序
hanegu
PROGRESSワートリの村来。村→←(無自覚)来で、お酒で酔っ払って(村上先輩20歳設定)チューしちゃったけど鋼さんだけ覚えてなくて、そこからお互いに好きな人がいるいないの話になって「練習」と称してチューし合うようになってさあ大変みたいな話の予定。まだ序盤なんだぜ。ここから増やしていく予定。
12/3加筆
お酒に失敗した話「好きです」
そう、蕩けそうなほどの微笑みで、鋼がぼくに告げた。
でも、
(それは、別な誰かに向けて言っているんだろう?)
◆
「村上先輩、好きな人がいるらしいよ」
本部のラウンジにて、雑談をするC級隊員からそんな声が聞こえてきて、たまたま近くに座っていたぼくは思わず聞き耳を立ててしまった。
話している子も鋼本人に聞いたのではなく、人伝いにそれを聞いたらしかった。
(ぼく、知らない……)
鈴鳴でそういう話自体をしないこともあるが、鋼とはそれなりに仲良くなっていると自負してたがゆえに、軽くショックだった。
いや、鋼に好きな人がいることは喜ばしいことだ。ただ、自分にそういうことを内緒にされてたのがショックというか、いや、なんでもかんでも話す訳でもないから内緒のひとつやふたつあってもおかしくないのだけれど、やはり、どこかで鋼はぼくに対しては内緒なんてしない子だと思ってたから。
15125そう、蕩けそうなほどの微笑みで、鋼がぼくに告げた。
でも、
(それは、別な誰かに向けて言っているんだろう?)
◆
「村上先輩、好きな人がいるらしいよ」
本部のラウンジにて、雑談をするC級隊員からそんな声が聞こえてきて、たまたま近くに座っていたぼくは思わず聞き耳を立ててしまった。
話している子も鋼本人に聞いたのではなく、人伝いにそれを聞いたらしかった。
(ぼく、知らない……)
鈴鳴でそういう話自体をしないこともあるが、鋼とはそれなりに仲良くなっていると自負してたがゆえに、軽くショックだった。
いや、鋼に好きな人がいることは喜ばしいことだ。ただ、自分にそういうことを内緒にされてたのがショックというか、いや、なんでもかんでも話す訳でもないから内緒のひとつやふたつあってもおかしくないのだけれど、やはり、どこかで鋼はぼくに対しては内緒なんてしない子だと思ってたから。
kikkawa
TRAINING望普れんしゅうらくがき。いい加減に服とか見ないで描けるくらい描き慣れたい…序盤?と服のカラーとかデザインとか違ってたような?もっと見直さないとな〜あと字が汚…
にしても相変わらずふたりとも細っこいしかわいい…やっぱりふたりともかわいいカプは良いですね…癒し…あとセンニンは普通の人よりは色んなことを越えられる気がしてよいですね(妄想がはかどるという意味において)
2022.11.21
Cxx_stella
DONE阅读顺序:左→右我构思了关于他们是如何选择成为职业赛车手&主技师的故事发展……以及
There are too many words,so I tried to translate it (P3). But again, because of the large number of words, it's only English... 3
StarofGoldtree
SPOILER※ネタバレも含んでます!※クソ序盤(入学する前まで)にぼやいた語録とそれぞれのパイセンルート1箇所ずつクリアした時点でのパイセン印象メモです(伏せ太は!?)俺主人公、優しくされると弱いね! 2
inutotori1
MAIKING『真木晶、17歳!』17歳の時に一度賢者に選ばれていた晶ちゃん♀が、25歳になってもう一度賢者に選ばれちゃう話。
好感度ドン底の状態から始まるシノ晶♀です。
※賢者の魔法使いが選ばれた順序を捏造しています
※今の魔法舎の世界線ではない
※何でも許せる方向け
真木晶、17歳!真木晶、17歳!
