不思議
ゆきと
MOURNINGにゃんにゃんにゃんの日に書いたスミイサ未満withルル。スミがパパです。たぶん4話後7話前の謎時空。本当に迷い猫だったのか不思議な力でイサが猫になってるのかは想像にお任せします。
これでもスミイサと言い張る勇気。
「スミスぅ!なにかみつけた?ルルも!」
穏やかな天気の昼下がり、ルルの指差す方向には人だかりがあった。聞こえてくるのは賑やかな歓声で悪いことではなさそうだと胸を撫で下ろす。
「Alright,行ってみようか」
そう声をかけると同時か少しはやく、ルルはオレの腕を引っ張りながら人だかりへの突入していった。
押し合いへし合い、どうにかたどり着いた中心に居たのは一匹の黒猫。身体の大きさからして成猫だろうか。墨を流したような艷やかな毛並みとヘーゼルカラーの瞳が美しい。どうやら怯えてしまっているらしく、フーフーと荒い息が聞こえる。
まわりはお構い無しに口笛を吹いたり近付こうとしたりとやりたい放題だ。
「スミス!」
猫を指さしてルルが笑う。
2330穏やかな天気の昼下がり、ルルの指差す方向には人だかりがあった。聞こえてくるのは賑やかな歓声で悪いことではなさそうだと胸を撫で下ろす。
「Alright,行ってみようか」
そう声をかけると同時か少しはやく、ルルはオレの腕を引っ張りながら人だかりへの突入していった。
押し合いへし合い、どうにかたどり着いた中心に居たのは一匹の黒猫。身体の大きさからして成猫だろうか。墨を流したような艷やかな毛並みとヘーゼルカラーの瞳が美しい。どうやら怯えてしまっているらしく、フーフーと荒い息が聞こえる。
まわりはお構い無しに口笛を吹いたり近付こうとしたりとやりたい放題だ。
「スミス!」
猫を指さしてルルが笑う。
85_yako_p
PAST四季とタケルと漣が旅行する話です。かなり前の既刊です。SF(少し不思議)です。
牙崎くんは冬眠する一
失敗した。重くなる体を引き摺りながら思う。想定外だった。まだ、猶予はあったはずなのに。
まるで逃げだすみたいだ。屈辱にも近い感情が冷え切った胃の底を焦がしていく。だが、これが逃走だとしても足を止めるわけにはいかない。逃げ込める場所の心当たりは苛立つほどに少なくて、そのなかの一つである寮へと体を引き摺っていく。
アイドルになるまでは、どこか誰にも見つからない冷たいところに身を隠せばよかったのに。大勢に見られるのは困る。だけど、今は誰にも見つからないところには行けない。
ようやく寮に辿り着けば灯りはとうに落ちていて、誰もいないラウンジはひんやりとしていた。時間が時間だ。当然だ。体温が奪われていく感覚は少しだけマシになったが、このままではきっと眠ってしまう。
35426失敗した。重くなる体を引き摺りながら思う。想定外だった。まだ、猶予はあったはずなのに。
まるで逃げだすみたいだ。屈辱にも近い感情が冷え切った胃の底を焦がしていく。だが、これが逃走だとしても足を止めるわけにはいかない。逃げ込める場所の心当たりは苛立つほどに少なくて、そのなかの一つである寮へと体を引き摺っていく。
アイドルになるまでは、どこか誰にも見つからない冷たいところに身を隠せばよかったのに。大勢に見られるのは困る。だけど、今は誰にも見つからないところには行けない。
ようやく寮に辿り着けば灯りはとうに落ちていて、誰もいないラウンジはひんやりとしていた。時間が時間だ。当然だ。体温が奪われていく感覚は少しだけマシになったが、このままではきっと眠ってしまう。
かに水槽
DONE第二ノ七億不思議、「正瞬押下」その性質は暴露。ボタンを押した者の意識を異空間へと取り込み、その者が望む情報を与える代わりに生気を奪い続ける。
烈駆は相棒である銀二がクラスメイトを助けるためボタンを押したことを知り動揺するが、自分を信じて待っている相棒の元へ向かうため自身もボタンへ手を伸ばすのだった。 3
萌えない5ミ°
MOURNINGセンシティブ設定で上げた(ツ)どもです エロ(1〜3枚目)→半擬(4枚目以降)の順で載せています 後半になるほど健全?な絵になるという不思議な構成です おまけ付きpass→サムネの男のTDN表記(下の名大文字) 8
highlyse-of-dtm
DONEゴッドエゴイズム本編_2章2_分割版登場人物
リューイ 周りから浮いた不思議な少年
A«エー»閣下 嫁はとらん
参謀のJ«ジェイ» 誰であろうと物申す
この物語はフィクションであり、実在の人物・組織・団体・概念などとは一切関係ありません。
作者の趣味と好みと力業で制作されております。
ご注意ください。 4700
おさかなぱらいそ
TRAININGポル菊ポルさんの顔がだいすきな菊さん
画力が足らん😇
苦手な手の練習に(途中までですが…!)
