ローグ
32honeymoon
MENU◇連載◇長編K暁(風)小説 エピローグ※ほぼ完全オリジナル設定を用いた、『素性を隠した謎の客KK✕夜のお店で働く暁人』のお話です。
※結ばれた2人の、そのあとについて。
(読まなくても前回で完結はしています。もしこの世界観を気に入って下さった方がいれば、ぜひ見てやって下さい…!)
・あくまでも書いてる本人はK暁のつもり!!(これは何度でもお伝えしておく) 1655
penpeke25
PROGRESSアロがルクだけを忘れてしまうお話。そのプロローグになります。いずれ本にする予定…です…注意事項としては越境前の時点でルクがハスマリーに行っていること、もしかしたら越境が起きない世界線になるかもしれないこと。ようはなんでも許せる方向けです。作者が書きたい妄想を時系列を無視して書く系なのでご注意ください。多分今後名前ありのモブがでます 8
ももたろー
DOODLE創作ストーリーのプロローグ部分のSSです。astray moon「アヴェル」
ホームへと降りた瞬間に、私の名を呼ぶ声が聞こえる。
ぱたぱたと足を鳴らしてすぐ側へと駆け寄ってくる。
「さっき、貴方の好きな色の花が咲く花畑を見つけました。今度、案内したいです」
少し照れ臭そうにしながら私を誘う。
アヴェルの身長の方が高く、図らずも下からおずおずと強請るような表情を浮かべる相手に、内心参ったと思いながら微笑んで返す。
「…ふふ、楽しみにしてる」
不安げな面持ちであったその愛らしい顔が緩やかに嬉しそうな表情へと移り、喜びのあまりにアヴェルの手を取ったかと思えば大人しく横へと並んだ。
日々の責務とまではいかないが、二人は毎日の様に共に空を飛ぶ。各地に点在しているキャンドルに火を灯し、己の糧とする。
6188ホームへと降りた瞬間に、私の名を呼ぶ声が聞こえる。
ぱたぱたと足を鳴らしてすぐ側へと駆け寄ってくる。
「さっき、貴方の好きな色の花が咲く花畑を見つけました。今度、案内したいです」
少し照れ臭そうにしながら私を誘う。
アヴェルの身長の方が高く、図らずも下からおずおずと強請るような表情を浮かべる相手に、内心参ったと思いながら微笑んで返す。
「…ふふ、楽しみにしてる」
不安げな面持ちであったその愛らしい顔が緩やかに嬉しそうな表情へと移り、喜びのあまりにアヴェルの手を取ったかと思えば大人しく横へと並んだ。
日々の責務とまではいかないが、二人は毎日の様に共に空を飛ぶ。各地に点在しているキャンドルに火を灯し、己の糧とする。
むぎハット
MOURNINGざますさんの夢のプロローグ的なもの。続き思い浮かばなくて放置してた。
この後、色々あってざますが「お前だけは生かしておいてやる」ムーブになる。
神の生贄(仮) 母さんはいつも言っていた。
『信じていれば、いつか必ず神さまが助けてくれるからね』と。
その言葉を信じて、おれは毎日神さまに祈った。
暖かい家に住めますように。毎日おいしいご飯が食べれますように。母さんの病気が治りますように。
でも、神さまはおれたちを助けてはくれなかった。
木の枝と紐で作った貧相な十字架。
根元には土が盛ってあるが、雨で崩れ、赤い斑点の浮かんだ腕が飛び出している。
スコップやシャベルなんて無い。枝でひたすらに土を掘り返した。それでも深さが十分では無かったのか、母さんは無残な姿で土に埋もれていた。
「……っ、どうして」
雨で濡れた身体は冷え切っているのに、悔しさで顔がカッと熱くなった。
2719『信じていれば、いつか必ず神さまが助けてくれるからね』と。
その言葉を信じて、おれは毎日神さまに祈った。
暖かい家に住めますように。毎日おいしいご飯が食べれますように。母さんの病気が治りますように。
でも、神さまはおれたちを助けてはくれなかった。
木の枝と紐で作った貧相な十字架。
根元には土が盛ってあるが、雨で崩れ、赤い斑点の浮かんだ腕が飛び出している。
スコップやシャベルなんて無い。枝でひたすらに土を掘り返した。それでも深さが十分では無かったのか、母さんは無残な姿で土に埋もれていた。
「……っ、どうして」
雨で濡れた身体は冷え切っているのに、悔しさで顔がカッと熱くなった。
ramenois11
PROGRESS―お前と出会ってから夜が眩しくなったpass :ソファ棺開催日
9/18吸死に一笑8にて配布予定 ロナドラ本のプロローグ部分です。
ロナルド君がドラルクのことを認めて、好きになっていく過程の物語。表紙込み70P前後予定。
最終的なサンプルにつきましてはtwitter、pixiv、ポイピク にてお知らせしますので、どれかチェックしていただければ・・・!