「シノ、好きですよ」
「シノってほんと、格好いいですね!」
真木晶、17歳。高二の夏だった。明日から夏休みだって浮かれてて、友達といつもより遅くまで話し込んじゃって。門限ギリギリに、自転車立ち漕ぎで息を切らして、家へと続く坂道を上っていく。強く、ペダルを踏み込んで。
「わあっ……」
ふいに視界が開けて、目の前に大きな月が現れた。
「今日って満月だったっけ……?」
ずっと外に居たのに、全然気が付かなかった。さっき別れたばかりの仲良しの子に写真を送ろうと、カバンから取り出したスマホを大きな月へと向ける。
「おっきな月……怖いくらい」
呟きながらシャッターを押すと、突然世界が真っ白になった。眩い光に飲み込まれている。
3507「シノ、好きですよ」
「シノってほんと、格好いいですね!」
真木晶、17歳。高二の夏だった。明日から夏休みだって浮かれてて、友達といつもより遅くまで話し込んじゃって。門限ギリギリに、自転車立ち漕ぎで息を切らして、家へと続く坂道を上っていく。強く、ペダルを踏み込んで。
「わあっ……」
ふいに視界が開けて、目の前に大きな月が現れた。
「今日って満月だったっけ……?」
ずっと外に居たのに、全然気が付かなかった。さっき別れたばかりの仲良しの子に写真を送ろうと、カバンから取り出したスマホを大きな月へと向ける。
「おっきな月……怖いくらい」
呟きながらシャッターを押すと、突然世界が真っ白になった。眩い光に飲み込まれている。
りんごおばけ
PROGRESSずっと書いてる、私の経典ファウスト戦〜の入院中のシーン(字数見てくださいよ…これ超序盤なんだよ…)特に面白くないよ。あの2ヶ月をラブラブと過ごせたらよかったのにね…でもいちゃついた末にまん太にあんなこと言ってたらさすがに笑っちゃうよ😂かわいそす…
書いてるとすげー重くなるから休んでは軌道修正して、えろえろしいので抜いてるの…えっ、息抜きだよ?何抜くの🤗?
腐った倉庫(かもすけ)
DOODLE闇強めだったり創作色強めだったり擬獣化だったりで表に投げづらい没画まとめ(7月〜11月現在まで)カテゴリーとしては
序盤→不穏絵、中間→擬獣化、終盤→ifや古代組などになってます
背後注意なものはありませんが一部CP色強めな絵あり 21
IdentityV_twst
SPUR MEとりあえず序章部分だけ投げさせてもらいます。続きかけたら濡れ場とともに支部にあげます。このあとぺ二パンが出てきます勃起不全🌟から始まるみの司、こは彰になるまで(仮) 星の輝く都会の深夜。
いつもこの時間にはもうベットの上で眠りについている私は、今日は目の前の人と一緒にベッドの上でお互いから目を逸らしながらを顔を真っ赤にしています。
お相手は私の恋人の、未来のスターであり、今日私と一緒にハジメテを迎える、司さんです。
司さんはやっと私と向き合うと、赤い頬に潤んだ目のまま口を開きます。
「は、はなさと……本当に、今日、ヤっても…いいのか?」
途切れ途切れに紡がれた言葉に私も司さんもより顔に熱を帯びます。
「ッ、はい…だいじょうぶ、です……!」
「っそ、そうか…、───それなら、もう、始めても……いいか?」
「……!っ、はいっ!」
私の返事を合図に、司さんは息を呑みながらゆっくりとシャワーを終えた体に纏っていたズボンを下ろして、私の服を脱がせて、下着だけの姿にした私に、その司さんのモノを見せて─────
7612いつもこの時間にはもうベットの上で眠りについている私は、今日は目の前の人と一緒にベッドの上でお互いから目を逸らしながらを顔を真っ赤にしています。
お相手は私の恋人の、未来のスターであり、今日私と一緒にハジメテを迎える、司さんです。
司さんはやっと私と向き合うと、赤い頬に潤んだ目のまま口を開きます。
「は、はなさと……本当に、今日、ヤっても…いいのか?」
