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    部隊

    shiraseee

    MAIKING最強と謳われる人間兵器だがまだ幼い凪砂と、ある国の部隊長を務める茨のおはなし。
    凪茨っぽい。要素は薄めです。
    番犬茨が好きで、いつかこの設定で書きたいと思っていたものです。戦う推しが好き。
    色々と好きを詰め込んだ結果、完結までいくのに時間がかかりすぎたので途中更新します…。
    茨視点。
    ※流血表現、自傷行為、素人知識の少々雑な手当て描写、モブあり(結構喋ります)※
    兵器と番犬────────


    「茨、次の任務です」
    「げっ。…あんたが直接持ってくるなんて、珍しいですね。一体どんな厄介ごとなんです?弓弦」
    「文句を言わずに受け取りなさい。これは最優先事項…殿下直々のものですよ」
    「…どっちにしろ、面倒なの確定だろ…」
    「おや、茨?返事はどうしました?」
    「あ、アイ・アイ!教官殿!もちろん、任務はちゃんとやりますってば!」
    「はい、よろしい。では、この書状に目を通したら、すぐに破棄してから任務先へ向かうように」
    「分かってますよ。ええと──……、…は?」
    「これは、殿下が貴方を直々にご指名です。失敗は許されません」
    「ちょっと待ってください。これが俺への任務?何かの間違いでは?」
    「ふふ。ちゃんとやってくれるんですよね?頼みましたよ、“番犬”さん」
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    MenthoKATOU

    MEMOAIのべりすと先生にチルドマンさんとニトロマンさんのお話を書いてもらいました(未完)。「俺は人工物は撮らない」以降が先生作です。
    人工物は撮らない主義のチルドさんが夜景の代わりに満月を撮るところまではスゲーよかったのに、誰だよスピアヘッド戦隊の部隊長代理パーセプションって!?!?!?唐突すぎるし実際ニトロさんの知り合いに絶妙に「いそう」なのが草を誘います。
    ◆◆◆までで終わりでよさそう(無慈悲)
    ニトロマンが駆るバイクの上で、チルドマンは線になって過ぎ去る標識や車のライトを横目に考えていた。
    たまの休暇に街にやって来て、友人たちと再会を喜び合い、つかの間の賑わいを楽しんだ後。決まってニトロマンはチルドマンを己のバイクの背に乗せ、空港まで送ってくれるのだった。
    チルドマンにはそれが不思議でならなかった。ニトロマンは寡黙な男で、どんな行動をするにしろ、自分の意図するところをほとんど喋らない。
    ニトロマンと自分とは、対して親しい仲である訳でもない。にもかかわらず毎回こうも律儀に、送り届けてくれる理由とはなんなのか。
    彼が何を考えているのか。何一つわからないのが、チルドマンには不安であった。
    「おい」
    不意にかけられた声が、チルドマンを現実に引き戻した。
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