晋
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DONE例え先生が相手だとしても/高雅+松蔭(Fate)松蔭先生がやってきて嫉妬する高杉さんの高雅です。高杉さんにとっての執着する相手というのはストッパーになりそうだなと思って…
例え先生が相手だとしても 吉田松陰が召喚に応じ、カルデアにやってきた。それは同じ時代を生きたものたちにとっては喜びを表すもので特に松陰を人生の師と仰いだ高杉晋作はとてつもなく喜んだ。
「松陰先生!僕は先生の教えにならい、すばらしい妻を迎えました!彼女がその妻です」
そう紹介され雅子は深々とお辞儀をした。
「晋作の妻にしては出来すぎた娘ですね」
「でしょうでしょう!」
自分のことのように喜び、高杉は自慢げに胸を張った。
「ありがとうございます。松陰様のことは夫からよく話を聞いていました」
「ほう?」
「べ、別に変なことは言ってないですよ!?」
「ええ、変なことはなにも。晋作様が義父様の反対を押し切り、嘘を吐いてまで通う価値のあった塾だったことや、今の自分があるのは松陰様のおかげであること、あなたが妻をとれと言うから私はくじを引き彼を引き当てたのだと思うと…私個人としても感謝しかありません」
1458「松陰先生!僕は先生の教えにならい、すばらしい妻を迎えました!彼女がその妻です」
そう紹介され雅子は深々とお辞儀をした。
「晋作の妻にしては出来すぎた娘ですね」
「でしょうでしょう!」
自分のことのように喜び、高杉は自慢げに胸を張った。
「ありがとうございます。松陰様のことは夫からよく話を聞いていました」
「ほう?」
「べ、別に変なことは言ってないですよ!?」
「ええ、変なことはなにも。晋作様が義父様の反対を押し切り、嘘を吐いてまで通う価値のあった塾だったことや、今の自分があるのは松陰様のおかげであること、あなたが妻をとれと言うから私はくじを引き彼を引き当てたのだと思うと…私個人としても感謝しかありません」
暖(はる)
DOODLE長晋ワンライ初挑戦。過去のお題お借りしました。
特殊性癖:高杉さんの霊基異常生理ネタおよびそれに伴う血の描写があります。
NOT女体化
高杉さんが生前に奥さん、付き合っていた人いたと地の文で語っている。
医療サーヴァント、ダ・ヴィンチさんが登場してます(動いているのは後者)
長→←晋ですが、キス描写有ります
第59回 血 部屋の空気を循環させるモーターの音が、普段は気にもしないのに今日は煩い。
唸りながら躰を丸めるが異常となった躰は少しも良くはならない。
早く良くなりますようにと、マシュから渡された猫型湯たんぽを、ないはずなのにある胎へ当てればじんわりとした温もりに少しだけ呼吸が楽になる。
カルディアに召喚されて数ヶ月、例えば語尾に、だっちゃ☆と鬼娘よろしく可愛く振る舞うハメになった岡田や、斎藤と沖田の性別が入れ替わるなどトンチキ霊基異常を一通り拝見し、笑い転げていた高杉だったがまさか自分にも降りかかるとは思わなかった。
それに気づいた瞬間高杉は悲鳴を上げた。生前、上海で見た、清朝風仕立ての紫檀寝台が洒落ていたという理由で、「和室も出来るよ、」という藤丸に断りベッドにして貰った。
3762唸りながら躰を丸めるが異常となった躰は少しも良くはならない。
早く良くなりますようにと、マシュから渡された猫型湯たんぽを、ないはずなのにある胎へ当てればじんわりとした温もりに少しだけ呼吸が楽になる。
カルディアに召喚されて数ヶ月、例えば語尾に、だっちゃ☆と鬼娘よろしく可愛く振る舞うハメになった岡田や、斎藤と沖田の性別が入れ替わるなどトンチキ霊基異常を一通り拝見し、笑い転げていた高杉だったがまさか自分にも降りかかるとは思わなかった。
それに気づいた瞬間高杉は悲鳴を上げた。生前、上海で見た、清朝風仕立ての紫檀寝台が洒落ていたという理由で、「和室も出来るよ、」という藤丸に断りベッドにして貰った。
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DONE【現パロ】梅と菊/高雅(Fate)現パロ高雅の朝チュンのお話。菊を好きになってくれたら雅さんめっちゃ嬉しいと思うんだよな~~いかがわしさはゼロです
【現パロ】梅と菊 「今生は雅の出産に立ち会いたいなあ」
朝寝をした後、晋作はぽつりと独り言のように口にする。隣で寝ていた雅子はその言葉を聞きくるりと晋作の方を向いた。
