独白
ozakiwhite
DONE・ある少年の独白、あるいは愚痴竜崎弟視点の成竜
竜崎の実家に成宮が泊まりに来て、竜崎弟がイライラする話。完成版。
(書きかけは非表示にしています、レスポンスありがとうございました)
※原作未登場の竜崎弟および竜崎家が登場します。
捏造モリモリかつブラコン炸裂しています。
許容できる方のみのどうぞ。 13
Oku12_hrak
SPOILER23巻アカウントジャック3日目すごかったですね……。あの美しい物語が胸に刺さって抜けなくて気がついたら2時間で書き上げてた。ノスクラというかノースさんの独白です。 13okm_tmsb
MAIKING独白独白いい日の定義は、きっと人によって違うだろう。
遊び費やせた日。
親友と会った日。
何かの記念日。
心穏やかに過ごせた日。
不調を感じなかった日。
思えば随分前から、“いい日”がわからなくなっていた。
いや、分かってはいるんだろうが、“いい日”
だと言っていいのか、わからなくなった。
遊びに費やした分、
無駄にした事があるのではないか、
親友は親友だと思っていないのではないか、
本当に記念日だったか、
心が穏やかであるという確証は、
不調とは何か、
そうやって“いい”を裏返して“わるい”にしては、頭を悩ませてジレンマに陥る。
それの繰り返しだ。
ただ、一杯のお茶を飲むのにも気を使う。
その感覚が、私で万人に理解されるだろうかと言えば、答えはノーだと思う。
751遊び費やせた日。
親友と会った日。
何かの記念日。
心穏やかに過ごせた日。
不調を感じなかった日。
思えば随分前から、“いい日”がわからなくなっていた。
いや、分かってはいるんだろうが、“いい日”
だと言っていいのか、わからなくなった。
遊びに費やした分、
無駄にした事があるのではないか、
親友は親友だと思っていないのではないか、
本当に記念日だったか、
心が穏やかであるという確証は、
不調とは何か、
そうやって“いい”を裏返して“わるい”にしては、頭を悩ませてジレンマに陥る。
それの繰り返しだ。
ただ、一杯のお茶を飲むのにも気を使う。
その感覚が、私で万人に理解されるだろうかと言えば、答えはノーだと思う。
双葉 ソラ
MOURNING以前のお話の続編となります。妊娠表現、🔥さん独白(闇? 病み?)ありますので、苦手な方はご遠慮ください!
何でも許せる方のみ閲覧ください。
ハピエン→メリバ寄りになりました💦 17
hatotooto
DONE🔗🔮特殊部隊の情緒不安定激重サイコ🔗とそのカウンセラー🔮
多分もういない人の思念とかを感じ取れるタイプの🔮
特殊な設定ですので読む人を選ぶと思います。
心の広いどんな🔗🔮でも好きな人向けのやつです。
🔗の独白が多い。勢いだけで書いてしまった。 5824
スドウ
DONE【主明】何周もしてるけど記憶は保有していないぺごの独白ポエム。正義コープランク8〜10までのバレあり。ヤルオまで辿り着いたのに神殺し失敗してグッドエンド未達成な感じ。ロイヤル一周目の正義コープMAX日が、11/29だったので… 1368
ねりアメ
PAST🍖と🍡(独白のようなもの)言えない、欲しい
三笠山さん(@mksymnj)のDバ三次創作です
独自解釈&解釈違い注意、以前スクショで上げた短文をベ-スに大幅に改稿しました
・
・
・
『貴方を心から大切に思ってる、
だからこの想いをどうか受け取って』
…そういう意味の言葉だ。
そんなのオレが言っていい筈がない。
オレの感情を背負わせたくない。
オレの身勝手で変わって欲しくない。
こんな気持ち伝えなくていい。
こんな願い伝わらなくていい。
こんなにもあったかくてしあわせなんだから。
充分、もう充分なはずなんだ。
これ以上を望むなんてことできない。
…できないくせに、