出せるように頑張ります・・・! 6
カシキ
MOURNINGイギリスで探偵ごっこしてる王と水のプロローグ。雰囲気で読んでください。誰がドルイドを殺したの※大学生設定
※ボーダーの幹部養成プログラムの一環で、王子と水上が一年間イギリス留学させられているという前提があります。
ストラトフォード・アポン・エイヴォンは今日も曇っていた。
トニー・グリフィスは自動車のフロントガラス越しに空を見上げ、客を乗せるまでは降ってくれるなと神に祈る。今日の予約が午後からだったことを幸いに、午前中に洗車したばかりだったのだ。ミニキャブのライセンスステッカーまでも磨きあげ、後部座席のくたびれたクッションは入れ替えた。新車同然となった車に濡れた客が乗ってくることほどいやなことは無い。トニーはもう一度心の中で祈ってから、ブレーキに置いていた足をずらした。信号が青に変わる。トニーはアクセルを踏みこみ、法定速度を遵守した運転でエイヴォン川沿いを走り抜けていった。
4243※ボーダーの幹部養成プログラムの一環で、王子と水上が一年間イギリス留学させられているという前提があります。
ストラトフォード・アポン・エイヴォンは今日も曇っていた。
トニー・グリフィスは自動車のフロントガラス越しに空を見上げ、客を乗せるまでは降ってくれるなと神に祈る。今日の予約が午後からだったことを幸いに、午前中に洗車したばかりだったのだ。ミニキャブのライセンスステッカーまでも磨きあげ、後部座席のくたびれたクッションは入れ替えた。新車同然となった車に濡れた客が乗ってくることほどいやなことは無い。トニーはもう一度心の中で祈ってから、ブレーキに置いていた足をずらした。信号が青に変わる。トニーはアクセルを踏みこみ、法定速度を遵守した運転でエイヴォン川沿いを走り抜けていった。
shifumi
DONE2022/7/23発行「ゲドゥルリーヒの肖像」のおまけ折本です。【パスワード】以下の〇部分4文字を入力してください。
(あとがきと奥付を除いた)最終ページのモノローグの鍵括弧内
「○○○○」の話 8
Hakuaisan(GWT)
MOURNINGヨダカな暁人くん。この前書いたやつのエピローグみたいなもの。Kおじ目線「暁人、大丈夫か?」
「・・・ん」
二人で手を繋いで街中を歩く。あれから数日が経ち暁人は退院したが、夜鷹の件が相まってか一人にさせるのは危ないということで、しばらくは一緒に行動することにしたのだ。最初は断っていた暁人も渋々ながら受け入れた。まあ、俺も心配だしな。相変わらず喜怒哀楽の無い表情で歩いている暁人の手を引き、暁人は俺の少し後ろを付いてくる。無口なところがあるが、最近は会話らしい会話ができるようになってきた。まあ何を考えているのかはよくわからないのだが。
「暁人、今日は何かしたいことあるか?」
「別に何もしなくていい」
そう言って首を横に振る暁人に苦笑する。
「KKがいれば別にどこに行ってもいいし・・・僕は、それで十分だから」
2603「・・・ん」
二人で手を繋いで街中を歩く。あれから数日が経ち暁人は退院したが、夜鷹の件が相まってか一人にさせるのは危ないということで、しばらくは一緒に行動することにしたのだ。最初は断っていた暁人も渋々ながら受け入れた。まあ、俺も心配だしな。相変わらず喜怒哀楽の無い表情で歩いている暁人の手を引き、暁人は俺の少し後ろを付いてくる。無口なところがあるが、最近は会話らしい会話ができるようになってきた。まあ何を考えているのかはよくわからないのだが。
「暁人、今日は何かしたいことあるか?」
「別に何もしなくていい」
そう言って首を横に振る暁人に苦笑する。
「KKがいれば別にどこに行ってもいいし・・・僕は、それで十分だから」
ngvwaf
