スイクン
chooorai
DOODLE⑦の後慣れてきたりゅーすいくんを泣かせるハッピーじゃないルートです。⑦-①→ハッピーじゃない分岐2つ龍水くんが慣れてきた頃
~序章~
ある日のセックス後↓
🦏「龍水最近こわがらなくなったね」
🐉「😮…そういえばそうだな?🤔」
🐉(しまった…!SAIは嫌がる俺の方が好みだったんだ…!最近はSAIが俺のすることに喜んでくれているのがわかるから俺も嬉しくなっていた。やっぱり泣いた方がいいのか?でも俺はSAIに求められるとすぐ嬉しくなってしまう…嫌がるってどうすればいいんだ?やはりSAIには内緒で練習しておくべきだったか?いやでもSAIは何やら拘りがあるみたいだったから演技だとやはりバレてしまうか…)
🐉「SAIは前の俺の方が好みか…(・ ・`)」
🦏「えっ!😳いやっ、こわくなくなったんなら良かったじゃないかっ!全然っ大丈夫😅💦」
2420~序章~
ある日のセックス後↓
🦏「龍水最近こわがらなくなったね」
🐉「😮…そういえばそうだな?🤔」
🐉(しまった…!SAIは嫌がる俺の方が好みだったんだ…!最近はSAIが俺のすることに喜んでくれているのがわかるから俺も嬉しくなっていた。やっぱり泣いた方がいいのか?でも俺はSAIに求められるとすぐ嬉しくなってしまう…嫌がるってどうすればいいんだ?やはりSAIには内緒で練習しておくべきだったか?いやでもSAIは何やら拘りがあるみたいだったから演技だとやはりバレてしまうか…)
🐉「SAIは前の俺の方が好みか…(・ ・`)」
🦏「えっ!😳いやっ、こわくなくなったんなら良かったじゃないかっ!全然っ大丈夫😅💦」
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DONE主人公男女選択型ゲームは基本的に男子を選びがちだけど当時クリスタル版はクリス主人公でめちゃやり込んでた人間なのでスイクン&マジコスクリスが嬉しくなって描いてしまったサンキューpkmsくん…
フスキ
DONE水麿小説です。テレビに熱中するまろくんに妬くすいくん。えちちの前後の話なので匂わせも無理な方はご注意ください!(水麿)耳も心も奪ってしまって 清麿には最近お気に入りのテレビ番組がある。今夜はその放送日だ。
ドラマではないのだが、途中にそのような描写も挟みつつ歴史を解読していく趣旨の番組で、ナレーターの声が低く響くのが心地よく気に入っている。内容も日本史を主に扱うので本丸の仲間たちの顔がよぎることも多く、それもあり毎回楽しみに見ていた。
始まる時間の五分前にテレビをつけると、日誌を書いていた同室の水心子がわずかに肩を跳ねさせた。
「……清麿、今日もあの番組?」
「うん。ああごめん、うるさかったかな」
日誌に向き合っているのにテレビの音なんて毒だろう。そう慌てて清麿はヘッドホンに手を伸ばした。しかし水心子は焦ったように声を上げて、そういうわけじゃないんだと口にしてまた黙ってしまう。
3278ドラマではないのだが、途中にそのような描写も挟みつつ歴史を解読していく趣旨の番組で、ナレーターの声が低く響くのが心地よく気に入っている。内容も日本史を主に扱うので本丸の仲間たちの顔がよぎることも多く、それもあり毎回楽しみに見ていた。
始まる時間の五分前にテレビをつけると、日誌を書いていた同室の水心子がわずかに肩を跳ねさせた。
「……清麿、今日もあの番組?」
「うん。ああごめん、うるさかったかな」
日誌に向き合っているのにテレビの音なんて毒だろう。そう慌てて清麿はヘッドホンに手を伸ばした。しかし水心子は焦ったように声を上げて、そういうわけじゃないんだと口にしてまた黙ってしまう。
chooorai
DOODLE⑤の続きりゅーすいくんの様子がおかしい
コメディ戻ってきました。
⑥原因話し合いコント急にセックスこわくなっちゃったりゅーすいくん!理由を探るために話し合いを始めます。
