一発
556ma__x
DOODLEひかる→マリィ→氷室教頭の世界線。百合要素あり。ずっと温めてたネタではあるんですが、導入だけ思い付いたので一発書きしました。方向性は全然決まってません。GS1で氷室先生への理解が深まったら続き書きたいな! 3
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第百五回 お題:「困難」「しもやけ」
ある理由からショーのことで喧嘩してしまった2人が、仲直りするまでのお話。
司視点
曲げたくない、大切なこと。はあ、と手に息を吹きかける。
手を摩っても、一向に温まる気配もない。
足が、寒さで小さく震える。
それでも、オレはここから移動する訳にはいかなかった。
この"約束"だけは、守りたいから。
-----------------------------------
それは、ある日の、公演の合間に起こった出来事だった。
配線が絡んでいたのか、経年劣化なのか。
ショーに使っていた機材の1つがショートし、うんともすんとも言わなくなってしまった。
類が見てくれたが、素人のオレが見ても、修理には時間がかかる上、困難を極めることが容易に理解できてしまって。
明日、最終公演を迎えるこの公にでは、間に合わないことが、確定してしまっていた。
4936手を摩っても、一向に温まる気配もない。
足が、寒さで小さく震える。
それでも、オレはここから移動する訳にはいかなかった。
この"約束"だけは、守りたいから。
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それは、ある日の、公演の合間に起こった出来事だった。
配線が絡んでいたのか、経年劣化なのか。
ショーに使っていた機材の1つがショートし、うんともすんとも言わなくなってしまった。
類が見てくれたが、素人のオレが見ても、修理には時間がかかる上、困難を極めることが容易に理解できてしまって。
明日、最終公演を迎えるこの公にでは、間に合わないことが、確定してしまっていた。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第百四回 お題:「親フラ」「字」
司に対する思いを抱えきれなくなった類が、その思いの欠片を零すお話。
類視点⇒?視点
臆病者の大誤算『…………で、次のシーン。「寧々が台詞を言いながらはける」だな』
「……うん。こんなものかな。ごめんね司くん、迷惑をかけてしまって」
『迷惑かけた、というのであれば、もう少し綺麗に字を書くように心がけた方がいいんじゃないか?』
「うーん、痛いとこを突くねえ」
司くんの言葉に、思わず苦笑してしまう。
今は10時半。
普段であれば、こんな風に電話したりすることはないのだけれど、今回は事情があった。
僕は台本に、演出関係のメモをひたすら書いている。それこそ、台本が真っ黒になってしまうほどに。
あまりに酷い時は新しい台本を用意して、そこに現在確定している演出を書いているのだが。
たまに急いで書いてしまい、自分でも読めない時が発生してしまうのだ。
2521「……うん。こんなものかな。ごめんね司くん、迷惑をかけてしまって」
『迷惑かけた、というのであれば、もう少し綺麗に字を書くように心がけた方がいいんじゃないか?』
「うーん、痛いとこを突くねえ」
司くんの言葉に、思わず苦笑してしまう。
今は10時半。
普段であれば、こんな風に電話したりすることはないのだけれど、今回は事情があった。
僕は台本に、演出関係のメモをひたすら書いている。それこそ、台本が真っ黒になってしまうほどに。
あまりに酷い時は新しい台本を用意して、そこに現在確定している演出を書いているのだが。
たまに急いで書いてしまい、自分でも読めない時が発生してしまうのだ。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第百三回 お題:「縁結び」「さよなら」
司が、嘗て恋人だった類のために、縁結びを祈願しにいくお話。
司視点
※未来設定、且つ別れた表現があるためワンクッション※ 4895
kiryunatsuki
DONEritk版深夜の60分一発勝負演目:「さよなら」+1.5h
偶然🌟が告白される現場に遭遇した🎈が開き直る話。
両片思いの🎈🌟です。
こちらでは初参加になります。
新運営さま引継ぎありがとうございます&これからよろしくお願いします!
