AK
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DONE畳はやっぱり昼寝に最適。御昼寝 ある日の別邸にて。それぞれの仕事や訓練を終えた執事たちは、昼休憩を取ろうと、自室に戻って来た。
「今日の訓練は上手くやれた気がします!」
「そうですね、ハウレスさんも終始にこやかでしたし、日々の成果が見えてきましたね。」
「でも、主様を守るためにはもっと強くならなきゃですよね」
「はい、私もそう思います。私たちは経験値を買って頂いて悪魔執事になったのですから、少しでも早く戦力にならなくては。」
「それよりも…今日も来なかったですね、ハナマルさん。何か別のお仕事があったのでしょうか?」
「あの方は…どうせサボりなのでは───」
戸を開けると、ハナマルが唇に人差し指を当てていた。静かにしろ、と言いたげに、視線を畳の方に流す。テディとユーハンがハナマルの視線を追うと、その先には、畳の上で丸まって寝ている主とムーが居た。
653「今日の訓練は上手くやれた気がします!」
「そうですね、ハウレスさんも終始にこやかでしたし、日々の成果が見えてきましたね。」
「でも、主様を守るためにはもっと強くならなきゃですよね」
「はい、私もそう思います。私たちは経験値を買って頂いて悪魔執事になったのですから、少しでも早く戦力にならなくては。」
「それよりも…今日も来なかったですね、ハナマルさん。何か別のお仕事があったのでしょうか?」
「あの方は…どうせサボりなのでは───」
戸を開けると、ハナマルが唇に人差し指を当てていた。静かにしろ、と言いたげに、視線を畳の方に流す。テディとユーハンがハナマルの視線を追うと、その先には、畳の上で丸まって寝ている主とムーが居た。
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DONE教材配布ができたらいいのに。※CP要素は低めですがミヤ主描写あります※
御教材 ある日、主が欲しいものがある、と言ったのは、かなり珍しい事だ。
「活版印刷機が欲しいんだけど」
そう告げられたナックは、少しの間、思考が停止した。
「えっと…な、なるほど、印刷機ですか。何にお使いになるのでしょうか?」
「良かった、この世界はやっぱり活版印刷なんだね」
「そうですね、私たちが住む中央の大地を中心に、印刷技術は活版印刷が主となっております」
「でもまぁ、印刷機なんて産業用だよねぇ」
「そうですね…個人的に御使用になる事は不可能ではございませんが…主様は印刷機を何にお使いになるのですか?」
「そうだよね、高いよねぇ。そんな予算無いよなぁ」
「いいえ、このナック、主様の御所望とあれば、何でも手に入れましょう!」
1420「活版印刷機が欲しいんだけど」
そう告げられたナックは、少しの間、思考が停止した。
「えっと…な、なるほど、印刷機ですか。何にお使いになるのでしょうか?」
「良かった、この世界はやっぱり活版印刷なんだね」
「そうですね、私たちが住む中央の大地を中心に、印刷技術は活版印刷が主となっております」
「でもまぁ、印刷機なんて産業用だよねぇ」
「そうですね…個人的に御使用になる事は不可能ではございませんが…主様は印刷機を何にお使いになるのですか?」
「そうだよね、高いよねぇ。そんな予算無いよなぁ」
「いいえ、このナック、主様の御所望とあれば、何でも手に入れましょう!」
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DOODLE飙さんと絵チャをやりました♡飙さん→🍷、ごろちゃん→🕯で🍷🕯のキス絵を描こうぜ!キャッキャウフフ♡ってしながら描きました!
中国語を調べながらかいたので、私が書いた中国語は、ルカス格好いいとかそんなのですが、セクシー=性感だったので、性感🍷です。最高!