もう要らないとも言えない意気地無しなんだ。
こんなにも胸がいっぱいで苦しくて溺れそうなのに。オレにもどうしていいかわからなくて。
だから、
全部抱いて抱きしめて、
大事に大事に抱えてしまうんだ。
こんなオレでごめん。
わがはいが聞きたいのは着飾った建前でも聞こえのいい言い訳でもない。ワンちゃんに求めとるのはそんな無意味なもんやない。
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・
『貴方を心から大切に思ってる、
だからこの想いをどうか受け取って』
…そういう意味の言葉だ。
そんなのオレが言っていい筈がない。
オレの感情を背負わせたくない。
オレの身勝手で変わって欲しくない。
こんな気持ち伝えなくていい。
こんな願い伝わらなくていい。
こんなにもあったかくてしあわせなんだから。
充分、もう充分なはずなんだ。
これ以上を望むなんてことできない。
…できないくせに、
もう要らないとも言えない意気地無しなんだ。
こんなにも胸がいっぱいで苦しくて溺れそうなのに。オレにもどうしていいかわからなくて。
だから、
全部抱いて抱きしめて、
大事に大事に抱えてしまうんだ。
こんなオレでごめん。
わがはいが聞きたいのは着飾った建前でも聞こえのいい言い訳でもない。ワンちゃんに求めとるのはそんな無意味なもんやない。
先代🔞お仕事募集中
PAST掌編にも満たないうちカプおじさまの独白『大人を甘く見るな』 危険な橋を渡っていると、自分でも思う。
あってはならない成り行きに身を任せ、年端もいかない少女に溺れて互いを貪り合い……事が済めば週に一度の約束を取り付けて別れる。
それを繰り返してもう一年になるが、そうやって私を受け容れる彼女は不気味な程に物分かりが良い。
私は唯一、彼女のそういうところが好きではなかった。
「惚れた方の負け……か」
断言をすれば、私は彼女を好いている。
そして彼女が私にそうなるように仕向け、若さに似合わない手練手管を用いた事も理解している。
だが、彼女もまた私と同じなのだ。力と欲を持て余し、それをぶつけ合える相手が出来たのだから。
「——面白い」
それで勝ったつもりなら、腹を抱えて笑ってしまうよ。
464あってはならない成り行きに身を任せ、年端もいかない少女に溺れて互いを貪り合い……事が済めば週に一度の約束を取り付けて別れる。
それを繰り返してもう一年になるが、そうやって私を受け容れる彼女は不気味な程に物分かりが良い。
私は唯一、彼女のそういうところが好きではなかった。
「惚れた方の負け……か」
断言をすれば、私は彼女を好いている。
そして彼女が私にそうなるように仕向け、若さに似合わない手練手管を用いた事も理解している。
だが、彼女もまた私と同じなのだ。力と欲を持て余し、それをぶつけ合える相手が出来たのだから。
「——面白い」
それで勝ったつもりなら、腹を抱えて笑ってしまうよ。
根室記念館
PASTTENET ニール×主人公 ED後 ニル独白「卵の中の雛が殻をつつく場所と外から親鳥がつつく場所が同じという行為を考えたときに、『雛が卵から孵る』という行為は『親鳥が卵に還る』という事象と両義的なものとして存在するのか?」 825
Lys_sw
SPOILERハワード家使用人の独白期間限定ネットプリント果たしてこのようなものが許されるのか私も不安です。。。
が、一人でも刺さってくれたら嬉しいです。
現在はファミマ/ローソンでの番号しか登録しておりませんが、セブンイレブンでもというお声があれば検討させていただきますm(*_ _)m
ユーザー番号:2CF2Y3GUL5
白黒 A3orA4 20円
期限は11月16日9時まで!
折り方は別途Twitterにあげておりますので、ご確認ください!
ご不明点等もあれば私めにご連絡ください!