「出産ですか?」
「ああ、前世は僕はそばについて励ましてやることも出来なかったからな」
「その変わり義母様たちが傍についていてくれましたよ」
「でもさあ…結構僕としては後悔の一つなんだよなあ」
「…晋様も後悔なんてするんですね」
「するとも!というか後悔ばっかりだよ」
そう言ってからからと笑って晋作は雅子の肩を抱いた。素肌が触れ、雅子は熱いくらいだった。
「後悔しないようにはしていたけど後悔はしたさ。それこそもっと長生きしたかった…とかね」
ウインクして言うが笑って言うようなことではなく思わず雅は頬をつねった。
933朝寝をした後、晋作はぽつりと独り言のように口にする。隣で寝ていた雅子はその言葉を聞きくるりと晋作の方を向いた。
「出産ですか?」
「ああ、前世は僕はそばについて励ましてやることも出来なかったからな」
「その変わり義母様たちが傍についていてくれましたよ」
「でもさあ…結構僕としては後悔の一つなんだよなあ」
「…晋様も後悔なんてするんですね」
「するとも!というか後悔ばっかりだよ」
そう言ってからからと笑って晋作は雅子の肩を抱いた。素肌が触れ、雅子は熱いくらいだった。
「後悔しないようにはしていたけど後悔はしたさ。それこそもっと長生きしたかった…とかね」
ウインクして言うが笑って言うようなことではなく思わず雅は頬をつねった。
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DONE菊を纏う君/高雅(Fate)三千世界~を読んで新たに加わった解釈を元に書いた高雅。簡単に自分のものになって
くれない雅さんとそれでいいとどこか思ってる高杉さんの話です
菊を纏う君「菊、かぁ…」
今日の雅は菊を纏っていた。僕の好きな花といえば梅だ。梅坊には梅をつけたしおうのの尼僧としての名前にも梅をあげた。それなのに雅は、僕の妻は【菊】だった。聞くところによれば僕の父がつけたものらしくそれを当の本人は大層雅は気に入っている。以前、マスターくんに好きな花を聞かれた時僕は梅、と即答。しかし雅はそんな僕の横で「菊が好きです」と凛として答えた。僕が梅のことが好きだと知っているはずなのに。
「家で育てたことがありまして、それに義父様が私に菊という名を下さって…それから一等大好きに」
ふふ、と笑って僕の父の話をする雅。君の夫は僕だろう!?と思わなくはないがそんなふうに騒ぎ立てるのがどうも子供っぽい気がして僕は口を閉ざすのだった。
1035今日の雅は菊を纏っていた。僕の好きな花といえば梅だ。梅坊には梅をつけたしおうのの尼僧としての名前にも梅をあげた。それなのに雅は、僕の妻は【菊】だった。聞くところによれば僕の父がつけたものらしくそれを当の本人は大層雅は気に入っている。以前、マスターくんに好きな花を聞かれた時僕は梅、と即答。しかし雅はそんな僕の横で「菊が好きです」と凛として答えた。僕が梅のことが好きだと知っているはずなのに。
「家で育てたことがありまして、それに義父様が私に菊という名を下さって…それから一等大好きに」
ふふ、と笑って僕の父の話をする雅。君の夫は僕だろう!?と思わなくはないがそんなふうに騒ぎ立てるのがどうも子供っぽい気がして僕は口を閉ざすのだった。
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DONE晋松。戊辰聖杯戦争を滅茶苦茶にしたから、松陰先生召喚されないかなってワクワクしてたら、カルデアの方に召喚されたと言う話。なお、先生にはフラれる。流血開城をした時、もしかしたらと思う事があった。
ぐちゃぐちゃになった聖杯戦争を正しく戻すために、裁定者として僕が望んだ人が召喚されないかと。
「結構掻き回したつもりなんだけど、聖杯の基準ってわからない物だな」
マスター殺し、部外者の殺害、他にも暗殺をしてみたが、裁定者が来ることはなかった。
「他に聖杯戦争を滅茶苦茶にする手立てもないし、神が支配する場を作るのもまた楽しいか」
喚ばれないのであれば、これからを楽しむしかない。
この地を選んだのも、あの人なら裁定者として喚ばれそうだと思ったからだ。
だが聖杯が喚ばない限り、裁定者が表れる事はない 。
仕方が無いと自分に言い聞かせて、僕の計画を進めるしかなかった。
武市は不本意ではあったのか、田中君がもう一度手元に帰って来たのは喜んでいる様ではあった。
