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    やんわり

    tako__s

    DOODLE夏のばじふゆ♀
    ・血ハロはあったけど生存してる世界
    (やんわりですが血ハロ描写があります)
    ・泳げないふゆの話
    ・スク水しか持ってないふゆ可愛いっていうだけ
    ・昨年の夏に書いてて、お蔵入りしたんですけど折角なので
    かわいいあの子のプール開きの話更衣室の古さ以上に、人の少なさに驚いた。全体を見回しても人はまばらで、自分を入れても十人もいないのではないだろうか。
    ここにはレジャープールと呼ばれる大きなものに加えて、子供用のプールもある。
    足首程の深さのそれをプールと呼ぶのは些か疑問ではあるが、入っているのは二歳から四歳くらいの子供が三、四人と、その保護者。あの年齢からしたらあれも立派なプールなのだろう。
    一際高い位置にいる、やる気のなさが丸見えの監視員がこちらに視線を向けた時、後ろから声が聞こえた。
    「遅くなってすみません!」
    プールサイド一面に敷かれたシートの上を歩く千冬の足音は小さかった。声がなければ気付かなかったかもしれない。
    更衣室からここに来るまでの途中に設置されたシャワーを浴びたのだろうか。千冬の頭のてっぺんは既にしっとりと濡れている。毛先からぽたり、ぽたりと小さな水滴が落ちてシートに水玉模様を描く。
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    lemon_155c

    DONE※ネタバレからの捏造設定です!
    付き合ってる未来のリョ彩がリョ→彩から、リョ←←彩になって焦る彩ちゃんのお話。
    試合や未来設定とか多く捏造です。やんわり雰囲気で読んで下さい。アンナちゃんがみんなと仲良しです。
    私は三と松の交わる未来を諦めない!!

    最後のセリフはどんなトーンで言ったかはご想像にお任せします。
    スニーカーとピンヒール「何か知らない人みたい」
     そう言った、彼の妹の言葉を彩子は飲み込めずにいた。

     彼こと、宮城リョータとは高校3年の冬から付き合ってもう3年が経っていた。その前のバスケ部員とマネージャーの期間も含めれば、知り合って7年近くが経った。そんな7年の間に、空港でカメラに手を振る彼の映像をテレビで見るなんて予想もしなかった。

     国内開催の強化試合にメンバーとして招集されたリョータは、同じくアメリカを拠点としている沢北、流川と共に帰国した。既に日本のエースとして活躍している沢北、流川と違い初めて選抜メンバーに招集されたリョータは発表直後は「どうしよう、アヤちゃん」と泣きながら電話をかけてきたというのに、空港での取材には慣れた様子で対応していた。沢北と冗談に笑ったり、相変わらず愛想のない流川に「笑えよ」と先輩らしく振る舞っている。そんな様子がニュース番組のスポーツコーナーで流れたのだ。
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    pekeyori

    DOODLE前にもそもそ打ってた落書きからのやつがちょこっと続いたもの。のんびりメモしてたのでやんわりとみてもらえれば。ユリウスモード終わったあとの情緒の乱れは凄まじいですねはい。
    指切り 戻らないユリウスに何かあったのかと戻ったヨーコとアルカードは、未だに城の跡地を眺めるユリウスを呼んだ。しかし反応が無い。
    「ユリウス?ねぇ、大丈夫?」
     寄ってヨーコはユリウスの肩に手をやり揺すってみると漸く顔を向けた。
    「……?」
    「ユリウス……?」
     何かおかしい。ヨーコは不思議そうに見つめるユリウスに大丈夫かと聞いても分かっていない様子で少し首を傾げた。
    「ユリウス、私達の事が分かるか?」
     怪訝そうに眉を顰め始めたユリウスに今度はアルカードが尋ねた。すると、
    「……いや。誰なんだ、お前達は……」
    「……え……?」
    「…………そうか」
     アルカードは悟った様子でユリウスにここから離れようと促す。ヨーコは説明して!と少しヒステリックにアルカードへ詰め寄る。それでもこんな場所に長居するより腰を落ち着ける所で話す方がいいだろう、アルカードが提案するとヨーコもそれに従った。ユリウスは訳が分からないまま手を引かれアルカード達に付いて行った。
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