さよなら、なんて絶対無理!「すまない。好きな人がいるんだ。だから君の気持ちには答えられない」
それを聞いてしまったのは本当に偶然で。
「る、類!? 今の聞いてたのか!?」
何か口走った気もするが、そこから先の記憶は無い。
***
「類! るーいー! 聞いているのか!」
司の大声にはっとして返事をする。
「ああ、すまない。ちょっと考え事をしてて。何かな」
時刻は昼休み。類と司は屋上に並んで座って昼食をとっていた。偶然司が告白される現場に遭遇してから数日後のことである。
「いや、大したことではないのだが……」
司が何とも言えない表情をする。無理も無い、こんなやりとりをここ数日で何度か繰り返しているのだから。ショーの練習だけはなんとかいつも通りこなしているが、それ以外の時はこの有様だった。
2742それを聞いてしまったのは本当に偶然で。
「る、類!? 今の聞いてたのか!?」
何か口走った気もするが、そこから先の記憶は無い。
***
「類! るーいー! 聞いているのか!」
司の大声にはっとして返事をする。
「ああ、すまない。ちょっと考え事をしてて。何かな」
時刻は昼休み。類と司は屋上に並んで座って昼食をとっていた。偶然司が告白される現場に遭遇してから数日後のことである。
「いや、大したことではないのだが……」
司が何とも言えない表情をする。無理も無い、こんなやりとりをここ数日で何度か繰り返しているのだから。ショーの練習だけはなんとかいつも通りこなしているが、それ以外の時はこの有様だった。
のあ@りんご+36🍎
Reuse Halloween #ハロウィン聖闘士2022#ハロウィン聖闘士
初心者が初めてハロウィン用🎃にアイシングクッキー🍪を作った時のものです…もう7年も前のものなのですが、下描きなしの資料無しで一発描きしたのでめっちゃ緊張しました😅出来はご愛嬌という事で😋ささやかな賑やかし失礼いたします🙇♀️皆様素敵なハロウィンをお過ごしくださいませ🌸 3
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第百二回 お題:「Trick or Treat」「間接キス」
恋に翻弄される司が、類に一矢報いるお話。
司視点
オレだって、たまには。「ふむ……。それなら、ここは下手にいるしかないか……」
「うん、次の動きが間に合わないからね。あまり目立たないというのが問題だから、ちょっと迷ってはいるんだけれど」
「なるほど……。ああ、それならば、寧々の台詞のところで、此方に移動してもらうのはどうだ?」
「へえ、それはいいね。これならカバーができる。後は……」
何時も通りの練習風景。
休憩時間だから、えむと寧々は飲み物を買いに行っているが、オレ達は休憩はそこそこに、立ち位置の相談をしていた。
公演までの期間はまだあるが、できるだけ詰めて詰めて、よりよいショーを作る方がいいだろう。
というのが、オレと類の見解だ。
……まあ、大概えむと寧々に怒られて、休まざるを得なくなるのだが。
4109「うん、次の動きが間に合わないからね。あまり目立たないというのが問題だから、ちょっと迷ってはいるんだけれど」
「なるほど……。ああ、それならば、寧々の台詞のところで、此方に移動してもらうのはどうだ?」
「へえ、それはいいね。これならカバーができる。後は……」
何時も通りの練習風景。
休憩時間だから、えむと寧々は飲み物を買いに行っているが、オレ達は休憩はそこそこに、立ち位置の相談をしていた。
公演までの期間はまだあるが、できるだけ詰めて詰めて、よりよいショーを作る方がいいだろう。
というのが、オレと類の見解だ。
……まあ、大概えむと寧々に怒られて、休まざるを得なくなるのだが。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第百一回 お題:「絹製品」「ぬいぐるみ」
自身の親を見習って、未来を見据えたプレゼントを贈ろうとする司のお話。
司視点、途中から類視点
ずっと、傍に。「はい、ではこれで終了です。ありがとうございました」
「「「「「ありがとうございました!!!」」」」」
色んな人が、達成感や成長を感じている中。
オレはただ1人、やりきったように息を吐いて、グッと手を握った。
(やった……。やりきった……!やっと……!)