1388ぐちゃぐちゃになった聖杯戦争を正しく戻すために、裁定者として僕が望んだ人が召喚されないかと。
「結構掻き回したつもりなんだけど、聖杯の基準ってわからない物だな」
マスター殺し、部外者の殺害、他にも暗殺をしてみたが、裁定者が来ることはなかった。
「他に聖杯戦争を滅茶苦茶にする手立てもないし、神が支配する場を作るのもまた楽しいか」
喚ばれないのであれば、これからを楽しむしかない。
この地を選んだのも、あの人なら裁定者として喚ばれそうだと思ったからだ。
だが聖杯が喚ばない限り、裁定者が表れる事はない 。
仕方が無いと自分に言い聞かせて、僕の計画を進めるしかなかった。
武市は不本意ではあったのか、田中君がもう一度手元に帰って来たのは喜んでいる様ではあった。
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DONE長晋ワンライ社長のことばかりセンチメンタルにさせてる気がしたから今回は森くんに弱ってもらった。
第62回「傷」「今日はありがとう。またよろしくね」
「おお、気にくわねぇやつがいたらいつでも言えや。オレがぶっ殺してやるからよ!」
殺すのはやめてね、なんてどうにも甘い言葉を告げた現在の主を見送る。ブリーフィングルームに向かった二つの背中は主従関係があるようにはとても見えない。マスターとサーヴァントであり、先輩と後輩でもあるらしい。先輩と後輩というのはよくわからないが、明確な主従を示した方が何事も便利だというのに今の主はそれをしたがらなかった。他のサーヴァントに対してもあくまでも対等な関係を築こうと努力している姿をよく見受けられる。実際信長が仕えていると聞くと違和感があるものだし、今まで上に立ってきたもの達が多いここでは主従に拘らない姿勢は正しく受け入れられているようだ。
1540「おお、気にくわねぇやつがいたらいつでも言えや。オレがぶっ殺してやるからよ!」
殺すのはやめてね、なんてどうにも甘い言葉を告げた現在の主を見送る。ブリーフィングルームに向かった二つの背中は主従関係があるようにはとても見えない。マスターとサーヴァントであり、先輩と後輩でもあるらしい。先輩と後輩というのはよくわからないが、明確な主従を示した方が何事も便利だというのに今の主はそれをしたがらなかった。他のサーヴァントに対してもあくまでも対等な関係を築こうと努力している姿をよく見受けられる。実際信長が仕えていると聞くと違和感があるものだし、今まで上に立ってきたもの達が多いここでは主従に拘らない姿勢は正しく受け入れられているようだ。
10co
DOODLE個人的松晋イメソン個人的松晋イメソン。
単体のようなのだったりイベント後だったり解釈に幅がある仕様。
「stone cold」FictionJunction
「ことのほかやわらかい」FictionJunction
「荒野流転」FictionJunctionYUUKA
「survivor」BLUE ENCOUNT
「僕たちの行方」高橋瞳
「風が吹く街」ラックライフ
「融雪」THESIXTHLIE
「モザイクカケラ」SunSet Swish
「空色デイズ」中川翔子
・Kalafinaが大好き
「夢の大地」
「アレルヤ」
「blaze」
「星の謡」
「ARIA」
「満天」
「百火撩乱」
288単体のようなのだったりイベント後だったり解釈に幅がある仕様。
「stone cold」FictionJunction
「ことのほかやわらかい」FictionJunction
「荒野流転」FictionJunctionYUUKA
「survivor」BLUE ENCOUNT
「僕たちの行方」高橋瞳
「風が吹く街」ラックライフ
「融雪」THESIXTHLIE
「モザイクカケラ」SunSet Swish
「空色デイズ」中川翔子
・Kalafinaが大好き
「夢の大地」
「アレルヤ」
「blaze」
「星の謡」
「ARIA」
「満天」
「百火撩乱」
takihi
MOURNING松と晋とゲロとマスターの話※松先生召喚if
※嘔吐注意
吉田松陰がカルデアに召喚された。
待ちに待ったその吉報に、カルデアの高杉晋作は歓喜の声を上げ三味線を掻き鳴らし、歓迎パーティーのため厨房に自ら赴きメニューを考え、食堂に手作りの飾り付けまでこしらえた。
あのSAITAMAの地で言葉を交わした彼とは別の霊基だったとしても、師と再び同じ時を過ごせることを何よりも望んでいた弟子だったのだ。
