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    俳優

    ナンナル

    DOODLE俳優さんは、お弁当屋のバイトの子に避けられている。

    朝からぽちぽちしてた。どこをどの順で書けばいいのかなぁ、って迷走しながら書いてます。
    雰囲気で読み流して下さい|・ω・)
    メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!× 24(類side)

    『すみません、日曜日は先約があるので、お会いできません』

    その後に続く、『本当にすみません』の言葉に、気にしないで、と返す。これで三回目ともなると、さすがに避けられているのだと分かる。ぱたん、とスマホを机に置いて、ソファーに寝転んだ。月曜日の朝は、寧々が彼の家に行くので会えない。水曜日にお店へ漸く行けるようになったけれど、どこかぎこちない様子が続いていた。休みの日を見つけては、勉強を教えようかと提案してみているけれど、この回答だ。
    どうしたものか、と片腕で目を覆う。

    「少し強引に誘い過ぎただろうか…」

    まだまだ彼については分からないことが多い。
    真面目な性格をしているから、他人との同棲には抵抗があるのだろうか。嫌われてはいないと確信は持っているけれど、ここまで避けられてしまうとさすがの僕でも落ち込むかな。どうしたものか、と今後について考えるも、上手く思いつかない。
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    ナンナル

    DOODLEお弁当屋のバイトさんは、俳優さんのお部屋に招かれる。
    更新遅くてすみません_:( _ ́ω`):_
    思っている以上に加筆が全然進まず、こちらに手がかけられてない…。4月中旬まではこんな感じになると思います…。

    実は文化祭の後に受験の話が来る予定だったので、やっと予定の部分が来たよ、って感じです:(´◦ω◦`):
    メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!×22(司side)

    「今日はここまで。配ったプリントは宿題にするから次回までに終わらせること」
    「えー」

    先生の言葉に、不満気な生徒の声が教室に響いた。日直の掛け声で授業終わりの挨拶をする。その後はホームルームをして、おしまいだ。いつもと変わらない学校の流れは、あっという間に終わる。ホームルームさえ終わってしまえば、教室の中は所々から話し声がして賑やかだ。

    「司くん、帰ろー!」
    「あぁ、そうだな」
    「今日はせっかく習い事がないのに、司くん、お店お休みなの寂しいなぁ」

    荷物を鞄に詰め込んで、椅子を立ち上がる。えむと並んで教室を出ると、そのまま昇降口へ向かった。今日、えむは習い事が休みだ。その代わり、オレはバイトを休ませてもらった。というのも、三年生になって受験が近付いているからな。
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    ナンナル

    DOODLEお弁当屋のバイトの子は、俳優さんを想って落ち着けない。
    本編ではありません。バレンタインのバイトさんと俳優さんの話。
    3000字くらいの小話にする予定が、おかしなことになった( ˙꒫˙ )ほぼ一話となりました。意味がわからない。
    本文よりですが、本文には関係ないかもしれない。そんな話。
    メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!× 【番外編】友人に頼まれて始めたお弁当屋のバイト。
    そのお店に、毎週水曜日の夕方5時半頃、オレの“特別のお客さん”が来る。

    【お弁当屋のバイトの子は、俳優さんを想って落ち着けない】

    年が明けて、一ヶ月と少し。
    風はまだまだ冷たい。お鍋とかおでんとか、温かいものが恋しい季節。スーパーやお店で売り出されるのは、そんな温かいものが多い。けれど、ここ最近はもう一つ注目されているコーナーがある。

    (………チョコレート、か…)

    ファンシーなポップで売り出されているコーナーをちら、と見て、息をひとつ吐く。
    来週の火曜日は、バレンタインデーである。日本では女性が好きな人にチョコレートを渡す日として有名だ。妹の咲希も、幼馴染や友人達に配るのだと張り切っていた。えむも、お兄さん達にサプライズしたいと考えているようだ。オレの周りでそんな話を良く聞くからだろうか、ついついオレも気になってしまっている。
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    ナンナル

    DOODLE俳優さんは大胆にお弁当屋のバイトさんを口説く。

    前回書くつもりだったところまで。こんなに書くつもりなかったのに、ほぼ一話分になりました。
    このままだと、卒業まで片想い続かない気がする…:( •ᾥ•):

