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    DONE轟くんの主観だった【弱虫泣き虫片思い/轟焦凍編】の話と対になっています。
    学生時代とプロヒの未来捏造です。
    片方だけでも読めると思いますし、轟くん版とどちらから先に読んでも特に問題無いと思いますが報われ感を強く感じられる読み方は轟くん版→緑谷くん版だと思います。
    タイトルに片思いとありますがハピエンです。
    当て馬モブ君が苦手な方はご注意ください。
    【弱虫泣き虫片思い/緑谷出久編】【日常の崩壊】

    定時で仕事を終えられて今日、いつもなら轟君との約束が果たせる事を喜ぶ時間になる筈だった。
    終わり間際に仕事が飛び込み、残業になる事はお互い珍しくない。だからこんな日は素直に嬉しい。
    轟くんの方も今日の業務を無事に終え、僕の終業を確認するメッセージを送ってきていた。

    今日は轟くんとご飯に行く約束の日。
    どんな時でも轟君は優しく僕の話を聞いてくれるから、また僕ばかりが話してしまったと毎回反省する。だけど轟くんはそれでもいいって言ってくれて、いつもついつい甘えてしまう。
    轟くんは自分の感情を表に出したり沢山話すのはあまり得意じゃないから僕の話を聞いているのが好きなんだと言ってくれる。そんな彼を思いながら、約束のある日は仕事の疲労に反して足取り軽くお疲れ様でしたと事務所を出て行く。
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    rcxEYSpryGNQ7wJ

    DONE過去にツイー卜とふせったーでザックリ公開していた文章を加筆修正しました。
    まだまだ全体的に荒いので今後も直すと思いますが、どこかにまとめたかったのでひとまず安堵です。
    大人プロヒーローの轟くんと緑谷くんの話ですが、情緒不安定な轟くんがうるさい上に緑谷くんの事を好きなモブ後輩くんが出ばります。苦手な方は要注意。
    緑谷くん視点もその内。
    【弱虫泣き虫片思い/轟焦凍編】【日常の崩壊】

    日常と言うものはいつ打ち破られるか分からないものだ。
    そんな事はこれまで仕事を通して嫌という程理解している。
    …つもりだった。

    最近は大きな事件もなく、今日も無事に仕事を終えられた。かつて大きく狂った秩序は、取り戻せないものや消えない傷跡を残しながらも今や大勢が乗り越えようと逞しく生きている。

    おしぼりで手を拭きながら、ガヤガヤと騒がしい店内で目の前の席に座る見慣れたそばかす顔をホッと見つめる。
    そして今日もいつもと変わらぬ日常が続くとすっかり油断していた。

    俺達が雄英高校で卒業式を迎えてから2年半ほど。
    厳しい夏の暑さも和らいできた頃だった。
    プロヒーローになっても1-A時代からのグループLINEを通し、お互いの近況を伝え合ったりと元同級生達とは今も交流が深い。
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    hico2号

    MOURNING轟出/去年のクリスマス話としてpixiv掲載中の『追ったきらきら、のみこんだ』の直後の時間軸、緑谷君視点ver.です。あちらの話からでないとイミフです💦
    12/17のそばそばで発行した個人誌に書き下ろしとして掲載しています。通販ご利用頂いた方には、お手元に届くより早いweb公開となり、すみません…。奥付ページに入れた、更にその後のオチ?については本のみの掲載なので、併せて見て頂けたら嬉しいです。
    見上げたきらきら、とりこんだ■side: lovers ver. I

     轟くんがかっこいい。
     誰にともなく胸中でそんな惚気を叫んで、出久は両手で顔を覆うとずるずると自室の床に座り込んだ。
     母が夕飯を作ってくれているのは分かっているが、余韻がすごくてまだ顔を出せそうにない。
     目を閉じれば容易に瞼の裏に描ける街のライティング、隣を歩く好きな人の優しい表情。人の視線を気にする出久を慮ってか身体の間で隠すように握られた手のひらの温度。それから、はじめての———
    「—――ッ‼」
     ぼぼっと耳まで赤くして、顔を覆っていた手のひらを口元にずらした。心臓がとび出そうだ。かさついた自分の手が、まだあの感触をありありと思い出せる唇を辿る。
     考え込む時のいつもの癖のように、むに、とそこを指先でつまんで少し落ち込んだ。
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    asoso9353

    DONEあなたに感謝の言葉を(CPなし)
    最終回視聴後
    本編終了後
    特にCPはありませんが、イサルイ工場の作品なので風味はあります
    戦い終わったあと、生還したルイって普通に考えると不審じゃないかい?と思い前半はちょっとだけ不穏。でもあの世界の倫理観はそんなにおかしくないので、このくらいはやってほしいなという気持ちを込めて
    ルイはクー様の能力全部引き継いでたらいいなぁと思ってます(緑目だからあるよね)
    あなたに感謝の言葉を(CPなし) デスドライヴズとの戦場に駆け付けたATFの面々は、TSに乗っていた者が真っ先にその場に到着した。イサミ・ルルに加えて戦死したはずのスミスまでその場にいて、驚きと喜びで迎えられた。3人は大きめなタオルをもらい、とりあえずはそれを身に着けた。
     イサミもルルもスミスの側を離れなかったが、ATFのハイデマリー少将達が近づいてきたのが見えると、スミスはルルの手を自分の身体から離した。途端にルルが不安げな顔になる。
    「スミス? どうしたの?」
    「ルル。キミはイサミと一緒に戻るんだ。イサミ、ルルのことをよろしく頼む」
     子供のことを頼むような口調で、スミスはイサミにルルのことを託す。ルルは本能的にスミスが自分から離れることを察し、恐怖した。
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