PROGRESS特殊設定(現パロ、年齢逆転)のぐだ←綱です。高校生の綱が若手俳優のぐだくんにドハマリする長編のプロローグと第一節です。サマー・ソルジャープロローグ
そろそろ部屋へ戻り、宿題をしなければならない。その前に喉を潤して一息つきたい。
麦茶をグラスに注ぎリビングへ。なんとなく音が欲しくなり、普段ならあまり観ることもないテレビを点けた。バラエティ番組か、芸人と思しき出演者が宣伝の後に話すと予告されている。あまり興味はないが、手持ち無沙汰を潰すにはいいか。ぼんやりと眺めていると、映像が切り替わった。
雲ひとつない青い空に、どこまで続く真っ白い砂の道。そこへ、向こうから一人の人物が歩いてくる。
俺はあまり芸能人とやらを知らない。ゆえにその人物が誰なのかは、遠目ではなおさら判らなかった。まあ、誰でもいい。そう思いながら眺めていると、テレビはその人物を大きく映し出した。
3910そろそろ部屋へ戻り、宿題をしなければならない。その前に喉を潤して一息つきたい。
麦茶をグラスに注ぎリビングへ。なんとなく音が欲しくなり、普段ならあまり観ることもないテレビを点けた。バラエティ番組か、芸人と思しき出演者が宣伝の後に話すと予告されている。あまり興味はないが、手持ち無沙汰を潰すにはいいか。ぼんやりと眺めていると、映像が切り替わった。
雲ひとつない青い空に、どこまで続く真っ白い砂の道。そこへ、向こうから一人の人物が歩いてくる。
俺はあまり芸能人とやらを知らない。ゆえにその人物が誰なのかは、遠目ではなおさら判らなかった。まあ、誰でもいい。そう思いながら眺めていると、テレビはその人物を大きく映し出した。
kate_nisee
MOURNING年齢逆転している現パロ宇佐月。以前、高校の講師の宇と生徒の月で怪異めいたもののプロローグをアップしたことがありますが、その流れにある少しオカルトめいた、二人が一緒に暮らして「あのひと」を探している話です。招(よ)ぶ、音。 あ、という表情で視線を彷徨わせた月島に、傍らにいた宇佐美も気付いたらしい。
「どうし……、」
どうしましたか、と問おうとしたのだろう。だが、その言葉は途中で飲み込まれ、あとにはちいさな音
が響く。
響いて、消える。
「風鈴ですね」
ころころ、と転がるような澄んだ音がいくつも、ようやく陽のかげりはじめた蒸し暑い夏の夕べに重なって響いていた。短く、零れ落ちるざわめきのような音はやわらかく、そのおとの因(もと)の素材の涼しさを伝えてくる。
「えらくたくさん響いてくるな、と」
宇佐美と並んで歩きながら、月島はあたりに眼を走らせ、それにたいし、宇佐美は少し進んだ先にある神社の境内を指さしてみせる。
「あそこにある神社、毎年この時期には七夕祭りもかねて、風鈴祭りってのやってるんです」
6372「どうし……、」
どうしましたか、と問おうとしたのだろう。だが、その言葉は途中で飲み込まれ、あとにはちいさな音
が響く。
響いて、消える。
「風鈴ですね」
ころころ、と転がるような澄んだ音がいくつも、ようやく陽のかげりはじめた蒸し暑い夏の夕べに重なって響いていた。短く、零れ落ちるざわめきのような音はやわらかく、そのおとの因(もと)の素材の涼しさを伝えてくる。
「えらくたくさん響いてくるな、と」
宇佐美と並んで歩きながら、月島はあたりに眼を走らせ、それにたいし、宇佐美は少し進んだ先にある神社の境内を指さしてみせる。
「あそこにある神社、毎年この時期には七夕祭りもかねて、風鈴祭りってのやってるんです」
とりこ
DONE🐰チューバーナギみつ♀の幕間的な短編まとめ7/8 カップル動画を撮るにあたりスキンシップの練習するナギみつ♀
7/8 いおりPとりっくん(りくいお♀)
7/11 🐰チューブにあげられたナギみつチャンネルの動画
7/11 恋を自覚しはじめたみつき♀