    ※新設のトイレを使用しております。壁も清掃員が綺麗に清掃しておりますので、衛生面に問題はございません。
    ※この二人は付き合ってません。
    メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!× 21(類side)

    「今日は、妹の付き添いで来たんですが、お会い出来て嬉しいです」
    「…ありがとう。僕も、会えて嬉しいよ」

    少し緊張した様子の天馬くんに、笑みを返す。
    “初めまして”と言われて驚いたけれど、きっと、妹さんに僕との仲を知られないためなのかな。前に妹さんが僕のファンだと話していたのを知っている。それに、彼は僕の事を周りには話していないらしい。だから、妹さんにも内緒にしてくれているのだろうね。手を差し出してくれた天馬くんと握手をするのは、なんだか不思議な気分だった。一方的なデートで手を繋ぐこともあるし、抱き締めたこともある。ふわふわの髪に触れたことだってあるのに、今更握手をする、なんて不思議な体験だ。けれど、それは天馬くんも同じらしい。そわそわとしている彼に、つい口元が緩んだ。
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    ナンナル

    DOODLEお弁当屋のバイトの子は、俳優さんと握手する。

    この先も書こうと思ったけど、2000字とかで収まる気しないので、分けます。
    全然☆くんが卒業してくれなくて、この話終わらない( 'ㅅ')

    ※この話は完全全年齢向けにするって決めてるので、基本的に本文内で大人な展開は一切何も起こりません。(後日談は分からない)
    メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!× 20(司side)

    どうやらオレは、人気俳優神代類の、“友人”に昇格したらしい。

    「今日もあいつ来れないから」
    「…は、はい……。これ、どうぞ」
    「ありがとう。ちゃんと類に渡しておくから」
    「よろしくお願いいたします」

    いつも通りの寧々さんがお弁当を受け取ってくれる。
    神代さんとは、あの番組が報道されてから一度も会っていない。どうやら、マスコミの人達が神代さんの周りに増えたとの事だ。なので、神代さんのマネージャーである寧々さんが月曜日の朝に取りに来てくれている。水曜日も最近は寧々さんが来ていた。

    (正直、神代さんと顔を合わせなくてすむから、気持ちを落ち着ける時間が出来て有難いがな…)

    ホ、と小さく息を吐くと、寧々さんが首を傾げた。それに慌てて愛想笑いを浮かべる。神代さんとはそれなりに面識があるが、オレはまだ寧々さんとはそこまで交流がない。なので、これはこれで緊張もしてしまう。
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    ナンナル

    DOODLE俳優さんは勝負に出る。
    最近全然書けなくて、今日は絶対上がらないって思ってたのに、九時からスイッチ入ってほぼゼロ状態からここまで行った_:( _ ́ω`):_
    時間も時間で眠いので読み返しはしてない。誤字脱字とか多いですが雰囲気で読んでいただけますと。

    先に言う。ここまでしても伝わらないのが☆くんだと思ってる。
    メインディッシュは俳優さん以外テイクアウト不可能です!× 19『今回の特別ゲストは、Vivid BAD SQUADの皆さんです!』

    盛大な拍手と、客席からの歓声が会場を包み込む。それをいつもの愛想笑いで拍手をしながら、類は見ていた。入ってきた四人組は、初めて見る顔と見た事のある顔が半分。司会者に、予め打ち合わせで伝えられていた席まで案内され、少し緊張気味の四人が座る。一番背の高い青柳冬弥が、類の視線に気付いて目を向けた。ぱち、と合った目に、にこりと笑みを一つ返して、類は顔を逸らす。

    『皆さん現役の高校生ですよね。その歳でCDの発売なんてすごいですね』

    司会者が話しかけると、一人ひとりが返していく。わたわたとしている少女を除いて、他の三人は淡々と答えていた。その様子を眺めながら、類は愛想笑いを続ける。台本通りの流れだ。この後は、彼らのCDの宣伝が入り、他のキャストを交えたトークが始まる。トーク内容は、大まかに決まっているが、質問に対しての返答は細かく決まっているわけではない。なので、リハーサルでは飛ばされていた部分だ。
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