飙さんがさぁ…じりじりと🕯に近づいて唇を重ねる🍷を描いてくれてさぁ……スクショ細かくとって動かしたらアニメーションになるじゃーん 2
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DONE当日に全員分は無理そうなので取り敢えず1階組だけで( ´・֊・` )1階組と Happy Halloween その日、主の良い事を思い付いた、という顔をして
「Happy halloween I'll trick devil」
叫びながら恋人を追いかけ回した。追い詰めた結果、
「悪魔には紋章にキスしちゃうぞー♡」
とニンマリ笑ったのだった。
【ベリアン・クライアンの場合】
自室へと追い詰めた主は、戸の鍵をそっと閉める。
「ほ、本当に、その…なさるおつもりですか…?」
「ハロウィンだからね、悪魔にはイタズラしないとね♡」
そういうものだろうか、とベリアンは思う。
「わ、わかりました…主様がそう仰るのなら…」
仕方なく、服を脱ごうとすると
「待って、それも私がやる!」
愉しそうに主はベリアンの服に手をかけた。
「そんな、主様のお手を煩わせるわけには」
2167「Happy halloween I'll trick devil」
叫びながら恋人を追いかけ回した。追い詰めた結果、
「悪魔には紋章にキスしちゃうぞー♡」
とニンマリ笑ったのだった。
【ベリアン・クライアンの場合】
自室へと追い詰めた主は、戸の鍵をそっと閉める。
「ほ、本当に、その…なさるおつもりですか…?」
「ハロウィンだからね、悪魔にはイタズラしないとね♡」
そういうものだろうか、とベリアンは思う。
「わ、わかりました…主様がそう仰るのなら…」
仕方なく、服を脱ごうとすると
「待って、それも私がやる!」
愉しそうに主はベリアンの服に手をかけた。
「そんな、主様のお手を煩わせるわけには」
猫目ゆこ
DONEaknk絵まとめ②⚠︎最後の1枚にアモ主♀があります(主顔無し)
単体絵(テディ/ボスキ/ユーハン/フェネス/ラト/ラムリ/ハウレス/ベリアン)
(2023/10/11〜10/29) 10
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DONEアモンの舌ピで遊ぶ主。御貫穿 昼下がりの庭園。紫外線アレルギーの主は木陰に座り、なるべく陽射しを避けながら、ガゼボで日陰浴をしていた。スケッチしていた手を止め、少し考えるように耳のピアスを弄る。
主は、ピアス穴が多い。首上のピアスホールは12ヶ所だ。それでもまだ足りない、と云う。飽きたのか、主はスケッチを投げ出し、アモンを呼ぶ。
「アモン、お口あーん」
「んぁ、なんっひゅは?」
ぱかぁ、と開けたアモンの口の中に主は親指を突っ込む。残りの4本と掌で顎を支え、舌を捏ねる。
「ひゃ、るひ…はまぁ…」
舌裏を撫でられ、ピアスをグリグリと弄られ、アモンの瞳は少し濡れた。
「舌ピいいなー。べろチューきもちーんだって。私も開けようかな?」
「は、ぁ…ひゃっへ、ふぁ…」
719主は、ピアス穴が多い。首上のピアスホールは12ヶ所だ。それでもまだ足りない、と云う。飽きたのか、主はスケッチを投げ出し、アモンを呼ぶ。
「アモン、お口あーん」
「んぁ、なんっひゅは?」
ぱかぁ、と開けたアモンの口の中に主は親指を突っ込む。残りの4本と掌で顎を支え、舌を捏ねる。
「ひゃ、るひ…はまぁ…」
舌裏を撫でられ、ピアスをグリグリと弄られ、アモンの瞳は少し濡れた。
「舌ピいいなー。べろチューきもちーんだって。私も開けようかな?」
「は、ぁ…ひゃっへ、ふぁ…」
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MEMO【悪魔執事とネコ主】 シリーズの主設定イケオジの予定…(¯―¯٥)
多分きっと普段はイケオジだけど快楽に弱いから即オチするっていう。。。
ってかあくねこにオジ受けってコアすぎん???
ま、文章なら読み手様の想像補正でイケる
住めば都
DONEあくねこ、ミヤジ夢。夕日に照らされるミヤジを見て不安になった主様と、彼女の不安を優しく払うミヤジの話。
中村雨紅『夕焼け小焼け』より引用
ほんとはストールネタを入れたかったんだけど、書き始めてから、散歩ってことは運動着だよな?ということに気づき、入れられなかったのでした……
手を繋いで帰ろう♪〜夕焼け小焼けで日が暮れて
♪〜山のお寺の鐘がなる
秋は、日毎に深まっている。
悪魔執事の主人は、担当執事を務めるミヤジに誘われて、屋敷の裏に広がる森の小路を散策していた。
乾いた空気に晒された下草や落ち葉が、足を動かすたびにかさかさと音を立てる。姿を隠した鳥たちや虫たちも、澄んだ声を響かせており、森の中はちょっとした音楽会のようだ。
「主様、疲れてはいないかい?」
先導するミヤジが問うが、屋敷を出てからまだ十分も立っていない。心配性の執事に、女は「やっと体が温まってきたところだ」と元気いっぱい答えた。
二人はゆっくりと森を進んでいく。予定では、湖畔まで行って、少し休憩をしてから屋敷に戻ることになっていた。
1805♪〜山のお寺の鐘がなる
秋は、日毎に深まっている。
悪魔執事の主人は、担当執事を務めるミヤジに誘われて、屋敷の裏に広がる森の小路を散策していた。