7/11 2話へのプロローグ 13
Stilet
PROGRESSスマブラAlternativeプロローグその二の進捗ですから人形たちのデッドエンド_進捗 マスターとクレイジーが混沌の渦の中で光と闇を打ち払っている最中、解放軍たちも複製体と戦っていた。
シモンの鞭が複製体を薙ぎ払い、ピットの矢とフォックスのレーザーが複製たちに降り注ぐ。クッパの爪が複製体を力強く切り裂き、クラウドのバスターソードが複製たちを斬り、道を拓く。
それでも、それでも複製たちは際限なく解放軍に襲いかかってくる。前線で戦っていたソニックの頬を、複製の攻撃が掠める。それを、サムスのビームが防いだ。
「Thanks, サムス!」
「どうと言うことはないさ。それより、来るぞ!」
サムスの声に、ソニックが再び構える。そうして、二人は襲い来る複製たちの対処に当たった。
「とりゃー!」
「それっ!!」
3100シモンの鞭が複製体を薙ぎ払い、ピットの矢とフォックスのレーザーが複製たちに降り注ぐ。クッパの爪が複製体を力強く切り裂き、クラウドのバスターソードが複製たちを斬り、道を拓く。
それでも、それでも複製たちは際限なく解放軍に襲いかかってくる。前線で戦っていたソニックの頬を、複製の攻撃が掠める。それを、サムスのビームが防いだ。
「Thanks, サムス!」
「どうと言うことはないさ。それより、来るぞ!」
サムスの声に、ソニックが再び構える。そうして、二人は襲い来る複製たちの対処に当たった。
「とりゃー!」
「それっ!!」
==(だいよんのかべ)
DONE✦7/31更新✦オベぐだ♀主従逆転パロ聖杯戦争その7『襲撃! アサシン陣営―主人公になりたかったモノたち―』
※注意※原作には登場しないオリジナルのマスターとサーヴァントが敵陣営に登場します。戦闘シーンや怪我・流血・軽度の暴力描写があります。
7/4 前編、7/16 中編、7/25 後編投稿、7/31 アサシン陣営の設定やエピローグ漫画を追加 48
redram895
DONEサムライプロデュース!一周年をそっと影から祝うFA山でイケメンゴリラ(予定)を拾うほのぼのプロローグ
https://twitter.com/redram895/status/1541005638796398592?s=20&t=ahokLKWeAwP9LEgndjtIBg
itono_pi1ka1
DOODLEpixivより引っ越し。「とりあえずサインください」原作リト師弟が出会う話エピローグ。
リトの戦士の話エピローグ◇
あれから。嵐を乗りこなす一夜を明かしてから。
謹慎明けの最初の朝、テバが行ったのは探し物だった。神獣にぶつからない程度に高く飛んで、上から順に蟻の子一匹見逃さない視線の鋭さで、空を射抜いて落ちた筈の矢を探した。流石に龍の角を切り出し特別に誂えた矢とはいえ、見つかったのは欠片だけだった。
その欠片が今は、テバの白い羽毛に紛れるように首元で揺れている。
普段、装飾に無頓着なテバがアクセサリーを作れと言ったものだから、ハーツにも防具屋のネックにも、やれ熱があるのか、やれ明日は槍が降るだの大層な口振りだった。長い付き合いでも失礼すぎるというもの。
その後、始終を話したサキにまで「嵐の時に、誰か別の人と入れ替わったんじゃありませんよね」と言われたテバがこれからはもう少し身なりに拘りを持とう、とチクチク痛む胸に決意を固めるのは、また別の話である。
2469あれから。嵐を乗りこなす一夜を明かしてから。
謹慎明けの最初の朝、テバが行ったのは探し物だった。神獣にぶつからない程度に高く飛んで、上から順に蟻の子一匹見逃さない視線の鋭さで、空を射抜いて落ちた筈の矢を探した。流石に龍の角を切り出し特別に誂えた矢とはいえ、見つかったのは欠片だけだった。