表情に出ないように気をつけながら、同じエキストラだった人達に挨拶をして、足早に更衣室に向かう。
(やっと、目標までいった……!)
強い達成感と同じくらい、強く残る疲労感から目を逸らしながら。
やりきった自分を、褒めたたえた。
----------------------------
そのきっかけは、なんてことない。
何時も通りの日常の中で、オレの目に入ったものがきっかけだった。
3949「「「「「ありがとうございました!!!」」」」」
色んな人が、達成感や成長を感じている中。
オレはただ1人、やりきったように息を吐いて、グッと手を握った。
(やった……。やりきった……!やっと……!)
表情に出ないように気をつけながら、同じエキストラだった人達に挨拶をして、足早に更衣室に向かう。
(やっと、目標までいった……!)
強い達成感と同じくらい、強く残る疲労感から目を逸らしながら。
やりきった自分を、褒めたたえた。
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そのきっかけは、なんてことない。
何時も通りの日常の中で、オレの目に入ったものがきっかけだった。
greentea
DOODLE一発書きのマヴェルス。ずっと寂しいブラッドリーと、傍にいるのに寂しくさせるマーヴの話。砂漠に雨は降っても 寝顔を幸せな気分で眺めていると、ふるりと可愛らしい睫毛が震えてじわりと瞼に涙が滲んでいくのが見えた。そして横向きに寝ているブラッドの鼻筋にじわりと小さな小さな湖を作った後に、耐え切れずに反対の瞳へと流れていく。
同じように涙を滲ませていた瞼にだどりついて、大きな粒となって目尻に流れてシーツへと砂漠に振る雨の様に吸い込まれていった。僕の指がそれを掬い取る前に。僕はブラッドの涙に驚いて、そしてその美しさに目を奪われてしまう。時がゆっくりと流れて永遠にも感じるその瞬間は空を飛んでいる時にも似て僕をはっとさせた。
「……ブラッドリー」
ささやく様に静かに泣いている一番大事にしている存在の名前を呼ぶ。まるで起きて欲しくないという様に空気に溶けた声はきちんと彼の耳に届いたようで、夢の縁にいたブラッドリーは瞼を震わせて星を散らすように涙を振るい落としながら目をゆっくりと開けた。
1584同じように涙を滲ませていた瞼にだどりついて、大きな粒となって目尻に流れてシーツへと砂漠に振る雨の様に吸い込まれていった。僕の指がそれを掬い取る前に。僕はブラッドの涙に驚いて、そしてその美しさに目を奪われてしまう。時がゆっくりと流れて永遠にも感じるその瞬間は空を飛んでいる時にも似て僕をはっとさせた。
「……ブラッドリー」
ささやく様に静かに泣いている一番大事にしている存在の名前を呼ぶ。まるで起きて欲しくないという様に空気に溶けた声はきちんと彼の耳に届いたようで、夢の縁にいたブラッドリーは瞼を震わせて星を散らすように涙を振るい落としながら目をゆっくりと開けた。
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第百回 お題:「そしてこれからも」「大好き」
これからの未来を見据えて、司が空回りするお話。
司視点
※※※ 年齢改変、及び事後表記が含まれます。ご注意ください。 ※※※ 5150
kiryunatsuki
DONEritk版深夜の60分一発勝負演目:「そしてこれからも」「大好き」+1h
付き合ってる🎈🌟と特別なランチの話。
🎀と🎹ちゃんが出ます。
運営ありがとうございました!