乾いた空気に晒された下草や落ち葉が、足を動かすたびにかさかさと音を立てる。姿を隠した鳥たちや虫たちも、澄んだ声を響かせており、森の中はちょっとした音楽会のようだ。
「主様、疲れてはいないかい?」
先導するミヤジが問うが、屋敷を出てからまだ十分も立っていない。心配性の執事に、女は「やっと体が温まってきたところだ」と元気いっぱい答えた。
二人はゆっくりと森を進んでいく。予定では、湖畔まで行って、少し休憩をしてから屋敷に戻ることになっていた。
galaxsci
DOODLEABO au where a mementos mission goes wrong, and suddenly Joker is with a much older Alpha Goro. At the same time elsewhere, Crow is dealing with an older Omega Akiren. 2住めば都
DONE #aknk版深夜の創作一本勝負 よりお題をお借りしました使用お題「スイーツ」。メインはロノと主様、友情出演でハナマル、ユーハンという感じ。夢要素は香る程度。
今年のパレスはさつまいもがやたらと豊作。処理に困っているロノに、主様がアドバイスをしたようです。
パレスの日常の一部を切り取るようなつもりで書きました。
秋の味覚の楽しみ方 本日のおやつであるスイートポテトを前に、デビルズパレスの女主人は目を瞬かせた。
昨日はさつまいものマフィンで、一昨日は食後のデザートがさつまいものモンブランだった。その前の日は、確か夕食にさつまいものサラダが出たし、さらにその前はポタージュだったか。さすがに三日以上前ともなると記憶が怪しい。
彼女はさつまいもが大好きなので、連日でも全く構わない。だがいくら旬の食材とはいえ、こうも同じ食材を使ったメニューが続くと、台所事情が気になってしまう。
「最近、さつまいもの料理やスイーツが続くね。旬だから?」
「……やっぱ、気づきますよね?」
「まあ、これだけ続けばさすがにね」
「だよなあ……」
訊ねた女に、厨房の主であるロノは渋い顔になった。どうやらさつまいもメニューが続いていることを気にしていたらしい。
2604昨日はさつまいものマフィンで、一昨日は食後のデザートがさつまいものモンブランだった。その前の日は、確か夕食にさつまいものサラダが出たし、さらにその前はポタージュだったか。さすがに三日以上前ともなると記憶が怪しい。
彼女はさつまいもが大好きなので、連日でも全く構わない。だがいくら旬の食材とはいえ、こうも同じ食材を使ったメニューが続くと、台所事情が気になってしまう。
「最近、さつまいもの料理やスイーツが続くね。旬だから?」
「……やっぱ、気づきますよね?」
「まあ、これだけ続けばさすがにね」
「だよなあ……」
訊ねた女に、厨房の主であるロノは渋い顔になった。どうやらさつまいもメニューが続いていることを気にしていたらしい。
住めば都
DONEあくねこ、ボスキ夢※2023BDカードのストーリーの内容にかなり触れています。読んで感じたことをこねこねしたので…
ボスキの誕生日にとある不安を感じた主様が、ボスキと約束を交わす話
そんな"いつか"が来ませんように 仲間たちに囲まれ、盛大に祝われているボスキの姿を眺めながら、女はふと顔を曇らせた。
祝いの席にはふさわしくない表情であることも、気づいた執事たちが心配することもわかっている。けれどどうしても、わき上がる不安を心の中に留めておけなかった。
考えていたのは、今日の主役であるボスキのことだ。
パーティーが始まる前のこと。彼女はボスキと二人で話をする時間を得た。その場で用意していたプレゼントを渡し、話の流れで、彼の髪のセットを手伝うことになった。
ボスキの過去の話を聞くこともできて、とても有意義な時間だったのだが……ボスキという男の本質をまた一つ知った分、考えずにいられないことがあった。
ボスキ・アリーナスというひとは、それが自分に唯一できることで、かつ大切なひとのためになるとわかれば、相手を悲しませることになるとわかっていても、実行に移してしまう。そういう意志の強さがある。
2789祝いの席にはふさわしくない表情であることも、気づいた執事たちが心配することもわかっている。けれどどうしても、わき上がる不安を心の中に留めておけなかった。
考えていたのは、今日の主役であるボスキのことだ。
パーティーが始まる前のこと。彼女はボスキと二人で話をする時間を得た。その場で用意していたプレゼントを渡し、話の流れで、彼の髪のセットを手伝うことになった。
ボスキの過去の話を聞くこともできて、とても有意義な時間だったのだが……ボスキという男の本質をまた一つ知った分、考えずにいられないことがあった。
ボスキ・アリーナスというひとは、それが自分に唯一できることで、かつ大切なひとのためになるとわかれば、相手を悲しませることになるとわかっていても、実行に移してしまう。そういう意志の強さがある。
住めば都
DONEばーせか2023秋、開催おめでとうございます!展示作品です。楽しんでいただけたら嬉しいです。
ボスキ夢。両片思いの二人がすれ違って傷つけあって、仲直りする話。
明確な言葉はないけど、今のところボスキさんは十分のようです。
ボスキさんお誕生日おめでとう! あなたは「執事として魅力がない」ってよく言うけど、そんなことは全くないよ!とても魅力的なひとで、自慢の執事です!