ゆえに、祝いの席で傾ける杯のペースがいつもより早くなってしまったのも、また必定。
「せんせぇ~、僕はねぇ、わかっているんですよぉ」
主賓席に静かに座っていた松陰にくだをまいて絡んでいるサーヴァントがいると思ったら案の定それは高杉だった。
「うわっ、社長どうしたんですか、大丈夫ですか?!」
2018待ちに待ったその吉報に、カルデアの高杉晋作は歓喜の声を上げ三味線を掻き鳴らし、歓迎パーティーのため厨房に自ら赴きメニューを考え、食堂に手作りの飾り付けまでこしらえた。
あのSAITAMAの地で言葉を交わした彼とは別の霊基だったとしても、師と再び同じ時を過ごせることを何よりも望んでいた弟子だったのだ。
ゆえに、祝いの席で傾ける杯のペースがいつもより早くなってしまったのも、また必定。
「せんせぇ~、僕はねぇ、わかっているんですよぉ」
主賓席に静かに座っていた松陰にくだをまいて絡んでいるサーヴァントがいると思ったら案の定それは高杉だった。
「うわっ、社長どうしたんですか、大丈夫ですか?!」
ochitanbo
DOODLE長晋 データ確認してたら山ほど途中で描くことに飽きてるor諦めてる長晋あって笑ってるんだけど続きが読めなくて絶望しているシリーズ(3種つめこみ)たぶんこんな話だったメモ☞1枚目:現代のお付き合いに挑戦する長晋/2枚目:命日の話だとおもう「お前の死因が何であれ、オレ以外に殺されるのは気に入らいない」/3-4枚目:サイタマ消滅後すぐデアに来ちゃったAIとシャチョを待っているmrくん。 4ii0314
DONE長晋4本目少年時代弓道やってた高杉さんネタ
捏造含みます
ゆるめに弓道やってたけどにわかみたいなものなのでおかしな点は目を瞑って下さい。
角灯はいずれ戸惑いをかき消した 森くんが格好良く見える。
それに気がついたのは先の食堂での出来事。いや、出来事と呼べるほどのことはない。ただ森長可という男を視界の端に捉えただけだ。すでに食堂にきていた坂本と岡田に声をかけ、さて今日はどうするかと思考していた時のことであった。少し離れた場所で織田達と共にいる彼。戦場での彼からは想像がつかないほど綺麗な所作で白米を口に運ぶ。その手つきに、いや森長可の存在に目を奪われてしまった。
「どうしゆう」
そんな一秒にも満たない高杉の異変に目敏くも岡田が気づいてしまった。飯を口に運びながら、食事中の雑談範囲を超えない声色であったことが救いであった。
「・・・・・・用事を思い出した」
すっと迷うことなく立ち上がる。岡田たちを適当に誤魔化してここを去ることは簡単だ。それをしなかったのは顔に集まる熱をコントロールできる自信が無かったから。
3554それに気がついたのは先の食堂での出来事。いや、出来事と呼べるほどのことはない。ただ森長可という男を視界の端に捉えただけだ。すでに食堂にきていた坂本と岡田に声をかけ、さて今日はどうするかと思考していた時のことであった。少し離れた場所で織田達と共にいる彼。戦場での彼からは想像がつかないほど綺麗な所作で白米を口に運ぶ。その手つきに、いや森長可の存在に目を奪われてしまった。
「どうしゆう」
そんな一秒にも満たない高杉の異変に目敏くも岡田が気づいてしまった。飯を口に運びながら、食事中の雑談範囲を超えない声色であったことが救いであった。
「・・・・・・用事を思い出した」
すっと迷うことなく立ち上がる。岡田たちを適当に誤魔化してここを去ることは簡単だ。それをしなかったのは顔に集まる熱をコントロールできる自信が無かったから。
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DONE見知らぬ簪/高雅(Fate)生前おうのに贈られた簪を雅がつけていて気になって嫉妬してしまうお話
見知らぬ簪 「おや」
朝の支度をしている雅。そんな雅の髪に刺された簪は僕が現在も生前も含めて贈った覚えのないものだった。
「雅、その簪…」
金魚の簪だった。硝子細工でつくられた金魚が彼女の髪で楽しそうに泳いでいる。僕に指摘された彼女は無邪気に少女のような笑顔を向けた。
「ふふ、似合いますか?」
「ああ…似合う、似合うとも。君は赤もよく似合う」
「あら、ありがとうございます。」
「ただ…その、それは…誰かからの贈り物かい?」
勇気を振り絞って問えばおかしそうにくすくすと雅は笑った。
「そうですけれど嫉妬ですか?」
「そうだよ!?悪いかい!?」
「悪いなんて言ってないじゃありませんか」