途切れ途切れに紡がれた言葉に私も司さんもより顔に熱を帯びます。
「ッ、はい…だいじょうぶ、です……!」
「っそ、そうか…、───それなら、もう、始めても……いいか?」
「……!っ、はいっ!」
私の返事を合図に、司さんは息を呑みながらゆっくりとシャワーを終えた体に纏っていたズボンを下ろして、私の服を脱がせて、下着だけの姿にした私に、その司さんのモノを見せて─────
下町小劇場・芳流
PAST大昔に個人サイトに載せていた俺屍小説の序章。2002.10執筆………(古)。
鬼鏡 序あきらけき鏡にあへば過ぎにしも
今ゆく末のことも見えけり/繁樹
近頃、鳥辺野の地に鬼が出るという。
急に向けられた話題に、私は目の前の治部卿に間の抜けた声で言葉を返した。
「はあ・・・左様でございますか。」
「知らぬはずはなかろう。このところ、京(みやこ)はこの話でもちきりじゃ。」
もちろん、世事に疎い私とて、世間を騒がすこの話を知らないはずはない。しかし、根拠のない噂であればいずれ消えると思い、知らぬふりを通していたのだ。百年前ならいざ知らず、魍魎(ばけもの)退治はごめんである。だが、私の希望を裏切り、京人(みやこびと)の間でそれとなく立ち上っていたこの話は、ついには御所の上でまで聞き及ぶに至っていた。
5112今ゆく末のことも見えけり/繁樹
近頃、鳥辺野の地に鬼が出るという。
急に向けられた話題に、私は目の前の治部卿に間の抜けた声で言葉を返した。
「はあ・・・左様でございますか。」
「知らぬはずはなかろう。このところ、京(みやこ)はこの話でもちきりじゃ。」
もちろん、世事に疎い私とて、世間を騒がすこの話を知らないはずはない。しかし、根拠のない噂であればいずれ消えると思い、知らぬふりを通していたのだ。百年前ならいざ知らず、魍魎(ばけもの)退治はごめんである。だが、私の希望を裏切り、京人(みやこびと)の間でそれとなく立ち上っていたこの話は、ついには御所の上でまで聞き及ぶに至っていた。
じじぽて
DONE!!カッコいい轟焦凍はおりませんのでご注意ください!!轟家(主に冬美さんと夏雄くん)が末っ子の恋愛を応援するお話です。
完全にギャグです。色々な人がキャラ崩壊してます。
まだ完結しておらず、ケツ叩きの為に序盤のみアップ致します。
(なので緑谷くんは名前しか出てきません…)
完成後はpixivに投稿予定です。
タイトルからして寒気を感じた方は遠慮せずお戻りください。
女性が選ぶイケメンヒーローNo.1な弟の素顔がエグい天然だと言うことは世間様に絶対バレてはいけない件 クリスマス、お正月、そして昨日は成人式。
慌ただしい行事も一段落し、始終浮ついていた街の雰囲気は、漸く日常に戻ろうとしていた。
ヒーローとして年末からずっと大忙しだった焦凍は仕事終わり、電車を乗り継ぎある場所へと向かっていた。
『女性が選ぶイケメンヒーローNo.1な弟の素顔がエグい天然だと言うことは世間様に絶対バレてはいけない件』
閑静な住宅街。
人を寄せ付けない物々しい雰囲気の実家の様相とは打って変わり、モダンでどこか温かさを感じる、とある一軒家の前に焦凍は立っていた。
「お帰りなさーい!」
「ただいま、姉さん」
「焦凍が帰ってくるの、ずっと待ってたのよ〜。ケガ無くて良かった!」
「待たせて悪りぃ」
5506慌ただしい行事も一段落し、始終浮ついていた街の雰囲気は、漸く日常に戻ろうとしていた。
ヒーローとして年末からずっと大忙しだった焦凍は仕事終わり、電車を乗り継ぎある場所へと向かっていた。
『女性が選ぶイケメンヒーローNo.1な弟の素顔がエグい天然だと言うことは世間様に絶対バレてはいけない件』
閑静な住宅街。
人を寄せ付けない物々しい雰囲気の実家の様相とは打って変わり、モダンでどこか温かさを感じる、とある一軒家の前に焦凍は立っていた。