その欠片が今は、テバの白い羽毛に紛れるように首元で揺れている。
普段、装飾に無頓着なテバがアクセサリーを作れと言ったものだから、ハーツにも防具屋のネックにも、やれ熱があるのか、やれ明日は槍が降るだの大層な口振りだった。長い付き合いでも失礼すぎるというもの。
その後、始終を話したサキにまで「嵐の時に、誰か別の人と入れ替わったんじゃありませんよね」と言われたテバがこれからはもう少し身なりに拘りを持とう、とチクチク痛む胸に決意を固めるのは、また別の話である。
あびこ
INFO2022/6/25発行みかマリ新刊サンプル『ゆめのはなし』A5全年齢 30p
イベント予定価格300円 通販予定価格400円
タイトル通りふたりが見た夢の短編集。エピローグを除き、夢の中の出来事なので不思議現象多め、ふたりの自己肯定感が低め。季節で例えると梅雨な本です。ご興味ある方はよろしくお願いします🌝
サンプルは『拾うもの』『糸』は全体を公開してます。 16
p33UczD0G2lwReE
MEMOドラスレ5人が永遠の眠りについた話(死では無い)。設定が色々なところに飛んでいるため(?)深追いはせずに…
永遠の眠り(ドラスレ5人)ナツ・ドラグニル
どこかの世界の果てに存在する、炎に纏われた屋敷の最奥に眠っている。ピンク髪の少々幼げな顔が特徴的な青年。傍らにはもう何色か判断できないマフラーが置いてある。いつから眠っているのかは不明だが確実に400年間はたっていると推定される。また、眠ることで魔法の影響により彼の存在を知るものは居なくなった(忘れた)。寝具は焼け焦げた箇所が沢山あるボロボロの布切れが集まってできており、寝具の周りには永遠に消えることの無い黒い炎が燃え盛っている。目を覚ます条件は、彼の事を誰か思い出すことである。
ガジル・レッドフォックス
鉱石で覆われた深い谷底で眠っている。黒い長髪で身体の至る所にある鉄製のネジが特徴的な青年。彼同様いつから眠っているのかは不明だが、どのくらい眠っているのかの推測をたてることはできなかった。眠ることで魔法の影響により、誰も彼の居場所を突き止めることが出来なくなった。寝具は表面が凸凹した巨大な鉱石で出来ている。深い谷底に居るが周りの鉱石によって寝具諸共囲まれており、光は僅かにしか入らない。目を覚ます条件は、本当に愛する者の口付けである。
1290どこかの世界の果てに存在する、炎に纏われた屋敷の最奥に眠っている。ピンク髪の少々幼げな顔が特徴的な青年。傍らにはもう何色か判断できないマフラーが置いてある。いつから眠っているのかは不明だが確実に400年間はたっていると推定される。また、眠ることで魔法の影響により彼の存在を知るものは居なくなった(忘れた)。寝具は焼け焦げた箇所が沢山あるボロボロの布切れが集まってできており、寝具の周りには永遠に消えることの無い黒い炎が燃え盛っている。目を覚ます条件は、彼の事を誰か思い出すことである。
ガジル・レッドフォックス
鉱石で覆われた深い谷底で眠っている。黒い長髪で身体の至る所にある鉄製のネジが特徴的な青年。彼同様いつから眠っているのかは不明だが、どのくらい眠っているのかの推測をたてることはできなかった。眠ることで魔法の影響により、誰も彼の居場所を突き止めることが出来なくなった。寝具は表面が凸凹した巨大な鉱石で出来ている。深い谷底に居るが周りの鉱石によって寝具諸共囲まれており、光は僅かにしか入らない。目を覚ます条件は、本当に愛する者の口付けである。
スナ☂️⚡️
MOURNING再録にあたり一部台詞を加筆、修正しました。「二人の映画」→右下の独白台詞を変更
「人類の敵」→冒頭のプロローグ追加
「花の舟」→冒頭の夕里子の台詞を変更、2ページ目左上の台詞を少し変更 7
よーでる