🦏「なんで急にこわくなっちゃったの?」
🐉「わからん…」
🦏「昨日まではノリノリだったの、アレなんだったの?」
🐉「あれは、SAIが俺を好きだと言ってくれた時にしたのが気持ち良くてもっとしたくなったから…」
🦏「そ、そうなんだ…あ、でもそれを僕が止めたから嫌われてると思ってこわくなっちゃったんだよね?あってる?」
🐉「ああ。」
🦏「でも今そうじゃないってことがわかったでしょ?じゃあ大丈夫じゃないの?」
🐉「そのハズなんだが、何故かこわいと感じてしまった。俺にも理由がわからん…」
🦏「え、でもちょっとまって、その前はさ、僕に嫌われてると思ってたんでしょ?あのときはどう思ってたわけ??」
1284🦏「なんで急にこわくなっちゃったの?」
🐉「わからん…」
🦏「昨日まではノリノリだったの、アレなんだったの?」
🐉「あれは、SAIが俺を好きだと言ってくれた時にしたのが気持ち良くてもっとしたくなったから…」
🦏「そ、そうなんだ…あ、でもそれを僕が止めたから嫌われてると思ってこわくなっちゃったんだよね?あってる?」
🐉「ああ。」
🦏「でも今そうじゃないってことがわかったでしょ?じゃあ大丈夫じゃないの?」
🐉「そのハズなんだが、何故かこわいと感じてしまった。俺にも理由がわからん…」
🦏「え、でもちょっとまって、その前はさ、僕に嫌われてると思ってたんでしょ?あのときはどう思ってたわけ??」
みゃま
DOODLEポケマス、クリスちゃんスイクンバディーズおめでとう。しかもマジコス。結婚式かと思っちやったね!!ドレスの丈が膝上か膝下かロングかでスイクンの趣向が分かるので全体デザイン公開が楽しみだよ
フスキ
DONE水麿、薬研くんとまろくんの小説です。とあるきっかけから手入れ部屋のお手伝いをするようになったまろくんと見守るすいくんのお話。※重傷描写あります(水麿と薬研)白衣の天使 己の親友は優しい。審神者の命により手入れ部屋で手伝いをするようになってから、彼は本丸内で白衣の天使なんて呼ばれるようになった。
その呼称を親友、清麿はただの大袈裟なからかいだと一笑するけれど、なにも大袈裟なこともからかいもないと水心子は思う。清潔で慈愛に満ちた存在だ。
「へえ、薬研殿が出陣」
座卓の斜め横に座った清麿が、うん、と微笑んだ。
「最近ずっと手入れ部屋にこもりきりだったけれど、戦育ちの刀だからね。やっと戦場に出られるって、それはもう喜んでいて」
「それじゃ明日、手入れ部屋はどうするんだ?」
「うん……それなんだけれど」
どこか面映ゆそうに、彼が頬を掻く。
「明日は、僕が管理者代理をするんだ」
水心子は目を見開いた。手入れ部屋の管理者といえば、この本丸では薬研がずっと一人で勤め続けてきた重要な役職だ。そこに清麿が、代理とはいえ立つことになるなんて。
5656その呼称を親友、清麿はただの大袈裟なからかいだと一笑するけれど、なにも大袈裟なこともからかいもないと水心子は思う。清潔で慈愛に満ちた存在だ。
「へえ、薬研殿が出陣」
座卓の斜め横に座った清麿が、うん、と微笑んだ。
「最近ずっと手入れ部屋にこもりきりだったけれど、戦育ちの刀だからね。やっと戦場に出られるって、それはもう喜んでいて」
「それじゃ明日、手入れ部屋はどうするんだ?」
「うん……それなんだけれど」
どこか面映ゆそうに、彼が頬を掻く。
「明日は、僕が管理者代理をするんだ」
水心子は目を見開いた。手入れ部屋の管理者といえば、この本丸では薬研がずっと一人で勤め続けてきた重要な役職だ。そこに清麿が、代理とはいえ立つことになるなんて。
フスキ
DONEワードパレット、19番「抱擁の処方箋」(一番効く・がまん・ぬくもり)で水麿です。触りすぎて離れてって怒られて落ち込むすいくんのお話。
(ワードパレット・水麿)抱擁の処方箋(一番効く・がまん・ぬくもり) お預けをくらった。
