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    TF

    流菜🍇🐥

    DOODLETF主ルチ。TF主くんがルチにデュエル勝利の報酬としてご褒美をもらう話です。内容が内容なので糖度高めです。
    ご褒美 夕食の片付けを終えると、僕はソファに腰を下ろした。テレビのリモコンを手に取ると、片手でチャンネルをザッピングする。この時間のテレビ番組は、いつも同じようなバラエティばかりだ。気まぐれに衛星放送を表示させていると、興味深い画面が視界に映った。
     それは、デュエルの講座番組だった。これからデュエルモンスターズを始める初心者に向けて、カードの種類や効果を説明している。さすがは専門番組といったところで、主流になっているシンクロ召喚だけではなく、儀式召喚や融合召喚まで説明していた。とはいえ、このチャンネルの視聴者に完全な初心者はほとんどいないから、そのコーナーはすぐに終わってしまう。
     コーナーが切り替わると、今度はデュエルをしている子供たちが映し出された。側には赤いシャツを着た男性が付き添っていて、子供に何かを囁いている。対戦相手の子供の側にも、同じように男性が付き添っているようだ。カメラが引いたところで、ナレーションと共に『デュエル教室の風景』というテロップが流れ始めた。
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    kagenin_keron

    DONE・ランダイ出会い話。
    ・筆者がランダイ好きなので一応カプ表記してますが、特にカプ要素は無いです。
    ・筆者がTFに関しての知識が浅く、かつMF視聴中の身で書いている為、セイバートロン星やサ軍デ軍周りの描写に関しておかしなところ沢山あるかもしれません。申し訳ない。
    星よ、貫け運命を!(MF🏎⛴ss) ──これはプリテンダー達が地球に来るよりもっと前。平和で豊かだったセイバートロン星に、争いの火種が撒かれ始めた頃の話。

    セイバートロン星のとある地域。そこには“プリテンダー”と呼ばれる、超ロボット生命体ながら有機体へと擬態することも可能な種族が多く暮らしていた。
    星全体で見れば少数の民族であるが、他の種族と交流をとりながら、穏やかに生活を送っていた。
    ──繁華街を歩く、黒と白のシンプルなボディーカラーが様になる男、ダイバーもプリテンダーの一人だった。
    ダイバーは、暗い顔をしながら並ぶ店を眺める。

    (ここらへんもすっかり活気を失っちまってる)

    そう遅くない時間にも関わらず多く閉じられたシャッター。商品が殆ど並べられていない店。客を呼び込むこともなく俯いて店の奥に構える店主。そんな本来なら異様である風景を眺めて、ダイバーは静かにため息をついた。
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