青色や緑色の目を初めて見た時にどんな風に感じたのかなと妄想
はじめは綺麗!じゃなくて、怖… とか不思議だなあ とか思ってたらいいな🤤💕
そして菊さんの中で緑の目の基準?が無意識にポルさんになってたらとても良き…
(この人の目はポルトガルさんのより暗い緑ですね)
みたいな、、、! 4
ankounabeuktk
DONE「自分の身体のパーツで一番何処が好きか聞いてくる攻に、顎のラインと答えて不思議がられて「だって俺が一番見れるのそこなので」と答える受」の作品をつくりましょう。より。
cute【オル相】「えっ?!私の顔に見惚れてくれていたんじゃないの?!」
「見惚れるも何も、俺からあんたの顔はまともに見えませんが」
「まともに」
「造形が崩れているとかじゃなくて。ほぼ顎しか見えんです」
相澤くんはそこらへんの丸椅子を引っ張ってきて私の隣に置いてその上に立つ。
「ほら。見えないでしょ、俺の顔」
身長差を模した施策に見上げれば彼の言う通り、いつも見慣れているものとは違うアングルが新鮮だった。
「でも君の顎のラインも素敵だよ。お髭がキュートだ」
「……なんでも褒めりゃいいってもんじゃないですよ」
何言ってんだって顔しながら、最近はその裏に嬉しさを感じてくれているのを私は知ってるよ。
そう思ったらたまらなくなって、椅子から降りかけた相澤くんに抱きついた。危ねえなって怒る体をそのまま肩に担いで持ち上げる。
571「見惚れるも何も、俺からあんたの顔はまともに見えませんが」
「まともに」
「造形が崩れているとかじゃなくて。ほぼ顎しか見えんです」
相澤くんはそこらへんの丸椅子を引っ張ってきて私の隣に置いてその上に立つ。
「ほら。見えないでしょ、俺の顔」
身長差を模した施策に見上げれば彼の言う通り、いつも見慣れているものとは違うアングルが新鮮だった。
「でも君の顎のラインも素敵だよ。お髭がキュートだ」
「……なんでも褒めりゃいいってもんじゃないですよ」
何言ってんだって顔しながら、最近はその裏に嬉しさを感じてくれているのを私は知ってるよ。
そう思ったらたまらなくなって、椅子から降りかけた相澤くんに抱きついた。危ねえなって怒る体をそのまま肩に担いで持ち上げる。
UThor
DOODLE地鶏()NPフォロワーさんへのリプライ時になんとなく添えたラフ絵を彩色してみました
精査しなかったのであちこち変🙃
なんかほぼ同じタイミングで同じような構図描いてたのタイッツーで見かけて不思議な気持ちになりました、まる
𓆟ヤマダ𓆟
DONE「ただいまも情緒がないくらいが丁度いい」12話後ルルが熱を出してイサミが看病する話。ルルが甘えたの赤ちゃんやっててイサミが割とママ(笑)やってます。例の如くギャグオチだしスミスがぶん殴られています。
スミイサ風味ですが不思議なことにデキてません。
私はイサミとルルの完全保護者と子のような触れ合い方が大好きです(自己紹介)
感想ありましたらここのスタンプかマシュマロにください。私が喜びます。 13
gurumii_dream
DOODLE不思議な生き物に出会う👹🖋️👟🦊🦁の話モブ(スライム)✕👹🖋️👟🦊🦁です
カップリング要素はあまりありません
モブ(スライム(?))が出張ります
モブに名前があります
パスワードを設けています
パスワード→全員の頭文字を小文字で『visml』 7903
suzaku13aka
MEMO備忘録。下絵めちゃくちゃ悩んで形は決まった……!一年前に描いた『魂を結ぶ』と同じ気持ちで描いている不思議な感覚。でもあの頃よりももっと赤奏国夫婦が愛しくなったなあ。色んなセンスが壊滅的なのでいつも原作や漫画とにらめっこ。 6
午前二時/AM2:00
TRAINING※別ジャンル ごちゃまぜ注意 y/n一度描いてみたいと思ってた不思議なキャラたち 立ち絵 続けるかわからない
r6.4.5 開始 午前8枚 午後1枚
r6.4.6 3枚追加
r6.4.7 1枚追加