そう言いながらくすくすとまた雅は笑った。
「…僕の死後?」
1382朝の支度をしている雅。そんな雅の髪に刺された簪は僕が現在も生前も含めて贈った覚えのないものだった。
「雅、その簪…」
金魚の簪だった。硝子細工でつくられた金魚が彼女の髪で楽しそうに泳いでいる。僕に指摘された彼女は無邪気に少女のような笑顔を向けた。
「ふふ、似合いますか?」
「ああ…似合う、似合うとも。君は赤もよく似合う」
「あら、ありがとうございます。」
「ただ…その、それは…誰かからの贈り物かい?」
勇気を振り絞って問えばおかしそうにくすくすと雅は笑った。
「そうですけれど嫉妬ですか?」
「そうだよ!?悪いかい!?」
「悪いなんて言ってないじゃありませんか」
そう言いながらくすくすとまた雅は笑った。
「…僕の死後?」
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DONE映える赤/高雅(Fate)再臨したばかりの高杉さんと雅さんのお話。最後若干不埒かも
映える赤 初めての再臨を終え衣替えをした僕は愛おしい背中を見つけそのまま抱きついた。
「きゃっ!?」
「雅!」
ぐりぐりと肩に頭を押し付けようとするが何故か怯えたように雅は及び腰になりつつ僕から逃げようとする。
「ま、雅?」
「あ、あなた…だ、誰ですか!私には夫も息子もおります!見知らぬあなたに抱きつかれる理由などないはずです!」
僕の腕をすり抜けた雅はきっと強く僕を睨め付けた。
「雅?僕!僕だよ!分からない?」
「詐欺は間に合っております」
「詐欺じゃなくて!」
「赤い髪の知人などおりません」
「赤い髪…、」
はたと思いつく。第二臨の姿は生前していなかった赤い髪をしていて髪自体も伸びている。だから雅が気づかないのも仕方がない、仕方がない…がショックなのも当然ですぐさま姿を一臨へと戻した。
1264「きゃっ!?」
「雅!」
ぐりぐりと肩に頭を押し付けようとするが何故か怯えたように雅は及び腰になりつつ僕から逃げようとする。
「ま、雅?」
「あ、あなた…だ、誰ですか!私には夫も息子もおります!見知らぬあなたに抱きつかれる理由などないはずです!」
僕の腕をすり抜けた雅はきっと強く僕を睨め付けた。
「雅?僕!僕だよ!分からない?」
「詐欺は間に合っております」
「詐欺じゃなくて!」
「赤い髪の知人などおりません」
「赤い髪…、」
はたと思いつく。第二臨の姿は生前していなかった赤い髪をしていて髪自体も伸びている。だから雅が気づかないのも仕方がない、仕方がない…がショックなのも当然ですぐさま姿を一臨へと戻した。
no_notL
MOURNING晋松♀ 現パロ大学生×大学教授の書き出し供養 残りは気が向いたら 同棲中だけど周囲には秘密♡なテンプレです「晋作、後で話があります。今晩は空けておいてくださいね」
え、と高杉が声に出す間もなく先生―吉田松陰は去っていった。衝撃をそこそこに米粒を口元に残したまま、呆ける姿を誰も見ていなくてよかったと高杉は持ち上げたままの茶碗を殊更ゆっくりと食卓に降ろした。
先生はふしだらである、これは高杉の持論だ。言葉通りの邪な意味でなく、己が総合的にこうだと勝手に思っているところが強い。だって生活力は壊滅しているし、研究の為に研究室に何日も寝泊まりしてしまう。主たる意味合いとして何がいけないのか、と問われればその―豊満な肢体だろうか。
頭一つ小さい体躯におよそ見合わない大ぶりの―西瓜の如き乳房。安産型めいた骨盤の豊かな臀部。いっそ口に出せば社会的に抹殺されそうな女性的魅力に満ち満ちている。
577え、と高杉が声に出す間もなく先生―吉田松陰は去っていった。衝撃をそこそこに米粒を口元に残したまま、呆ける姿を誰も見ていなくてよかったと高杉は持ち上げたままの茶碗を殊更ゆっくりと食卓に降ろした。
先生はふしだらである、これは高杉の持論だ。言葉通りの邪な意味でなく、己が総合的にこうだと勝手に思っているところが強い。だって生活力は壊滅しているし、研究の為に研究室に何日も寝泊まりしてしまう。主たる意味合いとして何がいけないのか、と問われればその―豊満な肢体だろうか。
頭一つ小さい体躯におよそ見合わない大ぶりの―西瓜の如き乳房。安産型めいた骨盤の豊かな臀部。いっそ口に出せば社会的に抹殺されそうな女性的魅力に満ち満ちている。
NaclcaN
DONE⚠️松晋松→→←←←←←←←晋