愛の言葉にかえて 入浴を終え、さっぱりした気分で二階の執事室へ戻る途中のこと。ボスキは階段を登りきったところで、主人の寝室から小柄な人影が出てくるのに気づいた。無意識に口角が上がる。かつて負った怪我のせいで片目しか見えていないボスキだが、彼女の姿を見紛うことはないという自信があった。
声をかけようとして自分の服装を思い出したボスキは、登ってきたばかりの階段を数段降りた。羽織っただけのシャツのボタンを、可能な限り急いで止めていく。
主人が屋敷で生活を始めたばかりのころは、風呂上がりに上半身裸のままうろついて、気まずそうな顔をさせたものだ。さすがにまずいかと思い、最近は脱衣場を出る際にシャツを羽織るようになったが、暑いのと面倒なのとで、前を閉めずにいることが多かった。
14008声をかけようとして自分の服装を思い出したボスキは、登ってきたばかりの階段を数段降りた。羽織っただけのシャツのボタンを、可能な限り急いで止めていく。
主人が屋敷で生活を始めたばかりのころは、風呂上がりに上半身裸のままうろついて、気まずそうな顔をさせたものだ。さすがにまずいかと思い、最近は脱衣場を出る際にシャツを羽織るようになったが、暑いのと面倒なのとで、前を閉めずにいることが多かった。
マシロルリ
DONEBirthday for 2nd Floor Surprise Autumnの展示作品です。ハウ主現パロ転生(記憶あり)のまったりとした話です。
帰り道 授業が終わり、放課後の時間へとなると教室の中が一気に騒がしくなった。
部活へ行く者、アルバイトへ急ぐ者、友人達と喋り教室に残る者。
いつもと変わらぬ平和を絵に描いたような風景。
悪魔執事をやっていた俺が、今は平凡な高校生をやっていると言ったら、過去の自分はどう思うだろうか。
そんな事をぼんやりと考えていると、クラスメートに不意に声を掛けられた。
「ハウレス~。彼女さん、迎えに来てるよ」
「彼女……あっ」
ドアへと視線を向ければ。
主様がひょっこりと、半分開いたドアから顔を覗かせていた。
小動物を思わせる仕草に思わず微笑ましくなる。
クラスメートに礼を言い、彼女の元へと向かった。
「あるじさ、」
「わー!わー! ここ(学校)では、それ禁止だってば!」
1096部活へ行く者、アルバイトへ急ぐ者、友人達と喋り教室に残る者。
いつもと変わらぬ平和を絵に描いたような風景。
悪魔執事をやっていた俺が、今は平凡な高校生をやっていると言ったら、過去の自分はどう思うだろうか。
そんな事をぼんやりと考えていると、クラスメートに不意に声を掛けられた。
「ハウレス~。彼女さん、迎えに来てるよ」
「彼女……あっ」
ドアへと視線を向ければ。
主様がひょっこりと、半分開いたドアから顔を覗かせていた。
小動物を思わせる仕草に思わず微笑ましくなる。
クラスメートに礼を言い、彼女の元へと向かった。
「あるじさ、」
「わー!わー! ここ(学校)では、それ禁止だってば!」
マシロルリ
DONEBirthday for 2nd Floor Surprise Autumnの展示作品です。ハウ主がボスキの誕生日をお祝いする話です。
Happy birthday 誰かの誕生日を祝う事は特別な事だ。
生まれてきてくれてありがとう。私と出会ってくれてありがとうって、ちゃんと伝えたいから。
今日のデビルズパレスは少しソワソワと浮き足立っている。
理由は簡単。明日は執事の一人であるボスキの誕生日だからだ。
皆、彼をお祝いしようと準備をしているのだろう。
私も勿論、お祝いするつもりだが……。彼にプレゼントをあげるとしたら、何が良いのだろうか。
私は恋人であるハウレスに相談してみる事にした。
「ボスキの好きなもの……ですか?」
「うん。明日、誕生日でしょう? だから、何をあげようかなって」
「そうですね……。ボスキの好きなものといったら……」
「肉」
ハウレスと私の声がピッタリと重なる。
1699生まれてきてくれてありがとう。私と出会ってくれてありがとうって、ちゃんと伝えたいから。
今日のデビルズパレスは少しソワソワと浮き足立っている。
理由は簡単。明日は執事の一人であるボスキの誕生日だからだ。
皆、彼をお祝いしようと準備をしているのだろう。
私も勿論、お祝いするつもりだが……。彼にプレゼントをあげるとしたら、何が良いのだろうか。
私は恋人であるハウレスに相談してみる事にした。
「ボスキの好きなもの……ですか?」
「うん。明日、誕生日でしょう? だから、何をあげようかなって」
「そうですね……。ボスキの好きなものといったら……」
「肉」
ハウレスと私の声がピッタリと重なる。
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DOODLEさぁこれから始めますよ!って感じのルカミヤキスです。
百万回同じような絵を描いてる気がするんですけど、まぁいっか!