そして、これからも 昼休み、神山高校屋上。類がひとりドローンのメンテナンスをしていると、屋上の扉が開く音がした。最近は変人ワンツーの根城ということで避けられ、屋上に来る人間はめったにいないのだが。珍しいな、と思いながら顔を上げそちらに視線を向ける。
「あれ、類じゃん。やっほー」
扉の向こう側から現れたのは、旧友の瑞希だった。類はひらりと手を振り返す。
「瑞希。今日は昼から登校なのかい?」
「うん。午後の授業で出席日数がヤバいのがあってね。……あれ、司先輩は?」
キョロキョロと辺りを見回す瑞希にむずがゆくなる。そんなにいつも一緒にいるように思われているのだろうか。
「司くんなら委員会の用事でいないよ。せっかくだから一緒にランチでもどうだい?」
2248「あれ、類じゃん。やっほー」
扉の向こう側から現れたのは、旧友の瑞希だった。類はひらりと手を振り返す。
「瑞希。今日は昼から登校なのかい?」
「うん。午後の授業で出席日数がヤバいのがあってね。……あれ、司先輩は?」
キョロキョロと辺りを見回す瑞希にむずがゆくなる。そんなにいつも一緒にいるように思われているのだろうか。
「司くんなら委員会の用事でいないよ。せっかくだから一緒にランチでもどうだい?」
いもこ(猫好き)
MEMO観と声と食の会話劇🤍の髪を首に巻いて一発芸(?)をする💜
💜「マフラー」
🤍「これこれ眉美さん、何をしているんですか」
❤️「人毛って暖かいのか?」
💜「わたしごときのくだらない低俗な一発芸に反応してくれるのは不良くんだけだと信じていたわ」
❤️️「ちくちくしそうだな」
💜「実はわたしもそれを懸念していたの。ちくちくして不快になってああなんでわたしはこんな馬鹿なことをしてしまったんだろうって自分自身を一生呪ってしまうんじゃないかって」
🤍「人の髪をいたずらに使っておいてそのコメントですか?」
💜「でもね、不良くん。この人毛ツルツル……いえ、『✨トゥルトゥル✨』なのよ……。富裕層の人間から採れた髪だからかしら。気に入ったわ」
❤️「猟奇的な人体パーツコレクターみたいだな、お前」
842🤍「これこれ眉美さん、何をしているんですか」
❤️「人毛って暖かいのか?」
💜「わたしごときのくだらない低俗な一発芸に反応してくれるのは不良くんだけだと信じていたわ」
❤️️「ちくちくしそうだな」
💜「実はわたしもそれを懸念していたの。ちくちくして不快になってああなんでわたしはこんな馬鹿なことをしてしまったんだろうって自分自身を一生呪ってしまうんじゃないかって」
🤍「人の髪をいたずらに使っておいてそのコメントですか?」
💜「でもね、不良くん。この人毛ツルツル……いえ、『✨トゥルトゥル✨』なのよ……。富裕層の人間から採れた髪だからかしら。気に入ったわ」
❤️「猟奇的な人体パーツコレクターみたいだな、お前」
倉庫です
DOODLE「あの時の事全部覚えているから正直言って羞恥心でまたおかしくなりそう」「一発どついたろか?」
前回→https://poipiku.com/2688419/7363059.html 1347
ゆきこ
DOODLEランロイで、本気の恋愛には不慣れなランディと自分のことを重たいと思ってるロイドの話。ツイッターの本垢が凍結されて(警告もなしの一発BAN、しかも永久凍結の回避がどうたらという全く身に覚えのない理由でした)鍵垢もどうなるかわからないためくるっぷに登録して、お試しで上げた短い話です。鍵垢が生きてるうちはここも問題なく使えそうなのでその間は両方で上げていこうかと思ってます。 600
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第九十九回 お題:「お互い様」「指輪」
付き合い初めても恋人らしいことができない司が、一歩前に踏み出す話。
司視点
小さくて、大きな一歩。「じゃあ類、また15時になったらここに集合だぞ!絶対忘れないようにな!」
「うん、気をつけるよ。それじゃ、また後でね」
「ああ!」
手を振って、類に背を向けて歩き出す。
……さあ、類には秘密のミッション、開始だ!
ぐっ、と手に力を入れ、本来の目的のものを買うべく、歩みを早めた。
--------------------------------------
「2人って、いちゃいちゃとかしないわけ?」
ある日の練習の日。
飲み物を買いにいったえむと類を待つ間、2人で台本読みをしていたのだが。
ふと、思い出したように寧々から話しかけられた。
「いちゃ、いちゃ……?」
「2人からしっかりと報告は受けたし、それに対して疑ってるとかじゃないけど。
5188「うん、気をつけるよ。それじゃ、また後でね」
「ああ!」
手を振って、類に背を向けて歩き出す。
……さあ、類には秘密のミッション、開始だ!