晋からの猛烈なアプローチを受けつつも教え子に手を出すわけにいかないので、なんとか言いくるめて帰そうとする先生だけど、晋の舌足らずな「せんせぇ…」に不意打ちを喰らって動揺しちゃうところは1億回見たいので描きました
この後の展開、壁になって観察したい
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DONE長晋ワンライ過去お題使用させていただきました。
第60回「朝寝」 うっすらとしたまどろみの中、微かに視界に映る紅色を捉える。煩わしさにそれを避けて目の前の白い布に顔を埋める。頭を逸らして避けたはずのそれは再度垂れ下がり、再度頭を振ってぐりぐりと白い布に顔を押しつけた。ふと、柔らかさを感じると想定していた眼前の布が随分と骨身あることに気がついた。その違和感に無精にも閉じかけていた瞼を上げる。視界には想像通りの白い布、と赤い髪。想像と違ったのは、白い布が枕や布団と思うには角張っていることと、赤髪の濃さだ。自身の髪だと思っていたそれが隣で横になっている男のものであると認識するのに数秒かかった。
「・・・・・・」
朝が弱い自覚はない。けれど昨夜の記憶から飲み込みきれない状況に、寝そべったまま右手で自身の前髪を掴む。並べて見比べるとはっきりと色が違う。見紛うたのは寝ぼけ眼であったことと戸の隙間から入る朝日に照らされた故だろう。
1757「・・・・・・」
朝が弱い自覚はない。けれど昨夜の記憶から飲み込みきれない状況に、寝そべったまま右手で自身の前髪を掴む。並べて見比べるとはっきりと色が違う。見紛うたのは寝ぼけ眼であったことと戸の隙間から入る朝日に照らされた故だろう。
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PROGRESS晋松。間に合えば5月にうっすい本で出るかも?首への執着の話
「先生。僕、先生の首が欲しかったんです」
寝室に潜り込んできては、私の寝首を掻こうとする晋作を殴り飛ばす事数十回。
英霊になったとは言えども、そろそろ手が痛くなってきた事を理由に晋作の私の首への執着する理由を探す事にした。
私の首を欲しがる晋作は、例えるなら無い物をねだる子供の様な感情と言える。
飴を買って貰えない子供が、あれが欲しいとねだっている。
そんな感情だと言えるのかもしれない。
生前の晋作はまともとは言えなかったが、人の首を欲しがる事はなかったと思う。
ただ武士である以上は、首が欲しい気持ちがあるのは仕方がない事なのかもしれない。
だが私の首への執着は、武士のそれからは大きく外れていた。
「確か晋作は彼の地を拓く前に、戊辰聖杯に参加していたな」
952寝室に潜り込んできては、私の寝首を掻こうとする晋作を殴り飛ばす事数十回。
英霊になったとは言えども、そろそろ手が痛くなってきた事を理由に晋作の私の首への執着する理由を探す事にした。
私の首を欲しがる晋作は、例えるなら無い物をねだる子供の様な感情と言える。
飴を買って貰えない子供が、あれが欲しいとねだっている。
そんな感情だと言えるのかもしれない。
生前の晋作はまともとは言えなかったが、人の首を欲しがる事はなかったと思う。
ただ武士である以上は、首が欲しい気持ちがあるのは仕方がない事なのかもしれない。
だが私の首への執着は、武士のそれからは大きく外れていた。
「確か晋作は彼の地を拓く前に、戊辰聖杯に参加していたな」
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DONE長晋3本目特異点SAITAMA以来の遭遇をカルデアで果たした二人が、最終的に二人で深夜にラーメン食べる話。
二度目のラーメンも優しさの味がした。「うわっ」
カルデア内の曲がり角、何か面白いことでも思いつかないかと当てもなく歩いていた昼下がり。角から現れた大男とぶつかる寸前で一歩足を引いた。カルデア内はもっと巨体の、人だかそうじゃないんだかなものも多いが高杉の知っている基準では十分大男に入る人物が角から顔を出した。
反射的に出た声は何もぶつかりそうになったからだけではない。真っ赤な髪との境目がわからなくなるほど血濡れた顔や鎧。その装いに少なからず驚きを得たからだった。
「一応聞くがそれは全て返り血か?」