これからおっ始めるので、まだ先生は清いです。
R15かなー
義務教育中ですか?(はい/いいえ)
住めば都
DONE #aknk版深夜の創作一本勝負 よりお題をお借りしました「逃げてもいいんだよ」バスティン夢
※秋のホーム会話のネタバレを一部含みます
向こうでいろいろあった主様が、バスティンと馬に乗っているうちに元気を取り戻す話
主様といるときか、動物を相手しているときだけ、柔らかい空気を纏うバスティンに夢を見ています。彼は穏やかな表情の奥に激重感情を隠してるのがずるいですよね……
安息の地を探して 天高く、馬肥ゆる秋。
近頃の馬たちは元気いっぱいで、よく食べ、よく走り、よく眠る。前後の話の流れは忘れたが、先日バスティンは主人にそんな話をした。
彼女がいたく興味を引かれた様子だったので、ならばとバスティンは提案したのだ。次の休日に、馬たちの様子を見に来るか、と。
それを聞いて、元より動物好きの主人は目を輝かせた。馬たちのストレスにならないのなら、触ったり乗ったりしてみたい。そう話す彼女はすでに楽しそうで、無表情が常のバスティンまで、つられて笑みを浮かべてしまうくらいだった。
だというのに――これは一体、どうしたことだろう。
「……主様」
「あ……うん。ごめん、ちょっとボーっとしてた。せっかく時間を取ってくれてるのに、ごめんね。今度はちゃんと聞いてるから、もう一回説明してもらえる?」
2707近頃の馬たちは元気いっぱいで、よく食べ、よく走り、よく眠る。前後の話の流れは忘れたが、先日バスティンは主人にそんな話をした。
彼女がいたく興味を引かれた様子だったので、ならばとバスティンは提案したのだ。次の休日に、馬たちの様子を見に来るか、と。
それを聞いて、元より動物好きの主人は目を輝かせた。馬たちのストレスにならないのなら、触ったり乗ったりしてみたい。そう話す彼女はすでに楽しそうで、無表情が常のバスティンまで、つられて笑みを浮かべてしまうくらいだった。
だというのに――これは一体、どうしたことだろう。
「……主様」
「あ……うん。ごめん、ちょっとボーっとしてた。せっかく時間を取ってくれてるのに、ごめんね。今度はちゃんと聞いてるから、もう一回説明してもらえる?」
住めば都
DONE #aknk版深夜の創作一本勝負 よりお題をお借りしました。「綺麗になったね」ベリアン夢。恋人設定でいちゃいちゃしてます。
恋をすると綺麗になるよね、という話。
あなたのおかげ 隣で作業をする女の横顔を眺めて、ベリアンは小さく感嘆の息をついた。
普段、穏やかに笑みを湛えていることの多い顔は、真剣そのもの。手元の書物に落とされた瞳が、忙しなく文章を追っている。ゆらゆらと揺れるロウソクの火に照らされたその姿には、得も言われぬ美しさがあった。
「……ベリアン?」
「っ、はい」
見つめていた横顔が、ベリアンのほうを向く。彼女はちょっと困ったように、眉尻を下げていた。
「どうかなさいましたか?」
「そういうわけじゃないけど……なんというか、あの……ちょっと、こっちを見すぎじゃない?」
女はずいぶんと躊躇ってから、恥ずかしそうにもごもごと言った。どうやら、熱い視線を注いでいたことに気づかれていたらしい。
1559普段、穏やかに笑みを湛えていることの多い顔は、真剣そのもの。手元の書物に落とされた瞳が、忙しなく文章を追っている。ゆらゆらと揺れるロウソクの火に照らされたその姿には、得も言われぬ美しさがあった。
「……ベリアン?」
「っ、はい」
見つめていた横顔が、ベリアンのほうを向く。彼女はちょっと困ったように、眉尻を下げていた。
「どうかなさいましたか?」
「そういうわけじゃないけど……なんというか、あの……ちょっと、こっちを見すぎじゃない?」
女はずいぶんと躊躇ってから、恥ずかしそうにもごもごと言った。どうやら、熱い視線を注いでいたことに気づかれていたらしい。
galaxsci
DOODLEwatching miracle aligner's music video a lot recently. my hope is to finish at some point <3 2hijiki_de_gohan