昨日は久々の非番が重なったことが嬉しくて、部屋に二人だけなのをいいことにずっと清麿にくっついていた。肩を寄せるだけでは足りなくて、抱き寄せるようにして肩や背中や腹やら脚に触れ続けた。充電させてもらいたくて。
けれど清麿はそれが耐えかねたらしい。夕方になったころ、爆発するように怒ってしまった。
『もう触らないで、離れて!』
身をよじって逃げるようにしてそう放たれて、大好きな綺麗な瞳に睨み上げられた時、あっ折れてしまいたいと本気で思った。
そのまま夕食を終えても湯浴みを終えても彼の機嫌は戻らず、しまいには布団を部屋の端まで離して就寝されてしまった。
そんななので、起きたところで彼が横にいるわけはないのである。
2022昨日は久々の非番が重なったことが嬉しくて、部屋に二人だけなのをいいことにずっと清麿にくっついていた。肩を寄せるだけでは足りなくて、抱き寄せるようにして肩や背中や腹やら脚に触れ続けた。充電させてもらいたくて。
けれど清麿はそれが耐えかねたらしい。夕方になったころ、爆発するように怒ってしまった。
『もう触らないで、離れて!』
身をよじって逃げるようにしてそう放たれて、大好きな綺麗な瞳に睨み上げられた時、あっ折れてしまいたいと本気で思った。
そのまま夕食を終えても湯浴みを終えても彼の機嫌は戻らず、しまいには布団を部屋の端まで離して就寝されてしまった。
そんななので、起きたところで彼が横にいるわけはないのである。
フスキ
DONEお題箱にいただいてました「風邪ひきを甘やかす(無自覚)すいくんと熱が下がっても甘やかされたいまろくん」の水麿小説です!微妙に本線が外れてる気がしてすみません…べた甘。(腐)風邪っぴきハニー(水麿)「おはよう、水心子」
笑う君が朝だというのに頬を真っ赤にしていたから。
「やっぱり風邪か」
手を引いて支えてやって戻ってきた二人部屋、布団を敷き直してやるとそこに膝をついた清麿がううと唸った。
「ごめん……なんだかふわふわしているなとは思ったのだけれど……」
「あんな真っ赤な顔してたらそりゃそうだよ……薬研殿が出陣前でいてくれてよかった、診てもらえなかったら清麿だって不安だっただろうし」
手入れ部屋を一人で預かる薬研は今日は出陣の部隊に名を連ねていて、それを知っていたので水心子は清麿を担ぎこんだのだ。きよまろがなにかおかしいんだ診てくれと叫んだ水心子に、彼は驚くでも笑うでもなく真顔で『落ち着け』と諭してくれた。
5703笑う君が朝だというのに頬を真っ赤にしていたから。
「やっぱり風邪か」
手を引いて支えてやって戻ってきた二人部屋、布団を敷き直してやるとそこに膝をついた清麿がううと唸った。
「ごめん……なんだかふわふわしているなとは思ったのだけれど……」
「あんな真っ赤な顔してたらそりゃそうだよ……薬研殿が出陣前でいてくれてよかった、診てもらえなかったら清麿だって不安だっただろうし」
手入れ部屋を一人で預かる薬研は今日は出陣の部隊に名を連ねていて、それを知っていたので水心子は清麿を担ぎこんだのだ。きよまろがなにかおかしいんだ診てくれと叫んだ水心子に、彼は驚くでも笑うでもなく真顔で『落ち着け』と諭してくれた。
kino_reverse
TRAINING清麿先生シリーズ(?)水心子さんとスイくんがカフェで話してる🌸
(平和です)
桜の話をする水心子さんとスイくん「桜の隠れた名所?」
「ああ、住宅街の奥にある公園でね」
駅から少し歩くから、地元の人しか知らないかも。
大きな桜の木が見事でね。
散り初めの桜吹雪がとても綺麗で…
昔住んでいた家の近くなんだ。懐かしいな。
そう言ってコーヒーを飲んで笑う水心子さんは、とても優しい目をしていて、なんだかドキドキする。
(特別な場所なのかな…?)
ふとそんな風に思う。
なぜそう思ったのか、自分でもよく分からないんだけど…。うーん?