ぐっ、と手に力を入れ、本来の目的のものを買うべく、歩みを早めた。
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「2人って、いちゃいちゃとかしないわけ?」
ある日の練習の日。
飲み物を買いにいったえむと類を待つ間、2人で台本読みをしていたのだが。
ふと、思い出したように寧々から話しかけられた。
「いちゃ、いちゃ……?」
「2人からしっかりと報告は受けたし、それに対して疑ってるとかじゃないけど。
どどめ
DONE(※パスワード:1008)ふざ天第二回開催おめでとうございます!!!
我が家に来たギャー椎ぬいちゃんがあまりに可愛かったのでSSを書かせてもらいました!(快諾してくださったこね太郎様ありがとうございました!)誤字脱字があればこっそりと教えてください。
ハピエンです!
ちなみにあむぬいゲットにはめちゃくちゃお金がかかったのに、その後一発であかぬいが取れたのは私の実話です。 7934
ナイトポーター/蝶世華代
TRAINING4月のうぐいすまる②アナログ一発勝負!と気負っちゃって、カッコいいポーズ考えて描かなきゃ!とか思って
いや、ホント、鶯太刀祭どころじゃない、なんっも描けない!となってしまい
しかし、無理して描くもんじゃないよね、と気持ち切り替えたら
ちょっとスマホでうぐ練再開してみよっかな、って
昼休みに描いて帰宅して手を加えました
楽しかった
ポーズはポーマニと、自分を写したり、いろいろ 3
3iiRo27
DONEritk版深夜の60分一発勝負第九十八回 お題:「糸」「輝き」
すれ違い、喧嘩しながらも付き合い続けた2人。そんな中で、司の身に降りかかったとある事件のお話。
司視点 途中類視点
「その蝶蝶結びが、解けることは。」の続きとなっております。
※※※イジメ表記があるため、ワンクッション設けました※※※ 7102
kiryunatsuki
DONEritk版深夜の60分一発勝負演目:「輝き」+0.5h
無自覚な🌟に相談される🤖の話。
終始🌟と🤖がしゃべってます。
よろしくお願いします~!
お医者様でも草津の湯でも人は恋をすると、相手のことが輝いて見えるらしい。
***
「なあ、寧々。最近の類なんだが、やけに輝いていないか」
放課後のショーの練習中、休憩時間に水を飲んでいると、隣に座っていた司に突然そんなことを言われた。思わず司の顔を見る。司の視線はえむと一緒に演出装置を試してはしゃいでいる類に向いていた。
「まあ、輝いているっていうか、生き生きはしてると思うけど」
昔の類を思い出しながら、とりあえず思ったことを答えてみた。ひとりでショーをやっていたころと比べると、最近の類はとても楽しそうだ。だが、その答えは司のお気に召さなかったらしい。
「いや、比喩ではなくてな。なんというかこう、キラキラしているというか」
この時点で寧々は嫌な予感がしていた。この先を聞いても良いことは無さそうだと。そもそもキラキラしてるって何。寧々が答えに詰まっていると、司は眉を下げて言った。
2300***
「なあ、寧々。最近の類なんだが、やけに輝いていないか」
放課後のショーの練習中、休憩時間に水を飲んでいると、隣に座っていた司に突然そんなことを言われた。思わず司の顔を見る。司の視線はえむと一緒に演出装置を試してはしゃいでいる類に向いていた。
「まあ、輝いているっていうか、生き生きはしてると思うけど」
昔の類を思い出しながら、とりあえず思ったことを答えてみた。ひとりでショーをやっていたころと比べると、最近の類はとても楽しそうだ。だが、その答えは司のお気に召さなかったらしい。
「いや、比喩ではなくてな。なんというかこう、キラキラしているというか」
この時点で寧々は嫌な予感がしていた。この先を聞いても良いことは無さそうだと。そもそもキラキラしてるって何。寧々が答えに詰まっていると、司は眉を下げて言った。