r6.4.8 1枚追加
r6.4.9 1枚追加 日付間違えて書いてる 20
あお🟦
DONEほんのりちょっと不思議な仙流のお話。これ以上はネタバレになるから言えないけれど、流とイから始まってドで終わるものとの話です。読んだら分かると思う、表現上手くないかも、笑
まあ、最後に答え書いてます😉
※流の家庭環境を想像しています。
※ネグレクトやいじめっぽく感じる表現がありますが、そこまでシリアスでは無いです。
※さっと書いたものなので、皆様もさっと読んでください、、笑 12
Ppeco0
MAIKING「春風 ラフ」最近風の強い日が多くて、いよいよ春が来たなぁと感じます。
人形ちゃんは何度でも楽しく描ける不思議。
ただ、ブラボは魅力的なNPCてんこ盛りゲームなので、どうせなら色んなキャラを描いてみたいです(描きかけの絵から目を逸らしつつ)
Souko_KYOM
MOURNINGBLUEさん作『不思議の世界の冒険譚』シリーズの三次創作、ファンアートまとめ14です。今年もやりましたミズキさん月間元作品URL(https://www.pixiv.net/novel/series/1411362) 32
えぷと
PROGRESSDBHオンリーの新刊原稿進捗画像その1です びっくりコナー君間抜けな見た目と声の捜査補佐アンドロイドがお好きな方は恐らく楽しんで頂けるものになる気がします…が、なぜか今回はギャグ中心の漫画ではありません こんなにギャグっぽいのに?我ながら不思議です
Souko_KYOM
MOURNINGBLUEさん作『不思議の世界の冒険譚』シリーズの三次創作、ファンアートまとめ13です。やっぱり気付けばミズキさん描いてる元作品URL(https://www.pixiv.net/novel/series/1411362) 12
ぷちそら
DONE突発的に書いたAS▲▲読み返したら S▲さんの一目惚れな短編に!
S▲さん視点
憧れと言うか雲の上な人いつか自分もなりたい目標な人=ゲーノボ
ふわふわして掴みどころの無い人=アニノボ
ゲーノボ、アニノボ二人とも恋愛対象外だったのに
恋とは不思議です。
と言うか私が考える Sマスは恋に疎いのに落ちたら可愛くなるのは私のせいか?!
続くかもしれない!!
『その目に射抜かれて』AS▲▲『その目に射抜かれて』A S▲▲
「スペノボ様、わたくしモニター室へ少し行ってまいりますね♪」
何時もの飄々としたお顔で書類の山に囲まれている私にそう告げて部屋を出て行かれました。その言葉を聞いて私は何時もの事なので「どうぞ」と言うと視線を書類の方へ向けた、ドアの閉まる音と同時に手を動かした。
静かな部屋にボールペンの走る音だけが聞こえる。
紙はインクを吸い1枚また1枚と書類の山を切り崩していく。
「ふぅー」
思わず溢れた声、壁にかけられた時計を見た。
(戻ってきませんね⋯どうせサボる口実ならいっその事休憩しますといえばよろしくのに、なんて考えだすと若干の⋯否かなり私ムカついてきました!!そうです!ここはちゃんと注意するべきです!!)
1405「スペノボ様、わたくしモニター室へ少し行ってまいりますね♪」
何時もの飄々としたお顔で書類の山に囲まれている私にそう告げて部屋を出て行かれました。その言葉を聞いて私は何時もの事なので「どうぞ」と言うと視線を書類の方へ向けた、ドアの閉まる音と同時に手を動かした。
静かな部屋にボールペンの走る音だけが聞こえる。
紙はインクを吸い1枚また1枚と書類の山を切り崩していく。
「ふぅー」
思わず溢れた声、壁にかけられた時計を見た。
(戻ってきませんね⋯どうせサボる口実ならいっその事休憩しますといえばよろしくのに、なんて考えだすと若干の⋯否かなり私ムカついてきました!!そうです!ここはちゃんと注意するべきです!!)
nilgirium
DONEサルベージ再掲 ヌドゥネーに関するちょっと不思議な話。微ホラーっぽいけど怖くない。12.