218が、一人でも刺さってくれたら嬉しいです。
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ユーザー番号:2CF2Y3GUL5
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はっぱ🌱
MAIKINGだだコバ前提ティチコバ小説(未完)コバヤシ視点のおはなし。割と二番煎じかも
まだティチコバがかけらとして出てきてません…
しかも言うほどCP要素がない
ほとんどコバタンの独白だし微妙な所で切れてます。
⚠️行為を思わせる描写アリ
pass:🥝←カタカナでコレは? 2130
shiruoshiru
DOODLEスヴェル君からセラちゃんへの想いの独白。拗れた恋心ってどうしてこんなに美味しいのか、コレガワカラナイ。
「恋」とは呼べない 異界の覚者に呼ばれ、守り、付き従う。覚者の命令を遵守し、覚者の敵と戦い、勝利する。
それがスヴェルというポーンのすべてだった。そのはず、だったのだ。
きっかけは岩場にひっそりと咲く花を見つけた時だった。小さく、調合材料にもならないもの。だというのにその花にスヴェルのマスター、セラの笑顔を思い浮かべて足を止めてしまった。
セラは決して植物ではない。人間である。覚者である。それは他の覚者と変わらない。認識機能に障害でも出たのだろうかと万能薬を服用してその場を後にした。
しかしながらこの症状は変わらなかった。いや、より悪化したというべきか。
曙光。暖かい空気。人々が笑い合う空間。暗闇の中に浮かぶ焚き火の明かり。花の匂い。その全てにセラを思い浮かべてしまう様になったのだ。
1326それがスヴェルというポーンのすべてだった。そのはず、だったのだ。
きっかけは岩場にひっそりと咲く花を見つけた時だった。小さく、調合材料にもならないもの。だというのにその花にスヴェルのマスター、セラの笑顔を思い浮かべて足を止めてしまった。
セラは決して植物ではない。人間である。覚者である。それは他の覚者と変わらない。認識機能に障害でも出たのだろうかと万能薬を服用してその場を後にした。
しかしながらこの症状は変わらなかった。いや、より悪化したというべきか。
曙光。暖かい空気。人々が笑い合う空間。暗闇の中に浮かぶ焚き火の明かり。花の匂い。その全てにセラを思い浮かべてしまう様になったのだ。
yukiko
DOODLEユーリの独白的ななにか。カップリング要素はありませんが、とある男との話です。
私の書いているものから地続きとして読むか、IFとして読むかは、読む方の感覚におまかせします。 3273
で@Z977
DOODLEかわいい狼ちゃんの話グスの独白。
かわいい狼ちゃんの話 俺の、かわいいかわいい狼ちゃんの話をしよう。
俺にだけ懐いている野生の狼ちゃんは、空を飛ぶ天賦の才に恵まれて、目を離してしまうと風に吹かれてどこかに行ってしまうんじゃないかってくらいに自由に空を翔る。それ以外の才能はどうしたんだってほどに空気は読めないし、実力に裏付けされた無謀さと不遜さは周囲との軋轢を生むし、虚勢を張りながらも孤立していく様子は名実ともにそいつを「一匹狼」にしていった。
そんな男に敢えて絡んでくる奴なんて、例えば体格に物を言わせて鼻を明かしてやろうとする輩とか、整った容姿を持つ男を前に下心丸出しで不埒なことを考える輩とか、そういった類の、仕様もない奴らばかりだった。
気難しい男の信頼を勝ち取れた理由が何なのか、明確な答えを俺は知らない。ただ、まるで愛され方を知らない子供のような男を、かわいそうだと思ったことは覚えている。庇護欲かもしれないし、ともすれば同情かもしれなかった。こんなこと、本人には口が裂けても言えないな。
2610俺にだけ懐いている野生の狼ちゃんは、空を飛ぶ天賦の才に恵まれて、目を離してしまうと風に吹かれてどこかに行ってしまうんじゃないかってくらいに自由に空を翔る。それ以外の才能はどうしたんだってほどに空気は読めないし、実力に裏付けされた無謀さと不遜さは周囲との軋轢を生むし、虚勢を張りながらも孤立していく様子は名実ともにそいつを「一匹狼」にしていった。
そんな男に敢えて絡んでくる奴なんて、例えば体格に物を言わせて鼻を明かしてやろうとする輩とか、整った容姿を持つ男を前に下心丸出しで不埒なことを考える輩とか、そういった類の、仕様もない奴らばかりだった。
気難しい男の信頼を勝ち取れた理由が何なのか、明確な答えを俺は知らない。ただ、まるで愛され方を知らない子供のような男を、かわいそうだと思ったことは覚えている。庇護欲かもしれないし、ともすれば同情かもしれなかった。こんなこと、本人には口が裂けても言えないな。
Lys_sw
SPOILER外伝12:開け、門【19】白い紙に込めた想い※なんでも許せる人推奨
シリル様の独白だよ!