SPUR ME今度書くものの後日談という実質次回予告というか自分用の首絞めマシーン。なんともよくわからんものを上げて申し訳ないです……。
※女装ネタを含みます
※あらゆる不穏にふわふわを載せて誤魔化す
アイム・ゴナ・スクリーム「うわ、ついにやったの?」
恐らくアキの怒鳴り声を聞いて、午後の二時に漸く起き出してきたデンジが眠そうな眼でカウンター越しにキッチンを見て放った第一声がそれだが、心外な響きだった気がしてならない。
「……やってねえよ。何をだ」
「さつまじん事件」
薩摩人? ……殺“魔人”か。どうでもいいツッコミは置いておいて、肩からタオルケットを被って引き摺っている彼が持ってきた皿を受け取り、米粒の一つも残さず食べたのを確認する。綺麗に食うようになったな。舐めた訳じゃないといいがと思いながらシンクで水に浸す。
デンジが軽く驚いたのは、キッチンで遅い昼食の準備をしているアキとその横で小さくなっているパワーの、主に上半身が飛び飛びに赤く染まっていたからだ。
7002恐らくアキの怒鳴り声を聞いて、午後の二時に漸く起き出してきたデンジが眠そうな眼でカウンター越しにキッチンを見て放った第一声がそれだが、心外な響きだった気がしてならない。
「……やってねえよ。何をだ」
「さつまじん事件」
薩摩人? ……殺“魔人”か。どうでもいいツッコミは置いておいて、肩からタオルケットを被って引き摺っている彼が持ってきた皿を受け取り、米粒の一つも残さず食べたのを確認する。綺麗に食うようになったな。舐めた訳じゃないといいがと思いながらシンクで水に浸す。
デンジが軽く驚いたのは、キッチンで遅い昼食の準備をしているアキとその横で小さくなっているパワーの、主に上半身が飛び飛びに赤く染まっていたからだ。
住めば都
DONEあくねこ、ラト夢。夜遅くに帰ってきた主様が、ラトと夜食を食べる話。どうやらラトは上手く寝つけなかったようで……?
当初の想定とは全然違う内容になってしまいましたが、過去の悪夢で感情をざわつかせているラトを主様が宥めるという本筋のところは書けたので良しとします。
本当は誕生日に間に合わせたかったけどムリでした。ラト、誕生日おめでとう!
ライナスの毛布 金の指環を指に嵌め、途端に襲い来る世界がねじれるような感覚を、目を閉じてやり過ごす。ゆっくり三秒数えて目を開けると、景色は見慣れた屋敷の玄関ホールに様変わりしていた。
「……主様」
帰ってきたことにほっと息をついた女に、暗がりから声をかけるものがいた。夜目の効かない彼女は、そこで初めてホール中央の大階段に腰掛ける執事の姿に気づいた。
「あれ、ラト?」
「はい……おかえりなさい」
「うん、ただいま」
名を呼ぶと、ラトはふらりと立ち上がった。濃いピンク色の髪が、彼の動きに合わせて揺れる。いつも三つ編みに結われている長い髪は下ろされており、シャンプーのコマーシャルかのようにさらりとたなびいた。
「ラトがこの時間まで起きてるの、珍しいね」
4012「……主様」
帰ってきたことにほっと息をついた女に、暗がりから声をかけるものがいた。夜目の効かない彼女は、そこで初めてホール中央の大階段に腰掛ける執事の姿に気づいた。
「あれ、ラト?」
「はい……おかえりなさい」
「うん、ただいま」
名を呼ぶと、ラトはふらりと立ち上がった。濃いピンク色の髪が、彼の動きに合わせて揺れる。いつも三つ編みに結われている長い髪は下ろされており、シャンプーのコマーシャルかのようにさらりとたなびいた。
「ラトがこの時間まで起きてるの、珍しいね」
住めば都
DONEあくねこ、ハナマル夢(?)※本編2.5章、水龍の唄、ワインフェスティバルの内容に触れています。
時系列的にはワインフェスティバル8話のあと。イベストを読み返していて感じたことをこねこねしました。捏造過多です。
独白なので夢と言っていいものかわかりませんが、考えているのは主様のことなので一応夢ということにしておきたい。