DOODLE毎日更新が途絶えたので数を埋めるために即興ネタ。プロローグっぽく。誰かを愛したかった魔女の話 昔々、まだ容易く世界が形を変えた頃。言葉が現を支配して、夢が影から這い出てきた頃。世界の端の端、地図に潜む怪物も近寄らない最果ての断崖に、それはそれは立派な魔女がおりました。
髪は夜明けに輝く空の藤色、瞳は蝋燭の照らす葡萄酒の色、肌は夕陽を浴びる真珠のよう。腕は細く、それでいて脚は艶めかしく、思わせぶりに宙を蹴ってドレスの薄い生地をはためかせます。
柔らかな胸と張りのある臀部を際立たせる引き締まった腰はコルセットをしていないのに優美極まりなく、その面差しは子どもたちが童話に夢見る姫君のよう。蜜蝋を塗った唇を震わせて、魔女は悩ましげに独りごちました。
「ああ、誰かに思いっきり愛を注ぎたいわ」
何年も何十年も何百年も、魔女は世界の隅っこで力を磨いてきました。そう、自分に愛を注いできたのです。魔力を鍛え、知識を積み上げ、美容も怠らず、体の隅々まで満足いくまで磨き抜いて、全身隈なくバランス良く整えて、そんな己を水鏡に見て、魔女は思ったのです。誰かに自慢したいと。
2429髪は夜明けに輝く空の藤色、瞳は蝋燭の照らす葡萄酒の色、肌は夕陽を浴びる真珠のよう。腕は細く、それでいて脚は艶めかしく、思わせぶりに宙を蹴ってドレスの薄い生地をはためかせます。
柔らかな胸と張りのある臀部を際立たせる引き締まった腰はコルセットをしていないのに優美極まりなく、その面差しは子どもたちが童話に夢見る姫君のよう。蜜蝋を塗った唇を震わせて、魔女は悩ましげに独りごちました。
「ああ、誰かに思いっきり愛を注ぎたいわ」
何年も何十年も何百年も、魔女は世界の隅っこで力を磨いてきました。そう、自分に愛を注いできたのです。魔力を鍛え、知識を積み上げ、美容も怠らず、体の隅々まで満足いくまで磨き抜いて、全身隈なくバランス良く整えて、そんな己を水鏡に見て、魔女は思ったのです。誰かに自慢したいと。
umemhyk
PROGRESS【1話後編プロローグ】銀細工師として修行をする名無しモブがブラッドリーと出会うお話。後編はお師匠の元を離れたその後のお話です。ブラッドリーオンリー「我らがボスに祝福を!2nd」にて限定公開していた序盤部分をパス外しました!夏が終わるまでに書き切れたらいいな…
名も無き花はひだまりに揺れて 一輪目・名も無き銀細工師 後編「立派な衛兵になったら攫いに来てやるよ」
ここに来る前、ブラッドリーという魔法使いからもらった言葉を思い出す。
北との国境を守るこの基地に連れて来られるのは、徴兵制度の対象となる西の国北部に住む私たちのような若者たちだ。
(立派な衛兵って言ってもなあ……)
工房に引きこもってばかりいた私が工場育ちの屈強な男たちに腕っぷしで張り合えるはずもなく、今日も国境防衛隊の補給班員として弾薬作りに勤しんでいた。毎日血の滲むような訓練をして恐ろしい魔物や悪い魔法使いから前線で国境を守っている防衛班に比べたら、立派な衛兵と呼ばれる存在には程遠い。
(私も防衛班に志願すれば、あの人も一度くらいは会いに来てくれるかな?)
「ー」
776ここに来る前、ブラッドリーという魔法使いからもらった言葉を思い出す。
北との国境を守るこの基地に連れて来られるのは、徴兵制度の対象となる西の国北部に住む私たちのような若者たちだ。
(立派な衛兵って言ってもなあ……)
工房に引きこもってばかりいた私が工場育ちの屈強な男たちに腕っぷしで張り合えるはずもなく、今日も国境防衛隊の補給班員として弾薬作りに勤しんでいた。毎日血の滲むような訓練をして恐ろしい魔物や悪い魔法使いから前線で国境を守っている防衛班に比べたら、立派な衛兵と呼ばれる存在には程遠い。
(私も防衛班に志願すれば、あの人も一度くらいは会いに来てくれるかな?)