一体どこまでが返り血でどこからが彼の血なのかまるで判別がつかない装いの彼に声をかける。彼の逸話を聞く限りでは全て返り血でも不思議ではない。ましてやマスターとのシミュレーション帰りであるならば治療もせずに廊下を闊歩しているわけもなかろうことは予想ついていた。気に留めるほどでもないと思いつつ、それでも声をかけてしまったのは、認識した手前無視するのもどうなのかという気持ちと、幾ばくかの興味。SAITAMAで初めて出会った彼のことを少しばかり気にかけていた。あわよくばもう少し話してみたいとも思っていたのだ。
5075カルデア内の曲がり角、何か面白いことでも思いつかないかと当てもなく歩いていた昼下がり。角から現れた大男とぶつかる寸前で一歩足を引いた。カルデア内はもっと巨体の、人だかそうじゃないんだかなものも多いが高杉の知っている基準では十分大男に入る人物が角から顔を出した。
反射的に出た声は何もぶつかりそうになったからだけではない。真っ赤な髪との境目がわからなくなるほど血濡れた顔や鎧。その装いに少なからず驚きを得たからだった。
「一応聞くがそれは全て返り血か?」
一体どこまでが返り血でどこからが彼の血なのかまるで判別がつかない装いの彼に声をかける。彼の逸話を聞く限りでは全て返り血でも不思議ではない。ましてやマスターとのシミュレーション帰りであるならば治療もせずに廊下を闊歩しているわけもなかろうことは予想ついていた。気に留めるほどでもないと思いつつ、それでも声をかけてしまったのは、認識した手前無視するのもどうなのかという気持ちと、幾ばくかの興味。SAITAMAで初めて出会った彼のことを少しばかり気にかけていた。あわよくばもう少し話してみたいとも思っていたのだ。
Cherry_7396
DOODLEベッタベタに甘いのが書きたかった。SSです。デア軸の長晋
思っていたのと違った場合の対処法 高杉晋作という人間は、恋人ができたらベタベタにいちゃつきたいタイプである。構いたいし構ってほしい。二人きりになるとくっついていたい。手を繋ぎたいし抱きつきたい。すぐに別れるカップルみたいなことをしたい。
しかし、ここで問題が一点。高杉が恋をして惚れてしまった相手はまさかの森長可であった。森長可である。バーサーカーらしく戦闘大好き森長可である。恋だの愛だのより血だの首だのの森長可である。
高杉はそれならばと片想いを楽しむことにした。したのだが。この森長可、ちゃんと人の心があったらしい。具体的には愛だの恋だのという情緒があったらしい。
何故ならば。何の奇跡か高杉は森長可と恋人になっているからだ。
まさに青天の霹靂。明日は土砂降りかな。なんて失礼なことを思ってしまうのは許してほしい。そのくらい森長可と恋人というのは対極に位置していると高杉は思っていた。
2011しかし、ここで問題が一点。高杉が恋をして惚れてしまった相手はまさかの森長可であった。森長可である。バーサーカーらしく戦闘大好き森長可である。恋だの愛だのより血だの首だのの森長可である。
高杉はそれならばと片想いを楽しむことにした。したのだが。この森長可、ちゃんと人の心があったらしい。具体的には愛だの恋だのという情緒があったらしい。
何故ならば。何の奇跡か高杉は森長可と恋人になっているからだ。
まさに青天の霹靂。明日は土砂降りかな。なんて失礼なことを思ってしまうのは許してほしい。そのくらい森長可と恋人というのは対極に位置していると高杉は思っていた。
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DONE【現パロ】待ち合わせは学校で/高雅(Fate)高杉の学校へ雅さんが迎えにくる話。おうのさんだったり、龍馬さんお竜さん以蔵さんや阿国さんも出てきますがお竜さんと阿国さんはセリフなしです
【現パロ】待ち合わせは学校で『本日はお迎えに上がります』
そんな雅からのメッセージに僕は情けないことに椅子から転げ落ちるのだった。
***
「本当に悪い!今日ばかりは寄り道していられないんだ!」
そう言って校則だとか気にしている暇もなく廊下も走って急いで外靴に履き替え校門へと向かう。予想通り、雅は好奇の目に晒されていた。女子校の制服を着た可憐な美女なんてそりゃもう気になってしまうというものだったが雅が僕のものだと示すためにも雅の元へと駆け出す。
「雅!」
「晋ちゃん遅い!」
そう僕に言うのはおうのだ。雅の腕に自身の腕を組ませていてそれに雅は困ったように笑っている。どうやらおうのが側についていたからこそみんなは見ているだけに努めているように見えた。