「スイくん?」
「あ、いえ、なんでもないです」
これ美味しいですね!と、手の中の新作ドリンクを一口飲む。
春の限定、桜のフラペチーノ。
甘くてふんわりした味に、頬が緩む。
まだ風は冷たいけど、一足先に春の気分だ。
「水心子さんも飲みませんか?」
1513「ああ、住宅街の奥にある公園でね」
駅から少し歩くから、地元の人しか知らないかも。
大きな桜の木が見事でね。
散り初めの桜吹雪がとても綺麗で…
昔住んでいた家の近くなんだ。懐かしいな。
そう言ってコーヒーを飲んで笑う水心子さんは、とても優しい目をしていて、なんだかドキドキする。
(特別な場所なのかな…?)
ふとそんな風に思う。
なぜそう思ったのか、自分でもよく分からないんだけど…。うーん?
「スイくん?」
「あ、いえ、なんでもないです」
これ美味しいですね!と、手の中の新作ドリンクを一口飲む。
春の限定、桜のフラペチーノ。
甘くてふんわりした味に、頬が緩む。
まだ風は冷たいけど、一足先に春の気分だ。
「水心子さんも飲みませんか?」
フスキ
DONE水麿、天涯孤独の大学生すいくんの元に祝福の天使まろくんが舞い降りたお話です。一応R指定ではないのですがちょっとそういう描写通ります。約束されたハピエン。(水麿天使パロ)君という奇跡 人を羨むのは好きじゃない。『いいなあ』なんて口が裂けても言いたくない。嫉むなんてもってのほかだ。だってそれは、その言葉を宛てる誰かのそこに至るまでの努力も何もかもを軽視している。人は幸せになるべくして幸せになる。水心子はそう思っている。
――だけれど、その言葉が出かかる瞬間は毎日訪れる。高校生の頃から独りぼっちの家への帰り道を辿りながら、吐き出す息が白いのを見ていた。
幼いころに父が亡くなった。それからは母を守るのだと必死に生きてきたというのに、高校時代にはその母も亡くなった。貯めてくれていた預金と自分のアルバイト代で大学生にまでなれたけれど、先に何が見えているでもない。
帰ったってどうせ独りなのだ。温かいご飯なんてない。一緒に食べてくれる人なんていない。
7345――だけれど、その言葉が出かかる瞬間は毎日訪れる。高校生の頃から独りぼっちの家への帰り道を辿りながら、吐き出す息が白いのを見ていた。
幼いころに父が亡くなった。それからは母を守るのだと必死に生きてきたというのに、高校時代にはその母も亡くなった。貯めてくれていた預金と自分のアルバイト代で大学生にまでなれたけれど、先に何が見えているでもない。
帰ったってどうせ独りなのだ。温かいご飯なんてない。一緒に食べてくれる人なんていない。
フスキ
DONEすいくんが幼児から成長していく水麿、すい13歳くらいの頃のはなし。いつメンで飲み会やった夜の雑魚寝です。これだけでも読めますが元ネタの本のほうも通販中です…よろしければ!(幼児水麿)鼓動のわけは 二月の庭に雪は降り積もる。景趣は冬のもののまま、正月の浮かれぶりがやっと薄れ出したこの夜に、仲間内で小さな宴会をしていた。
「ね~、なんであるじは俺だけ残してみんな出陣させるのぉ~……?」
こたつの一辺で加州が管を巻く。この本丸ではありがちなのだが、加州以外の新撰組刀たちは今日も夜間の出陣に出ていた。それがどうにも気に入らないらしい彼に、清麿が苦笑して水のグラスを差し出す。
「加州が一番に練度が上がっていたから、その調整のために他のみんなが出陣しているってことだろう。最初の頃は俺だけ気に入られてるーって喜んでいたじゃないか」
「ううううう、そう、だけどぉ! おれだけぼっちだよ、寂しいじゃん~……安定堀川和泉守長曽祢さんー!」
2301「ね~、なんであるじは俺だけ残してみんな出陣させるのぉ~……?」
こたつの一辺で加州が管を巻く。この本丸ではありがちなのだが、加州以外の新撰組刀たちは今日も夜間の出陣に出ていた。それがどうにも気に入らないらしい彼に、清麿が苦笑して水のグラスを差し出す。
「加州が一番に練度が上がっていたから、その調整のために他のみんなが出陣しているってことだろう。最初の頃は俺だけ気に入られてるーって喜んでいたじゃないか」
「ううううう、そう、だけどぉ! おれだけぼっちだよ、寂しいじゃん~……安定堀川和泉守長曽祢さんー!」
はるみんてぃあ
DOODLE休憩時間の落書きを皮切りに、うちよそポケモン妄想が止まらなかった…!伝説・準伝説アリならノワルんはザシアン、ダークライ、ゾロアーク持っててほしい。
クラウスくんはザマゼンタ、クレセリア、ルギア、スイクンあたり持っててほしい。
ビアンカには私が通信交換でディアンシーとシェイミあげる!!!!!! 4
なーも
DOODLE今性癖的な意味でいちばんこわいのはうすいくんが白髪化することです。いや、元々白いんだけどな!!!いや、でも一応、水色だし。。。黒化したら白くなりそうで、こわい。性癖すぎて、こわい。怖いのでイメトレしました。フスキ
DONEすいくんが背が高い身長差水麿、お題箱にいただいていたお題から!本当にありがとうございました!!全年齢、肥前くんと南海先生出てきます。師弟が書けてたのしかったです…!