「ー」
orangeOhayou
CAN’T MAKEある日のマンドーとグローグーのお話。なんかモブ×モブのBLみたいになってしまった……ので、ぴくぶらにも置いてます怒りん坊の整備士 男はいらだっていた。毎日毎日嫌になるほどやってくるボロボロの船、態度の悪い客たち、なんの足しにもならない薄給。それが自分の人生だと諦めるほどには、男の心は死んでいなかった。だからこそ毎日腹が立つ。いつしか男は周りにアンガーと呼ばれ、誰も寄り付かなくなってしまった。それがますますアンガーをいらだたせた。
だが、今日は少しだけ違った。今日の客は一人のマンダロリアンだった。いけ好かなかったが、態度は悪くないし、きちんと金も払ってくれる。賞金稼ぎのような風貌のくせに、そこらの荒くれ者とはどこか違う、柔らかな雰囲気があった。
けれど話しかけられるのはあまり好きではないらしい。最低限の返事を投げてくるだけだ。それならばそのようにしてやろう、ご随意に、とアンガーは話しかけるのをやめた。こちらも快適に仕事が出来ればそれで良いのだ。それに、マンダロリアンの古臭いが珍しい船を修理出来ることが、アンガーの心を弾ませた。アンガーは自分の機嫌が良いのを自覚していた。
3977だが、今日は少しだけ違った。今日の客は一人のマンダロリアンだった。いけ好かなかったが、態度は悪くないし、きちんと金も払ってくれる。賞金稼ぎのような風貌のくせに、そこらの荒くれ者とはどこか違う、柔らかな雰囲気があった。
けれど話しかけられるのはあまり好きではないらしい。最低限の返事を投げてくるだけだ。それならばそのようにしてやろう、ご随意に、とアンガーは話しかけるのをやめた。こちらも快適に仕事が出来ればそれで良いのだ。それに、マンダロリアンの古臭いが珍しい船を修理出来ることが、アンガーの心を弾ませた。アンガーは自分の機嫌が良いのを自覚していた。
p33UczD0G2lwReE
MEMO炎白影関係図+俳優パロ炎白影関係図/俳優パロ○炎
・白と影に対して普通に仲のいい後輩に思っている(どの世界線でも)。いつも寄ってくる白に対して好意を持っている。別に恋人になりたいなどと言った好意ではない(別に好きな奴がいる)。
・影に対しては、白にいつもくっついているため知らず知らずのうちに把握。あまり喋ったりしてこないから好かれているのか嫌われているのかは謎だが、一応炎の言うことには反応してくれているため嫌われているのではないんだろうと思っている。炎自体は影のこと嫌っていない。
○白
・炎と影どちらも大好き。炎に関しては憧れも持ち合わせている。なんだかんだ言っていつも相手してくれる炎に対して好意がすごい。恋人関係?うーん…なれたらいいね。
・影は自分にとって大切な存在のひとつ。他にもいるから(ひとつに絞れない)。白に対して厳しいことが多いがその中にちゃんと愛情感じている。唯一無二の相方。
1096・白と影に対して普通に仲のいい後輩に思っている(どの世界線でも)。いつも寄ってくる白に対して好意を持っている。別に恋人になりたいなどと言った好意ではない(別に好きな奴がいる)。
・影に対しては、白にいつもくっついているため知らず知らずのうちに把握。あまり喋ったりしてこないから好かれているのか嫌われているのかは謎だが、一応炎の言うことには反応してくれているため嫌われているのではないんだろうと思っている。炎自体は影のこと嫌っていない。
○白
・炎と影どちらも大好き。炎に関しては憧れも持ち合わせている。なんだかんだ言っていつも相手してくれる炎に対して好意がすごい。恋人関係?うーん…なれたらいいね。
・影は自分にとって大切な存在のひとつ。他にもいるから(ひとつに絞れない)。白に対して厳しいことが多いがその中にちゃんと愛情感じている。唯一無二の相方。
hyakuyou_san
PROGRESS押忍!時空のビリグレ。学パロ。いじめ描写あり。プロローグです。未定 百万東大学教育学部付属高等学校。
