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    創建一個帳戶來收藏作品。
    註冊登錄

    支援

    Satsuki

    復健◎リハビリレトユリ。支援s妄想。
    銀の指輪に愛を込めて「こっちか……いやうん、やっぱりこっちかな」
     ユーリスは煌々と蝋燭の火が照らす卓上で、小さな石を摘まみ上げると明かりにかざして見た。
    「台座は、こんな感じのシンプルな細工にしてもらいたい」
    「大きさはいかが致しましょう」
     そう、そこが肝心だ。職人の言葉に、ユーリスは細工の構想が書き付けられた紙と、あらかじめ用意しておいたガントレット取り出した。
    「これの左手の薬指に合わせてくれ」
     言って、もう一度、卓上で一番美しい翡翠を慎重に手のひらに乗せてみる。
    「うん、やっぱりこれだ。こいつで頼む」
     ユーリスの言葉に、職人は「すぐに取り掛かりましょう」と頷いた。

     戦争が終結して、ベレト率いる軍隊は無事、ガルグ=マク修道院へと凱旋した。集結していたベレトのかつての教え子たちも、ぽつりぽつりと自分の今後の身の振り方を決め、行動を始めようとしている。各々、平和になったこの国での新しい生活が始まるのだ。これからの人生を共にする相手を見つけ、平凡な幸福を手にする者もいれば、戦争によって大切なものを失い、新たな決意や目的を胸にこの地を離れようとしている者もいた。
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    ゆきこ

    訓練支援課とセシル姉で、支援課に来たセシル姉に1日振り回されるロイド君というお題をいただいて書いたもの。セシル姉は結構難しくて、あの天然ほわほわ具合とか上手く表現出来ませんでした(泣)。振り回され具合とか色々物足りないなあと思うけど、これ以上思いつかなかったので今回はここまでという事にさせてください!
    今回ロイド君の口調はあえて零に寄せてます。セシル姉の前だと弟君が強く出るんじゃないかなと思ったので。
    「ねえ、ロイド。次のお休みの日に、支援課にお邪魔しても構わないかしら?」

    ロイドにとって姉のような存在であるセシルがそんな事を言い出したのは、支援要請を受けてロイド達がウルスラ病院に顔を出した時の事だった。近頃はアルモリカ村の療養所にいる事の方が多いのだが、この日はたまたま病院にいたらしい。
    彼女の突飛な言動にある程度慣れているメンバーだが、予想もしていなかった言葉にさすがに驚き、どうしてか、と尋ねれば、意外と(というと失礼だが)まともな答えが返ってきた。

    「だって貴方たち、ずいぶん忙しいんでしょう?だから、みんなのお仕事の様子をちょっと確認したいと思って」
    「いや、大丈夫だから、セシル姉…」
    「過労で倒れてしまったら元も子もないわ、ロイド」
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    ゆきこ

    塗鴉支援課でハロウィンネタ。とはいえあの世界にハロウィンがあるのかは謎なので収穫祭を兼ねた仮装パーティーという事にしました。まあ最後にキーアがトリックorトリートって言ってますけど。彼女にこれを教えた人は一体どこから聞いたんでしょうね。
    ロイド君がくすぐったがりというのは捏造です。そうだと可愛いかなと。そしてゲスト出演の方々はこういう場が好きそうで現れそうな人という私の偏見と独断に基づいております。
    「仮装パーティーの手伝い、ですか?」

    マクダエル議長からの直々の要請という事で彼の執務室へと出向けば、その口からは意外な言葉が飛び出した。そのため、パチパチと瞬きをしながらロイドが聞き返せば、そうだ、と頷かれる。
    ここ数年は色々あり、そういった催し物どころではなかったのだが、再独立を果たし、クロスベル内に限れば、の話ではあるが情勢も幾分落ち着いているため、久々に賑やかな事をしたい。そこで思い付いたのが、収穫祭を兼ねた仮装パーティーという事らしい。
    そして特務支援課には、当日の場内での警備兼手伝いを頼みたいという事で、断る理由もないため二つ返事で引き受ける。
    となると次の話題は当然何の仮装をしようかという事だ。
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    ゆきこ

    訓練リンロイリンで、お題からは少しずれた気もするけどいっぱい食べる君が好き。可愛いお題なので可愛く、と思いながら書いたらどう足掻いてもバカップルにしか見えなくなった。なおこの世界にリスがいたかどうかは思い出せないので突っ込まないでください…。そして最後の部分は蛇足かなとも思ったけど、支援課の面子も少しだけでも出したかった。リンロイリンは彼らに生温い目で見守られています!
    いっぱい食べる君が好きロイドが大きな口でたくさんご飯を食べる様子が可愛くてたくさん餌付けしてしまうリィン。いっぱい食べる君が好き。



    ロイド視点
    「ロイドってさ、一口が結構大きいし、凄く美味しそうに食べるよな」

    リィンにそんな事を言われたのはしばらく前。二人で何度目かのデートをしていた時の事だった。
    屋台で買ったフランクフルトを頬張っている時に言われたその言葉に首を傾げると、ほっぺにケチャップ付いてるぞ、と伸びてきた指で拭われて、話を続けられる。

    「何ていうかさ、美味しい物を食べてる時の顔が本当に幸せそうなんだよな。それに、そうやって口の中を一杯にしてると、リスみたいで凄く可愛い」

    リス?頬っぺたパンパンにふくらませてって事か?
    思いもよらない言葉に目を白黒させていると、ただの感想だから気にしないでくれと言われたけど、気になるに決まっている。
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    しののま

    激勵我夏に間に合わなかったシルレス。
    支援S後のシルヴァンくんは、先生に敬語抜いてしゃべるときってあるのかな。
    なんしか文字を追いかけたいとき向け。
    壁ドン(柱ドン?)が書きたくて書いた アリルほどではないが、その年のガルグ=マクはあまりにも太陽の恩恵を受けすぎていた。シルヴァンは、額を手で拭って、恨めしい思いで空を見上げた。陽はまだ中天にあり、強い光を地上に降り注いでいる。
    「さぼるようなひとじゃねえんだけどな」
    頼まれていた書類を持って執務室に行ったが、渡す相手の姿はなく、「大司教をどこにやったんだ……」と後ろに白きけものを背負ってセテスが言うものだから、ベレスを探し始めたのが十五分も前。シルヴァンは訓練場を出て、最近再開したばかりの士官学校の教室の方に歩を進めた。彼女はもう、教壇に立つことはないけれど気にはかけているようで、ときどきふらりと教室を覗いている。いつも魚釣りをしているため池、よく犬や猫と戯れている階段、ドゥドゥーからもらったダスカーの花を育てている温室、何も言わないでいてもいつも大盛にしてくれる食堂、……ガルグ=マクで彼女がよくいる場所をは大体まわりつくした。ひょいと、彼女がしているように扉から教室を覗いてみる。中では、生徒たちが活発に議論を行っているようだったが、ベレスの姿はなかった。
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