜ん……」
「ひなたくん……正直僕はちゃんとした人間とは言えない。まだまだ未熟な部分が沢山ある。もし、なにか引っかかることがあるなら忌憚なく言ってほしいな」
4757「どうしたんだい? ……もしかして僕は部長に嫌な思いをさせてしまっていたのかな?」
「そんなことないと思うよ! ただ……う〜ん……」
「ひなたくん……正直僕はちゃんとした人間とは言えない。まだまだ未熟な部分が沢山ある。もし、なにか引っかかることがあるなら忌憚なく言ってほしいな」
Azo_wk
DOODLE苗石ここまで描いて正気に戻りました。
無い同人誌です。
ブロマンスな苗石最高だな〜と思いつつ、それはそれとしてからだの関係がある苗石も好きです。
ナ工ギ君は全然体力ないし、イ○マノレ君は馬鹿真面目だしで、ギャグな感じで一歩ずつ進んでいってほしいな……何の話?
余談ですがまた自分の○ンパ絵のテイストが好みから外れてきたので調整したいです… 2
siki_usurai502
TRAININGブロマンス……ブロマンスってなに?ってなったので書いた。超SS習作 間隙の灯 地表から何百メートルも離れた空の上は風が強く、上を見上げれば星々の輝きがいつもよりも近く感じた。黒だけでない深い藍色、青、灰色などが入り交じって様々な姿を見せる空は、きらきらと光る宝石のような星々を撒き散らした天鵞絨のカーテンのようだ。
「どう?いい景色でしょ?」
耳元で声がして乙骨が視線をずらすと、一対の星がこちらを見ている。乙骨はその言葉にこくんと頷いた。無下限呪術で五条が宙に制止しているのは何度か見たことがあったが、まさか自分も同じような体験をするとは思わなかった。天幕を覆う星空と、眼下に広がる煌びやかな光。どちらも命を燃やす光のように美しく、言葉も忘れて目を奪われてしまう。
「憂太。もうそろそろ」
547「どう?いい景色でしょ?」
耳元で声がして乙骨が視線をずらすと、一対の星がこちらを見ている。乙骨はその言葉にこくんと頷いた。無下限呪術で五条が宙に制止しているのは何度か見たことがあったが、まさか自分も同じような体験をするとは思わなかった。天幕を覆う星空と、眼下に広がる煌びやかな光。どちらも命を燃やす光のように美しく、言葉も忘れて目を奪われてしまう。
「憂太。もうそろそろ」