(身長差水麿)せのたかいぼくはちがうからこそ「僕の水心子も同じくらいの背丈だったら、同じ視界だったのかな」
演練場の柱の影、胸がぎゅうっと締まった。己の番の清麿が、他本丸の源清麿に話す声。
知らない声音だった。どこか遠くを見るような。まるでその声の通りに手の届かないところへ行ってしまいそうで、水心子は胸を押さえた。
もしどこかへ行きたいと言っても、自分には止める権利なんてない。
まるで今初めて見つけたような演技をして、二人の清麿の前に歩み出た。
「清麿、探した」
「ああ、ごめん、水心子」
お手洗いの場所を見失って案内してもらっていて、と駆け寄ってくる清麿は、いつも通りだ。見上げてくる大きな瞳が愛しいのに切なくて、ついその頬に触れてしまう。
「……水心子、なのかい? 彼も」
3739演練場の柱の影、胸がぎゅうっと締まった。己の番の清麿が、他本丸の源清麿に話す声。
知らない声音だった。どこか遠くを見るような。まるでその声の通りに手の届かないところへ行ってしまいそうで、水心子は胸を押さえた。
もしどこかへ行きたいと言っても、自分には止める権利なんてない。
まるで今初めて見つけたような演技をして、二人の清麿の前に歩み出た。
「清麿、探した」
「ああ、ごめん、水心子」
お手洗いの場所を見失って案内してもらっていて、と駆け寄ってくる清麿は、いつも通りだ。見上げてくる大きな瞳が愛しいのに切なくて、ついその頬に触れてしまう。
「……水心子、なのかい? 彼も」
きの子
PROGRESS🐰本、20ページ予定から28ページに増やしたんで色々落書き追加しました。追加分でお気に入りのすいくん(様子がおかしい)
こーゆーちょっと軸がズレてる(軸がズレてる??)すいくんが好きです
きの子
DOODLEせっかくのニジゲンなので、ありえんくらい布の少ないホットパンツを履かせるのが好きです😌この場合すいくんはどうなるんでしょうか
同僚(ミニスカ?!)なのか、上司で看守ルックなのか(鞭とか持たせたい)、はたまた捕まる側で怪盗ファッションか…夢が膨らみます🎩
きの子
PROGRESS11/28閃華の新刊、🐰本の導入部分ラフ難しいことは何にも考えずに読んで下さい
https://www.pixiv.net/artworks/92360559
に収録のウサ耳すいくんの漫画の続きになります
(本にも再録します)
Tears_reality
MEMOシール産スイくんと特命調査産まろの話時の政府がブラックです
初めての食事自分達は生きた生物兵器なのだといつか誰かが言っていた。自分達は刀なのだからお上の言う通り切ってさえいればいいのだと。そう思っていたのに。
「水心子!いい加減食べないと」
「食べないと、なんだ?」
数日前政府から配布されたシール交換で水心子はとある本丸に引き取られた。なんでもここの本丸は特命調査の時に自分を迎え入れることが出来なかったらしい。本丸配属は話に聞いていた通りのものだった。政府と違い自分を大切に扱ってくれる。政府は自分たちを代えがあるものとしてまともな扱いして貰えなかった。食事はだいたい薬で娯楽すらなかった。あとはただひたすら切るだけ。そのせいか今だ水心子は生活に馴染めてない。食事は政府から持ってきた栄養の詰まった薬。そんな水心子を彼の親友である清麿が咎めない訳もなく。
599「水心子!いい加減食べないと」
「食べないと、なんだ?」