「お帰りなさーい!」
「ただいま、姉さん」
「焦凍が帰ってくるの、ずっと待ってたのよ〜。ケガ無くて良かった!」
「待たせて悪りぃ」
さくや
PROGRESSホムンクルス×研究者の🌟🎈作業進捗です。序盤のためほぼモブしか喋りません。
推敲もしてません。
電子回路、異常なし。関節の可動域、問題なし。身体の損傷チェック、問題なし。バッテリー準備オーケー。
空のチェックボックスに印を素早くつけた後、机の上に鉛筆を放った。
「いよいよ、か」
閑散としただだっ広く冷たい部屋に、ぽつりと声がこだまする。
緊張により震える指で頸にある電源ボタンを押せば、起動音がして、数秒あとには睫毛を震わせ、ゆっくりと瞼が開き琥珀色の瞳が現れ此方を捉えた。
その様子に息を呑みながら込み上げてくる涙を抑え、まるで赤ちゃんに声をかける母親のように優しさを込めて挨拶をする。
「おはよう、__くん。」
_________________________
2xx5年 5月17日 午後12時09分
午前中の勤務時間が終わり、ランチタイムになるとカフェテリアに人がなだれ込むのが此処の日常だ。今日も今日とて白衣を着た連中やスーツを着た人たちが腹を満たそうと昼食に群がっていた。
3261空のチェックボックスに印を素早くつけた後、机の上に鉛筆を放った。
「いよいよ、か」
閑散としただだっ広く冷たい部屋に、ぽつりと声がこだまする。
緊張により震える指で頸にある電源ボタンを押せば、起動音がして、数秒あとには睫毛を震わせ、ゆっくりと瞼が開き琥珀色の瞳が現れ此方を捉えた。
その様子に息を呑みながら込み上げてくる涙を抑え、まるで赤ちゃんに声をかける母親のように優しさを込めて挨拶をする。
「おはよう、__くん。」
_________________________
2xx5年 5月17日 午後12時09分
午前中の勤務時間が終わり、ランチタイムになるとカフェテリアに人がなだれ込むのが此処の日常だ。今日も今日とて白衣を着た連中やスーツを着た人たちが腹を満たそうと昼食に群がっていた。
pochi_pawpad
SPUR ME悪魔を拾った少年と、少年に拾われた悪魔の不幸で幸せな物語。の序盤。進捗。(もしポチタがチェンソーマンのままデンジと出会っていたら)
完走したので公開ストップしました
反応ありがとうございました
完成版https://poipiku.com/6588318/7913396.html 9279
鯉登陽
PROGRESS大学院生(受け)と教授(攻め)のおはなし序盤チラ見せ。完成したらピクシブに上げますヨロシクね
「教授~……ほんっとうに大丈夫なんでしょうねェ!?」
褐色の腕を擦りながら、間宮陣一郎は喚いた。その声には怒りと不安が入り交じっている。
都心から遠く離れた山にある小さな限界集落……の更に奥に陣一郎はやって来ていた。
といっても別に遊びに来ているという訳ではなく、研究の為にだ。
大学院で所属している民俗学研究室のフィールドワークの一環である。
研究室といっても自分と教授の二人しかいないし、研究費も僅かばかりの貧乏研究室だ。ここまでの旅費だってほぼ自腹である。しかも、自分の研究や論文執筆やアルバイトの合間に教授の身の回りの世話や、こうして趣味……もとい研究のお供もしなければならない。今回だってそうだ。
1302褐色の腕を擦りながら、間宮陣一郎は喚いた。その声には怒りと不安が入り交じっている。
都心から遠く離れた山にある小さな限界集落……の更に奥に陣一郎はやって来ていた。
といっても別に遊びに来ているという訳ではなく、研究の為にだ。
大学院で所属している民俗学研究室のフィールドワークの一環である。