1453そんな雅からのメッセージに僕は情けないことに椅子から転げ落ちるのだった。
***
「本当に悪い!今日ばかりは寄り道していられないんだ!」
そう言って校則だとか気にしている暇もなく廊下も走って急いで外靴に履き替え校門へと向かう。予想通り、雅は好奇の目に晒されていた。女子校の制服を着た可憐な美女なんてそりゃもう気になってしまうというものだったが雅が僕のものだと示すためにも雅の元へと駆け出す。
「雅!」
「晋ちゃん遅い!」
そう僕に言うのはおうのだ。雅の腕に自身の腕を組ませていてそれに雅は困ったように笑っている。どうやらおうのが側についていたからこそみんなは見ているだけに努めているように見えた。
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MOURNINGたぶん、晋松。首に執着を見せる高杉と全く気付いてない先生の話。短いけど和鯖は、隠れクラス全員バーサーカーと思ってる。例えばの話をしよう。
もし、僕が先生の斬首場に居たとしよう。
転がり落ちる先生の首が、大衆の目に晒される前にそのまま持ち帰ったとしたら。
「そうしたら、僕の宝具になったのかな」
足下に倒れている蘭丸君を見下ろしながら、彼が大事に抱えていた信長公の首が入った桐箱に手を伸ばす。
まだ抵抗するのか、桐箱から離れない手を無理矢理剥がした。
気持ちは良く分かるから、これ以上君を傷付ける事はしないさ。
「か、えせ、らんまる、の、たいせつな」
「君も疲れただろうし、もう休みなよ」
首だけは取らないでおこうと思ったけど、こればかりは仕方ない。
刀を振り下ろして、彼の首を斬り落とす。
薄い皮膚から薄い肉、そして血管、気管、骨を切り裂いていく感覚にすっと目を細めた。
777もし、僕が先生の斬首場に居たとしよう。
転がり落ちる先生の首が、大衆の目に晒される前にそのまま持ち帰ったとしたら。
「そうしたら、僕の宝具になったのかな」
足下に倒れている蘭丸君を見下ろしながら、彼が大事に抱えていた信長公の首が入った桐箱に手を伸ばす。
まだ抵抗するのか、桐箱から離れない手を無理矢理剥がした。
気持ちは良く分かるから、これ以上君を傷付ける事はしないさ。
「か、えせ、らんまる、の、たいせつな」
「君も疲れただろうし、もう休みなよ」
首だけは取らないでおこうと思ったけど、こればかりは仕方ない。
刀を振り下ろして、彼の首を斬り落とす。
薄い皮膚から薄い肉、そして血管、気管、骨を切り裂いていく感覚にすっと目を細めた。
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DONE基本的にぐだを気にかけてる社長とぐだの話。長晋はおまけ程度だけど社長の思惑としては別におまけではない。二兎追って結果だけ残った。
また会える日を待ち続ける。「ここって写真機があるのか?」
第一声。身支度を終えた藤丸がさぁ食堂へとドアを向いたタイミング。ノックも無しに扉を開いたサーヴァントからの問いだった。
「おはようございます・・・・・・? どうしたんですか朝から」
扉を開けたサーヴァント、高杉晋作は無遠慮にマイルームへ足を踏み入れる。長く垂れた白い袖と梅色の髪が揺れた。
「ああ、おはよう。さっき首から携帯型写真機を下げている長髪の男を見かけたんだが」
「ゲオルギウス先生のことです?」
カメラを持ち歩いているサーヴァントで真っ先に思い浮かぶのは一人だ。長髪であるのなら十中八九ゲオルギウスのことだろう。
「うーん、他にもあったかな」
ゲオルギウスの持つカメラは過去に藤丸が渡した物だ。元はカルデアの備品であるそれの在庫状況は把握していない。
3522第一声。身支度を終えた藤丸がさぁ食堂へとドアを向いたタイミング。ノックも無しに扉を開いたサーヴァントからの問いだった。
「おはようございます・・・・・・? どうしたんですか朝から」
扉を開けたサーヴァント、高杉晋作は無遠慮にマイルームへ足を踏み入れる。長く垂れた白い袖と梅色の髪が揺れた。
「ああ、おはよう。さっき首から携帯型写真機を下げている長髪の男を見かけたんだが」
「ゲオルギウス先生のことです?」
カメラを持ち歩いているサーヴァントで真っ先に思い浮かぶのは一人だ。長髪であるのなら十中八九ゲオルギウスのことだろう。
「うーん、他にもあったかな」
ゲオルギウスの持つカメラは過去に藤丸が渡した物だ。元はカルデアの備品であるそれの在庫状況は把握していない。