ないものねだり 宛てがわれた宿の一室でベッドに身を横たえたハナマルは、酒精が入ったわりに冴えてしまった目で、ぼうっと天井を眺めた。ついと利き手を天に伸ばす。緩く拳を握ると、掴んでおきたかった大事なものの記憶が脳裏を駆け抜けた。
感傷的な気分になっているのは、ルカスを相手に過去の話をしたからだろう。まさか中央の大地に、燃え尽きた郷里のことを知っている人間がいるとは思わなかった。
「百年経てば、か……」
刺青を消したいと相談したハナマルに、刻まれた印は消えずとも人々の記憶のほうが風化すると、ルカスは言った。確かにそうだとハナマルも思った。
だが、背に負った龍の意味を知るものがいなくなるのにそれだけ年月がかかるのだとすれば、彼が唯一と定めた主人がハナマルの出自を知る日が、いずれやってくるかもしれない。
1326感傷的な気分になっているのは、ルカスを相手に過去の話をしたからだろう。まさか中央の大地に、燃え尽きた郷里のことを知っている人間がいるとは思わなかった。
「百年経てば、か……」
刺青を消したいと相談したハナマルに、刻まれた印は消えずとも人々の記憶のほうが風化すると、ルカスは言った。確かにそうだとハナマルも思った。
だが、背に負った龍の意味を知るものがいなくなるのにそれだけ年月がかかるのだとすれば、彼が唯一と定めた主人がハナマルの出自を知る日が、いずれやってくるかもしれない。
住めば都
DONE #aknk版深夜の創作一本勝負 よりお題をお借りしています。「おかえり」ユーハン夢。
予定の時間を過ぎても帰ってこない主様を待ち続けるユーハンの話。
翌朝、ほかの執事からもユーハンがずっと待ってたと話を聞いて、主様は某ワンちゃんを思い浮かべたとかいないとか。
待てと言うならいつまでも 主人の帰宅時刻五分前になったのを確認し、ユーハンは出迎えのため本邸の玄関へ向かった。
今朝、主人は「帰宅はいつもどおりだと思う」と告げ出掛けていった。彼女が「いつもどおり」というときは、十分から二十分くらいの誤差はあるものの、だいたいこのくらいの時間に帰ってくる。
ユーハンは姿勢よく立ったまま、主人の帰宅を待った。だが、十分経っても、二十分経っても、彼女が戻ってくる気配はない。尤も、不思議な指環の力で二つの世界を行き来する彼女の帰還は、予兆も気配もなく、突然であるのが常なのだけれど。
そのうち帰ってくるだろうと思っていたユーハンだったが、予定の時間から一時間が経って、さすがに不安を感じた。
事件や事故に巻き込まれたのではないか。突然の病気や怪我で、身動きが取れなくなっているのかもしれない。彼女を狙う不届きな輩に襲われて、恐ろしい目に遭っていたとしたら。
3615今朝、主人は「帰宅はいつもどおりだと思う」と告げ出掛けていった。彼女が「いつもどおり」というときは、十分から二十分くらいの誤差はあるものの、だいたいこのくらいの時間に帰ってくる。
ユーハンは姿勢よく立ったまま、主人の帰宅を待った。だが、十分経っても、二十分経っても、彼女が戻ってくる気配はない。尤も、不思議な指環の力で二つの世界を行き来する彼女の帰還は、予兆も気配もなく、突然であるのが常なのだけれど。
そのうち帰ってくるだろうと思っていたユーハンだったが、予定の時間から一時間が経って、さすがに不安を感じた。
事件や事故に巻き込まれたのではないか。突然の病気や怪我で、身動きが取れなくなっているのかもしれない。彼女を狙う不届きな輩に襲われて、恐ろしい目に遭っていたとしたら。
住めば都
DONEあくねこ、ボスキ夢。ひょんなことから担当執事のボスキがいつも自分の右側にいることに気づいた主様が、その理由を考えて斜め上の勘違いをする話。
最後は「雨降って地固まる」です。
守護者の定位置 ある日の、夕食後のことだった。
屋敷の主人である女は、団欒室で執事たちとトランプに興じていた。ババ抜きから始まり、神経衰弱、大富豪を経て、そのときはちょうど七並べをしている最中だった。
「よお、盛り上がってるみたいだな」
顔を出したのは、主人の担当執事を務めるボスキ・アリーナスだ。ボスキは食事をとるため一旦女の傍を離れており、その間は同じ二階の執事室に暮らすフェネスが担当を代わっていた。