地下に造られた資料室は、やけにひんやりとしている。
扉を開けた瞬間鼻をついた独特の匂いに顔をしかめて、イニアセルはカンテラをかざした。ぼんやりと黄色い光が、どこか現実離れした光景を照らし出す。
天井近くまである本棚がどこまでも続き、迷路のように口を開けている。この圧迫感には、未だ慣れない。仄暗い室内の黄昏のなかで、幾多の本が眠るように陳列されている。入りきらない本は床に直接、乱雑に積まれており、いくつかは埃をかぶっていた。
この空間は、少し苦手だ。エーテルが吸い取られていくような心地になる。どういうわけだか頭にもやがかかるようで、大きな荷物を乗せられたように肩が重くなる。地下独特の暗さと、閉塞感、そして足元から這い上がってくる冷気のせいかもしれない。
12171地下に造られた資料室は、やけにひんやりとしている。
扉を開けた瞬間鼻をついた独特の匂いに顔をしかめて、イニアセルはカンテラをかざした。ぼんやりと黄色い光が、どこか現実離れした光景を照らし出す。
天井近くまである本棚がどこまでも続き、迷路のように口を開けている。この圧迫感には、未だ慣れない。仄暗い室内の黄昏のなかで、幾多の本が眠るように陳列されている。入りきらない本は床に直接、乱雑に積まれており、いくつかは埃をかぶっていた。
この空間は、少し苦手だ。エーテルが吸い取られていくような心地になる。どういうわけだか頭にもやがかかるようで、大きな荷物を乗せられたように肩が重くなる。地下独特の暗さと、閉塞感、そして足元から這い上がってくる冷気のせいかもしれない。
はゎゎ…
TRAININGチョコ🍫ボックスのお礼絵描いたやつまとめました。もしX見てくださってる方いたらありがとうございました!こちらだけ見てくださってる方もいつもほんとにありがとうございます☀(ここを見ている皆さんがどこにもリンク貼ってないこの閉鎖的な辺境ぽいぴくアカウントに一体どうやってたどり着いたのか不思議でたまらない人) 5
kurubus_i
DOODLEわりと熱く鑑賞してるバ様みて萌え〜になったバ様が気づくのは格下げにならなくて嬉しいんだけど、キルアバの実力拮抗感好きだからキルにも勘付いてほしいとこあった。ミストも、獄炎みてるのに、のちのちいや今更アバンなんか復活しても…て言い出すのちょっと不思議…
ハドコア埋めとヒュン拾い編でまだ出番あるかな。わくわく
クラドセラキの夢(東棟)
DOODLE2024.3.18-19 手を動かしてなさ過ぎたのでリハビリに。全員初めて描いたんですけど、三次元絵は楽しい。描き手によって注目する(=良いと思うポイント)が違うのが面白いよね。しかし不思議なのが、自分で描いても何かあんまり……萌えない。絵柄はこれでいいんだけど 2
げすいじたて
DOODLEかみをいい感じになれーーってかいたんだきろ結局消す感じになったからど供養。がちでよくわからん、学校の七不思議に大認定。あと口を三角形?にするとちょっとあほな感じが出る気して好き。夏の大三角形。 2
A0_Cher1e
DOODLE高銀にしたかった虚銀3Zだけど不思議世界線
坂田銀時は、いや今は坂田銀八か。生まれた時から漠然と知っていることがある。
高杉晋助はどんな世界でも必ず左目を失う、と。
未だ出会ったことのない男だ。高杉晋助という男がどんな見た目でどんな性格をしているのか、年齢さえ分からない。けれど自分が存在する世界のどこかに高杉晋助も必ず存在し、五体満足で生まれた筈なのにどこかで左目を零す。そしてそのことに自分は酷く恐れているのだ。坂田銀八として自我が芽生えた瞬間からそんな認識が自身の中には根付いている。
ただでさえ銀髪に紅目という突飛な見た目で周りから忌避されやすいのに、こんな現実味のない厨二腐ったことを誰に相談できるはずもなく漠然とした恐怖を抱えながらこれまで坂田銀八として生きてきた。
6383高杉晋助はどんな世界でも必ず左目を失う、と。
未だ出会ったことのない男だ。高杉晋助という男がどんな見た目でどんな性格をしているのか、年齢さえ分からない。けれど自分が存在する世界のどこかに高杉晋助も必ず存在し、五体満足で生まれた筈なのにどこかで左目を零す。そしてそのことに自分は酷く恐れているのだ。坂田銀八として自我が芽生えた瞬間からそんな認識が自身の中には根付いている。
ただでさえ銀髪に紅目という突飛な見た目で周りから忌避されやすいのに、こんな現実味のない厨二腐ったことを誰に相談できるはずもなく漠然とした恐怖を抱えながらこれまで坂田銀八として生きてきた。