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    ロマンス

    たわし!?

    INFOこの過ぎ行く日々が終わらなければいいのにと、本当は思っていた。
    お前の名前を呼んだら——この旅は、どこへ向かう?



    金曜投稿予定のブロマンス導入です。

    過去温めていたBAD DOGS船パロディ読み切り(仮)ブロマンスです。
    カプ表現はありませんがブロマンスなので友情以上のなにかです。
    2年半ほど前に書き殴り、ちょくちょく書き直していましたが納得したため投稿に踏み切りました。
    夢の続き 潮風が、前髪を揺らしている。

     波の溶ける音、舟の駆動音、海のさざめき。心地よい揺れが全身を包んでいる。重い瞼を押し開ければ、長い長い夢を見ていたような気がしてくる。
     ああ、中身は何だったか。ただ暗闇をさ迷って、一筋の光が差して——そのほかは。照りつける太陽に瞳を突き刺されて霧のように消えてしまった。
     まばゆいばかりの陽光に体の型を取られてしまうような感覚に苛まれながらも、揺れる船体の上、上体を起こして周りを見渡す。青いばかりの空が広く、広く視界を覆っている。辺りはやけに静かで、鳥の声ひとつ聞こえない。板の上で長い時間を眠り込んでいたからか、節々を回してみれば少し痛むが体に異常はない。
     ただ広い海の真ん中に揺る船頭へ立たされていること。この船の舵を取る誰かがいること。今分かる全てはそれだけだった。
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    さくらの

    DONEロマンスの日という言葉を見かけたら、頭の中でロマンスの神様が「文仙がキス一つでもだもだする甘じれったいやつを書きなさい」と囁いたので。
    初々しいし六年より前かなあと思って書いてましたが細かいことは考えてない!何年の頃だろうな。四年生くらいかな。文仙は互いの想いのベクトルを自覚するのが遅いほうが良きと思っているので、これくらい自覚が薄いままイチャイチャしてほしいです。
    【文仙】予習と復習のつもりだった、のに。 「口吸いの練習?」
     きょとんと開かれた左右異なる形の瞳が、私と私が掲げる教科書のページを何度も見比べて困惑の色を浮かべる。
    「その……仙蔵は、俺でいいのか」
     今日同じ授業を受けたばかりだというのに、文次郎は唸るようにそう絞り出して、逆にこちらに問うてくる。
     いいから声をかけたに決まっているだろう。
     だが、「これも術の一つ、と割り切れないうちは無理をしてはいけない」と先生も言っていた。
     たかだか身体の一部を触れ合わせるだけ、握手と大差ない。私にはそう思えるのだが、教科書の『人体でも鍛えづらい粘膜部分であり、急所を守りたいという本能と天秤にかけられるからこそ、親愛の情を示す動作として成り立つ』という一文を思い出し、ふむ、と頷く。
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    unknown_thunfan

    DONE★注意★
    萬軍破中心の殤不患との友情+睦天命
    「虎嘯風生」後日談ネタバレあり「流刀縁起」ネタもあり。
    神や呪術の禁忌に関する内容もあります。萬軍破と殤不患のブロマンス、萬軍破が女性にモテる表現あり。
    「月の都」の一部の設定の続きがあります。
    ★あらすじ★
    ◎砂漠の花
     西武総督の告発を終えた萬軍破が、夷狄の村の殤不患と睦天命の元を訪れる。三人は再開を喜び共に休暇を過ごす。
    砂漠の花 殤不患と睦天命は天幕の入り口に見慣れた顔を認めて、喜びで顔を輝かせた。
    「あら、萬将軍」
    入り口の萬軍破に気がついて睦天命が、嬉しそうな声をあげた。
    「おっ、閣下、お出ましで。
     こんな所まで共の者も連れずに、今日はどんな御用で?」
    殤不患が入り口で萬軍破を出迎えて、砕けた様子で軽口を叩いた。
    「ふふ、軍破でよいと言ったではないか。
     不患、今日は将軍ではなく、萬軍破として非公式の訪問だ」
    「では遠慮せずに、軍破って呼ばせてもらうぜ」
    萬軍破を部屋の中に招いて、殤不患は嬉しそうに向かい合って座り、睦天命も隣に座る。
    「で、どうだった?」
     こう聞かれて、話題は一つだろう。
     以前、三人は西部総督の不正を告発するために一緒に西幽で短い旅をして戦った仲だ。
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    らと💪

    DOODLEコパスパロ、執行リチャ+監視ぐだ♂のネタメモやんわりプロット的な。ブロマンスくらいのつもりですが、リの心理描写をほぼ無くしてるので彼の行動理由などをご想像にお任せします。恐らくcpでもブロマンスにもどっちにも見えるようになる。
    厳密すぎず雰囲気でお願いします、設定緩め。
    執行官リチャード+新人監視官ぐだ♂執行官リチャードと監視官ぐだくん

    リチャード・・・数年前から執行官。潜在犯ともいえるがそこに悪意や邪心はなく行ったことに対しての反省はあったりなかったり。性格に難アリで既に扱いづらいが、制圧力や洞察考察思考などが激的に特化しており能力の高さという面からも上は扱いあぐねている。
    リチャードがぐだくんに従うのは、「君になら俺への判断を任せてもいいな」と信頼して託してしまっているから。だからそんな自分の手綱を持たせるためにも守っているという心情。絶対に手放してくれるなよ!という信頼からの抑止力であり、手放したらどうなるかわからないぞと言うある種の脅しにも見える。
    ぐだくんの善性とやさしさと立ち向かう力、自分のような人間にも寄り添おうとするその様に惹かれている。命がけで守るし、彼にならいつ対象にされてもいい。だが、それはそれとしてこのよく分からない上のシステムに判断されることは気に食わない模様。
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    ヰ不🍀

    DONE全て捏造。
    アニメ勢は少しだけネタバレ含みます。
    一応それぞれ調べたりしてますが、留学とか病院とか知らん!わからん!って思って書いてます。
    何でも許せる方のみお読みください。
    ごりごりにブロマンスですが、距離が近すぎるので勝オルとしてます。
    今回は準備回みたいなもので、全然留学のりの字もないです。
    誤字脱字は気づき次第直していくのでそれまでは脳内補完お願いします…
    あんたと君との5年間(仮)① 放課後の教室には、まだ生徒たちの声や足音が微かに響いていた。
     窓の外から差し込む夕陽が教室の床を橙に染めている。
     そんな教室の中に低く静かな声が、教室に落ちた。
    「お前、本当にいいのか?」
    「いンだよ、校長からの説明も聞いた、親の了承も得てる」
     まるでそれ以上の議論は無駄だと言うように、一切の迷いなく、爆豪は答えた。
     その返答に相澤はため息混じりに頭を掻き、手元の調査書に視線を落とす。
     そこにはたった一行。第一希望のところに「アメリカ留学」とだけしか書かれていない、大雑把とも大胆ともとれる進路の希望が書かれてあった。
    「最近腕の調子はどうなんだ」
     爆豪の右腕は、死柄木弔やオール・フォー・ワンとの戦いで受けた傷のせいで、今も完全には動かない。
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