秘められた想い半ば飛び出すように彼女の部屋を出て、階段を降りる。
そして熱くなる目頭をぐっと押さえた。
鏡を覗き込んでみると、頼りなく下がった眉と潤む瞳、とても他人には見せられない顔をしている。
(しっかりしろ、シリル・アシュリー)
自分にそう言い聞かせて、すっかりぬるくなってしまった珈琲を口に含んだ。
本来あのお方がモニカの為に用意した珈琲はほんの少し苦く感じる。
でもシリルを落ち着かせるには十分で、困難な状況にある時でこそ、冷静でになることが何よりも大切だ、と言われているように思えた。
今この瞬間もあのお方は戦線に出ている。
自分の身がどれほど危ういかもわかった上で。
危険を顧みず遥か先へといってしまうあのお方を引き留めたい……でも自分では止めることはできない。
671そして熱くなる目頭をぐっと押さえた。
鏡を覗き込んでみると、頼りなく下がった眉と潤む瞳、とても他人には見せられない顔をしている。
(しっかりしろ、シリル・アシュリー)
自分にそう言い聞かせて、すっかりぬるくなってしまった珈琲を口に含んだ。
本来あのお方がモニカの為に用意した珈琲はほんの少し苦く感じる。
でもシリルを落ち着かせるには十分で、困難な状況にある時でこそ、冷静でになることが何よりも大切だ、と言われているように思えた。
今この瞬間もあのお方は戦線に出ている。
自分の身がどれほど危ういかもわかった上で。
危険を顧みず遥か先へといってしまうあのお方を引き留めたい……でも自分では止めることはできない。
mgnk_hoya
REHABILI一緒にご飯を食べて笑ってくれるファウストに対しての独白ネロのネファのようななにかさよならを教えないでそれは遠い、遠い過去の記憶
忘れていた、忘れかけていた、忘れようとした記憶
ぼんやりと曖昧でまどろっこしい記憶
暖かい様な、肌寒い様な、手の届かない、記憶
金色の麦畑の中で微睡むとその記憶が形を帯びて自分の心を包み込んで溶け込んで行く感覚
心地がいいのに飲まれるのが怖い感覚
思い出して認識すると壊れてしまいそうになる感覚
1人を自覚してしまう記憶と感覚
恐ろしくて頭を振って現実に戻る
そうだったのに
その記憶を、母に頭を撫でられて、数少ない手作りの食べ物を一緒に食べた曖昧な優しい記憶を
思い出してしまう程の、神聖な存在
「ネロ」
名前を呼ばれて顔を上げればその神聖な存在に頭を撫でられて抱きしめられる
「泣いてるの?」
頬を伝う雫は悲しいからではなくて
488忘れていた、忘れかけていた、忘れようとした記憶
ぼんやりと曖昧でまどろっこしい記憶
暖かい様な、肌寒い様な、手の届かない、記憶
金色の麦畑の中で微睡むとその記憶が形を帯びて自分の心を包み込んで溶け込んで行く感覚
心地がいいのに飲まれるのが怖い感覚
思い出して認識すると壊れてしまいそうになる感覚
1人を自覚してしまう記憶と感覚
恐ろしくて頭を振って現実に戻る
そうだったのに
その記憶を、母に頭を撫でられて、数少ない手作りの食べ物を一緒に食べた曖昧な優しい記憶を
思い出してしまう程の、神聖な存在
「ネロ」
名前を呼ばれて顔を上げればその神聖な存在に頭を撫でられて抱きしめられる
「泣いてるの?」
頬を伝う雫は悲しいからではなくて
daidori
DONE海樫まとめ 本誌ネタもあるのでご注意 最後2枚はインキュバスパロ、弓場←王子・のの←羽矢っぽい会話あるので苦手な方はご自衛を。ポテサラネタは海くんの声優さんが吐瀉物みたいなポテサラ作ってたのが話題になったのでそこからです。 プロポーズ独白は滝○カレンさんの結婚コメントがステキだったのでちょっと替えて戴きました。 19
a_yousou
MOURNINGウィルさん独白。書きたかったんだけど途中で何を書きたかったのかわからなくなってきたので一旦お焚き上げ。無題 エリン領内、公爵邸にてウィルディアヌはその日、表の姿はエリン公である己の主人であるアイザックに送り付ける書類の仕分けをしていた。現在、アイザックはサザンドールに滞在中している為に、代理を預かる者に任せてもいいものとそうでないもの、早々に片付けなくてはいけない案件、多少は後回しにしても構わないもの……と、内容に軽く目を通していく。そうして必要なものをアイザックのもとに送っているのだ。
