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    うめはら

    DONEワッフルコーンさんの素敵な絵と呟きをもとに好き勝手書かせていただきましたマリルイです!ワッフルコーンさんにお捧げいたします。素敵なイラストと、書くご許可を頂きましてありがとうございました!

    ・元の素敵ツイートとは一部異なった内容になってしまっております。
    ・途中までなのでまた追加、修正等するかもしれません。
    ・ぜひ皆様、ワッフルコーンさんの素敵なイラストと呟きをご覧になってくださいませ!
    護衛と一般市民いつだって僕は、どうにも順調って言葉には程遠い。
    走れば転び、運べば落とし、挙句の果てには大失敗。
    「ぎゃー!」
    「うわ、すみません!」
    「どわぁ!?」
    「ひゃあ! ごめんね!」
    叫び声と僕の謝罪がセットのようにこだまする、そんなの日常茶飯事。
    ここぞというときに限って益々威力を発揮するソレは、僕の意志に関わらず年中無休でやってくる。
    出世とか脚光を浴びるとか、全て遠い世界の出来事。配管工として何とか働けてはいるものの、精々が町の片隅でひっそりと暮らすくらいの塩梅だ。
    僕ってやつはそういうのが当たり前で、人の倍頑張ってようやくやっと一人前。
    ──だからそう、こんなのは慣れっこなんだ。

    「ぎゃあ!」
    叫び声と共に、白と黄色のキノコ頭が宙に舞う。一緒に飛ぶ、ひっくり返った果物籠。
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    limegi_bst

    MAIKINGsbms村大集合!テストイベント展示


    裏垢で呟いていた、GAS〼▽▲前提カフェパロです。
    みんな揃った謎時間でみんなでカフェやってます。
    設定詰め込んだ小話みたいな感じで、CP要素は今のところ薄めです。

    思いつきで書いたので、ろくに読み返しも推敲もしてません。
    誤字脱字おかしな表現等々ありましたらそっと心の中で訂正してお読みください。
    とあるカフェダイニングにて スクイザーで念入りに絞り水気を切ったモップで、丁寧に床を拭く。ゴミの落ちているところはないか、汚れているところはないか、テーブルの影、椅子の下、隅から隅まで、一つ一つ、丹念に。
     まだロールカーテンを開けていない、通りに面した大きな窓や『Close』の札がかけられている入口のガラス扉からは、温かな陽の光が僅かに差し込んでいる。時折間近を通る人のシルエットは誰しもが急ぎ足だが、朝の通勤時間帯ほどではない。
    そろそろ、開店の時間が近づいている。
     最後の仕上げにとあちらこちらへ目を配りながら手を動かすが、昨日の閉店後の確認担当も自分であったため、大きな乱れや問題は見当たらない。しかし清潔にしておくに越したことはなく、この業界において、その点の第一印象は非常に重要だ。
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