百万市が誇る唯一の国立高校で、教育学部を志す者が集う学校。
これだけ聞くと、さぞや御大層で高尚な学校に見えるが、要するにハイスクールで、十代の思春期真っ只中な子どもたちが通う場所ということに変わりはない。
教師を志す、なんて言えば、意識が高く真面目で勤勉で性根のいい子どもたちばかりのイメージかもしれない。清く正しく人を思いやる心を持ち、支え合い助け合いながら過ごしているのだと。
そんなわけがないのだ。だって、自分を含めた生徒たちは、まだまだ未熟な子どもたちなのだから。
だから。
「……」
水浸しの床を見つめて、その水源らしき一番奥の個室に視線を移す。ぴちゃ、ぴちゃ、と、まだ小さな水音が聞こえてくるのを見るに、彼はまだそこにいるらしい。
3452百万市が誇る唯一の国立高校で、教育学部を志す者が集う学校。
これだけ聞くと、さぞや御大層で高尚な学校に見えるが、要するにハイスクールで、十代の思春期真っ只中な子どもたちが通う場所ということに変わりはない。
教師を志す、なんて言えば、意識が高く真面目で勤勉で性根のいい子どもたちばかりのイメージかもしれない。清く正しく人を思いやる心を持ち、支え合い助け合いながら過ごしているのだと。
そんなわけがないのだ。だって、自分を含めた生徒たちは、まだまだ未熟な子どもたちなのだから。
だから。
「……」
水浸しの床を見つめて、その水源らしき一番奥の個室に視線を移す。ぴちゃ、ぴちゃ、と、まだ小さな水音が聞こえてくるのを見るに、彼はまだそこにいるらしい。
mikawa_8_100
MEMOロボ創作「パラロイド」のプロローグ的な何かトゥイーディアが遺跡で見つかって伊吹と出会った時の別視点というかテレビの取材視点
本編から数年前なのか本編直前なのかまだ曖昧ですわ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!
uriのぽいぽい
DONE6️⃣月9️⃣日のはなし⚠️18歳未満閲覧禁止‼️
⚠️ss(プロローグ3ページ+本編4ページ)
⚠️イラスト2枚。
⚠️🔥🎴ちゃんが69してるお話。
⚠️何度も言うがワタクシ金色派。
⚠️結構がっつりなので、何でも許してくれる方🙇♀️
パスワード→18↑?(yes/no) 10
shakota_sangatu
PROGRESS蛸王×皇族軍人の話 プロローグ水平線に沈む恋プロローグ
人心が病んでいようとも、この国の海だけは美しい。
波の音だけが鼓膜を揺らす窓辺で、ベッドに横たわった母親は静かな口調でそう言った。すっかり食欲が落ちて弱った身体は、何日も前から起き上がることができず。もはや医者からは、幾ばくもないだろうと言い渡された女の、恨み言と呼ぶにはあまりにも愛おし気なその声に。
なにかしてやれることはないかと、彼女の小さな一人息子は両手を握り締めてじっと母を見上げる。泣くことを堪えたその横顔は、皮肉にも死の淵に居る女を見舞おうともしない男と同じ色彩で。
彼女はただひとりの血縁をじっと見つめると、唇をゆうるりと吊り上げて哀し気に笑った。
「波の音が聞こえる、貝殻を拾ってきて」
2657人心が病んでいようとも、この国の海だけは美しい。
波の音だけが鼓膜を揺らす窓辺で、ベッドに横たわった母親は静かな口調でそう言った。すっかり食欲が落ちて弱った身体は、何日も前から起き上がることができず。もはや医者からは、幾ばくもないだろうと言い渡された女の、恨み言と呼ぶにはあまりにも愛おし気なその声に。
なにかしてやれることはないかと、彼女の小さな一人息子は両手を握り締めてじっと母を見上げる。泣くことを堪えたその横顔は、皮肉にも死の淵に居る女を見舞おうともしない男と同じ色彩で。
彼女はただひとりの血縁をじっと見つめると、唇をゆうるりと吊り上げて哀し気に笑った。
「波の音が聞こえる、貝殻を拾ってきて」