領主が領地を離れるのは如何なものかと思うが仕事は抜かりなくこなしている上に、私的な事——アイザックとして過ごす時の資金も片手間で稼いでいるのだからあまり強くも言えまい。
なによりサザンドールの、<沈黙の魔女>のもとに向かう時のアイザックは、それはもう嬉しそうにしているのだから猶更である。
1137領主が領地を離れるのは如何なものかと思うが仕事は抜かりなくこなしている上に、私的な事——アイザックとして過ごす時の資金も片手間で稼いでいるのだからあまり強くも言えまい。
なによりサザンドールの、<沈黙の魔女>のもとに向かう時のアイザックは、それはもう嬉しそうにしているのだから猶更である。
ときさか
MOURNING投稿テスト。かつて書いた一次創作。
友人に貰ったライターが元ネタ。
友達以上恋愛未満な関係に悩む人間の独白。
サイアイ「わっかんねぇなぁ……」
何してんだ、俺。
未知なる領域に特攻かます気分だ。
ビビっちゃいないが、いざとなったらなんかスゲー煙が目に染みた。
「……なんで、こんなモン好きなんかねぇ…」
思い切り吸い込んで咽て涙目。
あぁそうだ、俺気管支弱いんだったわ。
手にしたライターの中でホログラムの蝶が煌いた。
値上がりした今になって手ぇ出すなんてどういう思考してんだよ。
しかも判った。俺、根本的にタバコ無理だ。
一箱500円超えの嗜好品買うより、週一のジャンプとコーヒー牛乳がお似合いだって言いたいんだな…余計なお世話だ。
「はぁ………」
ため息ついた所で状況が変わるわけでも無いって判っちゃいるが、如何せん頭が上手く働かねぇ。
ウジウジしてる気がする。否、ウジウジと言うよりは女々しい気もする。
2406何してんだ、俺。
未知なる領域に特攻かます気分だ。
ビビっちゃいないが、いざとなったらなんかスゲー煙が目に染みた。
「……なんで、こんなモン好きなんかねぇ…」
思い切り吸い込んで咽て涙目。
あぁそうだ、俺気管支弱いんだったわ。
手にしたライターの中でホログラムの蝶が煌いた。
値上がりした今になって手ぇ出すなんてどういう思考してんだよ。
しかも判った。俺、根本的にタバコ無理だ。
一箱500円超えの嗜好品買うより、週一のジャンプとコーヒー牛乳がお似合いだって言いたいんだな…余計なお世話だ。
「はぁ………」
ため息ついた所で状況が変わるわけでも無いって判っちゃいるが、如何せん頭が上手く働かねぇ。
ウジウジしてる気がする。否、ウジウジと言うよりは女々しい気もする。
mori_3_rio
DONE少年Dについてとある女性の独白
※ ミス〇〇〇〇視点でかなり未来のおはなしです。知らない人しか出てこない特殊案件です。ご注意願います。すみません。
確かに愛だった
とある女性の独白春も近づく心地よい陽気を感じながら、その人は庭のベンチに腰掛けていた。田舎の2階建ての一軒家、手入れされた庭の片隅にはいくつかの野菜が育っており、家庭菜園もあるようだ。鳥の囀り、風に吹かれた木々のざわめきが聞こえると同時に家の方が少しさわがしい。窓も扉も大きく開かれ、箒や掃除機をかける音が混じってくる。そんな自然の音と人工の音をまるで旋律のように楽しみながら、彼女は本をゆっくりゆっくり読んでいるようだ。
「おおばあちゃん」
小さな子どもに呼ばれ、彼女は顔を上げる。白に染まった髪色、眼鏡越しの目尻には年数が刻まれた皺。彼女が長く生きてきた印である。
家から聞こえる騒がしい旋律は引っ越し後の荷解きや掃除の音だ。片田舎に独りで暮らす老女を心配して孫息子夫婦たちが引っ越してきたのである。埃が舞ったり、重いものを運んだり、作業することがたくさんあるので、庭にいてくれと言われたのだ。
1801「おおばあちゃん」
小さな子どもに呼ばれ、彼女は顔を上げる。白に染まった髪色、眼鏡越しの目尻には年数が刻まれた皺。彼女が長く生きてきた印である。
家から聞こえる騒がしい旋律は引っ越し後の荷解きや掃除の音だ。片田舎に独りで暮らす老女を心配して孫息子夫婦たちが引っ越してきたのである。埃が舞ったり、重いものを運んだり、作業することがたくさんあるので、庭にいてくれと言われたのだ。