「あ、ボス〜、お疲れ〜」
手札とにらめっこをしていたラムリが顔を上げて、ボスキに手を振る。軽く手を上げて応じたボスキは、フェネスの座るソファに歩み寄って、背もたれに手をついた。
「お疲れさま、ボスキ。食事は落ち着いて取れた?」
5744屋敷の主人である女は、団欒室で執事たちとトランプに興じていた。ババ抜きから始まり、神経衰弱、大富豪を経て、そのときはちょうど七並べをしている最中だった。
「よお、盛り上がってるみたいだな」
顔を出したのは、主人の担当執事を務めるボスキ・アリーナスだ。ボスキは食事をとるため一旦女の傍を離れており、その間は同じ二階の執事室に暮らすフェネスが担当を代わっていた。
「あ、ボス〜、お疲れ〜」
手札とにらめっこをしていたラムリが顔を上げて、ボスキに手を振る。軽く手を上げて応じたボスキは、フェネスの座るソファに歩み寄って、背もたれに手をついた。
「お疲れさま、ボスキ。食事は落ち着いて取れた?」
住めば都
DONEあくねこ、ハウレス夢。恋人設定。夜の見張り台でハウレスと星を見る話。
特にヤマもオチも深い意味もない。イチャイチャしてるハウ主が書きたかっただけ。
星の夜 星を見に行かないかという誘いに、ハウレスの主人であり恋人でもある女は、にっこり笑って頷いた。拒否されるとは思っていなかったが、それでも受け入れられると嬉しいものだ。ハウレスは微笑みを返し、彼女に手を差し出した。
陽はとうに落ちて、屋敷には夜闇が蟠っている。ロウソクだけが光源の視界では足元が疎かになるからと、女が夜の屋敷を歩くときは、その日の担当執事が手を引いてエスコートするのが常となっていた。
主人の部屋のある二階から階段を上がり、三階の細い廊下を奥へと進む。見張り台へと続く階段を上がって扉を開け放てば、一気に視界が開けた。
「屋敷の中より、外のほうが明るいんだね」
歓声に続けて、女が言う。彼女の視線はすでに、数多の宝石を散りばめたような星空に釘づけだった。
1824陽はとうに落ちて、屋敷には夜闇が蟠っている。ロウソクだけが光源の視界では足元が疎かになるからと、女が夜の屋敷を歩くときは、その日の担当執事が手を引いてエスコートするのが常となっていた。
主人の部屋のある二階から階段を上がり、三階の細い廊下を奥へと進む。見張り台へと続く階段を上がって扉を開け放てば、一気に視界が開けた。
「屋敷の中より、外のほうが明るいんだね」
歓声に続けて、女が言う。彼女の視線はすでに、数多の宝石を散りばめたような星空に釘づけだった。
住めば都
DONE #aknk版深夜の創作一本勝負 よりお題をお借りしました。使用お題「魔法みたいだね」
ロノ夢。美味しい料理を作ってくれるロノの手は魔法の手だね、という話です。
魔法の手 自身の城とも言うべき厨房で、包丁を握り、フライパンを振り、お玉で鍋をかき混ぜる。ロノにとっては、悪魔執事となり調理担当の仕事をもらってからというもの、毎日繰り返した作業だ。
慣れた手つきで料理を作りながら、ロノは落ち着かない気持ちだった。厨房内をくるくると動き回る彼の背は、じっと注がれる視線を受け止めている。視線の主がほかの執事たちであれば歯牙にもかけないが、ロノの動きを熱心に見つめているのは、彼にとって唯一無二の主人だ。
ロノは浮ついてしまいそうな気持ちを押さえつけるために、平常心、平常心と口の中で唱える。しかし正直に言えば、効果は無いに等しかった。
「主様、お待たせしました! 簡単なもので申し訳ないですけど、夜食ができましたよ」
2761慣れた手つきで料理を作りながら、ロノは落ち着かない気持ちだった。厨房内をくるくると動き回る彼の背は、じっと注がれる視線を受け止めている。視線の主がほかの執事たちであれば歯牙にもかけないが、ロノの動きを熱心に見つめているのは、彼にとって唯一無二の主人だ。
ロノは浮ついてしまいそうな気持ちを押さえつけるために、平常心、平常心と口の中で唱える。しかし正直に言えば、効果は無いに等しかった。
「主様、お待たせしました! 簡単なもので申し訳ないですけど、夜食ができましたよ」