数日前政府から配布されたシール交換で水心子はとある本丸に引き取られた。なんでもここの本丸は特命調査の時に自分を迎え入れることが出来なかったらしい。本丸配属は話に聞いていた通りのものだった。政府と違い自分を大切に扱ってくれる。政府は自分たちを代えがあるものとしてまともな扱いして貰えなかった。食事はだいたい薬で娯楽すらなかった。あとはただひたすら切るだけ。そのせいか今だ水心子は生活に馴染めてない。食事は政府から持ってきた栄養の詰まった薬。そんな水心子を彼の親友である清麿が咎めない訳もなく。
猫野さばみ
DOODLEツイッタで言ってた所、今ならこう描くかなっていう。オチはない。嫌がられても尚呼び捨てたいうすいくんは無自覚っぽいけど、気付きがあるとしたらここかもしれない。あんな表情隣で見てたら、ねぇ…!1コマ目はやる気のない模写
フスキ
DONE水麿小説、他人に嫉妬してしまったまろくんがすいくんの本体を抱いて寝ていて、それをすいくんが発見して、のお話。君の嫉妬は醜くない(水麿) 笑顔ってきっととてもいいものだ。笑えるのは本当に素晴らしいことだ。分かっているのにみっともなく足は止まった。
廊下の先のほうで、畑へ向かう水心子が仲間と笑っている。――そんななんでもない当然のこと。そのくせ熱いスープをひっくり返したようなこの心地はなに。
胸を押さえて、死角に入って、必死に呼吸を繰り返した。ばくばく心臓が暴れている。向かうつもりだったのは彼がいるほうだったのに、清麿は駆けるように踵を返した。
――ねえ、その笑顔は。
***
畑へ着いてからだった、ヘアピンを借りるのを忘れていたと気づいたのは。
近頃、ありがたくも手入れ部屋に世話になることがなかったため、横の髪の毛がだいぶ伸びてしまっていて、俯く仕事ではとても邪魔なのだ。
3780廊下の先のほうで、畑へ向かう水心子が仲間と笑っている。――そんななんでもない当然のこと。そのくせ熱いスープをひっくり返したようなこの心地はなに。
胸を押さえて、死角に入って、必死に呼吸を繰り返した。ばくばく心臓が暴れている。向かうつもりだったのは彼がいるほうだったのに、清麿は駆けるように踵を返した。
――ねえ、その笑顔は。
***
畑へ着いてからだった、ヘアピンを借りるのを忘れていたと気づいたのは。
近頃、ありがたくも手入れ部屋に世話になることがなかったため、横の髪の毛がだいぶ伸びてしまっていて、俯く仕事ではとても邪魔なのだ。
フスキ
DONE春鍋さん(@yymnabe)と絵チャで合作させていただいた絵を元にした小説です。特命調査のあと、転送装置への攻撃ですいくんと離れ離れの本丸へ飛ばされたまろくんのお話。別個体(水麿)出ます。
どれだけ離れたって巡り会えるのさ(水麿)「本丸で、また会えたらさ」
水心子はそう言ってはにかんだ。この世に数多の同位体を持つ自分たちだけれど、この彼のことだけは間違うはずがない。
「今度こそいっぱい抱き締めるから、時間をかけて、好きだってこと伝えるから、……そうしたら、それからはずっと一緒にいてね」
泣き出しそうな語尾は転送装置に飲み込まれて消えた。先に本丸へと迎えられていった水心子を見送る。
政府職員が面食らった顔をしていた。これまで二人きりの時以外ではあんな柔らかい話し方をしたことがなかったのに、この施設での最後だったからなのだろうか。
「…大丈夫、すぐに行くよ」
そう呟く。本丸へ向かった水心子に反して、清麿はこれからまた江戸の地に赴くけれど、不安なんて微塵もなかった。
6590水心子はそう言ってはにかんだ。この世に数多の同位体を持つ自分たちだけれど、この彼のことだけは間違うはずがない。
「今度こそいっぱい抱き締めるから、時間をかけて、好きだってこと伝えるから、……そうしたら、それからはずっと一緒にいてね」
泣き出しそうな語尾は転送装置に飲み込まれて消えた。先に本丸へと迎えられていった水心子を見送る。