研究室といっても自分と教授の二人しかいないし、研究費も僅かばかりの貧乏研究室だ。ここまでの旅費だってほぼ自腹である。しかも、自分の研究や論文執筆やアルバイトの合間に教授の身の回りの世話や、こうして趣味……もとい研究のお供もしなければならない。今回だってそうだ。
らいか⛩
DONE序盤のディベルで見たレイモンドとアベラルドのPAに激った結果書いてしまったのです…レイ→アベ
いつかレイアベになります
ディベルの街で休憩となり各々アイテムの確認や好きなことをしにパーティーを解散した。
アベラルドもレティシアのお供にとついて行こうとしたがレティシアから「街の中なので大丈夫です!」と断られ渋々単独行動を承諾せざるを得なく「分かりました」と伝えその場を離れる。
実際レティシアに断られたのはアベラルドにとって自分の時間を作れる為不服ではなかった。
アベラルドは目当ての店に向かい歩き出すがそれを止める者がいた。
「いたいた、アベラルドこれやるよ」
アベラルドを止めたのはレイモンドでアベラルドに差し出す手には何かの包みを持っている。
それを見て訝しげに包みを見たあとレイモンドを見て眉を寄せ口を開く
「なんだ、貴様か。何のようだ」
892アベラルドもレティシアのお供にとついて行こうとしたがレティシアから「街の中なので大丈夫です!」と断られ渋々単独行動を承諾せざるを得なく「分かりました」と伝えその場を離れる。
実際レティシアに断られたのはアベラルドにとって自分の時間を作れる為不服ではなかった。
アベラルドは目当ての店に向かい歩き出すがそれを止める者がいた。
「いたいた、アベラルドこれやるよ」
アベラルドを止めたのはレイモンドでアベラルドに差し出す手には何かの包みを持っている。
それを見て訝しげに包みを見たあとレイモンドを見て眉を寄せ口を開く
「なんだ、貴様か。何のようだ」
はこのみ
MAIKINGギョコズよ、ギョコズ。ファイナルフェス後にお付き合い始める時に秩序ある交際をする事!っていうコズミックに
ちゃんと付き合ってあげるギョコツ~。幼馴染って凄い。
ナイスダマばりのBIGLOVE。コズミックの部屋ですな。
書いてて死ぬほど恥ずかしくなったので途中までです。
【ギョコツ×コズミック】 目の前にいる男の手が伸びて来る。素手でコンクリートの地面を掴み取るような馬鹿力。子供の頃から力強い四肢は成長してさらに強くなっている。ギョコツの手がゆっくりと近付いてくることにコズミックの体は反射的に身構えていた。
きゅっと体に力が入ってコズミックアンテナに両目を覆われていなければ動揺を悟られていただろう。自分のギアの目が透けないところに助けられる。
ギョコツの真剣な目に捉えられて顔がすぐ側にある。距離の近さに体が熱くなっていた。胸を叩く心臓の音が煩くて息が苦しい。力いっぱい気を張っているとギョコツの手がとんと届いた。
恐ろしさに構えていたのに想像していたよりも優しく指先が体に触れた。そのギャップに胸がまた変になる。心臓が跳ね上がって自分の鼓動が煩い。ギョコツの手が柔らかく肌に落ち着いてすっと下される。最大限に力を抜いた手が服の上を滑っていく。ギョコツの手に感情が掻き回される。
2684きゅっと体に力が入ってコズミックアンテナに両目を覆われていなければ動揺を悟られていただろう。自分のギアの目が透けないところに助けられる。
ギョコツの真剣な目に捉えられて顔がすぐ側にある。距離の近さに体が熱くなっていた。胸を叩く心臓の音が煩くて息が苦しい。力いっぱい気を張っているとギョコツの手がとんと届いた。
恐ろしさに構えていたのに想像していたよりも優しく指先が体に触れた。そのギャップに胸がまた変になる。心臓が跳ね上がって自分の鼓動が煩い。ギョコツの手が柔らかく肌に落ち着いてすっと下される。最大限に力を抜いた手が服の上を滑っていく。ギョコツの手に感情が掻き回される。