政府職員が面食らった顔をしていた。これまで二人きりの時以外ではあんな柔らかい話し方をしたことがなかったのに、この施設での最後だったからなのだろうか。
「…大丈夫、すぐに行くよ」
そう呟く。本丸へ向かった水心子に反して、清麿はこれからまた江戸の地に赴くけれど、不安なんて微塵もなかった。
フスキ
DONE発行している身長差水麿本2収録「せのたかいのとせのふつうの」のスピンオフです。他本丸のすいくんが自分のまろくんと再会するまで。女審神者いっぱい出ます(恋愛感情はありません)ふつうのぼくとぼくだけのきみ(身長差水麿スピンオフ) ――だって酷いと思ったんだ。政府にいた頃数多の『水心子正秀』と『源清麿』が集められた場で、一人だけ飛び抜けて頭が高い位置にあった自分の同位体。
愕然とした。ああなれたら、どれだけ見える世界が違うだろう。自分の中でだってそう憧れたのに、隣にいた自分の親友が、かっこいいね、と笑ったものだから。
僕じゃ駄目なの、あれがいいの。自覚していた恋心がぐちゃぐちゃにうごめいた。胸を押さえて、そうだな、と呟いた。
背の高い同位体の横に寄り添っていた『源清麿』は、世界のすべてのしあわせを集めた笑顔をそれに向けていた。
天保江戸への経路が閉ざされた瞬間に、水心子の心も閉じた。迎えに行けなかった親友の柔らかな微笑み方だけを何度も反芻した。
9148愕然とした。ああなれたら、どれだけ見える世界が違うだろう。自分の中でだってそう憧れたのに、隣にいた自分の親友が、かっこいいね、と笑ったものだから。
僕じゃ駄目なの、あれがいいの。自覚していた恋心がぐちゃぐちゃにうごめいた。胸を押さえて、そうだな、と呟いた。
背の高い同位体の横に寄り添っていた『源清麿』は、世界のすべてのしあわせを集めた笑顔をそれに向けていた。
天保江戸への経路が閉ざされた瞬間に、水心子の心も閉じた。迎えに行けなかった親友の柔らかな微笑み方だけを何度も反芻した。
フスキ
DONE水麿小説、すいくんが夜爪を切っていたらまろくんが意識しちゃって、のはなし。えっちくはないですが行為を匂わせるネタです。みじかい。
(腐)爪切りと世界一かわいい恋人!(水麿) 背後で先程からずっとそわそわ動いている気配。ついほくそ笑んでしまう。自分は悪い男だろうか。
夕餉と湯浴みを終え、棚から物を取ろうとした時に指をぶつけて、右手中指の爪が少しだけ欠けた。欠けるほど伸びてしまっていたのかと少し驚いた。
水心子には恋人がいる。源清麿というずっと親友だった相手。その肩書きは今も変わらないが、恋人がひとつ追加された形だ。その彼と恋仲らしい行為に及ぶ時はいつだって爪を整えていたので、今日欠けた爪はそのまま二人が肌を重ねていない時間の長さを表していた。
ああそんなにしていなかったかな。そう思い、水心子はまあそれで片付けた。ひとまず爪を切らなければ引っかかるしまた欠けるかもしれないので、爪切りを取り出してごみ箱に向かい始めた訳だが。
1762夕餉と湯浴みを終え、棚から物を取ろうとした時に指をぶつけて、右手中指の爪が少しだけ欠けた。欠けるほど伸びてしまっていたのかと少し驚いた。
水心子には恋人がいる。源清麿というずっと親友だった相手。その肩書きは今も変わらないが、恋人がひとつ追加された形だ。その彼と恋仲らしい行為に及ぶ時はいつだって爪を整えていたので、今日欠けた爪はそのまま二人が肌を重ねていない時間の長さを表していた。
ああそんなにしていなかったかな。そう思い、水心子はまあそれで片付けた。ひとまず爪を切らなければ引っかかるしまた欠けるかもしれないので、爪切りを取り出してごみ箱に向かい始めた訳だが。